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2015年8月 6日 (木)

安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動―①―

安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動についてのレポートを友人が送ってくれました。マスコミでは分からないことがよく分かるので転載させていただくことにしました。

本当に止める NO WAR 2015.7.31 FRIDAY

TAKE BACK DEMOCRACY

★「私たちは、学問と良識の名において、違憲性のある安全保障関連法案が国会に

  提出され審議されていることに強く抗議し、それらの法案に断固として反対します」

 学生と学者の垣根を越えて、大学で学問を学び合う同士、手をとり合い、この安保法制に反対する声を上げる。このような事がかつて在っただろうか? 分野、世代を超えて、この国の危機に立ち向かおう。(案内文から)

 

★この学生・学者共同集会は、7月31日(金)、17時から第一部、18時10分から第二部と二回に分けて開かれ、大会議室(1400名収容)は学生、学者、一般市民、報道陣でいっぱいとなった。会場は、かつて田中角栄の牙城といわれた平河町の砂防会館。

 会場には入れなかった人も含め、参加者は優に4000名を超えたとスタッフの学生が言っていた。筆者は、Iさん(大阪)、Iさん(大阪)、Uさん(学者)からの誘いで行動に参加、スピーチを聞いた。

 そのあと、国会請願デモに加わり、茱美坂の途中で列を抜け出した。(デモは、砂防会館~日比谷公園のコース) 国会前の反原連とシールズの若者集会に立ち寄るためであった。

 

★スピーチの要旨を、ここにまとめた。どの学生も、自分たちの将来を自分たちが創りだす、将来への夢に懸ける思いを異口同音に語り、頼もしい若者の行動を目の当たりにし元気をもらった。

===第一部===

<学生・学者のスピーチ、メッセージ朗読、集会アピール・行動提起>

★司会進行、芝田万奈さん(上智大学生)と佐藤学教授(学習院大学)。

佐藤教授が言った。「学生と学者が共に行動することは、これが初めて、歴史的事件である。立憲主義、民主主義、平和主義を求める画期的な共同行動。60年安保も、70年安保も、学生と学者の共同行動はなかった」 

「学者の会は6月15日に記者会見を行い、12,644名の学者が(廃案を求め)署名、27,000名を超える市民の署名も揃った。7月20日に学者の会は、抗議デモを行った。安保法案を廃案に持ち込むまで私たちは頑張る」 と、キックオフした。

 

★神戸大学(院)生、津田研人さんがスピーチした。

シールズ関西は抗議デモを大阪、京都でやっている。大学で僕はイラク戦争の研究をしているが、それは小学生の時、沖縄戦のことを学んだからだ。なぜ、戦争になったら人を殺すのか、小中高大を通じ、平和に興味あったかというと、過去、僕に関係ないと思っていた。いや、そうではないと・・・人間、善悪ではない、状況次第で平気で人を殺す、どんなことでもしでかす。戦争をしても、誰も幸せにはならない。

戦争をつくらないことだ。70年曲がりなりにも、日本は戦争をせずに守って来ている。安倍首相は、戦争に結びつくことを嫌うが、どこまで分かっているのか。自衛隊のリスクが高まるのは明白なのに、認めようとしない。国民の命と平和を考えている訳ではない。単純な間違い!? トンデモナイ。

こんな日本なら僕は、首相がつくりだす社会に生きていたくない。

                 ―つづく―

※芝田万奈さんの「安倍首相への手紙」が素晴らしい。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254835

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コメント

共同通信の調査では37%の支持率でした。自民党の地方議員にも反対を唱える人が出ています。安保法制反対がさらに広がることを願っています。

私も学者の会の賛同員ですが、わずか1か月半余りで賛同者が4万人を超えていますね。また戦争法案の廃案を求める声明を出した大学も70校を超えました。今日も広島の平和祈念式典で7つの被爆者団体から安保法案の撤回を求める共同要望書を首相に手渡しましたね。一番の問題は首相が国民の声み耳を傾ける心が全くない点です。支持率だけは気になるようなので、さらに支持率が下がることが一番の薬になると思います。ミサイルや核兵器も弾薬として後方支援で運搬可能というから、もう理論が破綻しています。国民の命も消耗品だから、弾薬として扱うという下心が見えてきますね。

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