2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―②― | トップページ | 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―④― »

2015年8月 8日 (土)

安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―③―

★明治学院大学生、奥田愛基さんがスピーチした。

三つの反対、そのひとつが憲法違反、違憲と学者400人が、合憲学者は20人、たくさんの学者と・・・1972年の政府見解、さらに砂川判決まで持ち出し、何でもありだ。

二つめは、安保上、必要か否かだ。違憲でも11本の法案を一度に、内容をまともに知っている人が何人いるか。学期末に僕も読んだが、二度と見たくもない。

国民に不安を煽る某テレビ局、戸締りだ、雨戸だと、オレオレ、振り込み詐欺同然だ。火事だ、燃え移る、より深刻、国民が舐められている。読んでいるうちに、ひょっとして僕は間違いかと錯覚する。ホルムズ海峡機雷封鎖の例示、10年前のイラン、米国と関係は修復、イラン大使も機雷設置はないと公言している。

三つめは、民主主義が何かを、まともに説明できていない。憲法も国民声も無視している。本当に止めるには、具体的にどうしたらいいか。

 与党はすぐプランを出せと言うが、米国の人種差別に反対する運動家が、「ⅠHAVE A DREAM 」と言ったように、僕も 「I HAVE A DREAM」だ。これを実現したい。

 学者は出来なかった原因を分析して論文にする。、議論の仕方も、できないことを立証する。僕はそんなのは嫌だ。変えたい未来、未来に生きたい私たち。「民主主義ってなんだ?」と叫ぶ。 学者や知識人は、「お前より、頭が良い」 「学生、学者は何をしたら?」 「民主主義ってなんだ」 

「学生、学者は何をしたら?」 「民主主義ってなんだ」

 

亡くなった鶴見俊輔さん、「民主主義は完全に成立することはない。追い込まれて、盛り返す。そのパワーが重要なんだ」と言っています。 丸山真男さん、ルソー、ロック・・・人類の歴史の中にいる。今日、僕は授業を受けて、ここにやって来た。

 

 

★ニューヨーク在住の坂本龍一さんからのメッセージが紹介された

♦♦国会審議もせず、閣議決定で、正面ではなく、解釈で安保法案を押し通そうと、これはクーデターに近い。多くの日本人、特に女性の拒否感、憲法9条が胸に深く刻み込まれている。いままで、考えていなかった若者、若い世代が意見を述べ、行動に・・・唯一の希望を見ると。

♦♦日刊ゲンダイはこう報じている国民一人一人が自国の政府が何をしようとしているかしっかり考える時。

 Musician Sakamoto speaks up " Japanese government has been ignoring the public opinions. This is almost a coup." ・・・

「クーデターに近いものだと思っています」世界的ミュージシャンも・・・

 

 「坂本氏は日本の危機的な状況をしっかりと理解している。戦争法案を危惧し、声を上げずにはいられなくなったのではないか。

 会場にいた高千穂大学五野井准教授は言った。「世界にいる多くのファンたちも共感するでしょう」 「SEALDs」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)は、坂本氏にこんなメッセージを送った。「体調が万全でない中、わざわざ声を上げてくれて、とても感謝しています。体調がよくなったら、ぜひ一緒に国会前抗議に参加してほしい」

 日増しに拡大する安保法案反対デモ。坂本氏だけでなく、今後も著名人の賛同者が増えるのは確実。いよいよ廃案が現実味を帯びてきた。 

                    ( 以上、日刊ゲンダイから。)

               ―つづく―

 

 

Yes, Sakamoto! You are damn right!
Thank you for raising your voice.

 

 

  

             ―つづく―


Yes, Sakamoto! You are damn right!
Thank you for raising your voice.

« 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―②― | トップページ | 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―④― »

憲法問題」カテゴリの記事

コメント

憲法違反、戦争可能の安保法制には反対の1点で、それぞれのやり方で行動をすることが大事ですね。60年安保のときより広がりがあるように感じます。

もうひとつSEALDsの若者たちが素晴らしいのは、政党の壁を超えて、ずっと非暴力で声を上げ続けていることですね。ガンジーに学んだキング牧師も非暴力を貫いて公民権運動の先頭に立って、1963年の8月23日にワシントンに100万人が集まり黒人差別撤廃を訴えた結果、それまで当たり前の行われていた学校や公共施設や公園の水飲み場、バスの座席、レストランでの黒人差別禁止に政府を動かしましたからね。8月23日、30日には大規模な国会包囲の集会、デモも予定されています。まだまだ諦めるのは早いですね。

今朝も奥田君が毎週金曜日に国会周辺で憲法守れと大勢の人が声を上げて、広島、長崎で被爆して今も苦しんでいる人がたくさんいるのに、国会ではミサイルは弾薬だとか、核兵器も法的に後方支援で搬送できるとか言っているのが悔しいと涙を流している写真が出ていました。まだ泣くなと言いたいところですが、ずっと声を上げて行動してきたからこそ悔しさも大きいのだと思います。若者の声が心に響かない、軍需産業優先で目先の利権に執着して、教育も憲法も民主主義も労働条件も武器や原発の輸出も次々と破壊してゆく安倍政権に絶望する若者が、少しでも未来に希望が持てる社会にしなくてはいけないですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―③―:

« 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―②― | トップページ | 安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―④― »