大須大道町人祭
15日、16日は名古屋祭りであった。名古屋祭りに合わせて、大須では大道町人祭りが開催される。私は大道芸を見るのが好きで、毎年出かけている。
今年は土曜日のボランティアの後大須へ行った。東仁王門通りのふれあい広場に着くと、案内所でプログラムをもらった。何処へ行こうか迷った末例年のようにふれあい広場で見ることにした。
迷った訳はふれあい広場ではジャグリングが主になっていたことと、これまでに見たことがあるパフォーマーが多かったからだ。
13時過ぎに着くとto R mansionというグループの演技が始まっていた。男女2人ずつのグループで首のない学生服の姿を動かしていた。最後に中から女性が出てきた、イリュージョンのようなものだが、出現に時間がかかりすぎでいた。その後のパフォーマンスも面白くなかった。
次は名古屋出身のジャグラー天平のパフォーマンスであった。つい先日小牧の市民会館で観たばかりであった。彼は世界チャンピオンになっただけに、いつ見ても素晴らしいジャグリングであった。ボール、クラブ(こん棒)、独楽、リングなどを、おしゃべりをせずパフォーマンスだけで魅せるのが素晴らしい。
3番目は山本光平のパントマイムであった。プログラムには「ばかばかしくてばからしいたまらないパフォーマンス」と書いてあったが、その通りでまことにばかばかしいもので私には全然受付なかった。
4番目はダメじゃん小出のジャグリングとなっていたが、実際はジャグリングらしいものはボールのお手玉とあと一つちょっとしたものがあっただけで、あとはピン芸であったがこれも名前の通りのダメパフォーマンスであった。
5番目は大須初出場という桔梗ブラザースのジャグリングであった。兄弟で演じるジャグリングで、世界ジャグリング太会で5回賞を取ったというだけあって、スピードあるこん棒(クラブ)、11本使ったこん棒、4個使った独楽など観客を堪能させた。ただいつも拍手を促すのはいただけなかった。
6番めはサンキュー手塚のパントマイムだった。テレビドラマなどをヒントにしたものであった。よかったのは豊洲問題を寅さんを登場させて皮肉ったものぐらいであった。
7番目はボンバングーのジャグリングであった。大須には初登場だそうだ。ボールを6個使ったものや箱をたくさん使ったものなどがよかった。技術は高いがおしゃべりが多く天平とは対照的であった。
ふれあい広場に居座って観たが、結局よかったのはジャグリングであった。これは技術を見せる訳でそれに圧倒された。
全部で48組、250人ほどがパフォーマンスを披露したという。今年は会場が大須演芸場も含めて15会場も作られたいた。その外にロービングという出没するものもあった。
おなじみのおいらん道中のほかに「らくだ」の行列があった。1826年にお大須にアラビアからラクダが来て見世物となり大評判となったことを再現したものという。
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