オルガンの秋コンサートを2つ聴く
以前に紹介したオルガンの秋主催の吉田文さんのパイプオルガンコンサートが、5月30日と6月3日につづけてあった。
5月30日のコンサートは、岩塚の五反城教会であり、元NHK首席フルート奏者の小出信也さんを迎えての共演であった。
曲目は、
ヘンデルのソナタ10番ホ短調 (フルートとオルガン)
フランク・シュタンツル 連禱ー瞑想―トッカータ・ミニマム (オルガン)
ヨハン・セバスチャンンバッハ トリオソナタ第1番 (フルートとオルガン)
アルヴォ。ベルト Annum per annum 年から年へ (オルガン)
グルック フルート協奏曲 ト長調 (フルートとオルガン)
アンコールが1曲あった。
フルートとオルガンは相性がよい感じできれいな音色が教会に響き渡った。珍しく夕方5時から6時過ぎまでの演奏会であったが、素敵な初夏の宵を楽しむことができた。入場料は無料だが寄付を募っていたので箱に入れた。
6月3日のは恒例のブランチコンサートで愛知県芸術劇場コンサートホールであった。いつもは2階席に座るのだが、今回は1階に行くことにした。1階の前の方の中央に座った。
10時半きっかりに吉田文さんがステージに現れて、お決まりのファンファーレを奏でた。タイトルは、「大聖堂の響きPARTⅡ」であった。
私の好きなバッハのトッカータとフーガ ニ短調から始まった。
次もバッハの「ひとよ、汝がつみの」で、讃美歌を基調にしたものらしかった。
3番目は、これもバッハのパッサカリア ハ短調
その後リクエストの作品で、グルックのオルフェオのアリア「エウリディチェを失って」
セザール・フランクの天使の糧
最後はジャンヌ・デでメッシュ― テ・デウムという曲で大変迫力のある勇壮な演奏であった。
1階席に座ったが演奏がよく見られてよかった。でも、振り返ると2階席に座る人が多かった。音響的には2階がいいのであろう。
平日の午前ということで聴きに来られる人は限られていると思う。入場料は1000円でコンサートホールでの演奏が聴けるのだからもっと多くの人に知られるとよいと思う。
次回のブランチコンサートは8月6日(木)10:30で「アンネの日記~戦後70年に寄せて~」というタイトルで、朗読や舞踊が加わるそうで楽しみである。
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パイプオルガンと言い、透明な響きの聖歌と言い、カソリック教会は癒しのある素晴らしい音楽を作ってきたと思います。
投稿: らら | 2015年6月 6日 (土) 08時02分
プログラムにあったフランク作曲「天使の糧」は最近、私の音楽仲間からいい曲だから合奏しましょうとの話しがありました。恥ずかしながら私はこの曲についてはまったく不案内でした。歌詞の意味は分かりませんが、心にしみるいい響きでした。ネットで検索すると天下の名テノール、パバロッティーやドミンゴも歌っている知る人ぞ知るの名曲でした。私はクリスチャンではありませんが讃美歌を聴くとなぜか心が安らぎ敬虔な気持ちになるから不思議です。
参考までにパバロッティーの歌のサイトを貼り付けます。https://www.youtube.com/watch?v=rWxo3BLMjkM
投稿: toshi | 2015年6月 5日 (金) 15時05分