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2016年3月31日 (木)

さすが、究極の混声四部合唱

 3月27日に宗次ホールのスイーツタイムコンサートで「究極の混声四部合唱5」があった。「究極」とは随分ずうずうしいネーミングだと思うが、なんかくすぐられるところもある。

  出演者のひとり、テナー歌手が昭和男爵コーラスの指揮者なのでチケットを購入した。その時点で「完売間近」と言っていたが、ホールに行くと入口脇に「完売御礼」が出ていた。小規模ホールとはいえ、完売というのはすごいと感じた。

  完売だから少し早めに行くとよいと言われて早めに出かけたら、開場15分前に入口に着いた。中に入ると正面の三列目に陣取った。出演者の顔がよく見えると思ったからだ。

意外だったのは、聴衆がほとんど高齢者であったことだ。日曜日なのにどうしてだろうと思った。50代以下の年齢層はクラッシックには関心がないのであろうか。

  出演はソプラノが加藤恵利子、メゾソプラノが石原まりあ、テナーが大久保亮、バリトンが塚本伸彦、ピアノが池原陽子であった。女性の歌手は初参加のようであった。

  プロの歌手が合唱をするとどのように表現されるのか興味深々であった。もちろんオペラなどで合唱は聴いたことがある。以前はダークダックスなどや女声コーラスも含めてコーラスグループがたくさんあったが、クラッシックではいつのまにかなくなってしまった。

  この企画をしたのは安田旺司というバリトン歌手で、本人が初めにいきさつを話した。とても好評のシリーズで他県にも進出していると言っていた。

  この日はイースターだったそうで、最初の曲はヘンデルのオラトリオ「メサイヤ」より”ハレルヤ”コーラスであった。この曲は昨年末に芸術大劇場で歌ったばかりで馴染みのある曲だ。さすがにプロだけあって4人で見事に歌いあげた。

  次は有名な唱歌メドレー「ふるさとの四季」であった。この曲も我が合唱団で歌ったことがあり、なつかしいとてもいい曲だ。

  3番目はシューマンの「流浪の民」を日本語で歌った。4番目はこれも有名な「はるかな友に」で、歌ったことがある曲であった。

  この後「ひとつの朝」「うた」「大地讃歌」「合唱組曲『水の命』」と続いたが、どれも歌ったことはない曲であった。

  大地讃歌はステージの上のバルコニーに立って歌ったが、感じがガラッと変わってよかった。この歌はアンコールの2曲目に会場のみんなと歌ったが、私の両側にいた女性がきれいな声で歌っていたので驚いた。多分合唱団で歌ったことがあるのだろう。

 10分の休憩のあと、最後は合唱組曲「水のいのち」であった。雨、水たまり、川、海、海よ、の5部からなっているとてもいい曲である。

 究極の混声四部合唱は名前に恥じない素晴らしいコーラスで、プロがやるとこういう具合になるのかと思った。アンコールはブラック・ジャックをフォーメーションを変えて歌い楽しませてくれた。 アンコールを含めて100分ほどたっぷり聴かせてもらった。至福の午後であった。

 次回は11月14日(月)だそうで、NHK合唱コンクールの課題曲をたっぷり歌うそうだ。楽しみである。

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コメント

出演者のギャラがチケットというのは厳しいですね。売らなければ金にならないのですから。

投稿: らら | 2016年3月31日 (木) 08時48分

宗次ホールは私も何度もでけますが、流石、経営者がカレーチェーンで財を築いた創業者だけにお客様が満足いただけるよう、きめ細かく配慮している。先ず、入場料が比較的安いこと、プログラムはお客様本位に選定していること、必ず、演奏者はスピーチが義務付けられていること等です。これはこれ同ホールが貸しホールでなく、主催ホール方式だからです。集客からプログラムの作成まで全て宗次スタッフがやってくれます。出演者側には一定数のチケットが渡されるだけです。それが出演者のギャラになります。このことは私の友人の娘さんが宗次で最近コンサートを開催したので仕組みについて教えてくれました。誤認があるかも分かりませんが。宗次ホールはビジネスの視点でクラシックコンサートを商品として経営しているのです。企業努力があるので評判がいいのだと思います。

投稿: Toshi | 2016年3月31日 (木) 07時24分

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