米飯の前に魚や肉を食べると、血糖値の急上昇が抑えられる
昨年NHKの「ためしてガッテン」で野菜を先に食べ、肉や魚を次に食べ、最後にご飯を食べると太りにくいし、血糖値を上げないということをやった。
以来私も含めて多くの人が野菜を一番に食べるようになった。また米国でも「Vegitable first」と言って野菜を先に食べる事が勧められるようになってきた。
今度は次の研究があるのを見つけた。やはりガッテンと同じことを言っている。
米飯の前に魚や肉を食べると、血糖値の急上昇が抑えられることが関西電力医学研究所(神戸市)の研究でわかった。同じメニューでも食べる順番を意識することで、糖尿病の予防などにつながる可能性がある。
欧州糖尿病学会誌(電子版)に掲載された。
血糖値の急上昇は、動脈硬化などの発症リスクを高めるとされる。野菜を米飯より先に食べると、食物繊維の働きにより、小腸で糖の吸収が穏やかになって、血糖値の急上昇が抑えられることが知られている。
矢部大介副所長(糖尿病学)らは、2型糖尿病の患者12人と健康な10人を対象に、米飯を先に食べた場合と、魚(サバの水煮)か肉(牛肉の網焼き)を米飯の15分前に食べた場合について、それぞれ食後4時間の血糖値を調べた。
その結果、患者も健康な人も、血糖値の上昇幅は「米飯が先」と比べて、「魚が先」が約3割、「肉が先」が約4割低かった。いずれも「インクレチン」という消化に関わるホルモンが、食後30分で約2倍多く分泌していた。この影響で胃の動きが緩やかになり、米が小腸で吸収されるまでの時間が約3倍長くなったという。
矢部さんは「野菜、魚・肉、米飯の順でゆっくり食事をとれば、より効果が得られるだろう」と話している。
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begitable first(野菜を先に)で炭水化物を後にして少なめにすれば糖尿病も治ると思うのですが。
投稿: らら | 2016年1月11日 (月) 20時02分
私の周囲にも糖尿病や血糖値が高い人たちがいるが、遺伝的な原因は別にして総じて多食また鯨飲するほどのお酒好きである場合が多い。要するに暴飲暴食である。昔から腹八分目に病なしとはよく言ったものでる。食事の量を少し少なめにし、よく噛んでゆっくり時間をかけて食べる。難しい理屈はないが最も効果的であるように思う。しかしながら、飽食の現代このことをきちんと実践することは意外に難しいのである。
投稿: toshi | 2016年1月11日 (月) 06時50分