山陰旅行―③―足立美術館
山陰旅行2日目は、足立美術館に行くのだ。松江駅に行くバスは、県民会館前のバス停で乗るのだが、数が多いので便利である。
松江駅で安来駅までの切符を500円で買い、9時28分の各駅停車に乗った。YASUKIだと思っていたら、YASUGIであった。9時58分に着くと、10時発のシャトルバスが待っていた。無料だが帰りのバスの予約券を受け付けでもらうようにと注意があった。
20分ぐらい乗って山際の足立美術館に着いた。非常に有名な美術館で特に庭園が素晴らしいというので、前から観たいと思っていたのがやっと実現した。観光バスで来る客で溢れているだろうと予想していたが、幸いそれほどでもなかった。入館料は2300円だが外国人は半額であった。受付脇で帰りのバス予約券を取った。
入るといきなり大きなガラスの部屋があり、庭園が目に入ってきた。ガラス越しに見るらしかった。ガラスの前の椅子に座って庭園を見、写真を撮った。庭園は想像通り大変良く手入れをされていた。遠方の山を借景にして、岩や石で作った石庭も巧みに造られていた。大きい岩は山や木立を表し、砂や小石のところは流れ出た川の水を表しているそうだ。
本物の水が流れているところや池もあり、きれいに刈り込まれた盆栽のような木々が美しい。何といってもそのスケールが大きい。アメリカの庭園の評価で8年連続1位だというのもうなずける。
喫茶室で庭園を見ながらお茶やコーヒーを楽しめるところもあったが、コーヒー1杯1000円なので入らなかった。レストランも同じように高い。
「林義男と鈴木寿雄の子どもの夢をえがく童画家たち」という展覧会をやっていた。ほのぼのとした童画や陶器の作品であった。
この美術館は、矢印の案内に従って歩いて行くと、自然に庭や展示物を見ることができる回廊式になっていることが分かった。3時間ほどかけてゆっくりと順番に観ていき最後は新館の現代美術展を見て入口に戻った。
足立美術館の目玉は庭園の他に、横山大観の日本画のコレクションである。それは途中、2階に特別展示室があった。館内は撮影禁止だが、庭園は自由に撮影できた。
バスの券は予定より30分ほど早くなったので早い券に換えた。
後で駅前の観光案内所で聞いて分かったのだが、美術館のすぐ近くに安来節のショーをやっているところがあるそうだ。もし知っていたら見られたのにと思うと残念であった。
昼食を安来駅前でと思ったのだが、駅前にはレストランが一つしかなかった。それで玉造温泉駅まで行くとたくさんあると思ってそこまで辛抱をした。
玉造温泉駅までは快速列車で行った。駅に着くと想像とは全く違いレストランは一つもなく、店が一つあるだけだった。Dさんがお菓子買ってそれを食べた。
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