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2016年8月21日 (日)

NHKの経営委員長に「日本会議」の石原氏が意味するもの

 NHKの新経営委員長に石原進JR九州相談役が就いた。石原氏はこれまでNHK経営委員で、内部昇格である。

 それはいいとして、彼は籾井勝人NHK会長を強く推した人物である。籾井会長は「(放送内容が)政府とかけ離れたものであってはならない」など言った。NHKは政府広報機関化し、クローズアップ現代の国谷裕子キャスターを事実上首を切るなどした。

 おどろいたことに、石原氏は「日本会議福岡」の名誉顧問だという。NHKは政治的に公正中立であることが求められるが、公共放送の経営委員長にそのような人物を選んだということは偏向ではないのか。

 もっとも安倍内閣の閣僚の大半が日本会議の会員だから問題はないというのであろう。

 18日の朝日新聞の「笑いにのせて」という欄で、服飾評論家のピーコさんが、次のように語っていた。

 「NHKの(永六輔さん)追悼番組に出て、『永さんは戦争が嫌いだと思っている。戦争はしちゃいけないと。世の中がそっちの方に向かっているので、それを言いたいのでしょうね』と言ったら、そこがばっさり抜かれていた。放送を見て力が抜けちゃって・・・。」と。

 ピーコさんが話したのは、永さんが伝えたかったことを代弁しただけなのだ。そのどこがいけないのかと思うのだが、NHKは「戦争に向かう」というのがまずいと判断したのである。

 これは自民党がホームページで戦争や平和について指導している教員を密告せよとしたのと軌を一にしている。吉永小百合さんが憂えたように戦争とか平和について語ることがはばかられる空気が作られているのだ。NHKはまさにその先頭に立っているのだといえよう。

 経営委員長に石原氏を据えたということは、安倍政権に都合が悪いことは全て封じてしまうという強固な布陣をしいたということである。心ある経営委員はみな辞めて行ったと言われるから、NHKに公正中立の報道を望めなくなった。

 戦時中、国策に沿った放送と戦意高揚と大本営発表を放送したNHKにまた逆戻りしていくことを深く憂える。

 

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