東京旅行⑧―皇居東御苑(江戸城本丸跡)
東京最終日は、高尾山に行きたいと思っていたが、婿が連休中は大変な混雑が予想されるから別の機会にしたら・・・と言ったので、諦めることにした。荷物を預ける関係もあって、東京駅方面がよいということで、初日に行く予定であった皇居東御苑に行くことにした。婿も娘も行ったことがないというのでちょうどよかった。
東京駅に着くと、丸の内側地下のコインロッカーがたくさんあるところに行った。しかし、コインロッカーは全て埋まっていて、手荷物預かり所に長い列ができていた。それで我々も並ぶことにした。
しばらくすると、ロッカーを開ける人がいて、婿が声を掛けると、そのロッカーはもう使わないと言った。非常にラッキーであった。荷物を入れて500円でカギを掛けた。
改札を出て地下道を皇居方面に歩いたが、娘が地上の方が分かりやすいというので、地上に出たら新丸ビルの角であった。歩いて行くとCafeがあったのでそこで休むことにした。大変混雑していた。すぐには席が見つからなかったので驚いた。
一休みの後歩いて行くと、大手門方面に向かう道路にでた。後は一直線であった。大手門までは地図で見たより近く、地下鉄を利用するまでもなかった。
皇居東御苑は入場無料である。大手門をくぐり直ぐ傍にある「宮内庁三の丸尚蔵館」に入った。宮内庁が所有する書画などを展示しているのだ。若冲も所有していて若冲展に貸し出しているそうだ。
小さい同心番所や大きな同心番所などを眺めて歩いた。苑地にはいろんな花が咲いていた。コアジサイ、ヒメウツギなどと植物には名札をつけてあった。昭和天皇が植物学者だったからだろう。
桃華楽堂という大きな建物があったが、まるで新興宗教の建物みたいで御苑に似合わないと思った。
少し行くと天守閣跡天守台があった。江戸城は天守閣があったのだが、すぐに大火で焼け落ちてそれ以後は作られなかったのだとか。天下の幕府なのにどうして再建しなかったのだろうと思った。徳川300年の平和を見越しての自信であったのだろうか。
「松の廊下」があったという場所があった。歴史ドラマではよく出てくるがこんなところにあったのかと思った。諏訪の茶屋を通り、広い芝生の場所に出た。それから二の丸庭園に向かったがその辺りは武蔵野の面影を残していた。どうやら武蔵野を再現したものらしい。
二の丸庭園は回遊式で池もあり、小さな藤棚に藤が咲いていた。外国人が写真を撮っていた。
皇居東御苑というのは、江戸城の跡だということを初めて知った。大奥があったという場所は芝生になっていた。東御苑に来て江戸城の概略を知ることが出来た。名前を「江戸城本丸跡公園」にしたら分かりやすくてよいのに・・・と思った。
東御苑には国立公文書館の方に出る北桔橋門と東西線竹橋駅に出る平川門があるが、私たちは東京駅に行くので大手門に戻った。でも、皇居東御苑のなかをぐるっと一回りした形となった。
今回北側を回ったので後行ってないのは、千鳥が淵や国立近代美術館や科学技術館などである。
東京駅で婿と娘に別れて八重洲口まで行った。金券ショップで安い券を買うつもりが、たった100円しか安くならないのでがっかりした。八重洲口に来たのは20数年ぶりであった。
東京駅は通路が四通八通していて荷物預けた場所に行くのが大変だった。近くの預かり所で尋ねたがよくは知らない様子であった。
自由席券であったが帰りも楽に座れてよかった。
大手門
大番所
天守台跡
桃華堂
武蔵野の面影
二の丸庭園
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