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2015年8月 5日 (水)

若者を誹謗した自民党議員のとんでもないツイート

 8月4日の朝日新聞によると、自民党衆議院議員で安保特別委員会メンバーの武藤貴也議員がツイッターで、安保関連法に反対する学生団体SEALDsについて次のように非難する投稿をした。

 「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」とツイートした。

 あの太平洋戦争中、日本政府の大東亜共栄圏建設のスローガンのもと、中国大陸をはじめ東南アジアなど広範囲に軍を送った。その挙句アメリカなど連合国の物量作戦に大敗を喫した。

 あの戦争に赤紙1枚で狩り出された人たちは、「天皇陛下の御為に」と、もし嫌だと言えば「非国民」と呼ばれ、監獄に入れられるから仕方なしに戦争に行ったのだ。

 南方の島では味方の援護もなく、食糧も欠乏するなかで、戦わずに亡くなった人もいる。政府は「1億玉砕」と国民を鼓舞し、負け戦を続けた。先日のNHKの玉音放送を扱ったドラマで、終戦がもし半年早ければ半分以上の命が助かっただろうと言っていた。

 前途有為の少年兵も将来を捨てさせられた。戦争で亡くなった人たちは、もし生きていたらどれだけ日本のために、ひいては世界のために貢献したであろうかと考えると戦争ほどむごいものはない。

 私は凄惨な戦争は体験していないが、毎日上空を飛行するB29や時折飛んでくる艦載機におびえていた。アメリカの無差別爆撃はたまたま私が住んでいた地域を外れただけで、近くの地域は焼夷弾で焼け野原となった。毎日がいつ殺されるかわからない状態であった。

 「戦争に行きたくない」がどうして利己的だとか自己中だとか言えるのであろうか。武藤議員は自分は戦争に行く心配がないからそんなことを平気で言えるのではないかと思う。戦後の教育が悪かったのだと言っているが、日教組の先生たちを暗に責めているのであろう。平和教育のどこがいけない。

 「文化芸術懇談会」に参加していたそうだから、戦前回帰の願望を持っているのであろう。

 安保法制反対に立ち上がった若者たちを素晴らしいと誇りに思う。次回からその様子を取り上げたいと思う。

 

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コメント

自民党・公明党はとんでもないことをしてくれました。立ち上がった若者や高齢者やお母さんや学者などの後ろに多くの反対の人がいる訳でそれが力になると思います。

明日は8月6日ですが、私の父も広島の爆心地にあった陸軍西練兵場(現在の広島市民球場あたり)で被爆しました。建物の下敷きになって肋骨と脚を骨折しましたが、命だけは取りとめて当時の地獄絵図をよく聞かされました。その後放射能が原因で亡くなりましたが、国からは証拠品がないからと被爆認定さえ受けず、1円のお金も謝罪もなく、母はひとりで男並みの大変な仕事をしてきました。若者の戦争反対の声は今唯一の大きな希望です。彼らのスピーチが素晴らしいでね。中年も高齢者も若者から刺激を受けて、今こそ声を上げなければ国民の自由も権利も権力者に奪われてとんでもない世の中を後世に残すことになります。平和と民主主義を守らなければ安心して死ぬこともできません。

安倍政権になって、与党政治家や官僚の劣化が激しいですね。派閥もよかったということでしょうか。

昨日のTV、ひるおびでもこの問題を取り上げていました。政治評論家の伊藤惇夫氏は昔は自民党の派閥が若手議員の教育を徹底的にしていた。よくいう最初はぞうきんがけからスタートであった。ところが今は派閥がなくなり、そのようなきめ細かな人材育成のシステムもなくなり、若手議員の質の低下はひどいという話しをしていた。官邸の力だけが肥大し、後は賛成投票マシンの議員だけが必要とあれば
もともと質の向上は必要ないかもしれない。派閥の弊害はあったが今となっては群雄割拠、自民党を活性化させ、政治を面白くしていたのかもしれない。

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