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2015年5月

2015年5月31日 (日)

死んで落ちていた野鳥

 27日の朝、いつものウオーキングから帰ってきて、スマホの歩数計をSTOPして、ふと下を見たら車の後輪の近くに小鳥が1羽落ちていた。腹部が白っぽい色で他の部分はねずみ色で尾が二つに分かれていた。

 ツバメかなと思ったが私には分からなかった。そのままにして家に入った。午前中外出して帰宅したら、妻が「小鳥が死んでいる」と言って見に来るように言った。「ああ、あの小鳥のことだな」とピンと来た。

 妻は小鳥を持ってきて玄関脇に置いてあった。「触ったときまだ少し温かったのよ」と言った。小鳥の写真を写すことにして縁石の上に載せた。スマホを出して写した。頬のところにまるい白い部分があった。

 鳥の名前が分からないので野鳥に詳しい山口さんに聞くことにした。丁度買い物に行くつもりだったのでその途中で寄ることにした。

 山口さんの家に行き見せたら、直ぐに、

「シジュウガラです」

と言った。それでどうして道端に落ちていたのだろうと疑問をぶつけた。彼が言うには、車の後ろの窓のガラスにぶつかったのだろうということであった。

 「車のガラスは低いところにあるのにそんなことがあるの?」

と言ったら、

「ガラスが透明だからぶつかることがよくある」

と話した。

 我が家の駐車している車のすぐ後ろに落ちていたのでそうかもしれないと納得した。山口さんは、

「五十ガラというのもありますよ。」

と言い、

「覚えるには、『私の財布はシジュウカラ』と覚えるとよい」

と教えてくれた。私の財布は「始終空」だから妙に納得できた。

 壁に野鳥の写真が貼ってあり、その一つを指して、

「これもシジュウガラの仲間でエナガという」

と説明してくれた。枝に親鳥と雛が8羽も並んでいる珍しい写真で、瑞穂運動場の辺りで撮ったのだそうだ。

  家に帰り、妻に小鳥が死んだ訳を話したら、

「そうかもしれないね」

と言っていた。住宅地だがシジュウガラ飛んでくるとは知らなかった。

Fullsizerender

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2015年5月30日 (土)

携帯電話に入った迷惑mail

 5月26日にスマホのmailアドレスに迷惑メールが入った。一部を紹介すると、次のような内容である。

 「この度、貴殿が登録した総合有料番組サイト、および、提携企業サイトより提出された滞納者情報を元に、債権債務の調査の任に当たることになりましたので、その旨通知したします。

 貴殿が登録した情報サイトでは、無料期間の登録後、継続利用の意思がない場合は無料期間中に退会するよう、サイトに掲載するなどの通知義務を果たしております。

 ところが、貴殿は無料期間中に登録を行っていながら、無料期間が終了したにも関わらず、有料番組の支払いを行わず、、依頼人からの再三にわたる支払請求にも一向連絡をしておりません。

 信用情報機関の調査では、貴殿宛のメールアドレスが一部宛先エラーとなった期間もあった為、貴殿が「故意の無視」を強く示唆しているものと考えられます。

 その為、誠に不本意ではありますが、民事提訴準備の為、貴殿が利用するインターネットプロバイダーへ利用端末情報開示請求を行い、現在貴殿が使用しているメールアドレスを取得いたしました。

 今後は、当メール受信後24時間以内に依頼人に連絡無き場合、又は、現在使用している貴殿のメールアドレスがエラーになった場合、即刻、民事訴訟の手続きを開始となるよう通知を行います。

 但し、このような事態になっても、貴殿を助ける方法として、情報サイトより退会を行っていただくことが最良と考えています。」

 その後に、下記のリンクにアクセスして期日までに処理をしろと書いてあり、サイトアドレスが載せてある。

 この迷惑メールを受信したのは20時22分であった。実は、同じ日の夕方hotinnfo@・・・というアドレスのメールが入り、5月31日まで、LINEスタンプ取り放題としてあったので、ダウンロードしたのであった。

 そのメールにはauが取り扱っているとしてあったし、配信元はKDDになっていた。それで大丈夫だと思ってダウンロードをした。

 ダウンロードする前に同意事項があり、アドレスなどの情報の一部を伝えるとか解約したい場合はどこからやるとかが書いてあった。そういうことがあったので、私はてっきりダウンロードと関係があると思ってしまったのだ。

 まず警察に相談をすることだと思い警察に行ったら、「無視するように」と言われた。帰宅してからauサポートに電話をしたが、夜遅いので駄目であった。

 翌日auサポートに電話をしたら、hotinnfo@・・・はKDDが関係しているということが分かった。だから心配ないということで、たまたまダウンロードの後に迷惑メールがタイミングよく来たらしいと分かった。

 上記の文面の中に、「プロバイダーに利用端末情報開示請求を行った」とある。この場合auになるから、確認をしたところ、犯罪がらみで警察等からの他は情報を教えないと言った。それは当然のことである。民間の調査機関に情報を提供するなどあり得ない話だ。

 また、つぎの文は日本語としておかしい。「民事訴訟の手続きを開始となるよう通知を行います。」と書いているが、「手続きを開始となるよう」というが、いったいどこに通知をするのか、それにしても通知を行いますも変である。この文から察するに中国人が迷惑メールを送っているみたいだ。

 上記のメールはsoftbankの携帯からである。パソコンなら分かるがどうやったら大量のメールを携帯からおくれるのだろうか。いずれにしても迷惑メールは迷惑千万である。

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2015年5月29日 (金)

日本で野放しの危険なトランス脂肪酸

 Yahooニュースに「人体に深刻な危険をもたらすトランス脂肪酸が野放し」という記事があった。

  トランス脂肪酸については、良心的と思われる一般人向け健康書にはその危険性が指摘されていたが、知らない人が多く、相変わらずトランス脂肪酸を含んだ食品が食べられている。

  以前はバターよりもマーガリンがよいと宣伝され、植物油由来のマーガリンが食されるようになったが、マーガリンにはトランス脂肪酸が使われていることから危険だと言われ、またバターが復権した。そためかどうかバターは大不足で1万トンを緊急輸入するとニュースに出ていた。

  トランス脂肪酸だが、マーガリンだけでなく、ショートニングやサラダ油などにも含まれている物質である。

  ファストフードには大量に使われており、安いからといって油使用のファストフードを食べたり、レストランで揚げ物を食べると間違いなく摂取することになる。

  トランス脂肪酸を食べるとどうなるか?動脈硬化を促進し、それに伴って心臓疾患や脳血管障害を起こすことになる。また、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、気管支喘息などのアレルギー疾患のリスクが高まると言われる。

  さらに血中の中性脂肪を増やし、肥満や高血圧や糖尿病の原因になると考えられている。

  アメリカでは「プラスチック食品」「狂った脂肪」と呼ばれ、含有量表示が義務付けられていて、食品医薬局が摂取規制も行っている。

  それでは日本ではどうかというと、なんでもアメリカに右へならえの日本なのに一切の規制をしていないそうだ。

  管轄も厚生労働省ではなく、消費者庁が行っている。規制しない理由は「日本人一人の1日の摂取量は0.9g程度で健康への影響は少ない」からだという。

  しかし、マクドナルドなどファストフード店でよく買われているポテトフライ(Mサイズ)には4.5gのトランス脂肪酸が含まれているのだ。

  トランス脂肪酸はお菓子やデリカテッセンの揚げ物にも含まれており、スジャータなどのコーヒーに入れるクリームにも大量に含まれているそうだ。私はコーヒーにはスジャータを入れていたがあれは牛乳ではなく油から作ると知ってから使っていない。

 「いつものパンがあなたを殺す」や「炭水化物が人類を滅ぼす」などの著者は、エキストラバージン・ココナツオイルやエキストラバージン・オリーブオイルを勧めている。脂肪は細胞膜を作るのに重要な役目を果たすが、トランス脂肪酸ではダメであり、糖尿病の原因にもなるという。

 マスコミがあまり取り上げないのは、大企業からの広告が減ることをおそれているからだそうだ。厚生労働省が規制ぜずマスコミもしり込みをしている日本。何とも情けない。我々の健康は自己責任で守れということか。安倍政権は規制緩和というがトランス脂肪酸のようなものは大いに規制をすべきである。

※詳しく知りたい人へ

 http://biz-journal.jp/2015/05/post_9977.html

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2015年5月28日 (木)

大聖堂の響きーみどりのさわやかコンサート

 Yさんに「みどりのさわやかコンサート」の券をもらったので妻と出かけた。日曜日の午後3時から熱田文化小劇場であった。

  自由席なので早めに並ぼうと思って息子に送ってもらった。劇場に着いたのは2時15分ぐらいだったが、意外にも列はなかった。入口に入ると2人いた。係りの人にどこに並ぶのか聞いてもみな首をかしげるばかりであった。先に来ていた人がここに並びましょうと言ったのでそうすることにした。

  2時半に開場したが並んだ人は10人ぐらいであった。当然席はどこにでも座れる。私たちは通路の前の真ん中の席に座った。この調子ではとても満席にはならないだろうと思ったらその通りであった。

  コンサートは15時4分に始まった。ステージにリコーダー奏者が2人現れて演奏し、しばらくすると後方から歌声が聞こえた。左右2列に分かれて通路をゆっくりと歌いながら歩いてステージに上って行った。会場全体がステレオ装置になったようであった。曲は「輝ける星よ」であった。大変しゃれた演出だと思った。

  第一部は「スペインの聖歌」で「喜びの女王」「しかしこの人はかの人に言うであろう」「恩寵の聖体のパン」「主よ私は何を差し上げたらよいのでしょう」の5曲であった。

  黒いユニホームで25名の団員がアカペラで歌った。大変きれいなハーモニーでまるで大聖堂の中で聴いているような響きであった。熱田文化小劇場は音響効果がよい劇場だということを改めて知った。スペインの聖歌は初めて聴いたが、カソリックの聖歌の素晴らしいヒーリングな響きに感心した。

 第2部は「ヴェネティアの音楽」で「ああ、「私のいとしい命よ」「しもべらよ、ともにうたえ」「神に歓呼せよ、全地よ」であった。最後の曲は会場後方に男性が8人並んでステージを向かい合いで歌うという変わった趣向であった。とてもよかった。

 20分間の休憩の後、第三部は「なつかしい日本の歌」で、赤い上着を羽織ってやはりアカペラで歌った。曲ごとにフォーメーションを変えて歌った。曲は「さくらさくら」「ひらいた、ひらいた」「夕やけ」で「ひらいた、ひらいた」は呼びかけあいで歌った。「夕やけ」は5グループに分かれて高度な合唱であった。

 第四部は「バード4声のミサより」で、男声コーラスが加わって「主よ、憐れみたまえ」「聖なるかな」「祝せられん」「神の子羊」の4曲を歌った。混声のアカペラでとても素敵な響きであった。

 第五部は「マリア聖歌」でホルスト作曲の「アヴエ マリア」を8声で歌った。すごく高い音域があり会場に響き渡った。

 アンコールは聖歌2曲であった。4時40分に終了した。

 このコンサートは女声コーラスのアヴェス・ユヴェネスが主体で、男声コーラスのアヴェス・アミーチェの賛助出演であった。指揮は山中涼子さん。

 プログラムによると、アヴェス・ユヴェネスは1986年、椙山学園大学合唱団OB有志で結成された。故菅野浩和氏の指導で、ルネサンスの宗教音楽をメインに歌ってきた。1989年にはイタリアの数都市でコンサートを行い絶賛を博したという。また、東京、関西でも高い評価を受けたそうだ。

 ヴァラエティに富み、素晴らしいコンサートで、楽しいひと時を過ごした。惜しむらくは会場がいっぱいになるくらいであってほしかった。私もたままた券をもらって知ったので出かけたが、まだ知られていないのだろうと思った。

 プログラムには問い合わせ先の記載はなく、ネットで検索したら、mixiに団員個人が投稿しているのがあった程度だ。宣伝方法を考えるとよいだろう。

 

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2015年5月27日 (水)

安倍首相と中谷防衛相の発言に食い違い

 朝日新聞東京版22日夕刊によると、中谷防衛相は22日の閣議後の記者会見で、新たな安全保障法制によって集団的自衛権行使が可能となることについて、「他国領域での武力活動が新3要件に該当するならば、憲法上許されないわけではない」と述べ、「国民の生命、自由、幸福追求が根底から覆される明白な危険」があるなど武力行使の「新3要件に当てはまれば、他国の領土、領海、領空でも武力行使ができるとの認識を改めて示した。

 「改めて言及」ということは繰り返したということである。中谷防衛相は安保法制担当相を兼務しており、その発言は重要である。

 一方安倍首相は、20日の党首討論で、民主党の岡田代表の質問に答えて、「一般に、海外派兵は(法改正後も)認められない。外国の領土に上陸して武力行使を行うことはない」と明言した。

 ただサンデーモーニングの岸井氏の説明によると、安倍首相は巧みに言葉を変えて発言するから気を付けないといけないとして、「一般」と言ったことと「派兵」「派遣」の違いを指摘した。

 その後中谷防衛相は記者団に問われて、「『一般に』」というのは例外があるということだ」と説明した。何ともトリッキーな使い方である。油断も隙もない。

 首相と防衛相の発言が食い違っているのか、いないのか。一般国民から見ると明確に食い違っていると思われるのだが、国会で追及すべきである。なぜなら食い違っているのなら「閣内不一致」ということになるからだ。

 食い違っていないというのなら、安倍首相は国民を欺瞞していることになる。ポツダム宣言では、「国民を欺瞞し間違った戦争に導いた勢力は排除すべきだ」と言っている。

 かつての大日本帝国が起こした戦争は世界からは「国民を欺瞞した」と結論されているのだ。日本国民である私もその通りだったと思う。

 またも戦前と同じ轍を踏もうとしている。しかも安倍首相は、共産党の志位委員長の「ポッタム宣言は、日本の戦争について間違った戦争だという認識を示している。それを認めるのか」という質問に、「ポッダム宣言のその部分をつまびらかに読んでいないので、直ちに論評することは、差し控えたい」と答えをはぐらかした。

 私が聞いても安倍首相はまともに答えないで議論をそらしてしまう。岸井氏も指摘したように、党首討論の時間が短か過ぎる。だから安倍首相は適当にはぐらかせば時間切れになるという戦法をとっているのである。

 日本の近未来の重大な転換をもたらす安保法制の国会審議が、いい加減な審議で済まされてしまうことを日本にとって不幸なことだと嘆かずにはいられない。

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2015年5月26日 (火)

理解に苦しむ「イルカ追い込み漁法」を否定するWAZA

 日本動物園・水族館協会(JAZA)が世界動物園・水族館協会(WAZA)に残留するために、追い込み漁によって捕獲されたイルカの購入を禁止にした。

  この決定は協会に属する会員の投票で決定された。イルカを飼育している水族館は30余りだが、購入禁止反対は43票もあったそうだ。

  WAZAは10年以上前から、イルカの群れを入り江に追い込んで捕獲する追い込み漁を批判してきたという。

  WAZAの会員は欧米が主流である。それで欧米の論理がまかり通るのであろう。ヨーロッパではイルカを飼育している水族館はほとんどないようだ。米国では繁殖させたイルカと浜に打ち上げられたイルカを保護しているのだという。

  和歌山県の太地町で追い込み漁で捕獲したイルカは、日本とアジアの水族館で飼育されている。欧米が問題視しているのは、追い込み漁がいけないということであるが、追い込み漁は漁船で入り江にイルカを追いこんで、浅瀬に入ったイルカを両手で大事に捕獲するのである。しかも輸送にあたってもイルカを大切に扱っているのだ。

  日本動物園・水族館協会では丁寧に説明したが、理解してもらえなかったのだそうだ。欧米の動物愛護の感覚の方が理解に苦しむ。

  彼らは水族館でイルカの芸を見せるのも、イルカの虐待だと言っているそうだ。私たちから見ると、イルカの素晴らしい才能を引き出して見せているだけなのだから、虐待には当たらないと思うのだが。

  その欧米では、牛や羊を大量に飼育して殺して食している。あの捕鯨に猛反対のオーストラリアではカンガルーの肉がスーパーで売られている。

  羊に至っては、ラムといって子羊の肉が珍重されているし、牛も子牛の肉(Veal)が柔らかいので喜んで食べている。

  私の感覚では、欧米人の殺して食べるために大量飼育している方がよほど残酷だと思うのだ。イルカやクジラは体が大きくて哺乳類だから捕獲は虐待だというのであろうか。水族館で養殖したイルカは問題ないというのも理解できない。

Photo
                この屠殺に反対するのは理解できるが

http://www.abc.net.au/news/2015-05-19/australian-cattle-killed-with-sledgehammers-in-vietnam/6482106

 

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2015年5月25日 (月)

オルガンの秋コンサートの案内―その2ーブランチコンサート

 

愛知県芸術文化センターコンサートホールにおける「名古屋オルガンの秋presentsブランチコンサート」も、本当に多くのみなさまのあたたかいご支援を頂戴いたしまして、本年度も開催を続けることができる運びとなりました。心より御礼申し上げます。

 今年は、

 本格的なパイプオルガン作品を大オルガンの響きで楽しんで頂ける「教会の響きpart263日・水)」。

 楽しくも荘厳なクリスマスの音楽と、クリスマスソングをパイプオルガンの伴奏でお楽しみ頂ける「みんなで歌おうクリスマス(124日・月)」。

 ロマンチックなプレ・バレンタインを味わっていただく「バレンタイ・リクエストコンサートpart32016210日・水)」

 特に、広島原爆投下の日である86日(木)に「アンネの日記」を企画しました。

 パイプオルガンの響きとともに児玉たまみさんのナレーションによってアンネの日記が朗読され、そして名古屋を代表するコンテンポラリーダンサーの倉知可英さんが踊ってくださることとなりました。ブランチコンサートでも初めての試みでもあります。こちらも是非多くの方にご来場賜れますよう、心よりお願い申し上げます。

 その他各コンサートごとのリクエストも、昨年に引き続き募集いたしております。採用が決定された方には入場券をペアで進呈いたしますので、多くのみなさまのご参加を楽しみにお待ちしております。

 ブランチコンサートのチケットは、二宮音楽事務所(052)505-0151、チケットぴあ、その他市内のプレイガイドで扱っております。

 チラシはこちらからダウンロードできます。

●ブランチコンサート 表

 www.aya-yoshida.de/media/data/brunchconcert2015-1.pdf

●ブランチコンサート 裏

 www.aya-yoshida.de/media/data/brunchconcert2015-2.pdf

 最後となりましたが、私事、本年1125日(水)夜の公演として、こちらでも「Et in Terra Pax そして地には平和」のタイトルのもとにグレゴリオ聖歌を取り混ぜたパイプオルガンリサイタルを企画しております。平日で大変申し訳ないのですが、なるべく多くのみなさまにご予定頂ければ幸いです。

 まだまだ朝夕冷えることもあります。どうぞ皆様くれぐれもご自愛の上お過ごしくださいませ。今年も多くのみなさまにお会いできますことを、心より待ち望んでおります。

                                かしこ                             

 「名古屋オルガンの秋」主宰  吉田文

 お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ! (090)6076-8490mail@aya-yoshida.de (吉田)

 名古屋オルガンの秋ホームページ http://organaki.exblog.jp

 P.S. 大変プライベートなことで恐縮なのですが、朝日新聞デジタルサイト「&w」の「花のない花屋」というコラムで私のお願いを取り上げていただけました。よろしければご覧ください…...http://www.asahi.com/and_w/life/SDI2015051342131.html

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2015年5月24日 (日)

最近の注目記事から2つ紹介

 いつもスマホでYahooニュースを見ているが、最近のニュースから2つ紹介したいと思う。

  一つは、劣悪な雇用状態に追い込む安倍政権の「残業代ゼロ」法案について批判したものである。ILOで世界的常識となっている「8時間労働」を無制限に働かせられるものにしようとして新たな法律を作った。これは財界の要請に応じたものであるが、労働者側からみるととんでもないものである。昔マルクスが指摘した通り、労働者を絞れるだけ搾り取ろうという資本家の狙い通りになっている。

  マルクスは「労働者よ、団結せよ」と呼びかけたが、今は労働組合が弱体化しかつての勢いは全くなくなった。これも資本家に骨抜きにされた結果である。労働者をバラバラにして、その上無思考状態にし、政治的無関心にして、マルクスのいう「搾取」をこれでもかとばかりにやろうとしているのだ。

  現状を見て理解し考えていくことがとりあえず大事だと思う。その一つの資料として次のものを紹介したい。

 

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150501-00045315/

 もう一つは、「セックスレスを社会的視点でとらえよう」という提案である。週刊誌やテレビ等で盛んにセックスレス問題が取り上げられてきたが、それは個人の問題という視点からであったと指摘している。その上で社会的問題として考えることが大事だというのだ。

  例えば先の過酷な労働条件で、セックスレスになるのは当然ありうることである。私はこの視点から考えることが大事だと思うのだ。

 ※http://bylines.news.yahoo.co.jp/ikedasonoko/20150508-00045524/

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2015年5月23日 (土)

オルガンの秋コンサートの案内が届きましたーその1

 大好きなパイプオルガンの音色。パイプオルガン奏者吉田文さんから今年のコンサートの案内を戴きました。全文を転載して紹介します。

 謹啓

がすがしい初夏となってまいりました。皆様お健やかにお過ごしのことと思います。

  本日は、名古屋オルガンの秋実行委員会が主催をいたしますパイプオルガンコンサートのご案内をいたしたく、本書を送付させて頂きました。

  「名古屋オルガンの秋」コンサートシリーズは2007年の名古屋オルガンの秋コンサートシリーズの発足より、みなさまの多大なご協力とご後援を賜り、今年で9回目の開催を迎えることができました。この場におきまして、みなさまに心より御礼を申し上げます。

  来年に10回目の開催を迎えることになると想いますと月日の経つ早さを思い知らされますが、この間に頂きましたみなさまとの出会いに心より感謝申し上げます。

  そもそもパイプオルガンという楽器は他の楽器よりもよほど知名度が低く、愛好者としてコンサートにお越し下さる方の絶対数も決して多い方ではないと思います。それでも、毎回いらして下さる方、遠くからでもご声援をお送りくださる方、みなさまおひとりおひとりのお心に支えられて、ここまでコンサートシリーズを開催してくることができたと思っております。本当にありがとうございます。これからも、細く長く、可能な限りはできるだけのことはしていきたく考えております。今後ともご支援を賜りますように、心からお願い申し上げます。

  さて今回は「名古屋オルガンの春&秋2015」と「パイプオルガンブランチコンサート」のご案内をお送りいたします。

  名古屋オルガンの秋実行委員会として主宰します両コンサートシリーズでは、今年に終戦後70年を迎えるにあたり、パイプオルガンの音楽を通して改めて「平和」ということに向かい合ってみたく、それぞれプログラムを構成いたしました。

  「名古屋オルガンの春&秋」では、全体のコンサートを括るモットーとして「Et in Terra Pax そして地には平和」という言葉を選びました。もともとはクリスマスに天使が羊飼いたちの前に現れ、神の子イエス・キリストが人となって生まれたことを告げた言葉で、「Gloria in excelsis Deo (天のいと高き所には栄光) et in terra pax hominibus bonae voluntatis. (地には善意の人に平和あれ。)」が全文です。(この訳はカトリック教会のものに依りました。)

  第二次世界大戦と原爆投下から70年が経った現在、私たちは地上のどこにでも平和、そして基本的な人権が当然のごとく存在してほしいと誰もが願っている筈であり、平和は人間が自分たちの手で創りだしていかなければいけないものであると学んだ筈であるにも関わらず、なかなかそれが現実化できず、苦しんでいる人たちが多くいます。

  音楽を通して大きな何かが変えられる訳ではありませんが、今年のコンサートシリーズは私たち一人一人が心の平和を感じ、私たちが生きているこの場所で私たちにできることから平和に向き合うことに少しでも貢献できればうれしく思います。

  最初のコンサートは、早速ですが、530日(土)、元N響フルート首席奏者の小出信也氏をソリストとしてお迎えします。「Annum per annnum 年から年へ」 4年前から毎年ご出演頂いている小出さんとの活動を象徴する言葉でもあり、又、今年生誕80年を迎えるアルヴォ・ペルトの代表的なオルガン作品のタイトルでもあります。

ペルトの作品の中では毎日毎日、年から年へ、数百年も祈りの時を告げてきた教会の鐘の音を、祈りの心をつないでいくモチーフとして扱っています。どのようなものであろうと、宗教という枠を超えて、特に平和を祈っていきたい今年最初のコンサート。小出信也さんのフルートの響きに包み込まれる幸せのうちに、音楽のもとに私たちの心が調和を感じることができますように願っています。

  チラシはこちらからダウンロードできます。

 ●名古屋オルガンの春&秋 表 

  www.aya-yoshida.de/media/data/orgelherbst2015-1.pdf

●名古屋オルガンの春&秋 裏

 www.aya-yoshida.de/media/data/orgelherbst2015-2.pdf

 秋のコンサートシリーズでは、本格的なパイプオルガンコンサートをお楽しみ頂けます。それぞれのオルガニストが、是非ともみなさまに知って頂きたいと思う美しい作品を集めました。また、ベルリンのカトリック大司教座聖堂オルガニストであるフローリアン・ヴィルケスも来日されますので、是非ご来場頂けますようにお願い申し上げます。

   最終回の1129日には、前半に待降節を迎えるにふさわしいバッハの作品を、後半では、日本では初演となる「我らの主イエスキリストの継承について」をお聴きいただけます。

  後者の作品はナチスによってアウシュヴィッツ強制収容所、フロッセンベルグ強制収容所で現代の殉教者となった二人の神学者、マキシミリアン・コルベ神父とディートリッヒ・ボンヘッファー牧師についてと、彼らより残され、託された言葉、そして聖書の句から成り立っており、パイプオルガンに加えナレーターと打楽器により演奏されます。平和と正義、そして愛を継承するということについて深く考えさせられ、そしてとても強く心に打ち響く音楽であり、手前味噌ながら、作曲者マイヤー=フィービッヒの最傑作であるとも自負しております。是非とも一人でも多くの方に経験して頂きたく思っております。どうかみなさまお誘いあわせの上ご来場いただければ幸いです。

 

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2015年5月22日 (金)

連続テレビ小説「まれ」は面白いか?

 3月終わりから始まったNHK朝の連続テレビ小説「まれ」を見ているが、これまでの「マッサン」や「はなとアン」や現在BSで再放送中の「あまちゃん」のような面白さがない。

  ドラマのシーンがすぐに変わり、さらに「あまちゃん」以上にドタバタしている。作者は多分大げさな描き方で喜劇性を狙ったのだと思うのだが、ドタバタしていれば喜劇になるとは言えない。

  初めの頃、塩田で海水を撒く田中泯の存在感に感心したが、最近は存在感がなくなってしまった。いくら酒好きの設定とは言っても昼間っから酒瓶を抱えているのはいいとしてもあの年で飲みすぎである。げんさんには原点に返って存在感を出させて欲しい。

  草笛光子が演じる希の祖母が登場し、子どもを捨ててフランスに行って、一流のパティシエになったということや突然能登に現れるという設定も非常に不自然であった。希がパティシエを目指すというのは、ドラマの最初からの設定であるが、都合よくというか一流のパティシエが祖母であり、それが突然現れて希を刺激してパティシエの夢に向かわせるというのはご都合がよすぎる。

  能登にレストランを開くと言ったり、希の修行先を紹介すると言いながら知らぬ間にフランスに帰ってしまった。

  一番おかしなのは、希が横浜で見つけた修行先である。超一流のパティシエという設定で、小日向文世が演じているが、これが極め付きの変人で、気に入らないと直ぐに店を閉めてしまう。

21日の妻の中華料理店を手伝う場面では、お客をどなり散らす接客をしていた。いかにも不自然なあり得ない設定である。

   いくら行列ができるほどの人気店とはいえ、突然閉店ではお客はたまったものではない。この間はクリスマスのケーキの予約を受け付けながら、突然キャンセルしろ、閉店にすると言いだした。

 希が尋ねたとき、ケーキを作っている厨房に入ったシーンがあったが、頭に何も被らず、普通の服装であった。同じような場面は20日放送にも見られた。ケーキの厨房に普通の服装で入るというのはあり得ないと思うし、いくら凄いケーキ店でもそんな店では買いたくない。

  いくら腕がよくて変屈人間でもあれでよく商売として稼げるものだ。不自然極まりない。また、その妻が中華料理店の経営者で、よく当たる占い師でもあるという設定。これも何かおかしい。

  いくらフィクションのドラマでも、実際から乖離していてはダメだ。ナンセンス喜劇とかドラマではないのだから現実にありそうな設定でつくられるべきである。

 「まれ」より、並行して再放送中の「あまちゃん」の方が面白いと言われているらしいが、さもありなんである。「稀に見る駄作」と言われないようにね。

「希 画像 NHKドラマ」の画像検索結果

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2015年5月21日 (木)

昭和区平和美術展

 5月16日に、ボランティアに行った帰りに、名古屋市博物館に立ち寄って「第9回昭和区平和美術展を見てきた。主催したのは昭和区九条の会であった。

  この美術展の特徴はジャンルが幅広いことだ。絵画や書や写真だけでなく、木工や洋服や着物から折り紙まで展示してあった。本当のケーキかどうかは分からないがケーキのようなものもあった。

  それともう一つ、出品者の年齢層が幅広く、幼稚園児から高齢者までが出品していた。さらに昭和区だけでなく、他の地域からの出品もあった。米国在住の方の母親の肖像は素晴らしい作品であった。幅広さは出品料が1点500円という安さも関係しているのかもしれない。

  まだあった。それはプロから素人まで出品していたし、身体障害者も多数出品していてとてもいいことだと思った。

  会場の入り口に展示してあったダウン症の人の「きららハウス」のみなさんの「春の絵手紙」はいきなり目を引いた。巧まざる色や形がとてもよい。こういう絵手紙もあるのかと思った。

 会場の一番奥の部屋には、名古屋大空襲についての詳しい資料が展示してあった。それを見て今住んでいる我が家の場所は、3月12日の空襲で焼けたらしいと知った。空襲で焼けて今も庭を掘ると瓦礫がいっぱい出てくるが、何時焼けたのかは祖父母から聞いてなかったので知らなかったのだ。

 一般市民が住んでいる住宅地を、無差別に焼夷弾で焼き尽くしたアメリカの非道さは、南京大虐殺以上の酷さだと思う。日本全土の都市を見差別に爆撃したアメリカは鬼畜としか言いようがない。その点では、「鬼畜米英」は正しかったと言える。

 もう一つ目を引いたのは、ピカソのゲルニカを新聞紙を使ってみんなで作ったという作品だ。中日新聞にも紹介されたものだ。

 今安保法制整備の法案11本が国会に提出されて、安倍政権はせっかちに今国会で成立させようとしている。その時期に平和美術展が開催され、戦争と平和について喚起したのは大変よいことである。しかもそれを平和な時代でないとできない美術展という形やられたのは素晴らしい。そういう意味でも今年の美術展は大きな意味を持っていると言えよう。

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                    きららハウスの絵手紙

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                      共同作品ゲルニカ

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                 紙雛とパッチワークとありんこの絵

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                         書

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                        折り紙
         

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                          写真




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2015年5月20日 (水)

歴史に名を残したい安倍首相ーそれは叶うが

 安倍首相が執念を燃やす戦争が出来る国造りがいよいよ正念場を迎える。14日に安保法制が閣議決定され、21日にも国会にかけられることになった。

 この安保法制に平和を入れて「平和安全法制」と名づけた。このネーミングについて民主党の枝野幹事長は「ことさら『平和』をいうことは中身の危うさを象徴している」と批判したというが、その通りである。

 閣議決定後の記者会見で「日本と世界の平和のために、私はその先頭に立って新しい時代を切り開く覚悟だ」と高揚して宣言したそうだ。

 首相のいう積極的平和主義を掲げて先頭に立つと言ったのだと思うが、積極的に自衛隊を海外に送り、同盟国のアメリカの言いなりになって戦争をするということである。これについて首相は「無責任なレッテル張りだ」と反論したそうだが、首相が「アメリカの戦争に巻き込まれることは『絶対』にありません」と言い切ったことこそ無責任である。

 「新しい時代を切り開く」のは、まさにその通りで、戦後70年、戦争放棄の平和憲法によって世界の信頼を築いてきた日本を、集団的自衛権行使閣議決定という勝手な憲法解釈変更で、戦争ができる日本へと変えてしまうのだ。

 大量破壊兵器隠匿という、誤った情報によって始めた、あのイラク戦争を、当事者のブッシュ元大統領もパウエル元国務長官も、さらに米国と共に戦った英国やフランスやオランダなどの諸国も過ちを認めたのに、日本はあいまいなままである。

 次はISが支配するイラクのモスル奪還に、米国の指示で自衛隊を派遣することになるかもしれない。近々で一番ありそうなことである。米国に安保法制を今国会中に仕上げると約束したのがその証である。

 安倍首相は戦後レジームからの脱却だと言っているが、戦後レジームは集団的自衛権を行使できないものであった。それを勝手に改めて戦争への道を開こうとしている。それが安倍首相の新たな時代を切り開くことであり、先頭に立つというのは、最高司令官として自衛隊海外派遣を命ずることである。

 平和安全法案が決まれば、歴史に名を残すことになるのは誰の眼にも明らかである。当分の間は支持する人たちから褒めそやされるであろうが、将来の日本人からどう評価されるかは別物である。

 歴史に名を残すのはよいことをした人物だけではないのだ。

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2015年5月19日 (火)

僅差でも大阪都構想が敗れてよかった

 5月17日に行われた橋下大阪市長と維新の党の「大阪都構想」の可否を問う住民投票で、1万票余の僅差で反対派が勝った。

 維新の党以外の自民・民主・公明・共産などの各党は反対に回った。事前の世論調査では反対派が優勢と伝えられた寝るときにYahoo ニュースを見たら、出口調査では賛成派が多いと書いてあったので心配であった。

 翌朝新聞を見たら最終結果は反対票が多く、橋下市長の大阪都構想は認められなかったと知って胸をなでおろした。

 反対は高齢者は6割以上だが、20代、30代の若者は逆に賛成が上回ったと報じられた。

 自民党は奇妙な対処の仕方であった。大阪市の自民党は反対であったが、安倍首相側は橋下市長が勝つとよいとエールを送っていたのだ。理由は安保法制の審議と来年の憲法改正での協力を期待してのことであった。

 橋下大阪市長は、労働組合を毛嫌いし圧力をかけるとか、教育委員会の統制を強めるなど民主主義に逆行の行政をしているし、安倍首相を助けて憲法を変えるのに加担をしている。

 今回の敗退で市長の任期が切れたら政界からの引退を表明した。彼らしい潔さではある。これから維新の党は野党としてどう振る舞うのか注視しなければならない。まずは安保法制審議で安倍政権に組みするのかどうかが焦点である。

 江田代表も辞任を表明したが、彼は自民党の安保関連法案10本を一つにまとめて提出したのは国会軽視だと批判していた。国民が理解できるように分けて出せと言っているのだ。

 この大事な法案を自民と公明は短期間で審議をして、最後は強行採決も辞さないだろうと予想される。本来なら大阪都構想のように国民投票で決すべき重大な案件である。

 維新の党も含めて安保法制反対で頑張ってもらいたいのだがどうなることやら。

 

 

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2015年5月18日 (月)

「博物館 消える加害展示」ーそこまでやるか!

 戦後70年、安倍政権になって公明党を巻き込んで戦争への道を一車千里と突き進んでいる。何度も書いたように特別秘密保護法に始まり、国家安全保障会議(NSC)設置、集団的自衛権行使容認閣議決定(憲法違反の憲法解釈変更)、そして安保法制・・・・と、口では未来志向と言いながら、まさしくいつか来た道へ戻ろうとしている。

 そんな政府の方向に歩調を合わせるように、右傾化が進んでいるが、その一つが自治体などの平和博物館で出ている、旧日本軍の加害行為についての展示を縮小、または廃止する動きである。

 5月13日の朝日新聞夕刊には「自虐的批判にさらされ、『博物館 消える加害展示』」という見出しの記事が載った。

 4月末に改装して再オープンした「大阪国際平和センター(ピースおおさか)が、それまであった加害展示をすべて撤去し、「侵略」という言葉も消えたというのだ。

 松井大阪府知事は、「さまざまな見解があることについて、片方によるのは辞めるべきだと思っていた。いい施設だ」と語ったそうだ。

 知事が偏っていると批判したのは、「大陸への侵略」「東南アジア諸国の受難」「朝鮮の植民地化」などのパネルや「「南京大虐殺」「捕虜の虐待」などの解説、さらに多数の遺体や生き埋めにされる住民などの写真等数十点である。それらはすべて撤去され、保管されずに廃棄されたのである。

 漫画家の小林よしのり氏は「平和博物館という名の洗脳システム」と糾弾したそうだし、維新の会の橋下大阪市長は「偏向している。廃館も考える」と議会で言ったそうだ。そこで施設を残すには加害展示をなくすしかないと決断したのだという。

 安倍首相や橋下市長など、過去の戦争や侵略の歴史認識を変えようとしている人たちは、偏向だとか自虐的だとか批判しているから、「してやったり」と思っているであろう。

 大阪は公明党が強いところだが、そこでこうしたことが起きたということは、公明党が似非平和の党であることが改めて証明されたことになる。

 朝鮮半島を植民地化し中国大陸に侵略したことや、勢いをかって東南アジアまで戦図を広げ自滅したことは歴史的事実である。その加害の歴史を抹殺するという感覚は世界から認められないものだ。大阪の平和博物館は歴史を正しく認識しないものだと言われても仕方がないであろう。

 残念なのは、戦争を知らない人たちがかつてのせんそうについての正しい知識を得られないことである。私に言わせれば加害を抹殺したことこそ偏向の最たるものである。

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2015年5月17日 (日)

明書にある中国のお茶の三つの淹れ方

 NHKのEテレ中国語講座を見ている。壇蜜という女優が出演してビギナーとして中国語を勉強している。壇蜜は初めて見たが、どこからか耳に入っていたのとは全く違い、おしとやかな感じなので驚いた。

  それはそれとして、その中国語語学番組の中に最後の方で、中国茶の淹れ方や味わい方のコーナーがある。

 もともとお茶は鎌倉時代に栄西が中国から持って来たものだということは歴史でならった。中国ではいつごろからあるのかは知らないが、中国は広いので地方によっていろいろな茶がある。私も中国に行くと中国茶を買って帰ったものだ。

  15年ぐらい前、減肥茶というのが人気で、日本の通販で売られたことがあった。中国で買えば安く買えると思い、行ったついでにたくさん買ってきた。ところがしばらくして減肥茶には有害物質が含まれているということで厚生省が禁止をした。。それで廃棄したことがある。それ以来中国のお茶は気をつけなければ・・・と思うようになった。

  以前北京へ行ったとき、中国茶の淹れかたを教えてもらったことがある。二つのやり方を習った。一つは熱湯を注ぐというもので、普通このやり方で飲んでいるようだ。

  中国人はいつもお茶を携えていて飲んでいる。中国の茶碗には必ず蓋がついている。中国人の友人の話では、お茶葉が出ないように蓋で抑えて飲むためだと聞いた。

  もう一つのやり方は、熱湯を茶葉の上に注ぎ、それをいったん捨てて、もう一度お湯を注いで出すということであった。中国では熱湯を使い、日本では70度ぐらいに覚ました湯を使うということでやり方が違う。

  さて、やっと本題に入る。中国語講座で5月12日放送分でのお茶の淹れ方は、明時代の書物に書いてある方法で、3つあると話していた。

  ①上方法    ②中方法   ③下方法

  ③の下方法は、お茶葉を先に入れお湯を注ぐもので、日本のやり方は下方法だと言える。

 ②の中方法は、お湯を半分ぐらい入れてから茶葉を入れ、またお湯を足すというやり方だ。

 ①の上方法は、お湯を器に入れて最後に茶葉を入れるやり方である。

 それぞれの淹れかたで比べてみると、味も香りも色も異なるそうだ。それは当然と言えば当然である。

 この3つの方法は試してみると面白そうだと感じた。日本ではほうじ茶のように煎じる出し方もあり、番茶も熱湯でよいが、煎茶はお湯を適当な温度まで下げてゆっくりと出す。お茶の香りや色や味が淹れ方によって微妙に変わってくるからである。

 今新茶の季節。先日「白河茶」を飲んだが、日本はお茶が盛んで中国とは違う独自の発展を遂げた。和食にもお茶は欠かせないし、国立がん研究所の疫学調査では、コーヒーと共に日本茶のカテキンやカフェインが長寿をもたらすと発表された。もともとお茶は薬としてもたらされたものだから、中国人は先見の明があったのだ。

 

 

 

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2015年5月16日 (土)

魔法の粉?「ハイモア」

 行きつけのCafe Vitaのマスターから「ハイモア」という白い粉を勧められた。私はドラッグを見たことはないが、一見してコカインのように見える粉だ。非常に粒子が細かくて指に載せるとサラサラしている。

  この粉は何かというと、ホタテやホッキ貝などの貝殻を製法特許の焼き方で1500度の熱で焼いて粉末にしたものだそうだ。マスターの友人が製品化したのだという。

 ホタテガイの貝殻は瀬戸内海などの牡蠣の養殖場で海水浄化に使われ効果をあげているとNHKスペシャルでやっていたのを見たことがある。凄い洗浄力である。

  使い道はいろいろあるが、まず野菜や果物を洗うのに使うのだ。昨日もスーパーに行ってイチゴやトマトやホウレン草やニンジンなどを買ってきたが、帰宅後すぐにまずイチゴをハイモアを溶かした水に浸した。

  我が家では2Lのペットボトルにハイモアを3g程度溶かしたものを作ってある。ハイモアは説明書によると、1Lの水に1g~3g溶かせばよく、用途に応じて使えばよいそうだ。通常野菜や果物は1g~2g程度のものでよいらしい。

  それを果物類は3分、葉物も1分余り浸すのだ。イチゴでもニンジンでもホウレンソウでも浸した後の水は色がかわっているし汚れが落ちている。

  ハイモアの粒子1粒にはウソか本当か知らないが、300億個ものナノの穴があって、それに汚れを吸着するのだという。ハイモアはアルカリカルシュウムなので人体に入っても無害だそうだ。

  用途として、抗菌、防カビ、防ウイルス、消臭、防腐、防錆、抗酸化、渇変防止、鮮度保持、有機化学物質除去、農薬除去、油脂乳化、汚れ・ぬめり除去などと書いてある。カビの生えたところで使うときれいになるというし、カビの予防にもなるという。畳を拭くとよいそうだ。また金属の錆も落とすという。

  変わったところでは、放射能を半減させたという。福島の原発事故で放射能汚染された野菜を使って実験をしたのだそうだ。それまでは放射能汚染野菜がなかったので調べられなかったが、福島で汚染野菜が生じたので実験できたのだという。

  農林水産省や厚生労働省などの管轄の試験場でさまざまな試験をしてもらい認定を受けているという。

  例えばレタスをハイモア水で洗ったのと普通に洗ったのを比べるとハイモア処理の方が新鮮さが持続し、食感もよいという。私はリンゴを皮つきで食べるのでハイモア水で洗って食べるが大変有難い。

  1gの目安であるが、わたしの調べでは、小さい匙1杯の水は3gだが、粉末は2gのようだ。それで薬などを計る小さい匙があったので目分量で溶かしている。

  百円ショップに行くと噴霧器を売っているし、ペットボトル利用の噴霧器の頭を売っているのでそれを買って噴霧用のものも常備している。

 

 ●ハイモアのホームページは:

 http://getec.co.jp/product/haimoa.html

 ●参考:

 http://www.newstokyo.jp/index.php?id=311

 

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2015年5月15日 (金)

驚いた!!2015年5月は823年に1回の特異な月だって←ウソと判明

 昨日カラオケに行って隣に座った女性と知り合った。初めて会った人であったが、気楽に話しかけて来たのでこちらも気楽に応じて話すことができた。

  これまで偶々会った女性と話をすることはあったが、こんなに気楽に会話をしたのは、オーストラリアに行く途中、仁川空港で出会った女性と今回カラオケで出会った女性ぐらいであった。

  その日たまたまそのカラオケ店に来たのだと話していたが、とても歌の上手い人で堂々と歌っていた。

  その人はiphoneを持っていたので、便利な操作について知っているか尋ねたら、余り知らない様子であった。それで「音声入力」が便利なことと「Siri」が便利なことを教えてあげた。

 話していて、その人は私の住んでいるところと割合近くだということが分かった。最近引っ越してきたということであった。そして車で来ているから近くまで送ってくれると言ったので、その言葉に甘えて送ってもらった。

 LINEをやっているということなので番号を交換した。帰宅したらメッセージが入って、大変面白いことを教えてくれた。それは、私は全く知らなかったのだが、つぎのような非常に珍しいことについての情報であった。

 2015年5月は、823年に1回しか起こらない非常に珍しい月なのだそうだ。どういうことかというと、

   金曜日が5回

   土曜日が5回

   日曜日が5回

あるのだ。

 カレンダーで調べたら、確かに金曜、土曜、日曜が5回ずつあった。5月になって早や半月過ぎたが、新聞でもテレビでも聞いたことがなかったので全く知らなかった。

 この現象を「財布」というそうだ。風水では、このことを大切な人に知らせると「金運」を招くと言われているそうだ。

 「金運」招来はともかくとして、大変面白い、しかも、823年に1回しか起こらない稀有のことなので早速blogで取り上げた。このblogを読んで下さる方に幸運が舞い込むといいと思いながら。

 カラオケのママにも電話をして教えてあげたら驚いていた。娘にも電話で教えたら面白がっていた。 

 これは世界共通のはずだと思ったので、Facebookにも英語で書いた。

※面白い話題だと思って取り上げたが、娘からデマらしいというmailが来た。1998年、2009年にもあったそうだ。それでネットで調べたら、これを取り上げているblogが2つあったが、コメントでウソだと指摘してあった。

 一つの座興として、この記事は削除せずにそのままにしておくことにした。

 

 

 

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2015年5月14日 (木)

もう一つのショッキングな本「炭水化物が人類を滅ぼす」―③―

 夏井氏は、糖尿病は製薬会社にとってドル箱だと言う。同じことはパールマター氏も言っている。日本でもアメリカでも糖尿病患者が増加の一途だから笑いが止まらないであろう。

  なにしろ糖尿病は、薬を一生服用しなければならないとされているからだ。医者は糖尿病の薬を処方し、インシュリンを注射し治そうとしているというが、夏井氏は、糖尿病も高血圧も高脂血症も、医者は治してはいないのだという。薬を与えることで抑えているだけだというのである。

  医者に高血圧だと診断され、降圧剤の服用を言い渡され、毎日忘れずに飲むように言われる。それで降圧剤を服用するのだが、その間は血圧が下がっている。しかし、服用をやめれば血圧が高くなる。

  だから私の知人に高血圧の人はたくさんいるが、みな降圧剤を服用して血圧を下げている。夏井氏はいう。「高血圧が治る」というのはどういう状態だろうかと。常識的には降圧剤を飲まなくても血圧が上がらない状態になることであろう。傷や肺炎と同じで治療が必要でない状態になることである。

  ところが高血圧、高脂血症、糖尿病での治療で薬の服用を続けなければならないのである。これは治療の途中の状態なのだ。

  私も一時2年間ほど降圧剤を服用したことがあったが、ある日決断をして降圧剤をやめた。そのことは以前にも書いた。以後薬は飲まずに正常血圧を保っている。これは自力で治したのである。

  糖尿病でインシュリンの注射をして血糖値を下げるが、それで患者は安心する。それは本当に治るとはどういうことかを知らないからだという。糖尿病の治療はインシュリンの注射をすることだと信じているからだ。2型糖尿病は「糖質制限」だけで《治る》ことを知らないのであると説明している。(P.110)

 製薬会社にとっては、「薬で症状が抑えられ、かつ、健康で暮らすには薬が一生涯必要」という状態が理想的である。高血圧や糖尿病の治療薬はまさにうってつけである。糖尿病治療で飯を食っている医者、・製薬会社にとって、糖尿病患者は飯のタネである。

 薬を飲み続けなくてもよい治療法が発見されたらどうなるか。製薬会社や医者が困ることになるだろう。

 ところがそういう治療法があるのだ。その「薬もインシュリンも不要な糖尿病の根本的治療が、「糖質制限」である。(P.111~112)

 三大栄養素(糖質、タンパク質、脂質)の内、血糖値を上げるのは糖質だけだから糖質を摂らなければ血糖値が上がる訳がないのだ。糖質制限は最強の糖尿病予防法であり、最も簡単で手軽で効果的な糖尿病の治療である。(P.113)

 ここまで断定的に自信をもって言い切っているのは驚異であるが、パールマター氏も同様のことを書き、しかも彼の場合は脳との関係やそこから来る精神疾患についても詳しく説明しているのだ。日米二人の医師が糖質(炭水化物)を制限し、脂質は制限が要らないと言っていることに注目すべきである。(注:どんな脂肪でもよいとは言っていない)

 どんな食品を摂るとよいかについては、①で取り上げた。

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2015年5月13日 (水)

「もう一つのショッキングな本「炭水化物が人類を滅ぼす」―②―

 「炭水化物が人類を滅ぼす」というショッキングな題名の本は、「いつもの『パンが』あなたを殺す」よりもっと過激な題名である。これらの本は日本と米国の医者によって別個に書かれたことは前回紹介した。

  私は「炭水化物(糖質)」に注目して日米の医師が別個に警告を発したことに注目している。それはかなり信憑性が高いということになると思うからだ。

  糖尿病は生活習慣病の一つで誰でもなり得る病気であり、いったん糖尿病になったら不治といわれ、ひどくなると足が腐って切断するとか、失明をするとかで恐ろしい病気である。

  私の友人も退職後すぐに糖尿病で亡くなった。それは治療法がないからであった。いろいろなよいと言われる民間療法も試したが結局駄目であった。

  しかし、この2冊の本を読んだ今は、私は糖尿病は治せる病気だし、また予防も可能であると信じるようになった。糖尿病でどうにもならないと思っている人は、ダメ元で「炭水化物(糖質)」制限をし、よい脂肪やたんぱく質や野菜中心の食事をすれば治るだろうと思うのだ。

  夏井氏は「こんなにおかしな糖尿病の治療」(P.100~)で、糖尿病の食事療法について批判している。またネットで調べると、「パンは殺す」の翻訳者白沢卓二氏も同じようなことを述べている。

  日本糖尿病学会が推奨する糖尿病の食事療法は、「毎日の食事を《糖質60%:タンパク質16%~20%:脂質20%~25%》にして、1日の総カロリーを1600キロカロリーに抑えるというものである。

  ここでの考え方は、「カロリーの摂りすぎ、特に脂質の摂りすぎが糖尿病のげんいんだから摂取カロリーを減らし、脂質を摂りすぎないようにしなければいけない」というものである。

しかしそれは間違いである。血糖値を上げるのは「脂質」ではなく、「糖質」なのだ。肉をどれだけ食べても、油をグビグビ飲んでも血糖値は上がらないのだ。

  カロリーをいくら制限をしても、炭水化物(糖質)を60%も摂る食事をしていては糖尿病は治らないし、治療薬も必要になるのだ。その意味では糖尿病は治らないというのは当たっているといえる。パールマター氏も白井氏も同じことを指摘している。

 糖質制限で血糖値もHbA1cも正常化した人が、何かの病気で入院したとする。入院時にそれまでに罹ったことのある病気を聞かれて、「糖尿病」と答えると、糖尿病の専門医にまわされ、砂糖がたっぷり入った検査薬を飲まされ、その後の採血で糖尿病だと診断される。そして糖質6割の糖尿病食をあてがわれる。せっかく治っていたのに逆戻りさせられてしまうというのだ。

 血糖値を上げるのは「糖質」のみであり、その糖質を食べなければ、血糖値は上がるはずがなく、糖尿病ではない。もし、糖尿病に罹ってしまっても、「糖質制限」をすれば、血糖値は自然に下がってくるし、糖尿病の指標であるHbA1cも正常化する。これは多くの臨床例が証明していて、究極の糖尿病治療である。(P.105)

 糖質制限が普及すると、2型糖尿病(肥満による成人型糖尿病)が日本から姿を消す可能性すらある。新たな2型糖尿病の発生もなくなるだろうし、糖質制限によって2型糖尿病は治ってしまうであろうという。

 この点について、米国で毎年増え続けている糖尿病患者について、パールマター氏も同じようなことを言ってることは前に紹介した。

 糖質制限によって、肥満がなくなり、関連して起きる高血圧と高脂血症も激減するだろうと言っている。(P.106)

 

 

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2015年5月12日 (火)

改憲を止める国民的共同の提案ー渡辺冶一一橋大学名誉教授ー⑤

安保闘争では今のような市民運動はなかった

 3つめに、なんといっても60年安保の時には市民運動はほとんどなかったということです。初めて市民運動的な組織が登場したのが安保闘争ですが、それが今や数千の市民運動組織があり、おそらく100万人以上の人々が市民運動で活躍している。そうした市民運動の土台があって九条の会が成り立つのです。政党と労働組合の運動と、市民運動が共同できたから九条の会はできている。

 現在はこの市民運動の隊列が非常に大きいのと、それが従来の市民運動と違って、反政党主義、反政治主義ではないということも大きなポイントです。むしろ総評に代わって、社民党や共産党が一緒になれないか、と努力している。そうした市民運動があるのです。

九条の会型の運動で大きな国民的共同を

 そして4つめは、なんといっても女性の力が大きくなっています。これは圧倒的な結集で、組織的にも個人でみても、女性達の力が国民的共同の中で相当大きな力を占めています。九条の会のおよそ6割は女性です。60年安保が、労働組合の運動参加者も含めて男性中心のたたかいだったとすれば、今回は女性達が男性と一緒に大きな力を発揮するたたかいだと言えます。

 この4つの新たな社会的条件を本当に生かすことができれば、かつてないような国民的共同ができると思うのです。

 九条の会の役割は、社民党と共産党が同じ護憲でありながら共闘が成立しないという中で、個人の呼びかけ人、個人の参加という形で共同の輪をつくろうとしたところにあると思います。だから九条の会には、日本共産党委員長の志位和夫氏と当事社民党委員長だった福島みずほ氏が入っている。そうした個人の参加で共同をつくってきました。それが新たな共同の形になったと思うんですね。

 加えて、第2に、九条の会が力を入れたのは、保守層との連携です。たとえば、加茂市長の小池さんとか、保守の人々との大きな連携をつくり出してきたということです。

 第3に、九条の会は地域を根城に結集していることです。7,500ある九条の会のうち6割以上が地域の会です。職域の会でも、地域の職域の会なのです。そういう意味でいうと、地域を根城にした運動です。これがやはり60年安保闘争にはなかったような大きな広がりを持っている。

 そういう点では、九条の会型の運動をどうやって大きな国民的共同にしていくのかということが非常に重要だと思います。

「平和と憲法9条は空気ではない」

運動がなければ簡単に壊されるもの

――脱原発運動は若い人を結集していますが、そのことと国民的共同を作っていく際の若い人たちの結集をどう考えたらいいでしょうか?

 先ほど言った新たな社会条件という点からいくと、脱原発運動は、九条の会などと並び、また違った意味で今まで運動に参加しなかったような層が結構たくさん参加していますよね。

 九条の会は中高年主体の運動という特徴がありますが、脱原発運動の場合はむしろ若年層や子どもを抱えた父親や母親が結構参加しています。

 それはなぜかを考える必要があります。おそらく、若い人たちが立ちあがった背景には、自分達が立ち上がらなければ事態は変わらないという危機感があったと思われます。

 それに対して、九条の会になぜ若者が入ってこないのかといえば、若者達は、自分達が立ち上がらなければ戦争するようなとんでもない国になってしまうと思ってないからだと推測されます。別に自分達が立ち上がらなくたって、この国は戦争する国になんかならないという安心感があると思うんですね。

 それに比べると、原発問題は俺たちがやらなかったら大変だという焦りがあったので、皆が立ち上がっている。だから、本当に立ち上がらなきゃヤバいぞと思った時には、言われなくても立ち上がるんですよね。私たちはくり返し「やばいぞ」ということは言わなければいけないんだけど。

 そういう意味では、九条の会に若い人があまり来ないということと、脱原発運動には来てるということは矛盾しているわけではありません。今後、九条の会の運動がもっと大きな共同をつくっていくには、平和は空気のようにあるものではないんだということ、それは今までのいろいろな運動の中でようやく守ってきたもので、運動次第で本当に簡単に壊れるものなんだということをきちっと言わないといけない。だから僕は必ず「平和と憲法9条は空気ではない」と言っています。

 9条が空気ではない証拠に、数十年間も一度も侵略しなかったとか一度も人を殺さない軍隊があるとかいうところは、他の国ではどこにもない。そんな日本をつくってきたのは決して空気だからではなく、私達の運動の力だ、そういう意味では、それを次の世代に受け継ぐことに失敗すれば、壊す時は簡単だよという風に言わなければいけないと思っているんです。

 さして説明をしなくても、原発の場合には皆立ち上がった。これは大変だと。そのエネルギーはある。でも、じゃあどうやったらなくせるの? ということになった時には、原発の場合にはいろんな政策的な問題を考えなければいけない。脱原発運動のこれからは、その点では、ものすごく大変ですね。その展望のなさの表れが、「細川さんになればできるんじゃないか」ということになってしまった原因の一つです。ある意味、原発のない社会をどうつくるのか、という対抗構想の欠如が、細川・小泉依存という形で表れたんですよね。

 大変だけれども、私たちは、改憲を阻んできた九条の会の運動、脱原発運動、そして特定秘密保護法反対・廃止の運動、都知事選の運動などから教訓を学びながら、保守層との共同、地域を根城にした運動、福祉と平和型の対抗構想、対案を掲げた運動、などの原則を保持しつつ、改憲阻止の国民的共同づくりに向かって前進する必要がある、これが今日の結論です。

※元の記事のアドレス:

http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150503-00045368/

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2015年5月11日 (月)

改憲を止める国民的共同の提案ー渡辺冶一一橋大学名誉教授ー④

良心的な保守の人達とも共同を

 90年代初頭からの、改憲と自衛隊派兵の試みの中で、中曽根内閣で官房長官をやった後藤田正晴氏が、自衛隊の海外派兵に断固として反対の意思を表明しました。

 続いて、後藤田氏が反対した周辺事態法の成立に小渕内閣の官房長官としてかかわった野中広務氏が、2003年になると、自衛隊イラク派遣に反対して、保守の中で批判的な立場に立つようになりました。また新潟県加茂市長の小池さんも、小泉さんに自衛隊派遣反対の意見書を出し、九条の会に参加してきた。それから元防衛大臣だった箕輪登さんも反対しました。

 そして、今、2003年の時に自衛隊のイラク派兵に陣頭指揮した柳澤さんが、自衛隊の「戦争する軍隊化」に反対して、離反しようとしている。

 つまり今、3度目の離反が保守の中で起こっているんですね。これは明らかに、安倍政権の「戦争する軍隊づくり」「戦争する国づくり」に対して、これは戦後日本の70年にわたり堅持してきた日本のあり方、武力によって国益の実現を図らないというあり方の否定だという形で立ち上がっているのです。こうした保守の頭目の背後には、間違いなく、膨大な人々がいます。

 こうした良心的保守の人達と共同することが大事です。私達が立ち上がること、呼びかける中で、こうした保守の人達を結集することが大事だし、これが安保闘争の時にはなかった大きな国民的共同をつくり出す第1の鍵だと思うのです。

安保闘争にはなかった地方の運動

 2つめは地方のたたかいが発展しているという点です。安保闘争の時は大都市のたたかいでした。いくつかの例外を除いて、地方は全く動いていませんでした。地方は自民党の利益誘導型政治の貯水池のようなもので、当時地方がいかに動いていなかったかは、あれだけ昂揚した安保闘争直後の1960年の総選挙で自民党が大勝したことからも分かります。

 ところが今は、構造改革、新自由主義改革、TPP、市町村合併の中で地方の離反が起こっています。むしろ大都市よりも地方の人々の、改憲や構造改革に反対する運動がものすごくある。その例は、あとでもう一度触れますが、改憲に反対する九条の会が、全国の地域で、実に7,500もつくられ、それが、10年近くにわたって継続していることにみられます。安保共闘は、地域で2,000の共闘組織がつくられました。それは画期的な試みでしたが、現在では、それを遙かに上回る地域の闘いの広がりがあります。

 この第2の条件も、60年安保の時にはなかったことです。

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2015年5月10日 (日)

改憲を止める国民的共同の提案ー渡辺冶一一橋大学名誉教授ー③

 逆に、国民的共同にプラスになる、大きな違いもあります。60年安保と決定的に違うのは、当時は高度成長がすでに始まっていて、経済成長のただ中だったのですが、今はそうではないという点です。新自由主義改革による矛盾が顕在化し、この領域でも国民経済の再建を求め、新自由主義改革に反対する声が強くなっています。平和の問題と構造改革の問題、平和と暮らしの問題両方で国民的共同をつくる状況が生まれているのです。

自民党政治の中心にいた古賀誠氏が96条改憲反対

 それでは、安保闘争の時のような運動が再現できないかというと、私は、国民的共同づくりのための新たな条件が生まれていると思います。安保の時にはなかったような社会的条件があって、それを本当に生かすことができれば、私達は安保の時を上回るような国民的共同をつくることができると思います。それは何かというと、私は4つあると思います。

 1つは、今は安保の時以上に、保守層の離反が起きている点です。安保も自衛隊も認めるという保守の人々の中で、安保や自衛隊を認めて日米同盟も結構だ、しかし改憲をやって自衛隊がアメリカ軍と一緒に中国を攻めたりアジアに侵略するのは絶対にやってはいけないという人達が生まれ、今いろいろな形で声を上げているということです。

 一番典型的なのは古賀誠さんです。自民党政治の中心にいた人が96条改憲に反対するということで赤旗の日曜版に登場しました。また今度は毎日新聞に登場して、「安倍さんの靖国神社参拝はおかしい。アジアの人々に傷をつけるような参拝は行うべきではない」と言っているんですね。

 彼は、2002年から10年あまりにわたって日本遺族会の会長でした。靖国派の中心の人で、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の会長も務めていた。そんな古賀氏が、いま、安倍首相が行くのはよくないと言っている。彼は父親がアジア太平洋戦争中、レイテ島で死んで、その遺骨収拾のためにアジアに行っていました。彼は、そうした経験から、日本が大東亜戦争を繰り返してはいけないと言う。そのポイントはアジアの平和だと言う、その問題から彼は発言していると思うんですよね。

イラク戦争で自衛隊派遣を指揮した柳澤協二氏も

 それから、九条の会の全国討論集会が昨年11月16日に開催されたのですが、そこに小泉政権から安倍政権、福田政権、麻生政権という4代に渡って内閣官房副長官補をやっていた柳澤協二さんが登場しました。彼は、イラク戦争の時に官邸で自衛隊派遣を指揮した人です。

 その彼が、イラク戦争が終わってから「あのアメリカのイラク戦争は間違いだったんじゃないか」と考え出した。イギリスでもアメリカでも検証が行われました。ところが日本政府はまともな検証を全く行っていない。それで日米同盟のために必要だったんだと言っている。それはおかしいんじゃないかと考え出したところに安倍政権が登場し、そして集団的自衛権行使容認、秘密保護法制定という中で、彼は今まで九条の会と名の付くものには一度も出たことがないけれど、今回は出ざるを得ないと言って出てきたんですね。

 その時は私の司会でシンポジウムを行ったのですが、注目すべきは、柳澤氏は、その著書の中で「サマーワへ派遣された自衛隊の任務が成功だったかどうかと言えば、私は、迷わず成功だったと考えている」と断言していることです。シンポジウムにおいても「私はイラクに自衛隊を出して、そのこと自体は非常にいい仕事をしたと思っています」と発言していました。

 九条の会の人達はびっくり仰天ですけど、「成功だった」という意味は何かというと、自衛隊員は1人のイラク人も殺さなかった。そして自衛官も1人も死ななかった。これが成功なんだと彼は言ったんですね。自衛隊も含めて、何か国際貢献しなければいけないというのが彼の持論なので、そこは私と違うのですが、しかし国際貢献では絶対に銃を撃たない、これが重要なんだと言うのです。それが日本の財産なんだと。先ほど言ったように、だからイラクの国民は自衛隊を信頼してくれました。ところがそれを安倍さんはひっくり返そうとしている。

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2015年5月 9日 (土)

改憲を止める国民的共同の提案―渡辺冶一一橋大学名誉教授―②

60年安保闘争の国民的共同から学ぶ

 まず何を学ぶかというと、一番大きく学ばなければいけないのは、安保条約改定反対闘争の国民的共同がなぜできたかということです。私は、その要因の一つとして、「平和と民主主義の結合」に注目しています。「平和」を求める声というのは、おそらく日本では国民の3分の1くらいの勢力が当時あったと思います。おおよそ社会党と共産党に投票する市民の数は、当時、常に投票者の約3分の1でした。この人達は、日本の憲法を守り、再び戦争する国になりたくないという思いを持った人達で、この人達が安保闘争の中心に座り、闘争の原動力となった。安保条約を改定することによって日本とアメリカが共同作戦を行い、それを実現するために改憲するという岸内閣のスケジュールに立ち塞がったのです。

 しかし、そうした人達だけでは、あれだけのたたかいは起こらなかったと思うのです。社会党と共産党が共同して国民会議をつくり、第7次統一行動までずっと盛り上がっていくわけですが、その時はだいたい7~8万人の部隊が国会を取り囲んでいった。ところがその60年安保の国会でのたたかいの追及の中で、批准ができないかもしれないという危機感に襲われた岸内閣が、1960年5月19日に警官隊を導入して強行採決します。

 これを契機に、平和を求める3分の1プラスアルファが生まれた。それは何かというと、「安保も自衛隊も認めるが、こんなやり方で国会をないがしろにし、民主主義を蹂躙するようなやり方は絶対に認めてはいけない」という人達です。こんな民主主義の蹂躙を許せば、戦前の日本に戻るということで、多くの保守的な人々や市民が立ち上がった。この2つ、「平和」と「民主主義」が合流して、数十万の部隊をつくり出した。平和の声だけでは数十万はいかなかった。そして最終的には50万人の部隊が国会を取り囲み、警官隊が動けなくなる状況をつくりました。それはやはり、保守の人々の中に「こういう民主主義の蹂躙はダメだ」という形で立ち上がった人達がいたし、安保に賛成するマスコミも含めて一時強行採決に反対したのも、そういう側面があったからだと思います。

あの石原慎太郎氏も安保反対デモに参加した

 その象徴は、石原慎太郎氏が「若い日本の会」で大江健三郎氏と一緒に5.19後にデモに参加したことです。石原慎太郎氏は、当時から安保には賛成でした。その彼が立ち上がったのは、「民主主義」問題だったのです。石原氏は、朝日新聞のインタビューに答えて、こう言いました。「私は集会とかデモに背を向ける人間だが、今度ばかりは超えさせられぬぎりぎりの一線を感じて立ちあがった」と。あのような人間が、その立場を保持しながら立ち上がったということは、当時の石原氏の背後にそういう多くの国民がいたということです。その人達が一緒に立ち上がることによって、第1回目の憲法改悪の波を防ぐことができたと私は思うのですね。

 今回も、特定秘密保護法の反対運動がなぜ盛り上がったかというと、平和を求める声や戦争する国に反対する声にプラスアルファして、民主主義を求め、こんなやり方では民主主義が破壊されてしまうという声が合流したから、あれだけの盛り上がりになったのでしょう。そういう国民的な共同、そして平和と民主主義の結合をどうやってつくり出していくのかということが、ものすごく重要な課題だと思うのです。

 それを学ばなければいけないのですが、60年安保をそっくりそのまま再現することはできません。1つは、運動の高揚をつくりだした一因である社共共闘、その蝶番になった総評が今はありません。当時の社会党は160議席ですが、これが存在しない。また、総評は今、連合ですから、これはなかなかそういう中心部にはなれない。労働戦線で、改憲を阻む中核部隊は全労連ですが、労働戦線全体の中では少数派です。こういう状態がある。

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2015年5月 8日 (金)

改憲を止める国民的共同の提案ー渡辺冶一一橋大学名誉教授ー①

 Yahooニュースに、井上伸氏のインタヴュー記事があった。安倍政権が進めている自衛隊海外派遣と改憲に反対する勢力が弱いのを残念におもっていたが、これを読んですっきりとした。幅広い国民的共同で追い込むことが大事なのだと知った。以下5回に分けて紹介する。

秘密保護法廃止を突破口に改憲策動ストップする国民的共同を

 現代の開発独裁国家はどこでもそうですが、普通選挙や国民投票は認めるのですね。しかし民主主義にとって不可欠な情報をコントロールする。それは誰が持っているかといえば、国家公務員が持っているわけです。だからこれを統制する。それから、それに誰がアクセスするかといえば、マスコミがアクセスする。だからマスコミを抑圧することになるわけです。

 そういう意味では、この秘密保護法は単に「戦争する国づくり」だけではなく、実際には「国民が主権者として決定をするために不可欠な情報を渡さない」というところに、最も大きな問題点があるのです。民主的な決定の一番大きなものは、戦争をするかしないかです。あるいは構造改革や原発を再稼働するかしないか。その判断に不可欠な情報を渡さない。そういう意味では民主主義の根幹に関わる問題です。

 憲法を擁護する立場にある国家公務員が、国民に付託することを責務としているような情報をコントロールされる。そういう、国家公務員の自己否定を迫られるような問題について、きちんとした形で反対をし、反対し続け、廃止させることです。もし秘密保護法を廃止させることができたら、自民党がいうように「スパイ防止法がないのは日本だけ」という、その状態をもう一回つくり直すことになります。そういう意味で非常に重要な運動になるのです。

 そして秘密保護法廃止運動を突破口にしながら、安倍政権の改憲策動を阻む国民的な共同をつくる必要があります。

 改憲策動を阻んできた運動の歴史をふり返ると、特定の会派や特定の階層に留まらず、大きな国民的共同の連携ができたからこそ改憲を阻んできたということがあります。今回の安倍政権の改憲策動は戦後69年の歴史の中でかつてないような大きな策動ですが、それを跳ね返すには、こちらも今までになかったような大きな国民的共同をつくる必要があるのです。

 ちなみに、そう言い切ってしまっていいのかどうかはありますが、戦後ほぼ唯一というか、最も大きな国民的共同は、1960年の安保条約の改定に反対する安保闘争だったと思います。これが日本の戦後の保守政権の軍事大国化や復古的な大国化を阻んで、憲法を日本に定着させる大きな転換点になった。そこから学ぶ必要があると思います。

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2015年5月 7日 (木)

吉田松陰の「幽囚録」戦前の日本の大東亜共栄圏の予言があったとは

 高橋哲哉教授の資料に中には吉田松陰の「幽囚録」の一節もあった。私はそれを見るのは初めてであったが、非常に驚いた。それは戦前の日本が朝鮮半島や中国や東南アジアなどに軍隊を送って、影響力を広げていった原点を見るからである。

 「オーストラリアは日本の南にあって、海を隔ててはいるが、それほど遠くでもない。その緯度はちょうど地球の真ん中あたりになっている。だから草木は繁茂し、人民は富み栄え、諸外国が争ってこの地を得ようとするのも当然なのである。ところがイギリスが植民地として開墾しているのは、わずかその十分の一である。僕はいつも、日本がオーストラリアに植民地を設ければ、必ず大きな利益があることだと考えている。」

 松陰が海外の事情を勉強して、日本の海外進出の想を練っていたのはすごいと思うが、当時の考えからは、西洋諸国が植民地をつくっているのだから、日本も植民地をつくれば利益がはかりしれないという植民地主義の考えであることに注目したい。

 次に、「朝鮮と満州はお互いに陸続きで、日本の西北に位置している。またいずれも海を隔て、しかも近くにある。そして朝鮮などは古い昔、日本に臣属していたが、今やおごり貴ぶった所がでている。なぜそうなったのかを詳しく調べ、もとのように臣属するよう戻す必要があろう。」と述べている。

 ここには朝鮮は日本の属国であったのだから元に戻せと言っているのだが、そういう歴史的事実があったのかどうか。仮にあったとしても非常に傲慢な意見で、おごり高ぶったのは松陰であることが明白である。明治になっての征韓論とか朝鮮進出などをみると松陰だけでなく他の人たちにも同じような認識があったことが分かる。

 続いて「太陽は昇っていなければ傾き、月は満ちていなければ欠ける。国は盛んでいなければ衰える。だから立派に国を建てていく者は、現在の領土を保持していくばかりでなく、不足と思われるものは補っていかなければならない。」

 ここで言っていることは、領土の保全だけでなく、日本に足りない資源の確保のためにも外国へ行けと言っているのだ。

 「今急いで軍備をなし、そして軍艦や大砲がほぼ備われば、北海道を開墾し、諸藩主に土地を与えて統治させ、隙に乗じてカムチャッカ、オホーツクを奪い、琉球にもよく言い聞かせて、日本の諸藩主と同じように幕府に参観させるべきである。」

 富国強兵の考え方が顕著である。ただこの時点では明治政府のような新しい組織を作ることまではなかったことが分かる。琉球が日本に組み入れられるのは後のことである。

 「また朝鮮を攻め、古い昔のように日本に従わせ、北は満州から南は台湾・ルソンの諸島まで一手に収め、次第次第に進取の気勢を示すべきである。その後に人民を愛し、兵士を育て、辺境の守備をおこたらなければ、立派に国は建っていくといえる。そうでなくて諸外国の争奪戦の真ん中に坐りこんで、足や手を動かさずにいるならば、必ずくには滅びてしまうだろう。」

 朝鮮を攻略することと満州を手に入れ、台湾を組み入れることはその後の日本がやったことである。それを松陰は提言していたのだ。明治以後の日本は松陰の考えた通りの戦略を取って、中国、東南アジア、ルソンはおろかインドネシアなど広範囲に軍靴で進出したのだ。あの大東亜共栄圏のようなものを脳裏に描いていたのであろうか。

 その点では松陰は先見の明があったと信奉者からは尊敬されるのであろう。しかし、視点を変えれば松陰は侵略主義に立っていたことが分かる。欧米が植民地を拡大しているのだから、日本も後れをとってはならないという考えである。それが間違っていることは今では明白である。

 安倍首相の「新富国強兵論」は尊敬するという松陰から学んだということか。

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2015年5月 6日 (水)

道徳の徳目としての「誠実」について

 愛知憲法会議の講演で高橋克哉教授が用意された資料の中に戦前の修身教科書と現行の道徳教材で扱っている吉田松陰の一節があった。

 吉田松陰と言えば、今NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」に出てきて先日処刑されたばかりである。松下村塾を開いて2年余り若者を教育し、塾生の中から明治の元勲が出たので名を残した。

 高橋教授によると、安倍首相が最も尊敬する人物が、郷土の先輩である吉田松陰だそうである。

 吉田松陰は、戦前の修身教科書にも採用されている。その中で「27歳の時、郷里の松本村に松下村塾を開いて、弟子たちに内外の事情を説き、一生けんめいに尊王愛国の精神を養うことにつとめました。松陰は至誠を以て人を教えれば、どんな人でも動かされない者はないと、深く信じて、『松本村は片田舎ではあるが、この塾からきっと御国の柱となるような人がでる』と言って、弟子たちを励ましました。・・・・・。」と説明してある。

 安倍首相は愛国心を育てるために道徳の教科化を目指し、とりあえず新しい教材として「わたしたちの道徳」を作った。その中に高学年では松陰を取り上げ「誠実」の徳を教えることになっている。

 「誠実に明るい心で」の項目で、

   良心と向き合おう

   こうしようと決めたとき、

   「本当に、それでいいのか。」

   と問いかける心の声が聞こえませんか。

   自分の気持ちをごまかして行動しようとしたとき、

   「それは、偽りのない気持ちか。」

   と問いかける心の声がきこえませんか。

   それが、良心の声です。

   自分の良心に、真っすぐに向き合い、

   誠実に行動できているでしょうか。

   振り返って考えてみましょう。

  この後に「『誠実である』ということ」という項目が続き、辞書の意味と松陰の言葉が出てくるのである。吉田松陰は「至誠にして動かざる者はいまだこれ有らざるなり」と言っている。

 そして「誠実」とはどういうことかをかんがえさせようとしているのだ。しかし、「誠実」という言葉は大変難しいことばである。人の考えや行動について「誠実」といっても、見方を変えると違ったとらえ方ができるからだ。例えば安倍首相や公明党の山口代表の集団的自衛権行使に対するやり方を取ってみればよく分かる。

 私は上記の文章を読んで、これをそっくり安倍首相に問いかけたいと思った。彼は彼の誠で動いていると信じているのであろうが、視点を変えてみれば、多くの国民や近隣諸国の気持ちを無視して独走しているのだ。

 

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2015年5月 5日 (火)

憲法記念日講演会、大盛況で関心の高さを示す

 5月3日は憲法記念日。今年は現行憲法が施行されて68年である。鶴舞の名古屋市公会堂で、恒例の愛知憲法会議主催の講演会があった。愛知憲法会議は今年で50周年になるという。

  13時開演なので、12時20分ぐらいに地下鉄の出口に出ると、そこに「ここが最後尾です」というプラカードを持った人がいた。「4列で並んでください」と言っていた。予想外の多くの人なのでびっくりした。

  公会堂に近づくとマイクで「1階2階が満席の場合は4階へ行ってください」と案内していたので、これは2階も無理かなと思った。

  中に入るとすぐに2階へ行った。上手前方のところに行くとまだ席が空いていたのでホッとした。1階はすでに満員であった。

  13時に会が始まった。第一部の講演は、哲学者で東京大学大学院教授の高橋哲哉氏であった。資料をたくさん用意して講演に臨まれた。

  朝日新聞4月22日の「自衛隊の活動 一挙に拡大」のコピーを使って、安倍政権がやろうとしている自衛隊の活動の拡大を分かりやすく説明された。

  また、24日の朝日朝刊の「歴史認識 試される首相」という記事に高橋氏が寄せたコメントが載っている。そのコピーを使って安倍首相が米国議会でやった演説について批判をした。

  日本は敗戦後、アメリカの庇護の下で経済成長にいそしみ、真に過去と向き合ってきたとは言い難い。帝国主義時代の精神性やものの見方が清算されずに、残っていると言える。民主主義や平和を追求するなら、人々の権利を侵害した歴史を直視し、批判的な認識を持つことが大切だという趣旨のことを話した。

  安倍首相はアメリカでの演説で米軍軍人への謝罪をして受け入れられたが、同じことを中国や韓国でやるべきだと指摘した。

  4月からの道徳の教科化に伴い、小学校高学年に「吉田松陰」が入ることと関連して、戦前の修身の教科書の吉田松陰の部分のコピーと松陰の「幽囚録」を用意された。これについては別の日に取り上げるつもりである。

  自民党の憲法改正草案と現行憲法の対比したものを資料として用意され、前文では「天皇を戴き」と記してあり、第1条には「天皇は元首」と規定してあることを批判した。

  高橋氏の講演は分かりやすく、歴史的分岐点に立つ今年の憲法記念日にふさわしいものであった。

  第二部は若手女性弁護士と以前の憲法会議事務局長の話で、弁護士は扱っているブラックバイトの実態を話し、元事務局長は憲法会議の歴史を話された。

  第三部は沖縄から来た歌手の古謝美佐子さんが夫の佐原一哉さんのキーボード伴奏で「沖縄のこころを歌う」というテーマで歌った。

  うちなんちゅうのアメイジンググレースで始まり、沖縄の言葉で話されたが、まるで外国語で佐原さんが通訳をされた。自作の「童神」などの他沖縄の歌を歌い、「安里屋ユンタ」と最後の曲「花」は会場の聴衆も歌った。

  途中のトークでは、沖縄の問題、基地の問題などを話され安倍首相への怒りと本土の支援への感謝を述べられ、この日の盛大な集会に勇気づけれれたと話された。古謝さんの話では沖縄ではアベノミックスを「アベノニックス」と揶揄しているそうだ。「ニックスとは沖縄では目くそのこと」だという。

 解説によると、「科学者の研究では古謝さんの歌には歌手の中で何万人に一人という高周波のゆらぎ成分を同時にもち、人を癒したり、健康を促進したりする効果がある」と書いてある。作家の五木寛之が「いま最も凄い歌手」と絶賛しているそうだ。

  体格の良い体で声量がありエネルギッシュであった。

  この日の憲法講演会の参加者は半券の数で2689人であったと発表があった。4階の大集会室のテレビスクリーンに回った人もたくさんいたのだ。今年は集団的自衛権行使に向かう日本の戦後史の大転換のときである。関心が高まったのが嬉しい。

  講演会のあと、講演者との質疑応答の催しとデモがあったが、私は質疑応答の方に参加をした。300円の会費でお菓子とお茶がついていた。

 公会堂の外には警察機動隊が来ていた。マスコミの取材がないと言っていたが、翌日の朝日新聞では、ほんのちょっぴりの記事であった。

 

 

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2015年5月 4日 (月)

拝啓 河村名古屋市長様。新しい名古屋賛歌を作ってちょうせんか?

 一昨日「なごやはええよ やっとかめ」という、つぼいのりおの歌を取り上げた。その後で思ったのだが、その後(1985年)名古屋も大きくかわった。名古屋駅から20分で空港の中まで行ける中部空港ができたし、名古屋駅前周辺は今や大発展途上である。

  それに市長も名古屋弁を話されるユニークな方だ。そこで市長に提案したい。この際新しい名古屋弁で歌う名古屋賛歌を作ったらどうであろうか。

  「なごやはええよ やっとっかめ」はテンポのよい、面白い曲だが、残念ながらところどころに名古屋人コンプレックスが見られる。それに現状にそぐわないところもある。

  まず、市民から名古屋のよいところを募集して、それらを組み込んだ、テンポがよくで誰でも口ずさみたくなるような、名古屋弁の名古屋賛歌を作ったらよいと思うのだ。

  私が子供の頃は名古屋弁を話す人が周りにたくさんいた。特に年寄りはみな名古屋弁であった。中でも上町言葉はとてもきれいであった。でも、名古屋弁はいつのまにか話す人が少なくなった。残っているのはアクセントだけと言ってもよいくらいである。

  今や絶滅危惧種となった名古屋弁を形に残すためにも、名古屋弁で歌を作ったらよいとおもうのである。それも名古屋の良いところを盛り込んだ歌を。

  名古屋の良いところは何があるか知ってりゃーす?。思いつくままに書ゃーてみるわね。

 ○名古屋城の金の鯱は本物だでね。歴史の古い熱田神宮には草薙の剣がある

 だに。東山公園にはコアラがおるよ。他にも貿易高のNO1名古屋港、テレビ塔、

 世きゃー的プラネタリュウムの科学館、ナゴヤドームなどもあるがね。

 ○名古屋駅前は高きゃービルがどんどん建設中だがね。リニア新幹線が来ること

 になっとるよ。大須に行ってみゃー、ギャー国人もぎょーさん来てござるよ。

 平和公園はお墓ばっかだけどええ名前でしょ。平和がでゃーじ(大事)だがね。

○名古屋駅から中部空港までは名鉄で20分で行けるだに。しかも空港の中まで行

 けるだよ。世界中にすぐ行けるこんな空港他にはありゃせんよ。

 ○うみゃーもんもいろいろあるよ。平たいきしめん、うなぎのひつまぶし、手羽

 先、味噌煮込み、味噌かつ、とんかつ、タモリで有名になったエビフリャー、

 ○コーヒー店が多いし、モーニングサービスは有名だがね。お値打ちだでよ。

 ○名古屋は芸どころ。歴史上の三英傑の信長、秀吉、家康も名古屋だに。

 ○ノーベル賞受賞者数が日本一ちゅうの知ってりゃーすか?地球にやさしいLED

 は世界中に広がっとる凄い発明だがね。

 ○名古屋は「偉大なる田舎だ」とバカにする人がおるけど、道路が広くて、関東か

  ら来た人はびっくりこいとるよ。それにコンパクトな街だからどこへでも自転車で

  も行けてええがね。まあみんな、車に乗ってらっせるけどよ。何といっても車の

  街だでね。

 ○1年中雨がすくにゃーで住みやすいがね。日本のへそにあるもんで、海へも山

  へも行きやすい便利なとこだよ。

 ○コスプレ世界大会が名古屋で開かれてるの知ってりゃーす?名古屋巻(女性

  の髪)も有名になったがね。ヒップホップも名古屋だに。

 ○河村市長の名古屋弁も有名だわな。

 ○ありがてゃーことに、高齢者には「敬老パス」があるでよ。地下鉄やバスで行き

  てゃーとこへ行けるで、名古屋の高齢者は元気だわな。出歩いて経済活性化  

  にも役立っとるがね。

 ○おみゃーさんたちもいっぺん名古屋にいりゃーせ。

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2015年5月 3日 (日)

特別な意味を持つ今年の「憲法記念日」

 ことしは戦後70年の節目の年である。現行の日本国憲法ができて68年になる。昨年の7月1日に集団的自衛権行使容認の閣議決定がされて、解釈変更による事実上の憲法改定がされた。憲法99条で憲法を守る義務のある安倍首相によって憲法が変えられたのである。こういう暴挙が平然と行えるのも先の衆議院議員選挙で自民・公明が絶対多数を占めたからである。

  図に乗って安倍首相は、まだ安保関連法案が衆議院に上程されていないのに、アメリカの議会の演説で、夏までには法律を仕上げると約束をした。日本の国会を無視、主権者である国民を愚ろうしたやり方である。

  そして、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の改定で合意をし、アメリカの言いなりになって、自衛隊を地球上のどこにでも派遣できるようにした。法律ができていないのに勝手に決めてしまったのである。いくら議会で多数勢力だからと言ってこういうことが許されはずがないのだが、ここまで来ると独裁である。

  立憲主義の憲法からいえば、政権の暴走を縛るものであるはずなのだ。法律がありそれを守る義務がありながら、それを無視することを平気でやっているのだ。

  朝日新聞5月1日朝刊の「憲法のリアル」というタイトルで、宝田明氏、安田菜津紀氏、川上量生氏が語っている。

  川上氏は、「今後10年以内に、日本は何らかの戦争に巻き込まれる可能性が高い」と言っている。このままでいけば戦争に参加する事態になるのは十分予想されることである。

  宝田明氏が語ったことの中で「国家の命運を動かすのは一握りの人間ですが、何時の時代も、戦争で最も苦労するのは無辜の民です」と言っているのが心に響いた。

  宝田氏は「9条を守り抜くことが、戦争を知る世代の責務だと思っています。9条は無辜の民が戦争に巻き込まれないための最大の防波堤なのですから」と語っている。

  安倍首相はまさに国家の命運を動かそうとしている。国民は従えばよいのだという姿勢である。在職中に自衛隊に戦争での海外派遣を命じたいのかもしれない。

  川上氏は「そもそも憲法9条は敗戦のペナルティとして、米国から押し付けられたとも言える。だけど多くの日本人が護憲を言い続けたことで、米国は日本の軍事力を活用できず、困っている。米国が想像もしなかった展開で痛快でさえある」と言っている。

  これまでは確かにそうであった。しかし、今回のアメリカ訪問でガイドラインを改めたことで、まさに米国が求めてきたことに応えたのである。日本が戦争が出来る国になるはアメリカの悲願でもあったのだ。だから安倍首相の演説をスタンディング・オーべイションで迎えたのだった。

  安田氏は、イラク難民の子供の言葉を引用している。「知ってる?戦争になったら僕たちチェスの駒なんだ。チェスって動かしている人間は全然傷つかないけど、駒はどんどん傷つくだろう」

  何と鋭い観察力ではないか。70年以上前のあの戦争では軍を、兵を動かす上層部の人間は傷つかず、300万人もの失われた命はチェスの駒として赤紙1枚で召集された無辜の民であった。

  安田氏は「私たちは駒ではなく、意思をもった人間だ。だから意思をもって傷つけあうのはやめよう。そのためには9条を、私も今まで実感がなかったけれど、もう一度9条の存在が輝ける社会を作りたい」と述べている。

 安倍首相は現行憲法は米国から与えられたものだから嫌いだ。改めようと執念を燃やしている。けれど川上氏の指摘のように米国のペナルティであるなら、何と素晴らしいペナルティであることか。

 「アメリカさん、あなたがくれたこの素晴らしい憲法、とりわけ第9条には感謝しています。日本はこれを守って2度と戦争は致しません。もともとはあなたがくれたものなんですよ。日本を戦争に誘わないでください。憲法9条で戦争はできませんから」

 そう言って断固はねつければよいのだ。沖縄の基地も米国が勝手に接収したのだから、沖縄県民の民意に従って、すぐに返還するように言うのが本当の取るべき政府の態度だと思うのだ。

 

 

 

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2015年5月 2日 (土)

名古屋弁で歌うご当地ソング「名古屋はええよ やっとかめ」

 先日久しぶりにカラオケに出かけた。「昭和の日」で祝日であった。カラオケ喫茶に着いたときはまだ3人目であったが、それから人が来始めて20分ぐらいすると14人になってしまった。

  しかも、高齢者ばかりである。顔見知りのSさんに聞くといつもは5~6人ぐらいだと言った。この日多かったのはきっと祝日だからで、若者と違い高齢者は天気がよくても車で遠出をすることがなく、手じかなカラオケに来るのだろうと想像した。

  いつも思うことだが、カラオケ喫茶はまるでデーサービスである。若者はカラオケルームに行くからこういうところには来ないのだ。自然高齢者ばかりになる。

  この日来た客の中に私がよく歌う「テネシーワルツ」を英語で歌う女性がいた。珍しいことであった。ところがその女性は2回目に変わった歌を歌った。私が一度も聞いたことがない曲で、しかも早口の名古屋弁であった。

  まるで河村名古屋市長の応援歌のようだと思いながら聞いた。聞き終わって、先の市議会選挙の時に減税日本が歌いまくれば応援歌になったのではと思ったくらいだ。

  帰宅してからネットで調べたら、あった。作詞、作曲が山本正之で、つぼいのりおが歌って1985年に東芝レコードからリリースされたものだと分かった。新曲だと思っていたら、30年も前の曲だった。それにしても一度も耳にしたことがなかったのが不思議である。

※歌 詞

東京は まあ あかん 汚れとる とろくさいビョーキがはやっとる 

これからのパフォーマーは名古屋が主役! 

(サテ)世間じゃ名古屋をバカにするけどよ 信長も秀吉も名古屋だでよ

隠れとるとか隔離しろとかコケにするけどよ パスポート無くても入れるでよ

名古屋人は貯金がスキだけどよ

経済に明るい証拠だでよほだよ

つるまい公園にあつまってよ

いきなりやったろみゃーか オリンピック

ナ・ゴ・ヤはええよ コアラがおるがね

ナ・ゴ・ヤはええよ 道が広いがね

(やっとかめ)みそ煮込み えびフライ あわゆきういろ

ユニモール サカエチカ 女子大広路

ゴー・ゴー・なごや未来の首都名古屋

待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るでよ!

あなたは知ってるか、今からおよそ三百年前、江戸城の中で名古屋弁がはやっていた事実を!

あなたは聞いているか、アメリカ航空宇宙局NASAがUFOとの極秘通信暗号に名古屋弁を使っていることを!

あなたは気づいているか、はなやかな芸能界の中に、じわり、じわり、と名古屋出身者が増えつつあることを!

もしも、東京が直下型大地震で壊滅したとしたら、そう! 日本の中枢は名古屋に移り

瑞穂(みずほ)グラウンドが国立競技場に、

小牧が国際空港に、そして!名古屋市役所が国会議事堂になるのだ

大阪も まあ あかん 終わっとるたるくさい喰いだおれとる

これからのイニシアチブは名古屋にキマリ!

(サテ)私たち名古屋人が怒ったらよ新幹線を名古屋で止めてまうでよ

遅れとるとか古いとか たわけにするけどよ

人情に厚いしるしだでよ

名古屋人は何をやっても才能あるでね

最初にタコを食べたのも名古屋人だでね たぶん

シャチホコの背中にまたがってよ

まあいっぺんやったろみやぁか関ヶ原

ナ・ゴ・ヤはええて メルサがあるがね

・ゴ・ヤはええて みんながやさしいがね

(やっとかめ)カキツバタ つゆぐもり パチンコ 駄菓子

ドラゴンズ テレビ塔 銀の柱

ゴー・ゴー・なごや未来の首都名古屋

待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るがね!

わはははは、わはははははは~~~

※つぼいのりおが歌う→

  https://www.youtube.com/watch?v=nwxxtYCVOR4

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2015年5月 1日 (金)

原発は本当に安くて安全なのか?

 経済産業省は4月28日に、有識者会議で、2030年の電源構成案を示した。全発電量のうち、原発は2割以上確保し、再生可能エネルギーはほぼ同じ割合である。

 この案はそのまま政府案になる見通しだという。それは有識者会議の中で賛同意見が多かったからだという。

  有識者会議というのは政府が何かをやろうとすると作られ意見を聞くが、問題はその委員の構成である。当然政府のやろうとすることに近い考えの人が多く選ばれ、反対意見の人は見せかけの公平さを装うため入れてあるだけである。有識者会議で多数の賛同意見をもらったから諮問した案が正当だとされる訳である。

  福島第一原発の事故で、原発の安全神話は崩れたはずなのに、安倍政権になってからはまた原発は安全であり、低コストだと宣伝され始めた。そして首相自らが原発の海外売り込みに出かけた。

  しかし、福島第一原発の処理だけでも遅々として進まず、Yahooニュースによると、メルトダウンした2号機の格納容器の温度が4月3日に、20度Cから70度Cへ急上昇し、2日後には88度C達した。

 それと連動するように、原発周辺の「放射線モニタリングポスト」が軒並みに高い線量を記録した。これは原発内の核燃料デブリ(ゴミ)が、従来の注水冷却工程に対して、異なった反応を示す状態に変化した可能性があるという。デブリが格納容器の5,6mの厚さのコンクリートを突き抜けて地盤まで到達して、地下水と接触するなどだ。

  質量がケタはずれに多い福島第一原発のデブリが「地底臨界」すれば、東日本どころか地球規模の超原子力災害に突き進む。だからこそ海外の研究者や政府関係者たちも福島原発事故処理の不透明さに不安と苛立ちを募らせているという。

 群馬県高崎市に設置した高感度の放射性核種観測システムには、昨年12月から福島第一原発の再臨界を疑わせる放射性原子、ヨウ素131とテルル132が検出され続けているそうだ。

 また、福島第一原発2号機横の観測井戸では、今年に入って新たな核分裂反応の再発を示すセシウム134とトリチウムの濃度が高まるばかりだという。また、第1原発と第2原発の間の12kmの国道6号線区間では高線量が続いているという。

 福島第一原発はメルトアウトで地底臨界という最悪の事態を迎えつつあるのか?と懸念を示している。

 ※Yahooニュース 「”フクイチ”で新たな恐怖!海外の研究者や政府関係者が不安視,苛立つ最悪の『地底臨界』危機進行中?」を参照。

 原発はいったん事故が起きると大変な人的、物的、財政的コストがかかるのだ。それを無視して、発電コストだけを見て、再生エネルギーよりずっと安くつくと言っているのである。

 以前に名大の社会人向けセミナーで、自然エネルギーの研究者から原発には莫大な研究費が行くがこちらにはほんのわずかな金しかもらえないという嘆きを聞いたことがある。再生エネルギーに開発に金を回せばきっともっと安く発電できるようになるはずである。このままでは、ドイツに後れをとるであろう。

 原発は地球の破滅を招くおそれさえあるエネルギーである。原発は廃棄して再生可能エネルギー開発に金と力を注ぐべきである。

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