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2015年8月 1日 (土)

創価学会員の中にも安保法制反対の動きが

 公明党と言えば、結党以来「平和の党」を掲げ、いかなる戦争にも反対を唱えてきた。しかし、昨年の7月1日の集団的自衛権行使容認閣議決定から、憲法を勝手に解釈変更して、戦争ができる安保法案を自民党と一緒になって提案した。

  一般の国民の中では、安保法案によって戦争へ狩り出されるという危険な匂いを嗅ぎ取り、反対の行動をする人が増えてきた。そして安倍内閣支持率は産経や読売の世論調査でさえも不支持率を上回るようになった。

  公明党の支持母体である創価学会は鳴りを潜めていると思ったら、地方では安保法制反対や今国会の慎重審議を求める議会決議が公明党も含めてされるところがどんどん出てきた。

 また堂々とSGIのプラカードを掲げて集会に参加する人や、創価学会員だけの集会が行われたところもあるという。

 Yahooニュースで読んだのだが、創価学会では池田名誉会長のノーベル平和賞受賞に期待をしているそうである。池田名誉会長はこれまでに世界中の大学から名誉博士号等の栄誉を数限りなく受けており、ノーベル平和賞は悲願なのであろう。

 しかし、今回公明党は自民党との連立を優先して安保法案を成立させようとしている。これが通れば池田名誉会長のノーベル賞受賞に影響が出ると危惧をしているというのである。

 池田名誉会長が安保法案に賛成だから、公明党が胸を張って法案を成立させる努力をしていると思うのだ。創価学会にとってはとんだ矛盾を抱えたものである。

 それはともかく下部の学会員には、これまでの平和の党の看板をかなぐり捨てたことへの戸惑いがあり、戦争法案への恐れもあり、勇気がある人が行動を起こし始めているのだ。

 それについて山口公明党委員長は、「学会員の下部まで十分な説明が行き届いていない」と安倍首相と同じようなことを述べている。

 学会は内部で法案理解徹底の討議を重ねているはずだと思うから、山口委員長の発言はおかしいと思うのだが。

 学会員の中には連立を離脱してでも、安保法案に反対をすべきだという人も増えているそうだ。そこに期待をしたい。

●参考 公明党支持者に異変というニュース(報道ステーション)

http://www.dailymotion.com/video/x2z4w3n_%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95%E6%A1%88-%E5%85%AC%E6%98%8E%E6%94%AF%E6%8C%81%E8%80%85%E3%81%AB-%E7%95%B0%E5%A4%89_news

●毎日新聞

http://mainichi.jp/select/news/20150728k0000m040078000c.html

 

 

 

 

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戦争と平和」カテゴリの記事

コメント

 創価学会の中から平和主義人間主義の原点に戻る動きがでて来たことは素晴らしいことです。注目しています。頑張ってください。

私は学会3世です。多くの学会員は池田先生にノーベル平和賞をとって欲しいなどとは思っていません。願いはただ一つ、平和主義人間主義の国家に いいえ 世界になること ただそれだけです。しかしながら現在池田先生は認知症なのか・・もう上層部の好き放題です。 寺とも決別させられ、学会員は完全に宗教難民とかしてしまいました。ただ純粋に全ての人のために祈ってきたのに・・・悔しくてたまりません。それでも私たちはまた 新に立ち上がります。公明党 そして現上層部とは決別し新に 自分達の使命のために頑張ります!!!!

麻生副総理はナチスに学べと言いました。その通りにしているようです。

ナチス政権が当時のドイツ国民から圧倒的な支持を得た大きな要因は第一次大戦の敗戦で極端な不景気と失業に喘いでいたドイツ経済をV字回復させたことであった。すなわちアウトバーンに代表される公共事業の実施と軍事産業の完全復活である。経済さえよければ国民は他のことは賛成しないまでも目をつむってくれる。これが彼らの戦略であり、事実そのようにことが運んだ。安倍政権もアベノミクスを成功させて、景気回復を軌道に乗せ、本来の懸案事項を実現させるのが当初のシナリオである。しかしながら国内景気は株価一つにしても国内要因よりも海外要因に大きく左右される。さらアベノミクスは国民が等しく回復の実感を味わうレベルには程遠い。先行き何が起こるか分からない政局となってきたことは確かである。

創価学会と公明党は一体ですから当然だと思います。

創価学会の池田名誉会長が安保法案に賛成だとは知りませんでした。それで公明党が安保法案に賛成な訳が分かりました。

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