« 癒された待降節コンサート | トップページ | 通販生活の姿勢を知り見直した »

2016年11月24日 (木)

「耳石」についてのNHKガッテンがよかった

 16日に放送されたNHKガッテン「NASA直伝 魅惑のアンチエイジング術」が興味深い内容であった。

  宇宙飛行士は、宇宙にいる間無重力状態に晒されるわけだが、それにより筋力の低下等の老化現象が起きる。「宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。宇宙に半年いると筋力は半分になり、骨密度の低下は、老人の1年分の変化がわずか1カ月間で起こってしまいます。そのほかにも認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、循環機能の低下などなど・・・様々な悪影響が起こることが知られています。」それについて、NASAが宇宙飛行士の訓練など様々な角度から研究をしてきて分かったことが、耳の内耳にある「耳石」が非常に大事な役割をしているということであったというのだ。

 耳石は「重力を感知する装置」で、非常に小ささなもので、細かい毛のようなものの上に載っている。それが水平と縦の2つあるのだそうだ。それによって身体のバランスをとっているのだ。私などは運動能力がなくて、特に平衡感覚が弱く平均台や高いところがにがてである。おそらく耳石の働きがよくないのであろうと思っている。

  この耳石が、老化のスピードを左右する原因の一つであることが、最近の研究で分かってきたのだというのだ。

  番組では、宇宙と同じ無重力状態の所が、東京に2か所あると言った。その一つは雀荘で、もう一つは銭湯の番台だというのだ。それは何故か?両方とも座った座ったままの状態だからだという。つまり、椅子に腰かけていても、座布団の上に坐っていても、よくないというのである。

  なーんでか?それは耳石が動かないからだというのだ。耳石は全身の筋肉や自律神経とつながっているので、耳石が動くと筋肉や心臓の働きがよくなり血流が活発になる。それでコレステロールや糖の代謝もよくなる。逆に耳石が動かないと、宇宙での無重力状態と同じになるのだという。

  番組では大学生5人に、歩きにくくした平均台の上を歩かせたら、全員歩けたが、2時間座ったままの後同じことをしたら、全員平均台から落ちてしまった。

  また、特殊な器械で、ゲストの耳石を刺激したらよろめいて歩けないという実験もやった。

  NASAの研究によると、1時間座ったままでいると、寿命が22分間も縮むのだという。1時間で22分間とは大変なことである。私などこれまでにどれだけ命を縮めて来たか知れやしない。

  オーストリアの学校では、高さを上下できる机を使って、立ったり坐ったりして授業をしているそうだ。そういえば、以前に東京の企業でも、高さを調節できる机を使っているところがあると紹介されていたのを見たことがある。

  では、どうしたらよいのか。30分に1回立ち上がればよいのだそうだ。立ち上がってすぐ座ってもよいのだという。東京の雀荘で、マージャンの途中で30分に1回立ち上がるようにする実験をしたら、2週間やっただけで、中性脂肪が15%減り、悪性コレステロールが5%減り、善玉コレステロールが11%増えるという結果が出たそうだ。

  耳石は身体のいろいろな働きに関係をしているということが分かったのそうだ。

 ◎筋力低下  ◎骨密度低下  ◎循環機能低下

 ◎代謝異常(脂質・糖)  ◎免疫力低下

 寝たきり人や座ったままで立ち上がれない人は、介助者が頭部をうごかして耳石が動くようにするとよいそうだ。赤ん坊が揺すられるのを喜ぶのは、耳石を動かして立ち上がる準備とも考えられるという。

 日本の学校でも、45分間の授業の途中で1回立ち上がって座ることをやるとよいだろう。また会社等ではパソコンなどデスクワークの人は、30分に1回立ち上がるのがよい。

 家庭でも座ってテレビを見るのが長い場合は、30分に一度立ち上がるようにするとよい。

 Img_0003

 

 

|

« 癒された待降節コンサート | トップページ | 通販生活の姿勢を知り見直した »

面白い話題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「耳石」についてのNHKガッテンがよかった:

« 癒された待降節コンサート | トップページ | 通販生活の姿勢を知り見直した »