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2015年5月22日 (金)

連続テレビ小説「まれ」は面白いか?

 3月終わりから始まったNHK朝の連続テレビ小説「まれ」を見ているが、これまでの「マッサン」や「はなとアン」や現在BSで再放送中の「あまちゃん」のような面白さがない。

  ドラマのシーンがすぐに変わり、さらに「あまちゃん」以上にドタバタしている。作者は多分大げさな描き方で喜劇性を狙ったのだと思うのだが、ドタバタしていれば喜劇になるとは言えない。

  初めの頃、塩田で海水を撒く田中泯の存在感に感心したが、最近は存在感がなくなってしまった。いくら酒好きの設定とは言っても昼間っから酒瓶を抱えているのはいいとしてもあの年で飲みすぎである。げんさんには原点に返って存在感を出させて欲しい。

  草笛光子が演じる希の祖母が登場し、子どもを捨ててフランスに行って、一流のパティシエになったということや突然能登に現れるという設定も非常に不自然であった。希がパティシエを目指すというのは、ドラマの最初からの設定であるが、都合よくというか一流のパティシエが祖母であり、それが突然現れて希を刺激してパティシエの夢に向かわせるというのはご都合がよすぎる。

  能登にレストランを開くと言ったり、希の修行先を紹介すると言いながら知らぬ間にフランスに帰ってしまった。

  一番おかしなのは、希が横浜で見つけた修行先である。超一流のパティシエという設定で、小日向文世が演じているが、これが極め付きの変人で、気に入らないと直ぐに店を閉めてしまう。

21日の妻の中華料理店を手伝う場面では、お客をどなり散らす接客をしていた。いかにも不自然なあり得ない設定である。

   いくら行列ができるほどの人気店とはいえ、突然閉店ではお客はたまったものではない。この間はクリスマスのケーキの予約を受け付けながら、突然キャンセルしろ、閉店にすると言いだした。

 希が尋ねたとき、ケーキを作っている厨房に入ったシーンがあったが、頭に何も被らず、普通の服装であった。同じような場面は20日放送にも見られた。ケーキの厨房に普通の服装で入るというのはあり得ないと思うし、いくら凄いケーキ店でもそんな店では買いたくない。

  いくら腕がよくて変屈人間でもあれでよく商売として稼げるものだ。不自然極まりない。また、その妻が中華料理店の経営者で、よく当たる占い師でもあるという設定。これも何かおかしい。

  いくらフィクションのドラマでも、実際から乖離していてはダメだ。ナンセンス喜劇とかドラマではないのだから現実にありそうな設定でつくられるべきである。

 「まれ」より、並行して再放送中の「あまちゃん」の方が面白いと言われているらしいが、さもありなんである。「稀に見る駄作」と言われないようにね。

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コメント

以前は相撲を欠かさず見ていましたが、貴乃花が引退後は見ていません。モンゴル国技になってしまったからです。モンゴル人のようなハングリーな日本人がいなくなったのでしょうか。

投稿: らら | 2015年5月22日 (金) 12時10分

面白くない、と1週間で見限ってしまいましたので、その後のことは私には何とも言えませんが、ららさんの感想にはうなずけます。
大河ドラマ『花燃ゆ』もひと月で見るのをやめてしまいました。こちらも粗製濫造感が極まったように思えたからです。
両方とも1,2年休んだほうがいいと思います。その時間は放送自体をお休みにすればいいのです。
NHKは24時間休みなく放送しなければならないというような法律はないのでしょうし。
ついでに横綱白鵬も1,2場所休んだほうがいいと思います。
これだけ大相撲を盛り上げてきた大立者であるのに、NHKの実況アナにまで「日本人力士の優勝を見てみたいものですね」などと言われては面白くないのは当然です。
きのうの豪栄道との勝負に物言いが付かなかったのは当然だというコメントが圧倒しているようですが、私だったら白鵬同様に憮然・呆然としてしまうでしょう。
礼もしないで土俵をさがるのはけしからんとたたく前に、外国人力士が強くなりすぎると不公平な扱いを始める一部の日本人の根性をたたき直すべきでしょう。

投稿: たりらりら | 2015年5月22日 (金) 10時36分

 「まれ」は新幹線金沢まで開通に合わせて作ったのかもしれませんね。ご当地応援ドラマでもいいですが、納得できる面白さが欲しいです。

投稿: らら | 2015年5月22日 (金) 09時17分

私は連ドラを長年見ていないが、前回のマッサンは珍しく最初から最後まで見た。毎回ある程度の見せ所を作り、視聴者の興味をつなぎとめておくことは大変なことだと思った。マッサンもこれでもかこれでもかという程、マッサンの日本で本場のウイスキーに負けないウイスキーを作るという夢を語る場面があった。連ドラは最初に放映回数、期間が決められているので、それに合わせてドラマを仕立てなければならない。時には不自然さや、冗長さがあるように思えるのはそのためだと思う。それを克服するのがプロデューサー、脚本家の腕なのだろう。

投稿: toshi | 2015年5月22日 (金) 07時58分

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