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2015年10月 9日 (金)

梶田隆章教授ノーベル物理学賞、同年に二人目の受賞者

 英語会話クラスで勉強していた。話題は大村氏のノーベル医学生理学賞受賞であった。そのときふとiphoneを見たら、「梶田隆章氏がノーベル物理学賞受賞」というニュースが飛び込んできた。早速皆に伝えたら驚いていた。

 帰宅後9時のNHKニュースナインを観たが、「ニュートリノに質量があることをスーパーカミオカンデの実験で証明した」という解説がさっぱり分からなかった。次の日朝日新聞の記事で解説を読んだがやはり理解の外であった。

 ましてや「ニュートリノ振動を手掛かりにすれば、なぜ宇宙に物質が存在するのかという謎に迫れる可能性が出てきました」という梶田氏のコメントもちんぷんかんぷんである。でもほとんど分かっていない宇宙誕生の謎に迫る手掛かりになったのはすばらしいと思う。

 小柴特別栄誉教授のノーベル賞受賞に続いて同じ分野でさらに研究を進めて今度の受賞に至ったのは日本の誇りである。

 朝日新聞によると、梶田教授は小柴教授の弟子であり、その他に戸塚洋二東京大学特別名誉教授という師がいて、戸塚氏がスーパーカミオカンデを建設し、そのリーダーとして研究グループを引っ張って来たという。

 戸塚氏はノーベル賞が確実視されていたが、2008年に66歳でガンで亡くなられたと知った。もし生きておられたら73歳である。きっとノーベル賞受賞をされたであろう。

 変な話だが、こういう賞をもらうというような栄誉を伴うことには必ず運が避けられない。高齢になって賞を受けられた方は長生きしたからできたのであった。

 運不運は人生につきものである。どれだけ努力をしても栄誉が得られなくてもそれでの人の価値が決まるものではないのだ。

 余談だが、新聞の扱いも大村氏のときはTPPに押しやられていたが、梶田氏は一面大見出しであった。TPPがなければ大見出しであったのに・・・である。

 朝日新聞の対談で毛利衛氏が「ずいぶん、ノーベル賞で社会が沸き立っているが、ノーベル賞をもらうということがすべての価値を決めるという考えに陥っていませんか。・・・ノーベル賞自身も社会と共に変わってきている。一人の力ではなくて、チームでしないと大きな発見ができないという時代にさしかかってきているのですね」と指摘している。

 梶田氏自身がスーパーカミオカンデを受け入れた地元への感謝を述べ、また観測は100人を超えるチームが協力するプロジェクトだから、「私の名前を出していただいたが、スーパーカミオカンデの研究グループ、種になるような研究を進めていたカミオケンデの研究グループも認められたものだと考えたい」と謙虚に語っている。

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コメント

 自然科学は複数の受賞者が多いですが平和賞や文学賞は1人です。それで同額の賞金というのはアンバランスだと思うのですが。理由は分かりません。賞の権威が賞なのでしょうね。

梶田隆章氏は私の家内の友人の息子がカミオカンデに勤務していて彼の直接の上司に当たるということで少しは身近に感じた。しかしながら研究内容については私の理解をはるかに超えていた。それはともかく毛利さんが言うようにノーベル賞をもらうことで受賞者の価値が極端に拡大することは不思議な現象である。俗に言う箔がつくの極みであろう。村上春樹氏が今年もノーベル賞を逃したが、貰おうと貰わまいと彼の小説の価値は変わらないはずなのだがもし貰えば、世界中の人が彼の本を買いに殺到するに違いない。出版業界は喉から手が出るほど欲しい賞なのである。こうなるとノーベル賞は完全に商業主義に利用されることになる。これからもノーベル賞を巡る悲喜こもごもは延々と続くことになる。ノーベル賞に全く縁のない者のひがみ節であるが。

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