創価大学にも良心派がいた!
各地で創価学会員が安保法制反対の声を上げたり、集会に参加したりするニュースが報道されるようになった。
そんな中で池田大作名誉会長が作った創価大学でも、大学関係者や卒業生ら有志から安保反対の声がでて来た。8月11日にネット上では「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者有志の会」が、反対声明をアップ。賛同者を募っているというのだ。
ちょっと遅い感じは否めないが、勇気をもって立ち上がったのはよくやったと褒めたい。
立ち上がった理由は、
「創立者・池田大作先生の理念を基にする」ということだそうだ。
「有志の会」のサイトにアップされた声明文では、「現在、9割の憲法学者が『違憲』と判断している安全保障関連法案が、安倍政権により採決されようしています。私たちはガンジー、キングの人権闘争の流れに連なる創立者・池田大作先生の人間主義思想を社会に実現すべく学び続けてきました。そこで培った人権意識を持つ者なら、声を上げるべき時は、今です」と呼びかけている。
池田大作氏の人間主義思想から言えば、「今でしょ」ということになるというのである。
そのうえで、「私たち関係者有志は、創立者・池田大作先生の理念を我が人生の根幹に据え、安全保障関連法案への『反対』を表明します」とアピールしている。
当の池田大作名誉会長は安保法制についてどう考えているのであろうか。沈黙を守っているのかどうか部外者にはサッパリわからない。前にも書いたように、公明党が賛成なのは池田氏の了解があってのことだと推察されるのだ。
もしそうだとすると、今回の安保反対の有志が掲げる「池田大作先生の理念を根幹に据え」は、反池田ということになるのだが・・・・。
池田氏がもし安保法制に反対ならそれは素晴らしいことだが、創価学会の動きが鈍いことから見ると反対ではないように思われる。
もし、池田大作氏の本意に反してでも安保反対の行動を起こしたのならそれはすごいことだと思う。
選挙の時各戸訪問をして票を固めるように、安保反対の各戸訪問の行動を起こしてもらいたいものである。創価学会に中に安保反対が広がれば参議院での廃案に持ち込めるかもしれないのだ。
呼びかけ人として、創価大学の在学生・卒業生のほか、創価女子短大教員の氏家法雄氏、創価大教員の佐野潤一郎氏が名前を連ねているそうだ。
氏家氏は「賛同のご署名お願いします」、佐野氏は「さあ、まずは26日の100大学共同行動までに、たくさんの創価女子短期大学・創価大学関係者有志の声を糾合して、安保関連法案廃案への圧力にするぞ!」と、それぞれ自身のツイッターで賛同を募っているという。
※このニュースをYahooニュースで読んだのだが、先ほどYahooニュースで検索をしたら「見当たりません」と出た。それでGoogleで検索したらヒットした。
Yahooは記事を削除したに違いない。
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この番組は私も見ました。明日取り上げます。
投稿: らら | 2015年8月18日 (火) 12時13分
今年は戦後70年の節目で例年に増して、太平洋戦争にまつわる特集番組、記事が多かった。私は一昨日のブログへのコメントで半年早く降伏を受け入れていたならば、甚大な被害は防ぎ得たと書いた。しかし昨日のNHKスペシャル「終戦、緊迫の7日間、8月15日以降も続いた知らざれざる日本の危機」という番組を見て、戦争を始めるのは簡単であるが、終わらせることは至難でることを改めて思い知った。終戦半年前に降伏とか講和といったら、主張した人の命も危なかったに違いない。完膚なきまでにやられてやっと納得させた?しかしまだまだ徹底抗戦派は多かったのである。番組では職業軍人でない慶応大学出身の某氏の言葉で集団自決を思いとどまったという生存者の話しがあった。制服組は戦争が商売なので冷静な判断は期待できない。バランスのとれた教育がいかに大切かも再認識できた。それにしてもNHKスペシャルはいい番組を作っている。いかに会長が政権の立場を忖度する人間でも別組織で制作しているNHKスペシャルまで容喙はできないらしい?
投稿: toshi | 2015年8月17日 (月) 11時01分