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2015年6月26日 (金)

国会を95日も延長してごり押しで通すのか

 国会は95日間も延長され、安倍首相は安保法制を成立させる基盤を作った。衆議院で再議決すれば成立は可能だから、いよいよ日本は戦争が出来る国に変えられるのだ。

 安倍首相は「この国会は、戦後以来の大改革を断行する断行国会だ」と述べた。その通りで、首相の思い通りになり、歴史に名を残せる。郷土の吉田松陰と並んで山口の英雄になれると内心ホクソ笑んでいるに違いない。

 しかし、国民の側から見るととんでもないことで、憲法違反の汚い手段と数を頼んだ強引なやり方で、「戦争法案」を成立させようとしていることに憤りを禁じ得ない。

 安倍首相はことあるごとに「丁寧に説明をする」と言い、「徹底的に議論をし、決めるときには決める」と言っているが、実際は野党の質問にまともに答えようとせず、はぐらかしている。また言うことが決まっていて、「国際外部環境が変わったから、いつでも対処できるようにする」である。世論調査では安倍首相の説明が「丁寧でない」は69%もあるのだ。

 朝日新聞の世論調査では、内閣支持率は39%で前回の45%から大きく下落した。6月11日に行われた内閣支持の読売新聞系の日本テレビの調査でも41.1%の支持率であった。

 政府高官は「安保法制で10%下がっても、またすぐ回復する」とうそぶいている。国民もバカにされたものである。

 安保法制反対は53%で賛成の29%である。また、内閣支持率も女性の落ち込みが大きい。命を生み出す母は賢明だ。今国会で成立させる必要はないが65%であった。

 自民党・公明党が衆議院で多数を占めたのは、小選挙区制のトリックのお蔭であり、国民の意思を正確には反映していないのだ。それなのに多数決だ民主主義だと言って傲慢な政治をしている。

 安保法制整備には、諦めずに最後まで抵抗することが大事だ。瀬戸内寂聴さんのように。

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コメント

 おっしゃる通りだと思います。でも、95日間延びたので反対運動も草臥れるどころか広がるのではないかと期待しています。

政権側は会期を95日に延長し、十分に議論を尽くしたという形をとるのが狙いである。また維新の党を巻き込んで野党不在の強行採決を避けるのも作戦である。その間に国会は会期延長疲れになり、国民ももういい加減に止めてくれという世論となるのをを狙っているようである。政権側には徹底的に国民の心理を分析しそのあたりの戦略を練る軍師?がついているようである。政治評論家は会期が長いと何が起こるか分からない。政府の読み通りにことが運ぶかは予断が許さないとはいっているが、、。

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