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2015年7月 3日 (金)

糖尿病の説明を2つー荒木氏と白沢氏の本から

まず、 「インスリンも薬もやめられた!すごい糖尿病治療」という本のP.34~35に書いてある「糖尿病の仕組み」を最初に引用する。

  食後、血液にはたくさんの糖が入り込んでくる。血糖値が上がるのだ。すると脳は血糖値を下げるために、膵臓に「インスリン分泌の指令」をだす。

  インスリンというのは、血液中の余分な糖をつかまえて細胞まで連れて行く。細胞の門番を呼んで扉を開かせ、糖を細胞内に入れさせる役割を果たしている。

  ところが、糖がひっきりなしに体内に入ってきて、インシュリンが糖を連れて来ていると、細胞の門番も怠けるようになる。それで細胞の扉は開かず、糖は細胞内に入ることができなくなる。

  糖はエネルギー以外に使い道がないから、余った糖は肝臓で脂肪に換えられ、体脂肪として蓄えられるのだ。内臓脂肪も増えるが、これは細胞の門番にインスリンを無視させるようなはたらきをする。

  そうなるとインスリンが糖を連れて細胞のところまできても、糖は細胞の中に入れないので、血糖値は下がらない。

  血糖値が下がらないのを感じた脳は、さらに「インスリン分泌」の指令を膵臓に出す。しかし、血糖値が下がらないのは「インスリンが足りない」からではなく、「細胞が無視するから」なのだ。

  ほとんどの糖尿病はこのようにして起こっている。 身体の細胞がインスリンに反応しなくなることを「インスリン抵抗性」という。

  

 ネットで調べても糖尿病についての適切な説明が見つからなかったので、次に「ココナツオイルが糖尿病に効く」という本の説明を引用する。

  糖尿病は、ブドウ糖をエネルギー源として効率よく使えないtめに、血糖値が常に高い状態になる病気である。

  インスリンの作用が低下したり、分泌しなくなると、ブドウ糖は細胞や筋肉組織に入れないために、エネルギー源としてはたらくことができず高血糖の状態が続き、やがて糖尿病になる。

  糖尿病にはⅠ型とⅡ型があるが、中年以降に発症するのはほとんどがⅡ型である。Ⅱがた糖尿病では、インスリンの低下とインスリン抵抗性が見られる。

 予備軍の時期に血糖値が高い状態が続き、インスリンをつくる膵臓のβ細胞が疲弊して、十分にインスリンが分泌されなかったり、タイミングよく分泌できなくなったりするため、血糖値が高いままになる。

 インスリンは十分に分泌されるのだが、効率よく作用しないため、血糖値が高い状態が続くのを「インスリン抵抗性」という。内臓脂肪型肥満の人は、内臓脂肪からインスリンの作用を阻害するさまざまな物質が分泌されるため、インスリン抵抗性を起こしやすい。

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