山陰旅行―⑤―出雲大社
9時11分玉造温泉駅発の快速に乗るために車で駅まで送ってもらった。右手に宍道湖が望まれた。列車を降りるとき、少し早めに乗降口にいたら、Dさんが年配の女性と話し始めた。その女性は友だちの家でトマトをたくさんもらってきたと言っていた。そして新鮮だから上げると言って鞄の中を探したが、直ぐには見つからなかった。駅に着いたので諦めた。残念であった。
出雲市駅に着くと、荷物をロッカーに預けてバス乗り場に行った。運賃は一人500円だったので、Dさんがタクシーで行こうと言った。タクシーの運転手に出雲大社までいくらぐらいかかるか尋ねたら、3000円以上と言ったので10時発のバスで行くことにした。
10時30分ごろに出雲大社正門前で降りた。ところが大社にどう行けばよいか分からなかった。それで近くの店の人に尋ねたら、「そこに鳥居が見えるからその道をまっすぐに行けばよい」と言った。よく見ると鳥居の頭が見えていた。なあんだと思って鳥居の前に行くと大社までまっすぐな参道があった。途中松並木があるところもあった。松の参道というらしかった。
手水舎のあるところで、口と手を浄めた。そのやり方をMさんに教えた。正門の近くでどこかの中学校の一団と出くわした。7クラスぐらいある大きな学校であった。これは大変と思ったが、社殿に行くと彼らはまだ来ていなかったのでよっかった。
参拝殿でMさんに、二拝二拍手一拝と教えて参拝したら、隣の人は4拍手していたのでおやっと思った。後で分かったのだが、出雲では二拝四拍手一拝だったのだ。
次に本殿の前に行って参拝をした。そのあと出雲大社は社殿の周りを1周出来るので向かって右の方に行った。そこには東十九社があった。その細長い建物は10月になると、全国神が出雲にやってきて泊まると言われる宿泊施設である。10月は神無月というのは神様がみんな出雲に行くから。それで出雲では神在月と言っている。神様が集まって会議をするのだという。その話をしたらMさんたちは面白いと言っていた。
社殿の屋根を見ながら周りを回った。西側に出ると西十九社があった。それも神様が泊まる所だ。 それから神楽殿を見に行った。
そのあと、大国主の尊の像があったのでそこで大国主の尊や直刀、みずら、当時の服装について説明をした。
戻りに西側の道を歩いたら、途中に石で作った可愛いウサギの像がたくさんあった。鳥居を出てお茶にしようと言った。ソフトクリームを食べようと店に入ったら、その店は持ち帰りは400円だが、店内で食べると550円だと言った。それで外で食べることにした。ずいぶん変わった商法だと思った。大社周辺の店はみな値段が高いようであった。
13時の正門前発のバスで出雲市駅に戻った。大社にいたのは2時間半ぐらいであった。駅に着くと食事をしている時間がないので売店で列車に持ち込めるものを買った。私はおにぎりを2個買った。Mさんは助六を買った。
13時31分の特急やくもに乗った。岡山で新幹線ひかりがうまく接続しているか調べたがなかった。結局最初の計画の18時23分のひかりになった。のぞみならたくさんあるのだが、JRパスではひかりとこだましか乗れないのでやむを得なかった。
出雲大社から名古屋までは遠いので大社での滞在時間が短かったが、今回の旅は松江城、足立美術館、玉造温泉、出雲大社と島根の観光スポットを回ってDさん、Mさんに喜んでもらえた。
正門大鳥居
松の参道
社殿の東側
奥に見えるのが東十九社
店内では値段が高い店
大国主の尊像
可愛いウサギ
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