安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―④―
★集会アピール(要点のみ)
強行採決、この暴挙に満身の怒りを持って抗議する。
国民の6割が反対、8割が説明不足と、その中での強行採決、主権在民、憲法の根本を踏みにじる。憲法学者の9割が、歴代法制局長官が憲法違反と判断、法曹界はじめ、各種団体、地方自治体議会が反対、慎重審議を要求している。採決強行は、法による支配そのものを無きものにしようとすること。
法案撤回と内閣の退陣を強く求める!
全国の大学で、反対集会や、学生と教職員の緊急行動が急速に広がり、持続し、歴史的にも画期的な事態。その共同は、大学において軍事研究を許さず、平和のための自由な知の探求を持続していく。
この共同は、安倍政権によって行われている大学自治の破壊、各種祭典への日ノ丸・君が代の押し付け、人文諸科学への攻撃を押し返していくためにも、これからも持続させ、発展させていく必要がある。
今日の集会を契機に、安保法案を廃案にし、憲法と民主主義に基づく政治が行われる日本を実現する学生と教職員の連帯した運動をさらに強めていくことをここに宣言する。
2015年7月31日
「安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動」
参加者一同。
★集会の終りに、行動提起、佐藤教授が発言した。
各大学の有志で、安保法に対する声明を、もっと もっと出そう!
8月23日には、学者・学生の共同行動、一斉に立ち上がり、さらに9月6日(日)は、青山通りをデモ行進する予定である。
今日のデモは、250名ずつグループに分かれ、コーンの中を歩くよう、国会域では、幟を降ろしてほしいと、麹町署は交通事故を心配している。
ルートは、砂防会館⇒永田町小・自民党本部前⇒参院、衆院請願受付⇒首相官邸前⇒茱美坂⇒六本木通りを渡り⇒日比谷公園へ。デモは、シュプレヒコールもなく、プラカードを掲げ、静かな行進であった。
―つづく―
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