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2016年7月 5日 (火)

選挙権を得た人に学んでもらいたい

 先日知人のKさんと話をしたとき、kさんは次のようなことを話した。

 

 「私が選挙権をもらったとき、嬉しくて、この権利を大切に使わなければと思いました。そのとき私は20歳でした。私は赤ん坊の息子を背中におぶって、立候補していた各政党の事務所を回りました。誰に投票していいか分からないので立候補者の事務所に直接聞くのがよいと思ったのです。

 

 政党事務所を回って、私が聞きたかったことを質問しました。それに対してどの政党も適当な答えしか返ってきませんでした。ただ、共産党だけは丁寧に疑問に答えてくれました。それで共産党に入れることにしました。

 

 私は特定の政党を支持しているわけではありません。いいと思った政党や候補者に投票しているのです。私はK(自分の名前)党です。若い人たちには、選挙に出ている候補者や政党の言っていることをよく聞いて、棄権しないように投票に行ってもらいたいです」

 

 あらまし以上のような意見を言われた。私はそれを聞いてすごいなあと感心した。Kさんは現在82歳後半である。初めての選挙は62年前のことである。

 

 その頃は民主党と自由党があり、社会党が右派と左派に分かれていた終わりの頃で、1955年(昭和30年)になると、民主党と自由党が合同して自由民主党ができ、左右社会党が統一して社会党となった。いわゆる55年体制になったのである。

 また経済的には1954年からは高度成長が始まっている。電気洗濯機、冷蔵庫、テレビが3種の神器と言われるようになった。労働組合の活動は活発であった。

 Kさんが選挙権を得たのはそんな頃である。自分が得た政治参加の1票をきちんと行使するために、ただ新聞やチラシに頼るだけでなく、それぞれの政党に直接聞きに行ったのだ。Kさんは、そうすることで肌で感じることができたというのである。

 私はその話を聞いて、選挙権を得た若い人たちに、ぜひその心を学んでほしいと思うのだ。立候補者の言っていることをよく確かめて、自分の頭で判断して1票を行使してほしい。棄権が多いと言われる若い人たちも、今度の参院選は歴史的転換点の一つであることを考えて棄権をしないようにしてほしい

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コメント

今朝のサンデー毎日の広告によると自民・公明・維新で改憲議席超と出ていました。朝日新聞のコラムにはあの安保の熱気はどこへ行ったのかと書いてありました。いったいどんな結果になるのか。低投票率で改憲勢力圧勝なのでしょうか。

投稿: らら | 2016年7月 5日 (火) 08時32分

NHkの最新報道によると、各政党、各候補者の話しから、今回の参議院選挙選挙はそれほど盛り上がっていないという。そうなると低投票率であった前回の52パーセントを下回る恐れもあるという。私はもちろん投票するつもりでいるが、誰に入れるか、はたと迷ってしまう。魅力的に思える候補者がいないのだ。だいたい本当に優秀な人物が国会議員に立候補するであろうか?今回もし自公議員が前回以上に増えるとなるとロクでもない議員がまた誕生するのではと暗澹たる気持ちになる。舛添都知事の問題は政治家の本質というか、本音が図らずも明らかになった。彼らは国家、国民のために尽くすと言いながら、選挙が終わればその原点をすっかり忘れてしまうことが多いのだ。昨日、東海地区の知事、名古屋市長の所得が公表された。河村市長は最低の920万円
であった。いろいろ彼への批判はあるがこの一点のみ彼を評価したい。井戸塀政治家を懐かしく思う私は古すぎるのであろうか?

投稿: Toshi | 2016年7月 5日 (火) 07時11分

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