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2016年1月27日 (水)

マスコミが伝えない安保法制廃止へ向けた動き―②―

≪講師、小林節・慶応義塾大学名誉教授≫

♦持ち時間35分、日刊ゲンダイの連載記事「小林節・党首対談」では、民主党の党首岡田さんとも、お互いに率直なところを言い合った。なんか安倍首相はオカシイ、テレビ中継など私は見ていないが・・・とても、やっていられない、

 安倍首相も、取り巻きも茶坊主ばかり。親しい記者にそう言うと、オカシイです、小林先生の言うとおりです。そう言っちゃうと、次の選挙に出られなくなる、議員特権がなくなってしまう。自由と豊かさと平和と言っておきながら、議員は内外使い分けをしている。私は苛々するばかり、なにか戦略的突破口を見つけなくてはならない。

♦同日選挙をやれば、野党はテンヤワンヤ、いや、トンデモナイ。あれ以上は負けぬ。(笑い)。参議員32の選挙区の内、泡沫候補と言われた(志位さんの方を見て)共産党も。しかし、一度には勝てない。候補を統一してくれたらと思う。自民には公明党の下駄がある。公明党は平和の党の看板を捨てた。 日本共産党、こちらの下駄は俄然勝ち目がある。

  自公はもたれ合い、だんだん勢いがなくなっている。各党が思い切り実力を付けて、32選挙区、お互いに調整する。投票日直前までには。あの安倍ちゃんより良いでしょ、ハッとする。共産党は労組に負けか・・・。

♦私は悲観していない。現場の人ほどよくわかっている。ひとつにならないと、安倍は倒せない。まとまると思う。そういう思いでぎりぎりボタンを押す。32選挙区、参院で三分の二を占める野望を遂げる。国民投票に反対する文書を今、伊藤真弁護士と書こうと思っている。衆参のネジレ、爆走を止めるためにもネジレはいいことだ。

 日銀やNHKに手を突っ込めなくなる、アドレナリンか何か飲んで、普通の安倍に戻り、やめて欲しい。私たちは二回続けて勝てばいいのだから。どっちらかすと、絶望するが、私は心に屈託がないから、このように元気なのだ。

♦八王子の市長選挙の応援に五回行く。もう二回行ったが、象徴的なことは、八王子は大きな自然と急にオッツラ来た都会部分のライフスタイルがある。 代々の市長は都議上がりで、一人で判断することが身についていない。土木業者の談合、思いのない八王子・・・前回の投票率は30%、うち16%が自公、反対は43%、棄権が70%という土地柄。

 共産、社民、ネットワーク、なぜ民主がいないのか、いない。現職に勝てないからだと・・・。連合+民主=政策協定だと、ふざけるな!  宜野湾市長選と八王子市長選。素直な記者、長島君は支部長に説教した、ありがとう、当たり前だ。どっちも格好付けている。八王子に行くたびに、聴衆が増えて来て、良い感じだ。投票率が低いほど自公が有利になるのはどこも同じだ。新しい風を起さないといけない。中間層が起きる安倍は良い雰囲気ではいけない。

♦私は、二年前若者を見捨てた。こんな良い教授がいるのに(笑い)、若者はダメだと。 しかし、若者は安倍の爆走に反応した。ママ、ママがぞろぞろ、危険に目覚めたのだ。地域社会、32選挙区、みんなで仲間に語れと言いたい。

♦憲法53条に、四分の一の要請があれば、臨時国会をやれ、期日はない。しかし、開かなくてはいいと、どこにも書いてない。借金をして、返済期日がないから、返済しなくていいということはない。国語の問題である。

 自民の中枢は知能が低下し倫理観もなく、仮死状態である。然るべき時期とは、明日とは言わないが、議論することと、要するに安倍は知能低下をきたしている。  ♦

 今日19日、樋口陽一・東大名誉教授や宇都宮健児・弁護士らと記者会見し、「立憲政治を取り戻そう」*と、200人が集まり、私たちは立ち上がった。 *『立憲政治を取り戻す国民運動委員会』 小林節氏が事務局幹事を務め、樋口氏、水島氏等が代表世話人、安保法成立から四か月、反対してきた学者や弁護士ら200人が集まった。

♦櫻井よし子氏は、「美しい憲法を」と言っている。憲法に美しい、汚いがあるのか。納得 しウンと言うものだ。お節介もいい加減にしろ。

 古賀さんに続き、岸井さんの降板、論じ合い、そこに向上があるのだ。価値を還元する。そうでないと北朝鮮ではないか。公正でない、だから退場せよ、これではナチスと同じだ。櫻井氏に何度も呼びかけたが、何ら答えない。この道はいつか来た道♪軍靴の音が・・・・、10歳だった私が聞いた幼児記憶、私はいま66歳だが。

♦入口をガチンと叩き開け、安倍に迫ろう。選挙区32を勝ち取る、私は割り切ることにしている。野党は勝ち、ステップ・バイ・ステップ、お利口になろう。衆院295の議席、圧勝、一気に? あまり、私を苛立たせないで。(会場から男性が突然立ち上がり、持論と質問をし始めると、しばらくして、講師は、あなたは黙ってください。私が話しているのだからと諌めるように言った。)

♦八王子市長選の応援で街宣した。選挙に行ってください。行く以上、選挙公報を良く読まれて、行ってくださいと訴えた。空理空論を重ねる市長は、田舎では大統領と同じ権力を持っている。街宣で、私は敢えて、誰に投票してくれとは言わない。五十嵐候補は立派な学者、育児、介護を経験し、八王子に住んでいる。

♦明後日は日刊ゲンダイの党首対談で、社民党・党首と話す。民主党が一番頑固だ。共産党とは同席出来ないと、それなら、安倍首相とは同席できるの? 革命政党とは同席できないと酷いことを言う。旧体制と新体制とが不連続、これを政治学、憲法学では革命と称する。

 日本の戦前と戦後も繋がらない、断続し不連続であった。明治憲法を昭和憲法に、主権を天皇から国民にと・・・。換言すれば、敗戦は8月革命なのだ。

♦共産党という名前を変えろ、これも失礼千万である。司法の独占もデタラメだ。 「死ぬまで働け!」とブラック企業、ある経営者はゴーストライターに本を書かせ、押し売りしている。資本の独占、人間の欲望は無限に広がる、人間の性とはいえ、派遣で一生を終える。子どもを作れと、安倍首相は頭が狂い、心が狂っている。

 共産主義の共産とは、ブラック企業に資本の独占を許さず、資本を共有しろという概念である。エンゲルス、マルクス、そのもっと前、ギリシアローマに遡る。彼(安倍)を真剣に見つめると、個人の知性に大きなギャップがある。

♦米国の独立戦争、私は40年前に米国に留学したが、英国軍をやっつけた米国革命と呼ぶのが正確だ。ジョージ・ワシントン(GW)を尊敬し、私はいつも彼の胸像を身につけている。(ポケットからドル紙幣を取り出して)、これがGWの肖像である。(笑い) GWは神々しい、英・仏・西と、チョボチョボ国と植民地支配の時代、民主主義等一つもない。そこに出来ちゃった。

 英国軍に取り巻かれ苛められた、また、米国に新しい王国など作ってどうするの。王国の一部とならず民主国家をつくるとGW。米国に習い、仏もブルボン朝から人民革命を、ロシアも然り。革命は悪いことではない。産業革命の知名度は高いが、革命に悪いことない。確かに武力を使った、人民に向かい素手では・・・。

♦安倍王朝はどうか。国民は700人超の議員を選挙で選び国会に送り、未来を彼等に預けたわけだ。主権者の幸せを、自由と豊かさと、平和な国づくりを。

 この一年、議会はまったく機能していない。丁寧に、丁寧に、1000回、2000回説明したと・・・。私は三回呼ばれたが、納得いく説明は一度もなかった。ただ、吠えまくっているだけだ。二回で決めること、議会はそれを追認するだけだ。これってなに?王様だ、裸の王様だ。最大の党首、ここをキッチリとおさえ、やめさせるほか道はない。

♦♦力の籠ったスピーチと大河原さんは評し、講師はもっと話したかった雰囲気であった。

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