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2016年6月15日 (水)

生長の家の与党不支持宣言

 先日の新聞に生長の家が今度の参議院選挙で与党を支持しないと宣言したという記事が出ていた。生長の家と言えば、安倍政権を支持して後ろで大きな影響力を発揮している「日本会議」の主力メンバーだと思っていた。それでこの記事を読んだときには驚いたのだが、今回生長の家の宣言の全文を読むことができ、初めて本当であったことが分かった。

 サブタイトルは「今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針」でタイトルは「与党とその候補者を支持しない」である。この本部方針を決定したのは6月8日だそうが。

  「方針」によると、「日本会議」を創ったのは生長の家の元の信者たちであって、現在の生長の家とは全く関係がないと述べている。

  そして安倍政権を支持しない理由をいくつか挙げている。大きなものは、立憲主義と原発問題であると冒頭で次のように述べている。

  「その理由は、安倍政権は民主政治の根幹をなす立憲主義を軽視し、福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼働を強行し、海外に向かっては緊張を高め、原発の技術輸出に注力するなど、私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきたからです。」

  「安倍政権は、旧態依然たる経済発展至上主義を掲げるだけでなく、一内閣による憲法解釈の変更で『集団的自衛権』を行使できるとする”解釈改憲〟を強行し、国会での優勢を利用して11本の安全保障関連法案を一気に可決しました。これは、同政権の古い歴史認識に鑑みて、中国や韓国などの周辺諸国との軋轢を増し、平和共存の道から遠ざかる可能性を生んでいます。

  また、同政権は、民主政治が機能不全に陥った時代の日本社会を美化するような主張を行い、真実の報道によって政治をチェックすべき報道機関に対しては、政権に有利な方向に圧力を加える一方で、教科書の選定に深く介入するなど、国民の世論形成や青少年の思想形成にじわじわと影響力を及ぼしつつあります。」

  ここで簡潔に指摘されていることは、まさに安倍政治の根幹である。日本の国、日本国民の明日に直結する悪政である。その他に、「日本会議」について、次のように述べている。

  「日本会議の主張する政治路線は、生長の家の現在の信念と方法とはまったく異質のものであり、はっきり言えば時代錯誤的です。彼らの主張は、『宗教運動は時代の制約下にある』という事実を頑強に認めず、古い政治論を金科玉条とした狭隘なイデオロギーに陥っています。宗教的な観点から言えば“原理主義”と呼ぶべきものです。」

  「当教団は、生政連の活動停止以来、選挙を組織的に行うなどの政治活動を一切行ってきませんでした。しかし、政治に触れる問題に関して何も主張してこなかったのではなく、谷口雅宣現総裁は、ブログや月刊誌を通して“脱原発”や“自然エネルギー立国”を訴え、また日米の外交政策を分析して、それに異を唱えたり、注文をつけたりしてきました。また、昨年は憲法を軽視する安保法案に反対する立場を明確に表明されました。」

  生長の家が、脱原発、自然エネルギー立国を訴え、安保法案に反対をしてきたということは全く知らなかった。創価学会は公明党として自民党と与党を組み、原発推進、特別機密保護法、集団的自衛権行使容認、立憲主義の破壊などを推進してきた。日本会議には神社本庁など多くの宗教団体が名を連ねている。そうした中で、今回の与党不支持宣言は見上げたものである。

「方針」全文: 詳しくは下の声明を

http://www.jp.seicho-no-ie.org/news/sni_news_20160609.html

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政治・経済」カテゴリの記事

コメント

生長の家の与党不支持声明は立派だと思います。筋が通っています。

日本会議の中心団体と思っていた生長の家が与党不支持声明を出すのは驚きです。閣議決定による解釈改憲を立憲主義の軽視と批判して、原発再稼働や原発輸出、報道への圧力、教科書選定への介入まで批判しているのは驚きです
それに対して公明党の山口代表は「憲法改正や安保法制は参議院選の争点にはならない。安保法制は昨年の国会で成立しており、国際的にも歓迎されている」と述べていますね。安保法案は十分な納得の行く説明もなく数の力で強行採決をしたことを忘れて、通ってしまえば国民が納得しているとでも思っているのでしょうか?平和の党が戦争推進党に変貌してしまったのはとても残念です。

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