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2016年6月16日 (木)

やっと辞めたか、舛添氏。都知事2期続いての醜態。

 舛添東京都知事が辞表を提出というニュースがスマホに入って来たのは、15日の昼前であった。この日の午後には都議会で全会一致で不信任案が可決される手はずになっていた。自民党が最終的に不信任を決断したので全会一致で・・・・ということになったのだ。

 そんなことになれば、都議会史上初めてのことで、歴史に残ることになる。それでさすがの厚顔無恥の舛添氏も自らの辞職を決めたのであろう。辞職となれば2200万円という高額の退職金は手にはいることになる。普通の会社員が一生働いてやっともらえる退職金を僅か2年4か月手にできるのだ。ケチな彼のことだからそれも計算した上でのことであったのかもしれない。

 それにしてものらりくらりと同じ答弁と謝罪を繰り返して、よくもここまで引き延ばしてきたものだ。おかげで都政は停滞し、15日に終わった都議会もふりまわされてしまった。

 彼は210万票も獲得して都知事に選ばれた。あの猪瀬直樹元知事の「政治と金」問題がらみの辞職に続いて、2代の都知事が任期途中で辞職に追い込まれたことになる。私は石原元知事も問題の多い都知事だと思っていたが、東京都民は何故問題の多い知事を選ぶのであろうか。自民・公明が推薦するから立派な人物だと判断したのであろうか。

 舛添氏の辞職で一番ホッとしたのは自民党であろう。参議院選挙に悪い影響が出ることを懸念して不信任に踏み切ったのだ。

 今回の辞職で50日以内に選挙が行われるが、今度の都知事選は、参議院選との同日選は出来そうもないと言われている。都知事選挙には50億円もの費用がかかるという。またまた税金の支出が余儀なくされる。舛添氏の金銭疑惑がらみの金の何十倍もの無駄な金である。

 今度の都知事選には、誰が立候補するのかは現時点では不明である。橋下前大阪市長、東国原元宮崎県知事、小池百合子氏、石原伸晃氏、連舫氏などが取りざたされている。

 だが、誰が立候補するにしろ、今度こそ金銭に清潔で、政治的に卓見のある人物に出てもらいたい。舛添氏の辞任に伴い、次の都知事選が東京オリンピックと重なると危惧されているが、大事なのは都民のために誠心誠意の都政を行う人物である。

 猪瀬、舛添に続いて3度目があってはならない。東京都民もよくよく考えてまず投票に行き、よくよく考えてしっかりした人物を見分けて投票してほしい。選ぶ方にも責任の一端があることを自覚すべきである。特に新しく選挙権を得た18歳、19歳、そして若者の投票に期待したい。

 

 

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コメント

都知事候補者についていろいろと取沙汰されています。推薦する政党側もよく調べてしっかりした人を推してほしいものです。

まさにその通り、自らの政治と金の問題で連続して
猪瀬氏、舛添氏が辞任したが、石原都知事も優るとも劣らないほど問題のある都知事であった。健康上の問題があったとはいえ、都庁には週に2日程しか
登庁しなかったらしい。(その方が都庁職員に都合がよかったという。)登庁するだけが仕事でないと開き直っていたが、、。副都知事には元右翼活動家で青嵐会の裏方をつとめた、こわもての人物を就任させ、恐怖政治まがいのこともやらせていた。誤解を恐れ言えば、東京都知事はこのところ何十年もロクでもない都知事が続いているのだ。それは野党も含め選挙に勝てるだけを目的に候補者を選ぶからである。都民は短期間で候補者の資質を見極めることができず、知名だけが優先される人気投票になるのが常であった。いっそ都知事は都職員の中から能力と人望があり健全な常識を持ち合わせた人を全職員で選んだほうがいいように思えるがどうだろうか。

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