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2015年7月

2015年7月31日 (金)

 日本では見られないフランス紙の記事―参考になるー③―

安倍晋三は1997年に国会議員になると同時に 「日本会議」に、次いで日本会議を支持する議員団体に加入する。 「当時彼らは、保守のジミントーでも周辺的だった」と、中野晃一は言う。 「20年近く経った今日、彼らはジミントーと内閣を席巻している。そして日本会議は、国会の40%に相当する、289人の議員を集めている」 

 彼らのスローガンとは? 戦後の日本、「アメリカに押し付けられた」制度と生活様式から決別することだ。 彼らは、「勝者の正義」、戦争犯罪人を裁いた東京裁判の正当性を認めない。 彼らは歴史を自らの味付け、敗者の歴史を書き直したがっている。 日本帝国はアジアの民衆を「解放した」と声高らかに断言したい。 1038年の日本軍による南京大虐殺は作り事であり、 民間人に変装した数百人の中国兵が死亡しただけだと 主張する。

 日本会議の歴史修正主義者らは、 「慰安婦」は勇敢な日本兵を慰めて月末に手取りを増やして喜ぶ、単なる自発的な売春婦だったと断言する。

CHANGER LES LIVRES D'HISTOIRE   (歴史書を変えること)

日本会議の目的は、歴史書を書き換えることだ。 中学校の教科書は、歴史学者の視点と同じく論争中の問題に関して「政府の公式の立場」を言及しなければならなくなる。 「別の言い方をすれば、歴史修正主義のぱっとしない教師が、南京で民間人の死者はなかったと断言すれば、それが我々の子どもたちの教科書に書き込まれることになる」、と政治学者の中野晃一は説明する。 教育に関して、日本会議は「愛国」教育への回帰を熱望する。 彼らの夢は、1890年代の帝国時代の法 天皇への全面的な服従 にできるだけ早く近づくことだ。 

 これで全てではない。「アメリカの圧力下で」採択された、1947年の平和憲法を、日本会議は根本的に変えようとしている。 その最初の標的は、第9条だ。 この中で日本は「戦争を、永久に放棄」している。

 国粋主義者は世界のどこでも(派兵でき)、そして「自衛力」だけではない軍隊を望んでいる。 「安倍と日本会議にとって、第9条の廃止は決定的に重大だ。なぜならこの条文が軍国日本との決別を意味している からだ」
 運動は既に進行中だ。 昨年7月、政府は初めて、「自衛隊」が日本の国土を離れて同盟国を助けることを憲法9条が認めていると断言して、同条の解釈を変更した。 それが最初の突破口だ。 日本会議は他の条文、最初に婚姻における男女の平等に関する第24条と決別するために、そこに殺到しようとしている。 彼らにとってもちろん、夫は全ての領域で配偶者を支配しなければならない。 彼らはまた、戦前の風習に戻ることを望んでいる。 学校では、まず男子、次いで女子の五十音順で点呼されること 

 戦後の裁判で裁かれた戦争犯罪人を含む、死亡した兵士が祀られる、靖国神社に国家が関わることを邪魔する、宗教と国家の分離に関する16条も廃止することを目指す。 最後に、明らかに、日本会議は天皇が、日本の政治の中心に戻ることを望んでいる。

 安倍とそのお友だちの反動主義者は、どこまで行くことができるだろうか? 日本の誰もが、第二次世界大戦終結70周年記念の8月15日に首相が発するに違いない声明を待っている。 前任者と、どの位まで距離を置くことになるだろうか?

 「ホワイトハウスは、地域の他の同盟国を失う恐れがあるため、余りにも反動主義の臭いがすることは受け入れられない。」 

 安倍の目的は、2016年7月の参院選を利用して、国会で憲法を変えるために必要な圧倒的多数を得ることだ。 それができるだろうか?  「日本会議はエリートの運動だ」、中野晃一は 「大多数の国民は、その思想の大部分に反対している。 しかし受身的な国民性のため、 アベノミクスが上手く行っていれば、国民は されるがままになりかねない。」 と言う。

 今のところ 思いがけない人物が これに対する抵抗勢力となっている。 それは81歳の天皇、明仁だ。 さる1月、新年の祝辞に際して、天皇は暗に、 歴史の反動的な解釈に反対であることを示した。 2月、長男である皇太子、55歳の徳仁殿下はさらに雄弁だった。 極めて稀な記者会見の席で、皇太子殿下は、戦争の歴史が「正しく伝えられる」ことを望んだ。
皇室は今や、日本の自由民主主義の最も優れた盾となっている。
 

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2015年7月30日 (木)

 日本では見られないフランス紙の記事―参考になる―②

  しかし明らかに、反動的で反民主主義的なイデオロギーへの安倍晋三の政治的根強さは過小評価されていた。「数か月前まで、安倍の最終目的は有名なアベノミクスによって日本経済を立て直すことだと多くの人が考えていた」、と上智大学国際教養学部)教授の中野晃一は分析する。

 「今日、平和的で自由で民主的な憲法の根本的な改変を日本人により容易に売り込むという目的のためだけに 経済的成功を追及しているのではないかと疑問視されている。 そうして、彼が1997年の創設時から加入している団体、日本会議に特有の、帝国主義に憧れを持つ、古い秩序への回帰を押しつける目的でも。」

 「逆説的だがこの非常に重要な団体は 日本では未だに真価を認められていない」、「その出発から、日本会議はレーダーに現れないようにあらゆる注意を払ってきた。広告も出さないし、テレビにも出ない。戸別訪問的な活動をしながら、視線の及ばないところで前進していた。その集会はメディアに開かれていない。そして、会員たちには会談の間も、写真を撮る権利もない。」 

 この信じられない「ステルス性」にはもう一つの理由がある。 「日本会議は、より反動的な、地方で発展してきた」と、日本の右翼運動の専門家である法政大学の政治学者、山口二郎は説明する。 「2012年12月の安倍内閣の指名と、さらに昨年秋の内閣改造後、日本会議所属の閣僚の数がさらに増えて、その強大さに面食らうまでは 大手メディアは、元々ローカルだったこの団体を見下していた。」

 日本会議は1997年、一つは満州侵略を率いた帝国軍元司令官によって、もう一つは主に神道の宗教団体によって設立された、二つの極右団体の合併により生まれた。 「反動的で1930年代に郷愁を抱くこれら二つの集団は、日本が戦争中に行った残虐行為の過ちを告白することに耐えられなかった。彼らによれば、日本人は帝国に誇りを持たなければならなかった」と、山口二郎は説明する。

 1995年8月15日、村山首相が有名な謝罪宣言を述べた。 日本が、「植民地支配」を押し付けるためにアジア諸国を「攻撃した」ことを、日本の政府のトップが初めて、公に、そして公式に認めたのだ。 その日、世界は第二次世界大戦終結の50周年を記念していた。 

 反動主義者と超国粋主義者には、もう我慢できなかった。「分裂したままではイデオロギー闘争に敗北しつつあったと理解したときに、合併した。」 反論し、新しい運動、つまり日本会議を建設することが急を要した。 新しい団体の事務総長職は、1970年代の極右学生のリーダーで、今も強大な力を持つ、椛島有三なる人物に委ねられた。そしてこの団体は今、3万5千の会員と200の支部を数える。

289 PARLEMENTAIRES MEMBRES    (289人の議員メンバー)

              ―つづく―

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2015年7月29日 (水)

 日本では見られないフランス紙の記事―参考になる―① -

 友人から送られてきた次の記事は日本では見られないもので大変参考になる。

≪フランスの週刊誌 L‘Obs が組んだ(アベシンゾーの隠された顔)という特集は、日本のマスコミをはるかに超える 内容だ。 欧米世界で 日本が「どう見られているか」を知る手掛かりとなる。≫ L220015年7月24日                   2015年' 

 欧米の新聞の『G7』の記事に使われている写真に「安倍総理」が写っていないと 面白おかしく書いてあるツイートがあるが、 偶然そうなったのなら それはそれで「面白い」で済むわけだが、 意図的に行われているとなると、日本国民に知らされている 「G7」のニュースは根底から覆ってしまう。 安倍総理の「指導力発揮の大活躍のニュース」は 砂上の楼閣と言えよう。
 

 意図的であるか否か  前にも書いた イギリス 「エコノミスト誌」の記事だけでは 判断しづらいが、 フランスの週刊誌L'Obs ( Le Nouvel Observateur)には、 もっと大きく 「日本会議」と「安倍首相」の関係が 取り上げられている。 旭日旗のようなデザインとともに・・・ (下の写真)日本人の知らない間に 「安倍首相」は 世界に最も知られた首相となるだろう。 それがどういう意味を持つかを 国民は考える必要がある。
--
 日本語訳は PAGES D'ECRITURE さんから引用 --

 

Photo


       
                             
 Japon  LA FACE CACHÉE DE SHINZO ABE (アベシンゾーの隠された顔)

 それは国際政治で、大幅に無視されているとはいえ、主要な事実だ。世界第三の経済大国である日本は、数か月前から、(総理大臣、安倍晋三も含めて)閣僚の4分の3が、歴史修正主義で権威主義の極右団体、「日本会議」と呼ばれる、目立たないが影響力のある団体に属していることだ。

 2012年12月に政権に復帰したとき、安倍晋三が、新自由主義的であると同時に戦前に郷愁を抱く強硬な右翼出身の政治家であることを知らない者はなかった。プーチンやインドの国粋的指導者モーディを称賛していることも知られていた。 祖父の岸信介が1932年に大日本帝国によって併合された満州のナンバー2であり、1945年の敗戦の後、A級戦犯として投獄されていたことも、誰もが知っていた。

  しかし明らかに、反動的で反民主主義的なイデオロギーへの安倍晋三の政治的根強さは過小評価されていた。「数か月前まで、安倍の最終目的は有名なアベノミクスによって日本経済を立て直すことだと多くの人が考えていた」、と上智大学国際教養学部)教授の中野晃一は分析する。

 「今日、平和的で自由で民主的な憲法の根本的な改変を日本人により容易に売り込むという目的のためだけに 経済的成功を追及しているのではないかと疑問視されている。 そうして、彼が1997年の創設時から加入している団体、日本会議に特有の、帝国主義に憧れを持つ、古い秩序への回帰を押しつける目的でも。」

 「逆説的だがこの非常に重要な団体は 日本では未だに真価を認められていない」、「その出発から、日本会議はレーダーに現れないようにあらゆる注意を払ってきた。広告も出さないし、テレビにも出ない。戸別訪問的な活動をしながら、視線の及ばないところで前進していた。その集会はメディアに開かれていない。そして、会員たちには会談の間も、写真を撮る権利もない。」 

 この信じられない「ステルス性」にはもう一つの理由がある。 「日本会議は、より反動的な、地方で発展してきた」と、日本の右翼運動の専門家である法政大学の政治学者、山口二郎は説明する。 「2012年12月の安倍内閣の指名と、さらに昨年秋の内閣改造後、日本会議所属の閣僚の数がさらに増えて、その強大さに面食らうまでは 大手メディアは、元々ローカルだったこの団体を見下していた。」

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2015年7月28日 (火)

隠されている「集団的自衛権行使」の目的

 公明党の山口委員長は「自民党・公明党は安全保障法を必ず通す。それが”平和の党”公明党の使命だ」と語った。それに対して元公明党副委員長の二見氏は「安全保障法を通すなどもってのほかだ。公明党は連立離脱をすべきだ。そうでないと平和を大事にする支持者が離れる」と真っ向から批判した。元公明党には良識ある人もいたのだと感心をした。

  参議院ではいよいいよ審議が始まるが、9月14日が来れば自動的に60日ルールが適用される。それでも参議院では徹底的に議論をして問題点をできるだけ明らかにしてもらいたい。

  そもそも一つでも重要な法案を、10本も1つとして提案したのが誤魔化しの最たるものである。衆議院116時間審議したと言いながら、1本あたりはたった11時間である。そして安倍首相自身が「国民の理解は十分に得られたとは言えない」と認めた。

  26日のサンデーモーニングでは、田中秀征氏が説明をして、集団的自衛権行使の本当の目的は簡単なことであると述べた。

  「アメリカに肩代わりをする」のが目的であると指摘した。では何を肩代わりするのかというと、イラク、アフガン戦争などで嫌気がさしているアメリカに代わって、

   ①資金   ②人命   ③危険  

  これらの3つを、アメリカと軍事的に一体化することによって、肩代わりすることだという。極めて明快な指摘である。

 さらに田中秀征氏は、アメリカと一体化することによって、地理的に近い日本がテロや攻撃に晒される危険が増大したと言っていた。安倍首相は抑止力が高まるから危険は減るというが、逆になるというのは子どもでも分かることである。

 岸井氏は、安倍首相は必死になって本当のこと、つまり「アメリカと一体化し肩代わりをすること」を隠そうとしている。その為に身近なたとえ話をして説明しているがそんなことをするから国民は怪しいと感じるのだと言っていた。

 安倍首相はアメリカに行き、先にアメリカに約束をして国会での審議は事後承認の形になってしまった。アメリカが安保法制を歓迎するのは当然のことである。日本国民の安全よりアメリカ追随を優先にする安倍首相とそれを一緒になってごり押ししようという自民党・公明党なのである。

 

 

 

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2015年7月27日 (月)

「中日春秋」で知った画家松本竣介氏の言葉

 病院の待合室で中日新聞の「中日春秋」を読んだらすごい言葉を見つけた。松本竣介氏という画家が戦時中に語ったという言葉である。

 先の大戦中日本は戦争遂行のために、言論統制をし総動員をした。画家も例外ではなく、藤田嗣治画伯をはじめ戦意高揚のための絵筆を執らされた。「言うことを聞かない画家には、配給を禁止する」と軍部は圧力をかけたのだ。

 その時代に画家の松本が言った言葉が次の言葉である。

「今、沈黙することは賢い、けれど今ただ沈黙する事が全てに於いて正しい、のではないと信じる」

との一文を公にしたのだそうだ。

 そして1942年に、灰色の街にすっくと立つ自画像を「立てる像」を発表したというのだ。春秋子は「あらゆるものが国家と戦争の論理によって立つ時代にも、自分自身の足で立とうとした。」と書いている。

 私は松本竣介という画家を知らないが、あのものを言えない戦争の時代にはっきりと上のような言葉を述べたこと、信念として揺るがなかったことに感銘を受けた。彼は1948年に36歳の若さで世を去った。

 戦後70年の平和の後、日本は大きな歴史的岐路に立っている。もし松本氏がいたらどう思うであろうか。

 私は自由に発言を続けているが、もしあの戦争中のような時代が再び来たら、その中で毅然として自己の意見を述べられるかどうか自信がない。松本氏の信念に敬服する。

 今は沈黙していてはいけない時なのだ。学者も法律家も技術者も主婦も学生も・・・・さまざまな人々が安保法制反対に声をあげ、行動し始めている。それは主義主張や支持政党に関係なく、自民・公明でつくる安倍政権が勝手な憲法解釈をして、きちんと説明できない安保法を国会での多数をたのんで強行採決で成立させようとしていることに反対をしているのだ。

「松本俊介 画家」の画像検索結果

 自画像 立てる像

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2015年7月26日 (日)

ニューヨーク・タイムズ紙が安倍首相のやり方を批判、学者も反対

 IphoneでSmartnewsを見ていたら、ニューヨーク・タイムズが社説で安倍総理のやり方を批判したという記事を見つけた。アメリカから見ても安倍首相の憲法解釈の変更による集団的自衛権行使に踏み切ったことはおかしいのだ。

  「アメリカのニューヨーク・タイムズ紙は、与党が先週、衆議院で安全保障関連法案の採決を強行したことについて『安倍総理が戦後日本の平和主義への痛切な誓いを尊重するのか大きな不安を引き起こした』と批判しました。

 これはアメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが20日付けの社説で掲載したもので、冒頭の批判に続き、戦後70年を経てアジアにおける中国の強引さが目立つなか『世界第3位の経済大国がより大きな国際的な役割を果たそうとするのは驚くにあたらない』と指摘。

  ただ『問題はそうした目的ではなく安倍総理の手法だ』として、安倍政権が集団的自衛権の限定的な行使を、憲法改正ではなく解釈の変更で認める法案を衆参両院で与党が多数を握る状況で採決している点を批判。

  さらに『こうした変更は戦後日本の核心にふれるもので、短絡的な過程で決めるには重大すぎる』と論じ、学者やデモ隊の反論が巻き起こっているほか、世論調査でも法案に反対する声が多数であることも挙げました。

 社説は締めくくりとして『日本とアジア地域では、安倍総理が、長く平和主義をとってきた日本を戦争に導くことが心配されている』と強い懸念を示しました。(21日13:23)」

  ノーベル賞受賞の益川博士ら学者・研究者も安保反対に1万1279人が署名。

 「さまざまな専門分野の学者でつくる「安全保障関連法案に反対する学者の会」が20日、東京都内で記者会見し、「強行採決は国民の意思を踏みにじる立憲主義と民主主義の破壊だ」などとする1万1279人の共同声明を発表した。
 
 学者の会は、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都大名誉教授ら61人が呼び掛け人となり、賛同する学者・研究者は20日時点で1万1218人。うち150人以上が会見に出席した。
 

 益川さんは「安倍政権は憲法9条をなし崩しにしようとしている」と力説。池内了名古屋大名誉教授(宇宙物理学)は「法案は安倍政権の軍事化路線。軍需研究への動員が始まろうとしている」と危機感を表明した。
 

 千葉真国際基督教大特任教授(政治思想)は「憲法順法義務を無視している」と強調。吉岡斉九州大教授(科学史)も「次は憲法改正を必ず狙ってくる」とし、高山佳奈子京大教授(法学)は「国際世論からは、憲法を無視して推し進めていいという意見は全く寄せられていない」と指摘した。
 

 広渡清吾専修大教授(法学)が「国会内の雰囲気を変えるには十分時間はある」と締めくくり、全員で「廃案まで頑張るぞ」と気勢を上げた。」 (時事通信から)

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2015年7月25日 (土)

作家澤地久枝さんのアイディアのポスターが拡散した訳―②

 18日当日、どこでどうポスターを掲げるか、それぞれ悩みながら嬉しい取り組みをされました。

 みんなと一緒に掲げたい、しかし、地元も大事。その狭間でUさん、Tさん、Iさん、Hさんたちが後者を選択されました。他にもいらっしゃるかな。

 そのことで、国会前やいわゆるデモ会場に来られない人達の思いを掬い取ることができたのですよね。

 巣鴨、国分寺、石神井公園、茨城など全国のたくさんの街・・・同じポスターを掲げる、という単純なことで、どれだけの感動が日本中に生まれたことでしょう。

 そういう一つ一つをもきちんと伝える作業・・・疲れた体でパソコンとにらめっこしながら取り組んでくださったIさん、Oさんを始めとするみなさんは、神様、ホトケサマのような方たちです。

 大量のタグづくりだって、私の気軽な想い付きから発したことでみなさんにご迷惑をおかけしたかも。

 その疲れが原因でT子さんが高熱を出してしまったのかもしれないと申し訳ない思いですけれど、Kさん、Oさん、Nさん、Oさんと急きょ○○市に集まってくださって、細かい内職に励んでくださった。それも、16日、17日と連続2日です。

 こうしたどれ一つがなくても、「18日の全国一斉」はなかったですね。もちろんあの日、国会前には右翼も来ていました。(麹町警察の人が、帰路には桜田門方向は禁止して、と私に。それを最後にマイクで伝えようと思っていたら「退去させたから大丈夫」と。警察官も凄く協力的で、イメージがちょっと変わりました。)

 早朝からスタッフとして設営に奮闘した男性諸氏、屈強な女性陣にはお疲れ様でしたと申し上げるしかありません。

 歩行者通路確保、誘導を麹町警察と約束していましたので、何かあったら大変でした。
何ごとも無く終わって本当に良かったです。初めてのデモスタッフで、みなさんも気づかれされたことでしょう。お疲れ様でした。

 18日の午後7時ちょっと前、私も駅のホームから大きな虹を見ました。「頑張ったね」とご褒美をもらったような気持ちになりました。みんな同じこと感じたということですね。

 この凶暴なファッショ的政治を潰すことができるのかどうか。神ならぬ身わかりません。いくら反対しても、もしかしたら潰せないかもしれません。それでも座視し、第三者を決め込むことはできません。

 パソコンも直ったし、腰の痛みも少し軽くなってきたし、また歩き始めます。
まだまだ運動はつづけなければなりません。

 国立競技場の建設計画を白紙に戻しても安倍支持率は戻らない・・当然です。
そんな小手先のことで、国民はもう騙されない。戦争法案つぶし、安倍内閣をつぶすまで、力を合わせて参りましょう。

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2015年7月24日 (金)

作家澤地久枝さんのアイディアのポスターが拡散した訳-①

 友人が送ってくれた資料で、作家の澤地久枝さんが呼びかけたプラカード掲示がどのようにして短時間で広がったのか、その理由が分かった。それを知ってもらうことが大事だと思い2回に分けて紹介することにした。

 Kさんの仰っているように、この7.18行動の成功は「商社9条の会」、「声をあげよう女の会」の力なくしては無かったです。

 澤地さんが個人として呼びかけられたこの行動は、当初スタッフはゼロでした。それを補ったのはこの2つのグループです。

 みんなでどれだけあのポスターを撒いたでしょうか。1万枚近いと思います。6月24日の国会包囲デモが一番最初だったと記憶しますが、あの時はまだ金子兜太さんが書いたポスターとチラシを別々に印刷していました。

 「全国一斉にこれを掲げる行動なんです」と手渡しても、「キョトン」とする方が多かった。団体が集まって決めた行動でないから、「誰も知らない」わけで、それを普及することに一定の困難がありました。

 まして、記者会見(7月8日)をしても、全国紙の読売はもとより、朝日、毎日さえ来なかったのです。

 東京新聞は素晴らしい姿勢ですが、いかんせん地方紙。全国的に広げるうえで、ニュース23(TBS)と赤旗は大きな役割を果たしたと思います。

 それと強行採決の時の特別委員会での野党議員のポスター抗議でしょうか。NHKは取材は一切せず、当日も何も報道しなかったですが、あのシーン放映だけは良かった。まさか、そんな効果があると思っていなかったでしょうけれど。

 なぜ記者会見に来なかったのか、その事情を知り合いの記者に調べてもらったら「別の企画で澤地さんを取り上げることになっていたからではないか」という推測回答。それはその通りだったようですが。普通来るでしょ?

 取り上げる人(澤地さんのこと)が呼びかけの中心だったらなおのことこと。女性自身は、全く同様の「澤地さん追いかけ」をしていたのですが、誠実に記者会見に来ていました。

 そんなこんながあり、これで、全国一斉になるのかなあ?と不安でした。第二議員会館前や、金曜デモやシールズ(SEALDs)のデモと、ポスター配りは続けましたが、手作りでジワジワと浸透したように感じました。

 6月24日の時の「キョトン」の反応から打って変わって、7月14日の日比谷野音周辺でのポスター配りでは「声をあげよう女性の会」で用意したポスター1,500枚が飛ぶようになくなる所まで変化しました。

 澤地さんの300人の女性を前にした呼びかけが、1か月でこれだけ広がったのだ、と実感すること、一入でした。

 日比谷野外音楽堂では、配らなくても、みんなの手が伸びてポスターはなくなっていきましたね。

 今回ほどチラシ撒きの効果を感じたことはありません。7月2日の職場のOG会で紹介したら「持っている」とみんな言うのです。

 どこで?と聞くと「デモ会場で」と。それは私が印刷持ち込みして、みんなで撒いたもの。同じ会場に居たんだ~と何だか楽しくなりました。

 Mさんに「呼びかけ人になって」と電話した時にも「妻の姉がデモでポスターをもらってきていた」と言われました。

 人から人へという、最も人間らしい素朴な形で想いが広がったわけです。人を人とも思わない政治家・安倍首相たちの対極に私たちの行動があったと思います。

 「アベ政治は許さない」という澤地さんのコピーは、衆院特別委員会・本会議とつづく強行採決で、さらに(悲しいことですが)時勢にあったものになってしまいました。金子さんの書も素晴らしい力に。

 学者150人の記者会見でも、前列の吉岡斉さんや後ろの方の方が掲げていましたし、いろいろなデモでまだまだたくさんの方が掲げています。コンビニ印刷の24日期限のものが既に2000枚印刷されています。(Iさん調査)この余波は続いているのですね。

 ーつづく―


「澤地久枝」の画像検索結果
 

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2015年7月23日 (木)

也留舞会狂言を鑑賞

 知人のYさんが出演する狂言グループの発表会、「也留舞会」の案内をもらったので、見に出かけた。海の日の20日、午前十時開場としてあったので、並ぶことを覚悟で早めに家を出た。暑い太陽が照りつけていた。

  会場の名古屋能楽堂に9時45分ごろ着くと、意外にも並んでいる人は2人しかいなかった。その人に聞くと、やはりたくさんの人が並ぶと思って早く来たのだと言った。10時の開場時刻には15人ぐらいであった。

  中に入ると正面の最前列中央左の席に座った。後で分かったのだが、演じる人が、左前に出てきて演じることが多いので、その席がよかったのだ。

  開演の10時半になっても観客は100人もいなかったように思う。いくらでもよい席があるのになぜか後ろの方にいる人もいた。下手正面には4人しかいなかった。

  也留舞会の案内は昨年ももらったのだが、他の予定と重なって見に行くことができなかったので楽しみであった。というのは狂言はあまり見たことがないからだ。能、狂言、文楽など古典芸能は余り見たことがない。

  今回は発表会だから、下記のように第一部8演目、第2部9演目もあった。途中1時過ぎから2時までの昼食タイムを除いて4時間半もあった。私は興味があったので最後まで観た。狂言のストーリー立てや演じ方などを知るまことによい機会であった。

  言葉は現代人の我々になじみのない文語で、なかには現代語と異なった発音もあったが何とか聞き取ることができた。

  私は落語が好きだが、落語は演者は座ったままで、動かずに噺のなかで人物を巧みに動かす「動」だが、狂言は逆に、舞台を線で動きながら演じるが、演じ方や言葉は「静」だと思った。表情や動作は抑制されているのである。

  落語と狂言の共通点は、オチがあることと常識の外れた面白さを描くことだと思った。狂言の場合多くは主人公と相手との滑稽噺である。

  出演者は小学3年生、5年生、6年生や大学生から高齢者までいた。時々セリフを思い出せない人もいて後ろの黒子が教えていた。長いセリフは覚えるのが大変である。でも、みなさんは一生懸命に演じていて楽しむことができた。

  出演者のなかに格別発声のよい人がいたが指導者のようであった。朗々と響く素晴らしい声の出し方であった。

  演目の中に狂言小謡とか狂言小舞とかもあってよかった。次に演目を書いておく。

第1部  

  引括、  盆山、 竹生島参、  薩摩守、  清水、  雷、  地蔵舞、 

  蟹山

第2部

 重喜、  口真似、  魚説法、  貝尽、  番匠屋、  尼崎、  雷、  鐘の

 音、  長光、

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2015年7月22日 (水)

安保法反対集会・デモの広がりとプラカード

 自民党・公明党それに次世代の党も加わって、安全保障法は衆議院で強行採決された。60日ルールがあるから、9月中ごろには衆議院に戻り、2/3以上の多数で再可決される見通しである。

  しかし安保法制反対の集会やデモは全国に広がっている。SEALDsをはじめ若者や学生が立ち上がり始めたのが特徴であり頼もしい。

  新聞もその集会の写真をのせるようになったが、写真を見て不思議に思うことがあった。それはどの写真でも、集まった人たちが同じプラカードを掲げていることである。「アベ政治を許せない」「戦争反対」「PEACE NOT WAR]など同じ大きさ、色なのだ。

  7月19日の朝日新聞を見てその謎が解けた。誰かが作ったプラカードの元を、コンビニのネット印刷でA3の紙に印刷しているのだという。専用ホームページにパソコンやスマートホンから画像を登録し、印刷に必要な番号などをツイッターやフェイスブックなどで拡散するのだという。見た人はセブンイレブンなどで、白黒は1枚20円、カラーは100円で印刷できるそうだ。

  私もネットを見る方だがこのやり方は知らなかった。今風の素晴らしい方法だと思う。これなら誰でもどこでも同じものを持って参加できる。

  「アベ政治を許さない」のキャッチコピーは、作家の澤地久枝さんが、俳人の金子兜太氏に依頼したものだそうだ。

  その記事を読んだ後、メールの受信箱を開けたら、何と友人から17日にHPアドレスが送られてきていて、開けてみたら澤地さんのホームページであった。そこには18日の午後1時の行動にプラカードを持って参加しようと書いてあった。

 https://sites.google.com/site/hisaesawachi/home

 私が学生時代の60年安保では、労働組合や学生自治会などが中心となって集会やデモが行われた。その勢いはすざましかった。

 麻生財務相は自民党議員の会合で、「どうだ電話の抗議が来るか」と尋ねたら、120ぐらいですという答えがあった。彼は「何だたったそんだけか。大したことないな。そんなもんじゃないんだ」と言って笑っている様子がテレビに映っていた。

 確かに60年安保の頃と比べると激しさはなく、おとなしいものだ。しかし、反対の広がりは確実にうねりとなっていると思われる。安倍首相たちは「日本人は忘れっぽいから暑い夏になれば忘れる」と言ったそうだ。二階氏は「内閣支持率はすぐ回復する」と言った。

 60年安保のような激しさはなくても、静かに人々の間に、自民党・公明党のやり方の酷さ、憲法無視のやり方が間違いであることが浸透していっているのだ。岸井氏の話では公明党の支持母体の創価学会員でさえ8割は反対なのだそうだ。

 今回の安保法制の根幹は、憲法を勝手にな解釈で変えて集団的自衛権行使により、日本が戦争のできる国にするということである。本来なら憲法を改正してやるべきことを、間違った姑息なやり方でやろうとしていることが大問題なのだ。

 サンデーモーニングで姜さんが「まさに日本の『存立危機状態』だ」と言ったがその通りである。

 また他のコメンテーターが、「安倍首相は強行採決の後、国民に十分理解されていないことは認めると言ったが、理解されていないではなく、理解が進んでいるから反対の声が広がっているのだ」と言っていた。

 コンビニ印刷機を利用したプラカード集会やデモはさらに広がるであろう。岸井コメンテーターが「参議院で何が起こるか分からない」と言ったが、安倍政権のクーデターを阻止するような何かが起こってほしい。

 新国立競技場の白紙撤回で誤魔化されず、戦争法案の恐ろしさをさらに理解して、反対行動をしていくことが大事である。

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2015年7月21日 (火)

渡辺治一橋大名誉教授のsealdsでのスピーチ

 渡辺治一橋大名誉教授が、7月17日(金)に国会前のSealds集会で行ったスピーチを友人が送ってくれました。

 「みなさん、こんばんは。学者の会の呼びかけ人のひとりである渡辺治です。よろしくお願いします。

  今日はみなさんに、ぜひとも 1 つお話をしたいことがあって来ました。それはこの憲法に違反する戦争法案、衆議院で強行採決をされましたが、本当に廃案にするにはどうしたらいいのか。本当に廃案にできるのか。このことについて考えてみたいと思います。

  みなさんの中には、怒りでここに結集した、そして同時に、こんな衆議院の強行採決で国民の声も聴かないような安倍政権のやり方では、もしかしたら戦争法案、強行採決されるんじゃないか。そういう焦りもあるかもしれません。

  でもまず第1に言いたいことは、焦っているのは私たちより安倍政権です。安倍政権は私たちの運動の中で、 2 つの大きなミスを犯しました。

  1つ。意外かもしれませんが、国会の会期を 8 月の初旬に終わらせたいはずだったのに、なんと国会の会期を95 日も延長せざるを得なかったこと。これは私たちの闘いの中で 6 4 日に憲法審査会で 3 人の憲法学者が意見を言ってしまう。こういうようなことの中で、国会を 8 月初旬に閉じるなんてことはとてもできない。

  だから絶対に安全を期すために、なんと 9 27 日まで延ばさざるを得なかった。

 それからもう1つ。意外かもしれないが、強行採決は本当は彼らもしたくなかった。そんなことをやれば国民がさらに

 この戦争法案をどう見るかわかっているから、彼らだってやりたくなかった。それをやらないと間に合わない状況をつくった。

 この2つの誤算が安倍内閣を大きく縛っていると私は思います。

 なぜ8月に国会を閉じたかったのか。そのことが一番問題です。8月になると、もし国会が開かれていると、戦争法案という大きな害悪に加えて、3つの爆弾が出てきます。

 1つは何か。8月の中旬に間違いなく川内原発の再稼働が行われます。安倍は絶対にこの川内原発の第1号機の再稼働を実現したい。大国をつくるために、強い大企業本位の国をつくるために、戦争法案と並んで、彼がどんなに国民の反対を受けても、川内原発をまず再稼働したい。これが8月の初めにあります。

 続いて、8月の 10 日過ぎには、安倍がこれまた執着している戦後 70 年についての談話があります。これも安倍は自分の命をかけて発表したい。そこでは、戦前の日本の侵略戦争と植民地支配を絶対にお詫びしない。それから絶対に謝罪をしない。

 そうしなければ、これから日本の国を支える若者たちが、この国に誇りを持てないと彼は思っている。馬鹿げたことだ。

 戦後 70 年の談話は彼は絶対に出す。しかし中国や韓国だけではなくて、この私たち国民の中からも確実に反発が起こる。これが 2 つ目の爆弾です。

 3 番目の爆弾は、辺野古の新基地について、前知事が許可をした埋め立て許可を拒否すると、その決定を翁長さんは 8 月にやると言っている。

 この原発、戦後の歴史問題の修正、植民地支配を反省しないで居直る。そして普天間の基地を強行する。辺野古の基地を強行する。

 この 3 つのことは、戦争法案がなくても大きな爆弾であり、安倍内閣の命を吹っ飛ばすような、私たちにとって重大な課題。これがなんと 8 月に出てくるんです。 彼は 8 月の初旬に国会を閉めて、心静かにゴルフをしたかった。ところがこの運動がそのことを許さなかった。

 9 27 日まで、つまり 8 月の間中、国会の中でまさに原発の問題と、辺野古の問題と、戦後 70 年の問題を大いに議論する。戦争法案と合わせて、 4つの爆弾を彼は抱えている。

 もちろん私たちが寝ていたら、この爆弾は爆発しない。しかし私たちがこの闘いを大きくすることによって、確実に安倍政権のこの 4 つの爆弾で、安倍政権の命運を左右することができる。これが戦争法案をなくす唯一最大の道です。

 みなさん、じゃあいったいこの 4 つの爆弾を爆発させるために、私たち・君たちは何をやったらいいのか。これについて話をしたい。もちろん 毎週金曜日ここに来る。これは前提です。だけどこれだけでは不十分だ。大きな闘いをやるには、これだけでは不十分だ。私も大学で教えていました。

 今、夏学期の試験、あるいは始まるところです。学生みんな来てるんです。そこのところで、まず集会が終わったら学園に帰って、そこで 1 人でも多く友だちを見つける。そして戦争法案がいかに悪いかということを話して、ここに連れてくる。そしてもっと余力があったら、学習会を開いて、シンポジウムを開いて、大学の中で戦争法案について議論する。

 僕らは喜んで行きます。学者の会は、伊達にあるんじゃない。多くの学生を呼びたい。少なくてもいい。だけど学者の会に声をかけてほしい。

 僕は九条の会もやっています。九条の会にも声をかけてほしい。みんな行きたい。そういうふうに思っている。ぜひとも学園に帰ってほしい。それが1つ。

 もう1つ。もしかしたら夏休みに、地域に帰るかもしれない。郷里に帰るかもしれない。恥ずかしがることはない。絶対に帰るべきだ。そして地域の中で、

 学生諸君は、必ず地域の中で起きている運動に参加してほしい。なぜならば、九条の会は全国に 7500 あります。 7500 あって 10 年以上頑張っています。

 最大の弱点。中高年なんです。僕と同じ、おじさんおばさんが必死に頑張っている。だから君らは、地域に帰って、必ず君らの地域に九条の会はある。

 必ず地域で戦争法案反対の取り組みがある。ここに行って訴えてほしい。自分たちはこういうことを国会の前でやっているんだ。ともに闘おう、 とぜひ言ってほしい。これは地域の人びとに、すごく大きな元気を与えます。

 これから暑い夏が来ます。安倍さんはこう思っていると思います。このような強行採決の後の集会も、今は盛り上がっているけれども、そのうち常連ばかりが集まって、静かな国会がやってくるだろう。彼はそれを切望しています。

 こんなことは許せない。こんなことは絶対に許せない。じゃあどうするか。それは私たちが、安倍さんが嫌がるようなそういう暑い夏に、もう嫌で嫌でしょうがない、生きていられない。そういう夏にしようじゃありませんか。

 私たちの熱気で、怒りの熱気で、暑い夏をつくり出しましょう。

 この夏が勝負です。この夏は、戦争法案をとおして、国を戦争する国、 70 年の歴史を変えるのか、それとも戦争する国を阻んで、私たちの国を アジアに広げていくのか、そういう正念場が今来ています。この夏をもっともっと暑い夏にするために、ともに頑張りましょう。」

 

 

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2015年7月20日 (月)

LINEのタイムラインのフリーズについて

 LINEのタイムラインで知人が投稿した写真や記事を見ていたが、6月中旬のこと、突然フリーズした。見ようと思った画像をクリックしたら、小さい輪がぐるぐるまわるだけで見ることができなくなった。タイムラインの他の場所もクリックしても反応せずフリーズしていた。

  ネットで調べてみるとタイムラインのフリーズで困ったことが書いてあった。それを読んでやってみたがフリーズは直らなかった。

  OSを一番新しいものにしたり、LINEも最新のものにしたりするとよいと書いてあったのでそれも試みたがダメであった。

  そこでバックアップを取り、LINEを削除して入れ直したが、画像も見えなくなり輪がぐるぐる回るだけであった。そこでやむなくLINEのサポートにmailを送ることにした。記入フォームのところに「必ず返事を差し上げるとは限りません」と書いてあったが、ダメ元で次のmailを送った。

  「iphone5cを使っています。5日ほど前知人のタイムラインの画像を見ようとしたら、ポインターがぐるぐる回って見ることができませんでした。また、そのページはフリーズしてつかえませんでした。メモリなどいろいろ調べましたが駄目で、仕方なくLINEを削除して再インストールしましたが、結局タイムラインのページがフリーズして、そのページにあるすべての機能を使うことができません。どうすればタイムラインのページのフリーズを正常にできるのでしょうか?」

  期待していなかったが、2日後に返信が来た。(重要部分を記す)

 お試しいただきたい内容
1)
アプリを最新版にアップデート  

 http://line.me/update
2)OS
を最新版にアップデート
3)
起動中のアプリを全て停止

4)
電波が良好な場所で試す

5)3G/4G
およびWi-Fiなどのネットワークをオフからオンにする
6)
端末内の不要なアプリやデータの削除
7)
端末を再起動


 なお、発売から長期間(目安として1年半以上)経過している端末は搭載メモリが少ないため、メモリ不足が原因で問題が発生している可能性もあります。
 
メモリが少ない端末でも動作するよう弊社でも出来る限りの対応を行っていますが、ご希望に沿えない場合もあることを何卒ご了承ください。

 上記を全てご確認、お試しいただきましても問題が解決されない場合は、タイムライン上にユニコード(はてなマーク、特殊な文字など)が送られてきている可能性がございます。
以下ヘルプを参考にメールアドレスを設定された後、PCLINEからタイムライン上にユニコードが送られていないかをご確認ください。」

 試してみたがやはりだめであった。それ数日後再びmailを送った。 

 「 先日は、サポートのご返信を有難うございました。ご指示に従ってすべてを試みましたが、iphone5cの タイムラインはフリーズしたままです。中央で丸いものがグルグルとまわっているだけで、タイムラインの ページは反応を致しません。PCにインストールしたLINEではタイムラインを見ることができます。iphoneのタイムラインを見るにはどうすればよいのでしょうか。」

 次の日後次の返信が届いた。7月5日であった。

「◆お試しいただきたい内容◆
下記手順でご不明な点がある場合には、ご利用の携帯電話会社またはメーカーへお問い合わせください。

1)ウェブ利用制限・フィルタリングサービスを設定している場合は解除する

なお、「タイムラインが閲覧できない」という場合、双方にて[ブロックリスト]や[タイムライン非表示リスト]に相手の方が追加されていないかご確認ください。

◆操作手順◆
≪LINEのブロック設定≫
1)メインメニュー[その他]をタップ
2)[設定]をタップ
3)[友だち]をタップ
4)[ブロックリスト]をタップ

≪タイムライン非表示リスト設定≫
1)メインメニュー[その他]をタップ
2)[設定]をタップ
3)[タイムライン・ホーム]をタップ
4)[タイムライン非表示リスト]をタップ

≪タイムラインの公開範囲設定≫
1)メインメニュー[その他]をタップ
2)[設定]をタップ
3)[タイムライン・ホーム]をタップ
4)[公開範囲設定]をタップ
5)当該の方を[公開]設定にしているか確認

設定確認後、新規で投稿した内容が表示されるかご確認ください。
アカウント変更やブロック等で一度タイムラインから消えた投稿は復元できません。

 上記をお試しいただきましても問題が解決されない場合は調査を行わせていただきます。
以下の項目を《返信用URL》よりご連絡ください。
※《返信用URL》はこのご案内の最後にあります。」

 結局、いずれもダメで、忙しいので調査依頼はせずにいた。7月14日にたまたまタイムラインをクリックしてみたら、何と画像などが見えるようになっていた。調べてみると、7月1日の画像をみようとすると、フリーズすることが分かった。でも、2日以後のは見られるのでホッとした。

 LINEには2度サポートして頂き感謝している。放置しておいたらどうして直ったのか不明だが、時間と共に古いのは後ろに行くので直ったのかと思う。

 原因は見ようとした画像のサイズが大きすぎたことではないかと思っている。

 



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2015年7月19日 (日)

国民に平気でウソをつく安倍首相ー新国立競技場

 新国立競技場の建設が安倍首相と森東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の話し合いで急遽白紙に戻った。しかし、ハディド氏に前払いした17億円は返還を求めないというから、何とも気前の良いことである。

 安倍首相は「コストが予定より大幅に膨らみ、国民、アスリートからも大きな批判がある。このままでは、みんなで祝福できる大会にすることは困難だと判断した」と説明した。そして見直しについては「1か月ほど前から計画を見直すことができないか検討してきた」と述べた。

 1か月前というと6月17日ごろである。しかし、2520億円の費用になることを承知で、ザハ・バディド氏の自転車ヘルメットと呼ばれるデザインで建設することを決定したのは、6月29日であった。

 しかも僅か1週間前にも、首相自身が「見直しは時間的にも間に合わない」と否定したのだ。首相は平気で誰にも分かるウソをついていることが見てとれる。

 首相が今回白紙に戻す決定をしたのは、7月12日ごろにマスコミ各紙やNHKが行った世論調査で、7割から8割近い反対があったのを知ったからである。安保法制の強行採決で内閣支持率と不支持率が逆転したので、新国立競技場建設を白紙にしないと大変なことになると考えたのだ。

 国民が反対しているのは、安保法制整備とか原発再稼働とか沖縄の辺野古基地建設がある。しかし、こちらには耳を貸そうとせず、やりやすい新国立競技場問題だけ取り上げて、国民の目を誤魔化そうとしているのだ。

 新聞によると、自民党ベテラン議員でさえ、「安保で批判がたかまっているから、すこしでも支持率が下がるのを食い止めようというのは明らか」と指摘したという。

  森五輪組織委員会会長も無責任である。3千億円でも4千億円でも立派なものを主張していたのに、「僕はもともと、あのスタジアムは嫌いだった」とぬけぬけ言い放った。しかも、「誰にも責任はない」とも。

 東京五輪・パラリンピックに関しては責任の所在があいまいであると指摘されてきたが、森会長の言はまさにその証明である。

 朝日社説によると、「責任の行きつく先は、安倍晋三と森喜朗という二人の首相になるから誰も鈴をつける人がいない」と言った国会議員がいたそうだ。まるで絶対君主のようである。

 今の自民党には安倍首相らに異議を唱える人がいず、安保法制では村上議員ぐらいである。派閥政治と言われながらもかつての自民党には異なる意見が存在したが、今は見かけは1枚岩である。しかも数を握っているから怖い。

 今度見直しを決定したからには、様々な角度から検討して、誰が見ても納得のいく競技場にすべきである。

「新国立競技場 画像」の画像検索結果

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2015年7月18日 (土)

天声人語で知った若手弁護士の会の記事

 17日の朝日新聞朝刊、「天声人語」に黒澤いつみさんという弁護士がフェイスブックに書いた記事が猛スピードで拡散し、1日で32万ものアクセスがあったと紹介していた。「安保関連法案 まだまだ阻止できます☆」というタイトルの記事が、多くの人に勇気を与えたというのだ。

  そこで私もその記事を探した。他にも探している人がいて、「どこで読めますか」とYahooで質問している人もあった。

  記事は「明日の自由を守る若手弁護士の会」のホームページにあった。

 http://www.asuno-jiyuu.com/2015/07/blog-post_15.html

 それによると、まだまだ法案を阻止できるチャンスはあるという。法案が成立するには2つの道があり、

 ①衆参両院で可決されること。

 ②参議院で可決されなくても、60日以上過ぎれば、衆議院で2/3の多数で可決すればよい。

  私が成立したも同然と書いたのは、自民党・公明党の狙いは②の60日ルールを使うことであるからだ。

  しかし若手弁護士会の説明によると、9月27日までの臨時国会の会期の間に参議院で可決されなくて、衆議院に戻り2/3の多数で再可決されなければ、廃案となるというのだ。

  つまり参議院で何とか審議入りを引き延ばせば、60日ルールを使えなくなるということのようだ。参議院で60日ルールを適用するには、審議を9月14日までに終わらせたいというのが安倍政権の考えである。9月27日までに13日あるということである。

  私の理解ではこの13日間をできるだけ少なくして、60日ルールを使えないようにすればよいということだと思うのだが間違いであろうか。その辺のことは「明日を作る若手弁護士の会」のblogでは分からない。

  安倍政権が急ぐのは、新国立競技場問題や8月の首相談話などがあり、内閣支持率が下がる恐れがあるので早く決着をつけようということだ。

 黒澤さんたちは、まだ時間があるからできる行動をしようと呼びかけている。その部分を次に引用する。

 「まだ諦めなくてもいいのです、というか諦めてはいけないのです!まだ私達はこの法案の成立を阻止できます。

 対抗手段は、とにかく問題点を広く知らせ、反対意見を あらゆる方法でアピールし続けて、会期内に参院で通させ ないことです。

 先日書いたように、議員さんにFAXやメール、手紙で直接 声を届けましょう。デモや集会をしっかり報道した新聞やテレビには応援の メッセージを送りましょう。
 

 強行採決を中継しなかったNHKには、きちんと「それでも公共放送のつもりですか」と批判の声を届けましょう。

 共同代表の黒澤は、ついこないだ、さる集会で「これは安倍首相の執念と、私たち国民の執念のたたかいです」とお話しました。
 諦めないことです。衆議院を通過してしまったけれど参議院で通過させないよう粘りきることです。毎日、声をあげ続けましょう☆」

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2015年7月17日 (金)

安保法案採決を中継しなかったNHK-非難殺到という

 15日の衆議院特別委員会で自民・公明の与党は強行採決をした。スマートニュースによると、予め採決が行われることが想定されていたにも拘わらずNHKは中継をしなかった。

 こんな大事な法案の採決を、その前の討論も含めて中継放送しないというのは言語道断である。本来ならこういうNHKこそ呼びつけて叱るべきである。朝日新聞、毎日新聞、沖縄新聞などは潰せというのに、知らん顔である。

 これでは「みなさまの公共放送NHK」が「安倍様のNHK」になっていることの証明である。HK会長は安倍首相のお友達、経営委員にも多くの息がかかった人が配置されている。だからこそこのようなことになったのだ。

 強行採決という、自分たちのしていることにやましいところがあるので、与党は重要場面の国会中継をしてほしくない、それを慮ってNHK幹部は中継をさせなかったのだろう。

  こうしたNHKに対して非難が殺到しているとスマートニュースは書いている。当然である。ネットでは、「こんな重大な日に国会中継しないで、何が日本放送協会だよ」とか「公共放送としての自殺行為だなどNHKの報道姿勢を批判する声が多数だという。電話でも問い合わせや苦情が殺到し、電話がつながらないという事態も発生したそうだ。

 

 

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2015年7月16日 (木)

とうとう安全保障関連法が決まる

 自民党・公明党は7月15日に衆議院特別委員会で安全保障関連法案の強行採決をした。

 民主党と共産党は反対を明確にしているが、維新の党は対案を出して審議を求めていた。以前から指摘しているように、維新の党は最終的には与党を助けるのではと見ていたが採決には3党とも欠席して加わらなかった。。

 菅官房長官や谷垣自民党幹事長は、100時間以上の審議をしたのだから十分だ。決めるときは決めると述べていた。

  委員会を通ったので、今日の衆議院本会議での可決は確実となった。これにより安保関連法は事実上の法案成立ということになる。与党は参議院で60日間審議をすれば、衆議院で数の力で再可決して、法案を成立させることができるという腹積もりである。これでは参議院は何のためにあるのかということになる。 参議院は審議をしましたという口実作りにしか過ぎないのだ。

 朝日新聞や毎日新聞の世論調査では、安保法反対が多数で、内閣支持率を不支持率が上回った。政府広報機関と言われる産経新聞は安保法が必要だが49%で、不必要だの43.8%を上回っている。同じく政府広報機関と評される読売新聞反対が50%で賛成の36%を抑えている。

 こうした中で安倍政権は安保関連法の成立を急いでいる。成立させれば後は何と言おうとこっちのものだと考えているのだろう。

 国民はそうした安倍政権のやり方に不安を覚えている。そして全国各地で「戦争反対」の声が上がり始めた。鹿児島では6000人が集会とデモに集まった。札幌では弁護士会をの呼び掛けで16000人が集まり「戦争反対」を唱えた。名古屋でも大津でも反対集会が行われた。ネットやツイッターでも広がりを見せていると言われる。

 宮崎駿監督は、「安倍首相は歴史に名を残したいのだろうが、愚劣だ」と話した。

 若者を中心としたSEALDsの活動も頼もしい。次のは東京新聞の記事。

 「国会前で毎週金曜夜、安全保障関連法案に反対する抗議行動を続ける大学生らのグループ『SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)』への共感が広がっている。『#本当に止める』を合言葉に、ツイッターなどで参加を呼びかけ、十日は過去最多の一万五千人以上(主催者発表)が集まった。若者の等身大の訴えに触発された人たちも、地域や年代を超えて動き始めた。 (安藤恭子)

 『人の痛みに無自覚で、思考停止する人間になりたくない。だから声を上げる』。国会前の人波の中、女子大生の一人が宣言すると、歓声が上がった。『PEACE NOT WAR』など、英語のプラカードを掲げ、『憲法守れ!』と速いコールで盛り上げる。

 今年五月に発足した。メンバーは関西の大学生らも含め約二百五十人。テレビや女性誌が特集を組んだ。ユーチューブの動画再生は一万八千回を超える。京都でも連携する学生のデモが起きている。

 合言葉の『#』は『ハッシュタグ』と呼ばれ、ツイッターの投稿を検索しやすくするための記号。」

 法案が衆議院を通過しても、「反対」の声を上げ続けることが大事だ。

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2015年7月15日 (水)

岩手県矢巾町の中二自殺に思うー自殺に追いやったのは誰か

 岩手県矢巾町の中二の生徒が、鉄道自殺をしたとみられる事件は、事前にいじめを受けていることや死ぬかもしれないということを、生活記録に書いてあったにも拘らず、止めることができなかった大変痛ましい事件であった。

 担任との間で交換される「生活記録」は、生徒の考えや気持ちを知る大変よい手段だと評価できる。ところが今回は、それがまったく機能しなかったことに問題の核心がある。

 Yahooニュースには、生徒の生活記録の抜粋が載っている。

 死ぬ9日前の6月29日。「ぼくはいつ消えるかわかりません。ですが、先生からたくさん希望をもらいました。感謝しています。もう少しがんばってみます。ただ、もう市ぬ場所は決まっているんですけどね。まあいいか」

 「いつ消えるかわかりません。」「市ぬ場所はきまっている」とはっきり書いているのだ。死ぬことを冗談でほのめかしているのでは決してない。

 「まあいいか」には相談してもどうにもならない諦めが含まれている。単なる冗談ポイ表現ではないのだ。冗談めかして諦めを述べていることに気付くべきである。

 「先生にたくさんの希望をもらいました。感謝しています。」と書いてあるが、これまでにどんな希望を与えたのだろうか。担任は嬉しく感じたのであろうか。

 これにたいする担任のコメントは、「明日からの研修たのしみましょうね」だけである。7月1日からの秋田県仙北市での1泊2日の宿泊研修の前日であったのだ。

 担任は村松君の文面に二重丸をつけている。「死ぬ」と言っているのに何とも能天気な対応である。丸をつけて評価するような、のんびりした事態ではないのだ。

 いじめや暴力について、5月13日の生活記録には、「ぼくだってがんばってるのにぜんぜん気にしないし、づっと暴力、づっとずっとずっと悪口。やめてといってもやめないし、もう学校やすみたい。そろそろ休みたい氏(死)にたい」と書いている。

 中学2年になってまだ1か月余である。いじめや暴力をいつから受けていたのか。「づっと、ずっとずっと・・」と書いているから非常に長期間であることをうかがわせる。そしてこの時すでに「氏(死)にたい」と書いているのだ。この生徒はいじめに対し「やめてほしいと懇願し続けたのだ。それでも隠れたところで執拗に繰り返されるのがいじめなのだ。

 これに対する担任のコメントは、「いろいろと言われたのですね。全体にも言おうと思います。失敗した人を責めないように」である。

 何とも軽い受け止め方である。「いろいろといわれたのですね」で済ます問題ではないことが分からないのだろうっか。「全体に言おうと思います」というのは、おそらくクラスのみんなの対して一般的に「暴力やいじめはいけませんよ」ということであったろうと推察される。分からないのは「失敗した人を責めないようにね」である。何を言いたいのであろう。

 この時点で学年や学校の教員全体の問題として取り上げているべきてある。由々しきことは、この学校では、教育委員会へ「いじめはない」と報告していることである。この学校では、それまでアンケートでいじめを調べていたが今年度は実施していなかった。いじめゼロだから必要なしとしていたのであろう。

 しかしアンケートがあろうとなかろうと、現実に生徒が暴力やいじめを受け続けていると書いているのだ。担任も学校も真剣に受け止めるべきであった。

 担任が生活記録を学年の先生に見せ、「こんなことを書いていますがどう思われます?」ぐらいの相談はするのが普通である。そして教務主任や生活指導主任にも相談し、学校の問題にできたはずなのである。

 私は5月13日の対応ミスがなければ、この生徒を救えていたと思う。その後も何度か救うチャンスを逃している。母親や非常に残念だとの長いコメントを出している。肉親は悔やんでも悔やみきれないであろう。

 いじめや暴力が全国であり、それを苦にしての自殺も続いている。学校はどんな些細な情報もしっかりと受け止めて真剣に処理をして欲しい。

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2015年7月14日 (火)

Yahooニュースで知った「日本会議」の影響力

 13日のコメントでtoshiさんが「日本会議」について触れられた。正直私は「日本会議」についてほとんど知らなかった。ところが同じ日に電車の中でYahooニュースを見ていて、「日本会議 政権との深い関係」という記事を見つけた。出所は週刊現代のようであった。

  集団的自衛権行使を合憲だとした、菅官房長官推薦の西修駒大教授ら3名の憲法学者は「日本会議」に所属しているのだという。

  改憲派の小林節名誉教授は、外国人特派員協会でのマクニール記者の質問に答えて次のように述べた。

  「私は日本会議にたくさんの知人がいる。彼らに共通する思いは、第二次大戦での敗戦を受け入れがたい、だからその前の日本に戻したいということ。日本が明治憲法下で軍事五大国だったときのように、米国と共に世界に進軍したいという思いの人が集まっている。よく見ると明治のエスタブリッシュメントだった人の子孫が多い。そう考えると分かるでしょ」

  日本会議には、国会議員懇談会という超党派の集まりがあり、現在そこには自民党を中心に約280人も属しているそうだ。国会議員の4割ほどになるという。さらに驚くべきことは、安倍内閣の19名の閣僚中、15人が日本会議関係なのだ。

  だから安倍政権が進めようとしている安保法制整備も誰一人反対することなく、今週中にも衆議院通過を狙っている。

  この「日本会議」は全国的なネットワークの広がりをもち、構成メンバーが財界、宗教界をはじめ石原慎太郎元都知事や三好達元最高裁長官など著名人がずらりだという。会員は全国に約3万5千人と言われる。

  日本会議が目指すのは、「私たちは、美しい日本の再建と誇りある国造りのために、政策提言と国民運動を推進する民間団体である」とHPに記してあるという。

  美しい日本は安倍首相がいつも口にする言葉である。再建というのが気になる。再建というのだから、過去に美しい国日本があったということである。それは戦前の主権天皇の国家であろう。それを証明するのが、つぎの文面である。

  「125代という悠久の歴史を重ねられる連綿とした皇室の存在は、世界に例を見ない我が国の誇るべき宝」と述べられている。続けて「皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有しているという歴史認識こそが、国の力を大きくする原動力になると信じている」とある。

  天皇主権の軍国日本をもう一度作りたいという強い願望が伺われる。つまり美しい日本とはそういう国なのだ。だから富国強兵をして再び世界を目指したいのであろう。

  そのために着々として手を打ってきたのだ。それが特別秘密保護法であり、国家安全保障局設置であり、集団的自衛権行使容認であり、安保法制整備である。

 Yahooニュースには、「日本会議は安倍政権の”黒幕”とも噂される日本最大規模の右派団体」と書いている。

 教育を国家統制化に置き、マスコミを抑圧し、国民をいつか来た道へ連れて行こうとしているのだ。これまで「日本会議」に注意を払わなかった自分が迂闊であった。

 

 

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2015年7月13日 (月)

名古屋市防災センターを見学

 7月11日(土)は国際プラザ日本語教室土曜日午前クラスの1学期最後の日であった。ささやかにおにぎりとから揚げの弁当を食べた後、名古屋市防災センターの見学に出かけた。

 防災センターは港区役所の隣にあった。地下鉄で市役所駅から乗り換えなしで約20分で港区役所駅に着いた。

 天気は梅雨晴れでよかったが、その分とても暑く、地下鉄の出口への階段でもむっとするぐらい暑かった。

 私は防災センターに来るのは初めてなので楽しみであった。私が教えていた学習者のKさんの息子も一緒に来ていた。小学校1年生だが大変明るくて利発な子だった。見学を楽しみにしているようであった。

 防災センターに入ると、若い女性の職員が案内をしてくれた。外国人がいるのを意識してかゆっくりと説明をしてくれた。

 最初は地震体験であった。大きなダイニングキッチンが造ってあり、そこで体験をするのであった。テーブルの脚につかまり、できるだけ頭を低くするとよいと言った。地震が終わったらまず火の元を消すこと、ドアや窓を開けること、家を出る前に電気のブレーカーを切ることが大事だと話した。

 私とKさんと息子は最初のグループとして地震の体験をした。濃尾地震の揺れだと言った。かなり強い揺れで机の脚にしがみついていた。そのあとガスコンロを切ったり、ドアや窓を開けたり、ブレーカーを切ったりした。

 地震の揺れは、関東大震災、東南海大地震、三河地震、阪神淡路大地震などの揺れがあった。関東大地震は強い揺れのようであった。私とKさん親子は阪神大地震も試してみた。濃尾地震より強かった。

 私は東南海大地震は経験をしている。昭和19年のことで戦争中なので大きく報じられることはなかったが、外で野宿をしたことを覚えている。

 地震体験は起震車よりはるかにリアルな体験ができた。その後は南海トラフの説明を聞いた。いつ来るか分からないがきっとあると想定されている地震のことで詳しい説明があったが、外国人には難しかっただろうと思う。

 そのあと昭和の建物の部屋に入って、3D眼鏡を掛けて映像を見た。これから起きるかもしれない地震のリアルでバーチャルな映像であった。津波の様子も描かれていた。もう一つは伊勢湾台風の映像であった。

 最後は煙の体験であった。煙にまかれたら体をできるだけ低くして、ハンカチなどで口や鼻を覆うとよいと言った。ハンカチを少し濡らすともっと良いと言っていた。

 暗い煙が充満した部屋に入っていくつかの部屋を回って出てくるという仕掛けになっていた。

 三つの体験がメインで、あとは消防隊の服装をして消防車に乗って写真を撮ったりして楽しんでいた。

 Kさんの1年生の息子は大変良い体験ができたと言って喜んでいた。大人にとっても良い体験であった。

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2015年7月12日 (日)

自民党は教育統制を目指す

 自民党は8日、主権者教育の在り方を首相官邸に提言した。これは選挙権年齢を18歳以上に引き上げることに合わせたものだという。

  高等学校教員に「政治的中立」を求め、逸脱した場合は罰則を科すように法改正を促すというものである。

  富岡勉・自民党文化科学部会長は、安倍首相に提言を手渡した後、記者団に「罰則規定がないから、野放図な教員の政治活動につながるのではないか」と述べた。

  教育公務員特例法を改正して、「政治的中立」を逸脱した場合は罰則を科すようにするというのだ。

  しかし、「政治的中立性」の明確な定義がないし、誰がそれを判定するのかは不明である。ただ、自民党内には日教組が「教育を偏向させている」という意見が多く、部会内では「日教組が確信的に偏向教育をやる以上、罰則が必要だ」との意見が続出したという。

  自民党の多くの議員は何をもって「偏向」というのか知らないが、日教組が民主党を支持しているからだと思われる。それを如実に示すのが、「教職員組合に収支報告を義務づける」というものだ。

  日教組はかつて社民党を支持していたが、その時から「偏向」呼ばわりをしていた。民主党は保守リベラルのはずだが、それでも「偏向」のレッテルを貼っているのだ。「偏向」はかつての「アカ」と同じレッテル貼りである。戦前は戦争遂行のために戦争に反対した共産党などを「アカ」と呼んで、特高警察が徹底的に弾圧した。

  今、憲法解釈変更で集団的自衛権行使を容認し、平和安全保障法なるものを成立させようと躍起になっている。本来なら堂々と憲法改正をしてやるべきことを詭弁を使って国民を欺いている。だからいくら「丁寧な説明」と言っても国民には理解できないままだ。

 そこへ安保法制反対とか戦争法案反対などと言われると頭に来るのだろう。だからそうした声を黙らせようとするのだ。

 安倍自民党と公明党が最も恐れているのは、戦争反対の声である。だから自民党文化芸術懇談会はマスコミを封じようとした。

  教員は政治的に中立であることは現行法でもその通りである。それなのに罰則規定を設けてビビらせようというのである。その意図は政権の意のままになる教育を押し付けようということである。政権に批判的な者はすべて「偏向」であり、「政治的中立性を欠く」と決めつけるのだ。

 戦争と言論統制は不可分である。また知る権利とも相容れない。だから特別秘密保護法を作ったのも不都合な情報を隠すためである。

安倍政権(公明党も)は戦争法案を成立させ、あわよくば憲法改正をと目論んでいるのだ。教育への統制もその一環である。

 

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2015年7月11日 (土)

新国立競技場に巨額の税金投入の怪

 東京オリンピック・パラリンピックの主会場になる新国立競技場に総工費2520億円の巨額の費用を投入することが有識者会議で決まった。

 東京にオリンピックを招致するに当たって、安倍首相は斬新なデザインと技術による新競技場の建設を訴えた。いわばその国際公約を実現させるというものである。だからどれだけ費用がかかろうと建設をするというのであろう。

 安倍首相は日米安保ガイドライン改定の交渉の時も、安保法制の整備を夏までに行うと約束をして、そのために国民をなおざりにしてとにかく成立を目指して突っ走っている。首相は国民より対外メンツを重視しているのだ。

 巨額の工事費を決めるに当たって、有識者会議というものに諮問した。これも安倍首相の常套手段である。これまでにも何度か指摘してきたように、有識者会議は隠れ蓑である。自分の考えに近い「有識者」を選任して意見を問い、多数の賛成が得られたとして決めているのだ。

 今回も巨額の税金を使うことに反対意見を述べたのはたった一人であった。朝日新聞「天声人語」によると他の人たちは「関係者」のようなものであったという。

 昨年5月の基本設計時には1625億円であった総工費が、895億も膨らんだのである。資材や人件費、消費税が増えた原因だと説明しているそうだ。しかし詳細は不明のままである。

 この工事で儲かるのは、大成建設(1570億円受注)と竹中工務店(950億円受注)の大手ゼネコンである。JSC(日本スポーツ振興センター)はこの工事費を目標額としており、さらに増大することを含ませている。

 ギリシャどころではない借金大国の日本である。財政再建が叫ばれながら先延ばしにされている。かつて箱物行政と言われ、全国に宿泊施設や劇場などの施設が造られたが、その後維持が成り立たなくなったものがたくさんある。今回の新国立競技場についても五輪後の維持を危惧する意見がある。

 朝日新聞は、2520億円あれば「5歳児の保育料を無償化」できるとか、ギリシャのIMF延滞額より多いといい、諫早湾干拓総事業費に匹敵するという。東日本大震災の復興でもやらなければならないことがあるし、原発の処理にもどれだけかかるか知れたものではないのだ。

 本当に新国立競技場というたったひとつの施設のためにこれほどの税金を使っていいものか大いなる疑問である。有識者と言っても国の現状や将来を考えることのできない連中だからこそ簡単にOKをだしたのであろう。

 

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2015年7月10日 (金)

右耳に拍動、MRIとMRA検査をして

 4月の5日ごろ、突然右耳に拍動を感じるようになった。インターネットで調べたが、原因はいろいろあるらしいということが分かっただけであった。

  それで13日ごろに耳鼻科に行った。聴力検査をして、医者は多分血管が細くなって流れが悪くなっているのだろうと言った。様子を見ることにして帰った。

  右耳の拍動は続いていたので、下旬に今度はかかりつけの内科に行ったら、血液を取り、MRIとMRAを撮るように言われた。そこで臨床検査センターで撮ってもらった。

  1週間後結果を聞きに行ったら、血液検査は異常がなかったが、MRI画像で脳梗塞の痕跡が3~4カ所見られると言った。その他に年齢相応の委縮があると言った。心配した脳腫瘍などはなかったのでホッとしたが、脳萎縮や脳梗塞の痕跡があることに驚いた。

  5年半前に初めて脳のMRIを撮ったときには、何も異常はなかったのだが年には勝てないと思った。

  医者は八事日赤の脳神経外科を紹介してもよいと言ったので、紹介状をもらった。そして、7月7日に日赤に行った。

  医者は持参した写真を見て、脳梗塞の痕跡が4カ所あり、脳の委縮も見られるが年相応だと内科の診断と同じようにことを言った。

 その他にMRA写真に血管の異常が見られると言って、右目奥の辺りの画像を指して説明してくれた。これは専門医でないとなかなか分からないと言った。

 精密検査ができるがどうするか尋ねられた。検査は右上膊部からカテーテルを入れて、造影剤でレントゲン撮影をするのだそうで入院が必要だと言った。

 医者の話では、動脈と静脈に短絡ができて、それで拍動が聞こえるのかも知れないと言った。しばらく様子を見ることにして、来年1月にもう1度MRIとMRAを撮る予約をして帰宅した。

 拍動は夜寝ているときとか静かな時に感じるのだが、気にしないようにしようと思う。

 

 

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2015年7月 9日 (木)

OUTLOOKが開かないー解決した

 Sさんから、電話が掛かってきて、「OUTLOOKのメールが開かないから見に来てほしい」と言った。私もOUTLOOKのメールを使っているがこれまでにそのようなことは起きなかった。

 行く前にネットで調べてみた。「outlookメールが開かない」と検索をしてみた。いろいろあったがしっくりこなかった。

  WINDOWS  LIVEメールが何かの拍子にメインになったのかも知れないと思いながらSさんの家に行った。

  デスクトップにあるOUTLOOKのショートカットをクリックしても、すべてのプログラムのOFFICEにあるOUTLOOKをクリックしても開かなかった。WINDOWS  メールの方は起動したがメーンにはなっていなかった。

  それでGoogleに「outlookが開かない」と入れて検索したら、下記のサイトがヒットした。見ると2013年6月のものだが参考にしようと覗いてみた。

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2721347/ja

 それによると、OUTLOOKが開かないとき、無警告の場合があるという。今回のケースはまさにそれであった。

 そこに書いてあった対処法に従ってやってみることにした。まず、デスクトップの下にあるタスクバーで右クリックをして、「タスクマネージャーを起動」した。

 次に「プロセス」タブをクリックして、outlook.exeを探し、右下の「プロセスの終了」を実行した。

 それからスタートボタンのに「プログラムとファイルの検索」ボックスに「outlook.exe」と入れて検索したが、「見つからない」と出た。

 途方にくれたが、試しにデスクトップのoutlookショートカットをクリックすると、何と起動したのだ。あっけない幕切れであった。前日のなでしこジャパンとイングランド戦のような感じであった。それでも解決には違いないからホッとした。

 

 

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2015年7月 8日 (水)

大変よかったハーモニカコンサート

 2か月ほど前に中部ハーモニカ連盟事務局の稲垣さんに勧められてコンサートのチケットを買った。そのコンサートは「ハーモニカで綴る 思い出ほろりコンサート」で、公益財団法人名古屋市文化振興事業団主催であった。会場は熱田文化小劇場で、7月2日にあった。

 18時15分開場というので、少し早めに出かけた。地下鉄を降りてからチケットを見たら、指定席であった。それなら何も早く来ることはなかったとがっかりした。どこかで夕食を食べようかと思ったが、気忙しいのでやめにした。

 劇場に着くと外で待っている人たちがいた。入口に入りどこか座るところがないかと聞いたら、もうすぐ開けますからということであった。しばらくするとロビーに入れてくれたので椅子に座ることができた。

 定刻に扉が開き、会場に入った。前から5列目の1番の席だと思って行って確認をしたら、17番の席であった。チケットが折ってあったので1が見えたのであった。17番の席に行くと、舞台に近くしかも通路側で私好みの席であった。

 コンサートは定刻の18時45分に始まった。1部と2部に分かれていて、第1部は斉藤寿孝さんという全日本ハーモニカ連盟理事長の演奏であった。

 「ハーモニカで奏でる昭和歌謡史」と題して、カチューシャの唄で始まり、波浮の港、丘を越えて、誰か故郷を思わざる、戦友、軍艦行進曲、群青、リンゴの唄、青い山脈、雪の降る町を、ここに幸あり、高校三年生、リンゴ追分、川の流れのように、の14曲であった。

 どれも懐かしい、よく親しんだ曲ばかりであった。50本入りのハーモニカの箱をテーブルに置いて、取り換えながらの演奏であった。

 女性のナレーションがあって、その曲の時代背景などが語られた。52歳で亡くなった美空ひばりの歌が3曲も入っていたのでさすがひばりだと思った。

 リンゴの唄は戦後すぐに作られた歌でラジオで聴いて覚えたのを思い出した。この曲からは、皆さんも一緒に歌ってくださいと言ったので、歌える人は歌っていた。

 歌の3番までを演奏するのではなく1番だけのが多かった。カラオケの伴奏を流しての演奏も半分ぐらいはあった。

 第2部は、柳川優子さんが「複音ハーモニカの魅力」というテーマで演奏した。9歳からハーモニカを始めたそうで、まだ若い演奏家であった。

 8曲すべてを暗譜で演奏したので驚いた。曲目は、世界の歌巡りで、日本の懐かしい浜辺の歌で始まり、小さな木の実、オオ!ブレネリ、荒城の月変奏曲、ラ・クンパルシータ、ロシア民謡5曲メドレー、蘇州夜曲、ツゴイネルワイゼンであった。

 私の大好きな荒城の月変奏曲やタンゴの名曲ラ・クンパルシータ、そしてバイオリンの難曲ツゴイネルワイゼンなどに魅了された。ピアノ伴奏は高橋明治さんであった。

 最後のツゴイネルワイゼンは、10本のハーモニカをとっかえひっかえての演奏で素晴らしかった。

 15分の休憩を挟んで歌謡曲、童謡、歌曲、タンゴ、クラッシックなどジャンルの広い演奏を楽しませてもらった。

 

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2015年7月 7日 (火)

前半16分以内の大量失点にがっかりしたが、それ以後は大健闘だった

 女子サッカーのなでしこジャパンは、決勝戦まで進んだ。準決勝のイングランド戦は相手のオウンゴールで幸運ともいえる勝ちであった。でも、後ろに大儀見がいたから自力のゴールもあり得たと言われる。

 

 決勝戦は強豪アメリカとの対戦で、ロンドンオリンピックのリベンジなどと騒がれていた。準決勝までの戦いぶりから見て、接戦だろうと予想していた。

 

 個人的なことを言えば、決勝戦直前に大便がしたくなり、トイレに入った。そのとき、ひょっとして悪運がついて負けるかもしれないというゲン担ぎが頭をよぎった。

 

 トイレから出てすぐに決勝戦が始まった。するとあっという間にアメリカに点を入れられてしまったではないか。やっぱり悪い予感が当たったと思って見ていたら、しばらくしてまた2点目を入れられてしまった。

 

 アメリカはコーナーキックやファウルのセットプレーをものにして、3点をもぎ取った。もうこれ以上点をやらないでほしいと思って見ていたら、また4点目を入れられてしまった。しかもロングシュートからであった。4点取られては万事休すだと思った。

 開始僅か16分間に4失点で、まるで子供のサッカーみたいな失点の仕方で、いくらアメリカが強いと言っても決勝戦である、話にならないと思った。それにしても私のゲン担ぎが効きすぎたと改めて思った。

 

 でも、その後は立ち直り、ボールの支配も連携もよくなり、大儀見選手がゴールをして1点返したのでホッとした。

 

 後半、相手のオウンゴールで1点もらい、差が2点となったので、これからだと思ったら、またまたセットプレーで1点取られ5-2となってしまった。

 

 何としても1点ずつ取り返して欲しいと願って見ていた。ボールの支配はなでしこジャパンが53.5%だと言っていた。確かにボールを支配し、連携も頑張っていた。

 

 オランダとの決勝トーナメント第1回戦に勝ったとき、アメリカの元有名男子サッカー選手やヨーロッパの批評で、などしこジャパンの連携プレーは芸術品だと言われたが、いつもその通りだと思って見ていた。

 

 決勝戦も魔の16分以後は大健闘をしたので、本当に惜しい失点であったと思った。アメリカの選手は大はしゃぎであったので、喜びが大きいということは、それだけ日本が強いと意識されていたことの現れであると思う。

 この女子サッカー世界選手権大会で、なでしこジャパンは大いに楽しませてくれたので、選手たちにはよく頑張った心から褒めてあげたい。勝敗は時の運ということもあり、決勝戦の16分は悪夢であったということだ。

 選手たちは体格のよい西洋人に互角以上に戦い、独楽鼠のように動き回っていた。相撲で言えば小よく大を制すであった。今回を教訓として次回も頑張ってほしい。

 

なでしこジャパン、決勝スマイル「あーもーみんな最高!」の画像(プリ画像)

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2015年7月 6日 (月)

ガッテン流煎茶の淹れ方を試してーいい方法だー

 7月1日のNHKためしてガッテン「夏こそスーパー緑茶 新カテキンで免疫力が復活」を興味深く観た。

 番組が終わってから早速家にあった煎茶で「氷水出し」を試した。茶葉を急須に入れて氷2キレと水を入れて5分間おいておくだけである。

 薄緑のお茶が出来て、お茶の香りがした。飲んでみると苦味はほとんどなく、番組で言っていてようにどれだけでも飲める感じであった。

 この出し方でお茶を淹れるとカテキンとカフェインが出ないそうである。代わりに出るのが「エピガロカテキン」というものだという。

 エピガロカテキンは免疫力を増強する成分として今注目されているのだそうだ。では従来のカテキンはどうなったかというと、茶葉の中に残っているので、氷水で何回か淹れたあと、最後にお湯で出すとそのカテキンとカフェインが出てくるのだという。

 私はその夜コップに一杯の氷水出しお茶を飲み、茶葉は急須ごと冷蔵庫に保管をして、翌朝また氷水で出して飲んだ。2回目はまだ色も濃く味も変わらなかった。

 3回目はなでしこジャパンのサッカーを見ながら飲んだ。色はやや薄くなっていたので、4回目はお湯で出したら、また濃いお茶が出来た。味はお湯だしのお茶の味で苦味もあった。

 午後にスーパーで買った茶袋に入ったインスタントお茶を使ったら2袋使っても色が薄く、味も薄かった。番組ではよいお茶がお勧めだと言っていたが、確かにある程度の品質のものがいいようである。

 この方法は結果的に経済的でお茶の成分を使い尽くすのでよいと思った。それに氷を使うので夏にはもってこいで、熱中症対策にもぴったりである。

  「実はこれ、生産地(たしか宮崎県と言っていた)で行われている方法です。低温で短い時間だと、うまみを邪魔する苦みや渋み(カテキン)がほとんど出ないため、ごく普通のお手頃お茶でも、玉露のような極上の甘み&うまみが感じられます!」とのことである。

 ちなみにこのお茶の淹れ方は、

  1. 煎茶10gを急須に入れ、氷水100mlを加える
  2. およそ5分(銘柄などによって多少前後します)待って、茶こしを使って湯飲みに注ぐ
  3. ※「深蒸し茶」を使うと、氷水でいれても苦くなるので避けてください。
    煎茶であればどんな銘柄でも水出しでうまみが増しますが、高級な煎茶であればよりうまみや香りが増すためオススメです。(安価なお茶は、深蒸し茶や、細かく砕けた茶葉が混ぜてあることがあり苦みが強くなります)

※飲んだ後の急須は、冷蔵庫に保管しておくと何度も氷水でいれることができます。
 ただし急須のお茶は、必ず1煎ごとに全部注ぎきって下さい。
(※いたむことがあるので保存は1日以内)

※1煎目がもっとも香りが強いですが、味は4~5煎以上楽しむことができます

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2015年7月 5日 (日)

長い間の勘違いー「葷酒」の意味

 先日、「酢タマネギの効能」をネットで調べていて、「不許葷酒入山門」という言葉の「葷酒」の意味を間違って解釈していたことを知った。

  この言葉は禅宗のお寺の入り口に立っている戒壇石と呼ばれる石柱に書かれているものである。この中の「葷酒」というのは、「酒気を帯びる」ことだと若い時からこの歳までずっと思いこんでいた。

  先日も日本語教室の学習者と建中寺のお祭りの話をしていて、戒壇石の話になり、「不許葷酒入山門」の説明をしたが、恥ずかしいことだがそれが間違いであったのだ。間違いはすぐに正さなければならないと思っている。

  タマネギは匂いの強い野菜であるがいろいろな効能があると言われている。仏教では匂いのきついネギの仲間のニンニク、ニラ、ネギ、タマネギなどは食べることを禁じられていたというのだ。「葷」とはそうしたネギの仲間の野菜のことだと初めて知った。その他にも肉や魚も含まれるようだ。

  こうした食べ物は精力がつくので、修行の妨げになるとされている。生殖器を温め、性的エネルギーを高め、心の冷静さを失うとして、インドではお坊さんはタマネギを食べないのだそうだ。禅宗の寺の戒壇石はその戒めである。

  ところでこの言葉の意味は、「臭い匂いのする野菜(ニンニク、ネギ、ニラなどや生臭い肉や魚)と酒は寺の境内に入れてはならない」ということである。

  でも、お坊さんはニンニクもタマネギも食べているし、酒も「般若湯」と呼び換えて飲んでいる。破戒といえば破戒である。だから世間では生臭坊主などと揶揄するのである。

  タマネギは精力がつくというので、古代エジプトではピラミッドを建造するとき労働者にタマネギをたべさせたそうである。

  最近「酢タマネギ」がいいと言われ、テレビや本で取り上げられ、関連した本もいろいろ出版されている。2か月前に、私もその中の1冊を買って来て、酢タマネギを作って毎日の食事に添えて食べている。

 

 

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2015年7月 4日 (土)

「武」という漢字の「字源」と「字説」に学ぶ

 作家の百田尚樹氏や自民党の文化芸術懇話会の議員から、叩きつぶせと言われている朝日新聞の「ことばの広場」に、いくつかの漢字の意味についての説明があり、興味深く読んだ。

  漢字の成り立ちを「字源」といい、「字源」という大部の辞典もある。故白川静氏はこの方面の大家であった。「ことばの広場」の解説によると、成り立ちの解釈にはもう一つあり、「字説」と呼ばれているということを初めて知った。

  その例として、中国北宋の宰相、王安石が説いたという「籠」の意味を挙げている。「籠」は「竹の中に龍を収めること」であると言ったというのである。しかし、筆者は「龍」は単に「ロウ」という音を表したに過ぎないと言っている。このような「解釈」を「字説」というのだそうだ。

  字説は時には処世術となったり、思想へと発展したりもするので、それなりに意義があると言っている。

  そこで「武」という字を取り上げている。「武」の字説は、「戈を収める(戦いを止める)」ということだという。なるほど、武という字を分けると、「戈」と「止」だからそう解釈してもおかしくはない。この解釈は「春秋左氏伝」の約2600年前の記事に見られるという。

 「武」の字源の意味は「戈を携えて歩む」という正反対のものだそうだ。私はこれを読んで、正に時宜を得た解説だと思った。

 安倍政権は、70年間続けてきた歴代内閣の憲法解釈を勝手に変えて、「集団的自衛権行使」を閣議決定し、今国会で法制化を急いでいる。

 これまでの憲法解釈を「字源」だとすると、安倍政権がやろうとしていることは「字説」である。そして、「武」の字説は専守防衛の精神だが、字源は「戦争に行く」ことだから、集団的自衛権も含まれる。つまり、安倍政権は自衛権についての新しい字説をつくろうとしているのだ。

 私は「武」の字説の「矛を収める」すなわち、「戦いを止める」=「平和」の解釈をとる。自民党・公明党に加えて維新の党も加わって「武器を携えて世界に出かけよう」という動きに反対である。

 文化芸術懇話会の大西英男議員は、性懲りもなく自説を繰り返し、一部マスコミは戦争に向かうと煽りたてウソをついているから、マスコミを抑え込まなければならないと述べた。

 戦争には行かない、限定的な集団的自衛権であるということこそ、国民を欺くウソである。一旦法制化がされれば、どんどんと拡大解釈されて国民を戦争に連れ込むことは目に見えているのだ。

 「武」の字源のようにならないことが大事である。今はその正念場である。

 

 

 

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2015年7月 3日 (金)

糖尿病の説明を2つー荒木氏と白沢氏の本から

まず、 「インスリンも薬もやめられた!すごい糖尿病治療」という本のP.34~35に書いてある「糖尿病の仕組み」を最初に引用する。

  食後、血液にはたくさんの糖が入り込んでくる。血糖値が上がるのだ。すると脳は血糖値を下げるために、膵臓に「インスリン分泌の指令」をだす。

  インスリンというのは、血液中の余分な糖をつかまえて細胞まで連れて行く。細胞の門番を呼んで扉を開かせ、糖を細胞内に入れさせる役割を果たしている。

  ところが、糖がひっきりなしに体内に入ってきて、インシュリンが糖を連れて来ていると、細胞の門番も怠けるようになる。それで細胞の扉は開かず、糖は細胞内に入ることができなくなる。

  糖はエネルギー以外に使い道がないから、余った糖は肝臓で脂肪に換えられ、体脂肪として蓄えられるのだ。内臓脂肪も増えるが、これは細胞の門番にインスリンを無視させるようなはたらきをする。

  そうなるとインスリンが糖を連れて細胞のところまできても、糖は細胞の中に入れないので、血糖値は下がらない。

  血糖値が下がらないのを感じた脳は、さらに「インスリン分泌」の指令を膵臓に出す。しかし、血糖値が下がらないのは「インスリンが足りない」からではなく、「細胞が無視するから」なのだ。

  ほとんどの糖尿病はこのようにして起こっている。 身体の細胞がインスリンに反応しなくなることを「インスリン抵抗性」という。

  

 ネットで調べても糖尿病についての適切な説明が見つからなかったので、次に「ココナツオイルが糖尿病に効く」という本の説明を引用する。

  糖尿病は、ブドウ糖をエネルギー源として効率よく使えないtめに、血糖値が常に高い状態になる病気である。

  インスリンの作用が低下したり、分泌しなくなると、ブドウ糖は細胞や筋肉組織に入れないために、エネルギー源としてはたらくことができず高血糖の状態が続き、やがて糖尿病になる。

  糖尿病にはⅠ型とⅡ型があるが、中年以降に発症するのはほとんどがⅡ型である。Ⅱがた糖尿病では、インスリンの低下とインスリン抵抗性が見られる。

 予備軍の時期に血糖値が高い状態が続き、インスリンをつくる膵臓のβ細胞が疲弊して、十分にインスリンが分泌されなかったり、タイミングよく分泌できなくなったりするため、血糖値が高いままになる。

 インスリンは十分に分泌されるのだが、効率よく作用しないため、血糖値が高い状態が続くのを「インスリン抵抗性」という。内臓脂肪型肥満の人は、内臓脂肪からインスリンの作用を阻害するさまざまな物質が分泌されるため、インスリン抵抗性を起こしやすい。

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2015年7月 2日 (木)

5年前に出ていた糖尿病治療の驚きの本―②―

 「糖」とは何か。砂糖だけではない。ご飯やパンや麺類やイモ類などは炭水化物で、野菜にもたくさんの炭水化物が含まれている。植物性食品の主な栄養素は、炭水化物と考えてよい。(P.27)

 私たちが食べた炭水化物は、身体の中で簡単に「糖」に分解され、そのすべてが吸収される。茶碗一杯(100g)のご飯に含まれる「糖」は、約32g(角砂糖8個)で、食パン一切れ(100g)には何と48g(角砂糖12個)もの「糖」が含まれているのだ。ショートケーキ1個と同じだという。

 炭水化物はいったん口に入れると、体内で糖に分解され、血液に吸収される。余った糖は肝臓に送られて中性脂肪に換えられ、「体脂肪」行きとなる。血糖値が高いのは中性脂肪が多いということである。

 果物の糖は、口の粘膜からももの凄いスピードで吸収され、血糖値を上げるから、果物はとてもおそろしい食べ物だという。(P.28~P.29)

 「糖」は、なぜいけないのか?ヒトの体には「毒」であり、「麻薬」だからである。この麻薬という表現は言い得て妙があると私(blog筆者)は感じた。甘い、美味しい「糖」は私たちを魅惑してやまないからだ。

 満腹になった食後でもデザートとしてケーキや果物が食べられるのは、糖が習慣性のある麻薬だからだ。

 この「糖」は、エネルギー源意外に活用できないのだそうだ。また、血液中に余っても、塩分のように汗や尿として捨ててコントロールできないのだ。

 エネルギーとして使われずに余った糖が、いつまでも血液中にあると、糖は赤血球や他のタンパク質とくっついて、心臓病、腎臓病、網膜症といった糖尿病の合併症を引き起こすのである。

 そこで膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンが血糖値を上げないようにしているのだ。しかし、糖をたっぷり摂っていると、血液中にインスリンが増え、やがて効かなくなる。それが糖尿病の始まりである。(P.29~30)

 

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2015年7月 1日 (水)

長谷部教授と小林教授の記者会見から―③―

今のお話に関連しますが、日本では憲法に違反すると思われる法律が出来たとしても、実際に誰かがその法律に違反する行為を行った場合に、そもそもその法律は違憲だとして訴えるという形を採らないと違憲か合憲かを争えないということを多くの人が知りません。

 日本には憲法裁判所のようなものもありません。また、安保に関わるものは「統治行為論」という判断で、裁判所はそうした問題には介入すべきではないと言うわけです。 では一体、誰が違憲かどうかを決める立場にいるのでしょうか。

もう一点、このような仕組みは意図したものなのかそれとも、ある種の欠陥なのか。

長谷部教授:最初の質問について、日本においては内閣法制局がこの種の問題について違憲合憲の判断を下してきまして、従来は一貫して、集団的自衛権の行使は違憲ですと、何度も何度も言ってきています。したがって、そういった法案が提案されることなかった。ところが、今の内閣の下、内閣法制局はプレッシャーに負け、解釈を変えた。そこに問題があるということになります。

二番目の質問についてですけれども、日本はアメリカと同じシステムを採っております。従って、裁判の解決にとって必要な限りでしか、裁判所は法令の違憲性・合憲性については判断を下しません。

 ドイツには憲法裁判所がありますが、ただドイツの憲法裁判所も、圧倒的多数ケースは、やはり事後的な、実際に事件が起きた後で合憲性の判断を下すということになっております。

小林教授:高村副総裁が勝手に引用している判決が全てを言っておりまして、戦争というのは国の存続に関わる大問題ですから、選挙で選ばれていない最高裁の15人の裁判官が決めるわけにはいけない。これはアメリカ・フランスの先例に学んだんですね。だから、あの判決の中、一次的には国会と内閣が決める、だけど最終的は主権者である国民が決めると言っているんです。

 さきほど長谷部教授も言われるように、狂ってしまった政治は、次の選挙で倒せばいいんです。

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