「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑨
この本が勧めているのは、①サプリメント ②運動 ③睡眠 ⑤そして一番大事なのが食事からグルテンを含む食品の追放である。
サプリメントについては、脳の働きを強めるサプリメントとして7つを推奨している。
①DHA ②レスベラトール ③ターメリック(ウコン) ④プロバイオティクス
⑤ココナツオイル ⑥アルファリポ酸 ⑦ビタミンD
これらのサプリメントは私は摂ったことがない。DHAについては広告で盛んに宣伝されている。ココナツオイルは今や売れキレになるほどだという。プロバイオティクスは藤田紘一郎氏も勧めていた。腸内フローラルに適しているそうだ。ビタミンDは子供の頃は盛んに言われていたが、太陽の下で元気に遊ぶとよいと言われていた。しかしビタミンDが脳に大切だとは知らなかった。
運動は脳にとって血行をよくする以外に、次の5つのメリットがあるという。
①炎症を抑える
②インシュリン感受性を高める
③血糖コントロールを改善する
④記憶中枢を大きくする
⑤BDNFの量を増やす
ランニング、水泳、サイクリング、ハイキング、ウオーキングなどの有酸素運動を少なくとも週5回、一回に20分を目安にすることを勧めている。
睡眠は脳の衰退を防ぐ基本手段だという。睡眠には、食べる量や代謝速度、どれくらい太るかやせるか、感染を撃退できるか、どれほど創造性や洞察力を発揮できるか、ストレス対処力、情報処理速度やあたらしいことの学習速度、記憶の整理や蓄積など、さまざまな効果があることが証明されているという。(P.284)
« 政権党のマスコミへのパワハラに危惧を抱く | トップページ | 地下鉄の外国語案内での不自然な駅名発音 »
「健康」カテゴリの記事
- 10月からはジェネリック医薬品が割安(2024.09.22)
- 紙の保険証廃止後は?(2024.08.23)
- 良い睡眠のために(2024.08.10)
- i一番長生きする睡眠時間(2024.08.08)
- 健康10か条のこと(2024.07.30)
私の知人にもラジオ深夜便を聞いているという人がたくさんいます。私は夜中に目を覚ましてもそのままじっとして眠るのを待っています。
投稿: らら | 2015年4月19日 (日) 15時19分
運動や食事については自分の意思で実行可能であるが、睡眠はやっかいである。私の場合、最近、朝早く目が覚めて困っている。
歳を取れば誰でもそうだといえるが、就寝時間が夜11時過ぎであっても朝、4時には目が覚めてしまう。精神は安定しているつもりであるが、精神安定剤を飲めばぐっすり眠ることができ調子がよい。ただ薬を飲むことには抵抗があるので悩ましい。そういえばNHKのラジオ深夜便を聞いている高齢者が多いというから、眠れない年寄りが多いということかもしれない。
投稿: toshi | 2015年4月19日 (日) 07時15分