ネットで見つけた13種のガンを予防するたった一つの方法
ネットで週刊誌の記事を見ていたら、「13種のガンを予防するたった一つの方法」というのがあった。興味を引いたので読んでみた。
13種類のがんというのは、乳がん・肺がん・結腸がん・肝臓がん・胃がん・すい臓がん・腎臓がん・子宮内膜がん・血液がん・骨髄がん・頭部と喉のがん・直腸がん・膀胱がんだそうだ。
直腸がんがあって大腸がんがない、喉頭がんがあって舌癌がないのは解せないが、予防をするのに効果が認められた的な方法があるというのだ。
それはエクササイズ(運動)だという。この研究を行ったのは、ハーバード大学である。もともとウオーキングなどのエクササイズは様々な健康効果がることはしれれていた。私もかれこれ35年ジョギングやウオーキングをしてきた。私が始めた頃は、エアロビクス(有酸素運動)がまだ知られていないころで、エアロビクスが日本に紹介されたばかりであった。
ハーバード大学の研究では、最低週3時間のウォーキングをすることにより、心臓疾患によって死亡する確率が33%減少。また他の研究によると1日30分のウォーキングで“2型糖尿病”を患うリスクが30%減少し、糖尿病の死亡率はなんと39%も減少するというのである。その上癌の予防にもよいことが分かったのだ。何と素晴らしいことであろう。
そのほかに、ドイツのザールラント大学が行った研究によると、毎日25分間、習慣的にウォーキングや、ゆっくりジョギングすることにより、なんと7歳寿命が延びる計算になるそうだ。運動不足から来る弊害で早期死亡率は確実に高くなるようだ。
この記事によると、早期死亡しやすい人の生活習慣タイプは、
(1)運動不足で睡眠時間が長すぎる人
(2)運動不足で座っている時間が長すぎる人
(3)タバコとアルコールの摂取量が多い人
だそうなのです。運動不足は肥満などにつながり、なんと9歳も寿命が短くなる場合もあるそうです。
私が今読んでいる高血圧に関する本には、タバコは全てにいけないと書いてある。また、睡眠時間は6時間~7時間でよいという説も読んだことがある。
では、エクササイズ(有酸素運動)の目安はというと、
米国政府が発行したガイドラインでは、健康で長生きするために「週150分程度のエクササイズが望ましい」とされているそうである。
1週間5日、1日30分エクササイズをすればそのガイドラインに達することになる。以前「ためしてガッテン」では、運動は足し算でよいと言っていた。継続して30分でなくても、1日の合計でよいというのだ。それなら楽なのだが。
ちなみに私は5km、1時間のウオーキングをほぼ毎日やっている。
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コメント
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いくら健康に注意していても、避けられない病もありますね。その時は受け入れるしかありませんね。
投稿: らら | 2016年7月 3日 (日) 14時20分
私も毎日1時間のウォーキングを殆ど欠かさず実施しているので、この記事には溜飲がさがる思いである。先日、TVで我々世代には思いで深い大橋巨泉氏の闘病状況が放映された。彼は50代半ばでセミリタイヤし、健康に格段に留意し、快適な生活を送っている
様子がしばしばTVや彼の著作で紹介されてきた。ところが70歳を過ぎてから胃がんを発症し、転移により4回も手術したとのことである。こうなると健康に人一倍留意したからといって、なる時はなるというにべもない結論にもなりかねない。多分そうなのであろう。しかし健康にしっかり留意してがんになった時は、これだけ努力したからやむおえないと諦めるべきなのでしょう。
投稿: Toshi | 2016年7月 3日 (日) 09時20分