携帯料金は安くならないのか
10月にiphone6sを買ったことは以前に書いた。今日10月分の請求書がネットで見られるようになった。何と9500円余となっていた。
9月分の請求書は6500円であったから、3500円多くなった訳だ。10月分の内訳を見たのだがどうも分かり難い。携帯料金は複雑で、説明を受けてもストンと理解できない。
10月終わりに契約内容を変えて、「スーパーカケホ」というのにした。1700円で電話は5分まで、ネットは3Gである。次の請求でいくら来るか楽しみにしている。
私はデータ通信量は0.5前後のことが多い。本当は一番下の2Gでもよいのだが、iphone6sにしてYouTubeを見るかもしれないので、3Gにして様子をみることにしたのだ。電話はLINEとか無料電話を使うことが多いのでスーパーカケホでなくてもいいのだが。
今週の週刊ポストを見たら、「不公平で不透明なケータイ料金のカラクリ」という記事が目に留まったので買って来て読んだ。週刊誌は滅多に買わないのだが、他にも「安倍首相は来年サミットで引退」とか「韓国が日本を追い抜く」「胃カメラの名医」などがあったので買ったのだ。
記事によると、日本の携帯料金は諸外国に比べて高いという。
ライトユーザー ヘビーユーザー
日本 6500円 6500円 ※いずれも月額
英国 1817円 3090円
フランス 1339円 4421円
米国 6010円 7813円
韓国 2990円 4200円
日本が高いのは、あまり使わないユーザー向けのプランがないからだという。私の場合9月が6500円であったのは、ぎりぎりの線であったからだ。
日本のケータイ料金は私のような高齢者や年配者のライトユーザーが高い料金を払わなくてはいけない仕組みで、若いヘビーユーザーの分まで払っているのだという。
「定額で使い放題」という宣伝文句に騙されているのだというのだ。大手キャリヤー3社のスマホ料金は一番安いのでも2Gまで使い放題、月6500円が最低なのだ。
2Gというのはメール1通が約500キロバイト、ニュースサイト1ページが約300キロバイトだから、1日に5通メールをして、1日に5回ネットのサイトを見ても、1か月120メガバイト程度だという。これを若者のように動画を見たら30分で120メガになるというのだ。
私など月に500メガ内外である。本当は2Gでも1.5G余ってしまう計算である。つまりライトユーザーのほとんどは普通に使って16か月も使えるというのだ。それなのにそれに見合った安い料金設定がないのである。
大手携帯会社にとってスマホは利幅が大きい商品だというのだ。全くその通りである。私は以前ガラケーの時は月に多くても1800円以内であった。それがスマホになって最低でも6500円、iphone6Sにしたら8000円以上である。
友人がガラケーを買おうとしたら、今はガラケーがあまりないとぼやいていた。毎月3000円程度のガラケーでは携帯会社は利益が薄いから敬遠しているのかもしれない。
週刊ポストによると、ライトユーザーには携帯利用料を外国のように0円にできると言っている。
大企業ばかり大事にする安倍政権が本当に携帯利用料金を安くできるのか見ものである。
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携帯電話キャリヤーの寡占で電話料金が下がらないのでしょうね。内部留保は莫大だと思うのですが。
投稿: らら | 2015年11月21日 (土) 16時52分
私も今週の週刊ポストの見出しに注目しました。あまり使わないユーザー、または料金システムに詳しくない人が割高な料金を支払わされているというのは全くその通りだと思います。特に高齢者は何も気にせず支払う人も多いので通信会社にとっては上顧客だと思います。そもそも通信料の原価はどのように計算されるのか全く分かりません。素人考えですが通信そのものの原価は殆どゼロで設備費、人件費が大部分なのではと思います。大手3社の寡占状態では適正な競争が行われていないように思えますが
?
投稿: toshi | 2015年11月21日 (土) 08時48分