NGO Sri Yaluva Sri Lanka20周年の集い
20日の土曜日に日本語教室のボランティアに行ったら、午後にNGO Sri Yaluva Sri Lanka 20周年の集いがあることが分かった。それで河村さんに電話をして知らせたら行きたいという返事だった。
河村さんと私はスリランカ出身のDilumさんと交流があり、とくに河村さんは長年の深い関係がある。スリランカにも行ったことがあるそうだが、私はスリランカのことは何も知らない。知っているのはセイロン紅茶ぐらいである。
会は国際プラザ2階のアイリスルームで午後1時から開かれた。待っている間にサマラクーンさんという男性と知り合った。名古屋で会社を経営しているという話であった。
会は事務局長の男性とその孫と思われる子どもの太鼓の踊りで始まった。民族衣装を着て太鼓を鳴らして動いていた。
それから女性4名によりスリランカの踊りが披露された。民族衣装を着て音楽に合わせて踊った。独特の足のステップや手の動きが中心の割合単純なものであった。見るのは初めてであったので興味深かった。
この日のメインは代表の服部和子さんの講演があった。NGO スリヤールワ スリランカ20年の歩みについての話であった。
平成8年に国際連合地域開発センターの25周年記念滋養の開発途上国派遣員の東海地区代表として、スリランカに派遣され、スラムエリアを視察。そのとき、現地野球協会から支援要請を受け、子どもの夢をかなえるために、同年4月に「Sri Yaluva Sri Lanka(輝ける友だちスリランカ)を設立したのだそうだ。最初は中古の野球道具の支援から始まったという。
平成9年 モロトワのスラムエリアに桜台高校からの足踏み式ミシンを使っての職業訓練所をオープン。
平成11年 カルコダワヤに女性の自立のための職業訓練所建設と縫製技術指
導。
平成12年 職業訓練所への給水設備事業(井戸の建設)
平成13年 職業訓練所増設
平成14・15年 貧困地域女性のための職業訓練・指導
平成16年 スマトラ沖地震津波被災者救援
平成17年 ハンバントタに津波被災者のための託児所建設 3・4歳児幼児教
育スタート
平成18年~21年 託児所建設・幼児教育の指導
平成20年 中古消防自動車4台を愛西市の協力で寄贈
平成21年 農業所得向上のためのドラゴンフルーツ栽培指導。
平成25年 託児所修繕
平成26年 服部代表がスリランカ政府から「永年、幼児教育に貢献した」というj
ことで顕彰された
講演の後、交流会とお楽しみタイムであった。
☆民族衣装試着
☆シンンハラ文字体験 名前を書いてみよう
☆Tea Break スリランカ紅茶とクッキー
シンハラ語はタミール語共にスリランカの公用語だそうで、使用人口は80%近く
あるそうだ。
この文字を使って自分の名前を書くことに挑戦したが、大変難しかった。服部さんには褒めていただけたが、サマラクーンさんには「ず」の字が怪しいと言われた。シンハラ語を書くのは我々には大変である。デザイン文字のようで面白く、作り方がハングルに似ていると思った。
スリランカ紅茶はさすがにおいしく、クッキーも日本製かと思うぐらいよくできていた。とくにピリ辛クッキーがよかった。
服部代表
シンハラ語
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