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2015年8月11日 (火)

安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―⑥―

★明治学院大学生、千葉康正さんがスピーチした。

 ナポレオンに勝った英国のウエリントン侯は、「不戦の国が、本当に勝った国」であると言った

不戦、不参加(不参戦)、憲法9条の感性に通じる。それを軽薄に投げ捨て、犠牲者を

出すことを躊躇わず、冒涜的だ。

 朝日新聞の「声」欄に、86歳のオジイチャンの投書が載っていた。予科練で、特攻機に乗って生き還った。強行採決のあとシールズの動きに、私は戦さで散った仲間を思い、若者は生き返ったぞ! 16才、18才、20才の若者が・・・生まれ変わったと涙したとあった。

 

 安倍首相は戦後生まれ、私たちと決定的な違いは、家柄でも、財産でもない。知性と想像力だ。彼にはこれが全く欠如している。戦争時の異常な蛮行は、戦争映画の何倍、何百倍、それを正当化し大量殺人を犯す。安倍首相は、大袈裟だと口に出し、国民の声を聞かぬ態度はトンデモナイ。不誠実そのものだ。

 市民、メディア、アカデミズム、世界の人が、注視している。民主主義は始まっている。 CMで言えば、味覚日本一!が根付いた国、遥かに美しい国。不条理に声を上げ、権利と義務を全面に、矛盾に立ち向かい、悪政の前に、学問は無力でないことを示そう。学問についても、戦争についても、国民に主権がある、私たち世代で必ず、必ず廃案にもっていこう!

 

★上智大学、中野晃一教授(政治学)がスピーチした。

 学者と学生、僕は頭脳より体だから、ここに来るのに気が退けたと肩幅が広く、がっちりした体格の中野教授はこう言った。2014年初め、「立憲デモクラシーの会」を呼びかけ、明治(大日本帝国憲法)のことであったから、あまり話題にならなかった。

 いまは、改憲か、護憲か、対立軸に。憲法を守れ!そこまで、あとに譲れとは、恥ずかしい。憲法を守れ!2015年、国会を開く、一日三億円掛かる。あまりにオカシイ。

 政党政治はここまで堕落したのか。一強多弱、要は一強だけで、人々は立ち上がり、止めるしかない。絶望しないで希望を捨てない。学生が口を開き、「平和主義」の言葉を述べる首相、戦争に巻き込まれない、リスクは高まることはない、本人は亡くならない。

 もうコリゴリだ、人を殺さない、殺されない。うるさい、ウザッタイと言う人もいるだろう。頭でっかちの学者に状況は厳しい。しかし、これは勝てる。自民の足並みは乱れ、9月の総裁選、公明党も揺らいでいる。北風か、太陽か。ペットの犬ではないが、鼻づらをひっぱ叩いて、廃案にもっていこう。(時間がなく、スピーチは半端に終わった)。

              ―つづく―

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コメント

安倍首相も渋々「お詫び」を入れるようです。これも全国に広がった安保法制反対の声に押されたからでしょう。

どうやら8月15日に発表される安倍総理の70年談話には、植民地支配と侵略、痛切な反省、及び反省は盛り込まれる見通しと報道されている。これは昨今の内閣の支持率の低下、地方選挙での苦戦、公明党からの強い要請によるものと観測されている。政権にとって一番大切なことは政権の維持であり、個々の議員にとっては、議員であり続けることである。それが危うくなりそうなら、
極論すればどんな妥協も厭わないのである。強固な信念の持ち主?は自身の選挙が超安泰な安倍総理を始めとする一部の世襲議員だけでかもしれない。国民の目を欺かず、よくも悪くも信念に殉じてくれと言いたいが、、。

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