第10回昭和区平和のつどい
第10回昭和区平和のつどいが、10月16日(日)に恵方町の柳城短期大学体育館で開催された。主催は14団体による昭和区平和のつどい実行委員会であった。
会は2部に分かれていて、第一部は文化交流と題して歌や踊りなどがあり、第2部は東京から来た伊藤真弁護士の記念講演で「今こそ『憲法』を学ぼう!」(安保法制と改憲問題を考えるために)であった。伊藤弁護士の講演は非常に素晴らしかった。レジメが詳しく用意され、プロジェクターでスクリーンにも投影しながら話されたのでとてもよく解った。この歳までの人生で聞いたレクチャーの中でもトップを行くものであった。
レジメを元にblogで取り上げてよいと伊藤先生の許可をもらったので、順次紹介していこうと思っている。
第一部のエンターテイメントであるが、開幕太鼓は鼓瑞(こだま)グループによる和太鼓の演奏で力、強い太鼓の響きが素晴らしかった。
開会あいさつの後、「御三家」というピアニストとボーカリスト2人の女性にギターとパーカッションの2人の男性が加わったもので、宇治市にある作業所のなかまたちが作った「へいわのうた」など平和に関係したうたが4曲歌われた。
平和だからこそ みんなと一緒においしいご飯を食べることができる
平和だからこそ 安心して眠ることができる
平和だからこそ 一緒に遊ぶことができる
平和だからこそ 歌やスポーツや芸術を楽しむことができる
平和だからこそ 人を愛することができる
戦争はこれらのことをすべて奪う
戦争は命や人権を奪う
戦争は人間を人間でなくしてしまう
戦争は平和を奪う (以下省略)
AKB48とは違って同じような若い人のグループでも、きれいなメロディーでも、残念ながらメディアにのることはない。メディアはこういう歌も取り上げてほしいと思った。
2番目は、年配の人たちのフラダンスであったが、軽快なハワイアンメロディーと「花は咲く」のメロディーにのって踊った。
3番目は、「AKIと奥村俊彦」の演奏で、AKIの三線と沖縄の歌と奥村のジャズピアノのコラボでリズミカルで楽しかった。AKIさんは沖縄出身なのか素晴らしい三線であった。
4番目は、「平和のつどい合唱団」約40名による合唱で、TRAIN-TRAIN、命どぅ宝、島人ぬ宝が歌われた。島人ぬ宝には三線や太鼓やトランペットも加わって演奏されたが大変上手に合唱した。
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伊藤真弁護士は初めて知りました。ウィキペディアによると、護憲派の論客として活躍しているとありました。たくさんの論文もあるようです。テレビや新聞にはあまり取り上げられていない?
ので実績の割には知られていないかも知れません。( 私だけが知らなかったかも) これからの掲載を楽しみにしています。
投稿: Toshi | 2016年10月20日 (木) 07時23分