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2016年7月 1日 (金)

英国離脱派がウソをついて誘導していたとは

 英国のEU残留か離脱かを決める国民投票は僅差で離脱(LEAVE)に決まった。その煽りを受けて世界の株価は大暴落し、日経平均も1300円近く下落した。

 世界中に大きな影響を与える英国のEU離脱であるが、国民投票に向けての運動中に、離脱派の指導者たちがウソをついていたことが判明したというのだから驚いた。

 新聞によると、 「国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国で、離脱派が語っていた『バラ色の未来』が急速に色あせている。旗振り役に主な政治家が、投票に向けた運動で語ったことの誤りを認めたからだ。「公約」を反故にするような動きに、残留派からは不満が噴出している」

 投票が終わって、勝利した途端に、「そんなこと言った覚えはありません。」「間違っていました」では、それを信じて投票した国民を愚弄するにもほどがある。

 「離脱派は運動中、EUを離脱した場合、英国がEUに拠出している負担金が浮くため、財政難にあえぐ国営の国民保健サービス(NHS)に「週当たり3億5千万ポンド(約480億円)を出資できる」としていた。離脱運動の公式団体の宣伝バスに大きく印刷され、スローガンとなった。」

 離脱するとこんなにもいいことがあると大宣伝をしておいて「指導者の一人、英国独立党(UKIP)のファラージ党首は24日に英メディアで、負担金の予算が浮くと主張したが、その使途は確約できないと語った。このスローガンは「離脱派の過ちだった」とも発言した。」

保守党のダンカンスミス元党首も26日、出演した英BBCの番組で「自分は言ったことはない」と発言。NHSのほか、教育予算や研究助成金に上乗せできるとした主張は「あくまでも可能性の話」と述べた。」

 確約できないとか、あくまでも可能性の話だとか、よくもぬけぬけと言えたものだと思う。残留派は直ちに行動を起こし、ネットで国民投票やり直しの署名を集めた。あっという間に400万人近い署名が集まったという。

 ひるがえって、今日本では参院選挙が行われているが、安倍首相は「アベノミクスのエンジンを吹かす」ということばかり強調し、本当はやりたい憲法改正について封印している。こちらはダンマリ戦術である。

 政治家は平気でウソをついたり、ダンマリを決め込んだり、あの手この手で国民をミスリードするから十分に気をつけなくてはならない。それにしても英国民は見事に騙されたものだと感心する。

 

 

 

 

  

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コメント

今回のイギリスのの国民投票の結果について、感情( 離脱派)が理性
(残留派)を凌駕したと言われている。国民投票というといかにも民主的のように聞こえるが、言葉巧みな扇動家が根拠のない数字で煽れば、今回のような結果になる危険性は大いにありうるのである。イギリスは議院内閣制であり国民から選ばれた議員がいる。
EU離脱か残留かについてもっと議会で議論すべきであった。キャメロンが安易に国民投票に頼ろうとした判断は完全に裏目に出てしまったのである。ただ、EUに対する国民の不満はどの加盟国も燻っており、ちょっとしたきっかけで火がつく恐れは大いにありうる。

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