前半16分以内の大量失点にがっかりしたが、それ以後は大健闘だった
女子サッカーのなでしこジャパンは、決勝戦まで進んだ。準決勝のイングランド戦は相手のオウンゴールで幸運ともいえる勝ちであった。でも、後ろに大儀見がいたから自力のゴールもあり得たと言われる。
決勝戦は強豪アメリカとの対戦で、ロンドンオリンピックのリベンジなどと騒がれていた。準決勝までの戦いぶりから見て、接戦だろうと予想していた。
個人的なことを言えば、決勝戦直前に大便がしたくなり、トイレに入った。そのとき、ひょっとして悪運がついて負けるかもしれないというゲン担ぎが頭をよぎった。
トイレから出てすぐに決勝戦が始まった。するとあっという間にアメリカに点を入れられてしまったではないか。やっぱり悪い予感が当たったと思って見ていたら、しばらくしてまた2点目を入れられてしまった。
アメリカはコーナーキックやファウルのセットプレーをものにして、3点をもぎ取った。もうこれ以上点をやらないでほしいと思って見ていたら、また4点目を入れられてしまった。しかもロングシュートからであった。4点取られては万事休すだと思った。
開始僅か16分間に4失点で、まるで子供のサッカーみたいな失点の仕方で、いくらアメリカが強いと言っても決勝戦である、話にならないと思った。それにしても私のゲン担ぎが効きすぎたと改めて思った。
でも、その後は立ち直り、ボールの支配も連携もよくなり、大儀見選手がゴールをして1点返したのでホッとした。
後半、相手のオウンゴールで1点もらい、差が2点となったので、これからだと思ったら、またまたセットプレーで1点取られ5-2となってしまった。
何としても1点ずつ取り返して欲しいと願って見ていた。ボールの支配はなでしこジャパンが53.5%だと言っていた。確かにボールを支配し、連携も頑張っていた。
オランダとの決勝トーナメント第1回戦に勝ったとき、アメリカの元有名男子サッカー選手やヨーロッパの批評で、などしこジャパンの連携プレーは芸術品だと言われたが、いつもその通りだと思って見ていた。
決勝戦も魔の16分以後は大健闘をしたので、本当に惜しい失点であったと思った。アメリカの選手は大はしゃぎであったので、喜びが大きいということは、それだけ日本が強いと意識されていたことの現れであると思う。
この女子サッカー世界選手権大会で、なでしこジャパンは大いに楽しませてくれたので、選手たちにはよく頑張った心から褒めてあげたい。勝敗は時の運ということもあり、決勝戦の16分は悪夢であったということだ。
選手たちは体格のよい西洋人に互角以上に戦い、独楽鼠のように動き回っていた。相撲で言えば小よく大を制すであった。今回を教訓として次回も頑張ってほしい。
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宮間選手は引退するかもしれないと報じられています。もうしばらく頑張って欲しいですね。
投稿: らら | 2015年7月 8日 (水) 08時47分
キャプテン宮間が必要以上に責任感に苦しまないことを願うばかりです。
むしろその点は日本のエライ人達を見習うべきでしょう。
国家がてんぷくしかねない福島原発の事故を「起こしても」誰も責任を取らない。
今年の4月以降、またさらに放射能が放出され始めているらしいのに、東電の役員経験者達は悠悠自適の生活を謳歌し、第一次政権時代に取り返しのつかない判断をしている安倍首相が今ややりたいほうだい。
新国立競技場が3000億円になっても4000億円になっても決して誰も責任を取らないことは決まっているのですから、宮間選手は前進あるのみ。
投稿: たりらりら | 2015年7月 7日 (火) 09時31分