« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »

2015年4月

2015年4月30日 (木)

やみくもに既成事実を積み上げる安倍政権の強引さ

 「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」が18年ぶりの改定で合意した。ここへ来るまでに、安倍政権は急ピッチでしかも強引に安保政策を改変してきた。まず、国家安全保障会議(NSC)を創設し、国家安全保障戦略を策定した。次いで特定秘密保護法を制定した。それから武器輸出三原則も撤廃した。そして昨年7月1日に集団的自衛権行使の閣議決定をして、事実上の憲法改定を行った。

  大急ぎで地ならしをして、今回はガイドラインの改定合意である。これにより日本が集団的自衛権行使を盛り込み、米軍への後方支援の地理的制限もなくしたのである。

  自衛隊の米軍への協力を地球規模に拡大するもので、日米同盟の本質転換である。今度のガイドライン改定は、新聞によるとアメリカのリードのもとに進められて言いなりになったということである。

  「切れ目のない」「グローバルな」協力がうたわれ、自衛隊と米軍はこれまでにない一体化が進み始めている。

  安保法制整備と称する法案は現国会で焦点であるが、実際に聞こえてくるのは、与党内の自民党と公明党の協議だけである。公明党は抵抗を装っているだけで結局自民党の線に決まってしまった。

  安倍政権は今国会の会期を延長してでも一連の法案を成立する考えだ。サンデー・モーニングで岸井コメンテーターが「何期もの国会審議を通して審議するべき重大案件だ」と指摘したがその通りである。

  国会の反対勢力が少数なので、安倍政権の思いのままになっている。今回のガイドライン改定も安保法制が決まっていないのに決まったかのように組み込んでしまっている。強引もいいとこである。まるで独裁政権と同じである。

  自衛隊はアメリカの言うがままに世界中どこにでも出かけなければならない。安倍政権広報機関と化したNHKの解説委員は、外務省のトラウマもここまで進めてきたと言っていた。湾岸戦争の時に、「Show the flag」と言われて海部内閣は1兆円もの戦費を出したが褒めてもらえず無視され、つぎのイラク戦争では「Boots on the ground」言われて、また肩身が狭い思いをしたというのだ。

 これからは堂々と胸を張ってアメリカと共に世界中どこにでもBoots on the groundできるのである。国民を犠牲にすることなど屁とも思っていないのだ。自分たちのメンツだけである。

 戦後70年の日本が歴史的転換の年になるとは、民主党が惨敗するまで誰も想像していなかったであろう。それにしても安倍政権の戦争への道、いわゆる積極的平和主義はまるで巨大ブルドーザーのごときである。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年4月29日 (水)

金の話には気をつけるに越したことはない

 数日前のNKHテレビニュースで、愛知県では振り込め詐欺や投資話の詐欺で被害に遭う人が増えていると報じていた。あれだけテレビやマスコミで騒がれて注意を促しているのに、引っ掛かるのだ。騙す方はますます巧妙になっているからに違いない。

 そのとき2千万円も騙された高齢者がいたと言っていた。その人は東京まで2000万円を持って行って渡したというのだが信じられないことだ。

 先週の木曜日ごろ、電話がなった。市内局番なので受話器を取ると、簡単なアンケートだから協力してほしいという自動音声であった。選挙関係のアンケートかと思って聞いていたら、年金の調査だと言った。詳しい内容は忘れたが、どこかに委託されて年金関係のアンケートをしているという話であった。適当に答えて電話を切った。

 今週の月曜日に電話が鳴って、市内局番なので取ってみたら、女性の声で「先日のアンケートに答えていただいた方に電話をしています。ご主人様ですか」と言ったので、「そうです」と言うと、「年金で足りていますか」とか「年金では足りないので貯金を取り崩していりゃっしゃる方が多いです」「お宅は年金で足りていますか」「奥様とお二人が年金をもらっている方はいいのですがそうでない方は大変でしょう」・・・・・などなど、こちらの様子を探りながら話しかけてきた。

 私はきっと何かの金儲けの話だろうと思って、どういう会社か尋ねたら、スロットマシンのレンタルをしていると言った。全国に1000数百万台貸していると言った。どうやらそのオーナーになれということのようであった。毎月一定の収入があるから年金の足しになるということであった。

 そこまで聞いて私は「興味がありません」と言うと、相手は「そうですか」と意外にあっさりと電話を切った。

 会社の名前を聞いてあったのでネットで検索をしたら、電話での話の通り名古屋にある会社だと分かった。誠実にお客様に対応しますとHPに謳ってあった。

 ネットで調べると、この会社は怪しいとか悪い会社だとかいうことが出てくることもあるが、この会社にはそういう書き込みはなかった。もし、怪しいと思ったら消費生活センターに通報しようと思っていたが通報はしなかった。

 ただ、ここで感じたことは、アンケートを装ってこれはという対象を絞り込み、詐欺の餌食にするという手口はあるに違いないということだ。特に高齢者はこの手のものに引っかからないように気を付けることが大事であろう。

 私のところには、今でも1日か2日に1回ぐらい怪しい電話が掛かってくる。ただ出ないようにしているのだが、ときどきは出ることがあるのだ。それは相手が役所だとか修理を頼んだ会社だとか、出る必要がある場合もあるからである。すべての電話に出ないという訳にはいかないのがつらいところである。

 とにかくあの手この手で高齢者を狙っている輩がいっぱいいるので気を付けなければならない。恐ろしいのは自分が認知症などになった場合である。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月28日 (火)

もう一つのショッキングな本「炭水化物が人類を滅ぼす」-①-

 「いつもの『パン』があなたを殺す」という本を書店で手に取ったとき、もう1冊「炭水化物が人類を滅ぼす」というもっと大げさなタイトルの本が並んでいた。どこかで見たことがあると思い家に帰って書棚を見たらあった。以前娘に借りて返してなかったのだ。

  この本は2013年10月の発行だから、「パン」の本より1年数か月早い出版である。著者は夏井睦という医者で光文社新書である。

  この本も題名から分かるように炭水化物・糖質を摂るのはよくないということが趣旨で「パン」の本とほぼ同じようなことを言っている。

  興味深いのは、日本とアメリカの医者が同じテーマで本を書いて、「炭水化物・糖質をできるだけ減らして脂質を増やしなさい」と言っていることである。

  夏井氏は「糖質」とは、「血糖値を上げる栄養素(食品)」だという。摂取した後すみやかに血糖に変わるのが糖質である。問題の本質は、血糖を上げるか上げないかだけなのだと言っている。(P,16)

  血糖を上げない食事ならいくら食べてもよいが、食後に血糖を急上昇させる食品は、少量でも問題がある。高血糖は、糖尿病だけでなく、さまざまな健康被害のもととなる。

 また、血糖値と関係がないたんぱく質や脂肪は制限する必要がないと言い、血糖を上げない食品を食べれば体重は減り、高脂血症や糖尿病も治る。この見解はパールマター氏と同じである。夏井氏は付け加えて、炭水化物と言っても食物繊維は血糖を上げないという。

  では相違点は何かということをまず取り上げたい。

  夏井氏は、「米、小麦(パン、うどん、パスタなど)、蕎麦」は、原則的に食べてはいけないという。パールマター氏は、米と蕎麦は多く食べなければよいとしている。

  「砂糖が含まれているもの」は不可というのは2人とも同じ。

  「肉・魚類・卵」はいくら食べてもよい。二人とも同じ。

  「大豆(豆腐、納豆、枝豆、豆乳など」は、夏井氏はいくら食べてもよいというが、パールマター氏は、発酵したもの(納豆)はよいが後はダメだという。

  「葉物野菜」は二人ともいくら食べてもよいという。

  「根菜類(イモ類、ニンジン、レンコンなど)」は糖質が多いので食べない方がよい。二人とも似たような見解である。

  「キノコ類」は、二人ともいくら食べてもよい。

  「果物」は、アボガドはよいというのは二人とも同じ。夏井氏は果糖の多い果物は避ける。パールマター氏は、パイナップルのような水分が多くて甘いものは気を付けるという。

  「乳製品」は、夏井氏はチーズはいくら食べてもよいというが、パールマター氏はチーズによるという。また夏井氏はヨーグルト・牛乳はよほど大量でなければよいというが、パールマター氏はダメといい、牛乳はコーヒーに加える程度という。

  「ナッツ類」は、夏井氏はコーン以外はよいというが、パールマター氏は、ナッツはよいがピーナツや大豆などはダメだという。

  「お菓子類」は、これは二人とも食べてはいけないという。

 「油類」は、夏井氏はマヨネーズも含めていくら食べてもよいというが、パールマター氏はエクストラバージンのオリーブ油、エクストラバージンのココナツオイル、ゴマ油、バターはよいが他はダメだという。

  「揚げ物」は、フライ、唐揚げの程度なら大量に食べなければ大丈夫というが、パールパター氏は衣にグルテンが含まれるからよくないという。

  「ジュース、炭酸飲料、コーヒースポーツドリンク」は、夏井氏は無糖以外はダメだという。パールマター氏も同じ。

  「酒類」は、夏井氏は醸造酒(ビール、酒、マッコリなど)はダメ、蒸留酒(焼酎、ウオッカ、ウイスキー、テキーラなど)は飲んでよいというが、パールマター氏はビールはダメだという。

  パールマター氏は少量の赤ワインを勧めるが、夏井氏は赤ワイン、無糖のビール、酎ハイはよいという。

  このように両氏の間によいものといけないものに差が見られる。見解の違いがあるものについては両氏の考えを聞いてみたい気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月27日 (月)

薬を飲んでコレステロールを低下の危険という記事

 「いつもの《パン》があなたを殺す」という本の中で、コレステロールは必要だと詳しく書いてあった。4月25日に見つけたyahooニュースの記事に、週刊ポストの記事を取り上げていた。

 それは「薬を飲んでコレステロールを低下させると死亡リスクも高まるという研究結果がある」という記事である。

 

 本誌のコレステロール基準値報道には大反響が起き、前号ではついに日本の厳しい基準値を作成した重鎮医師がその根拠があいまいであることを認めた。今回はさらに、その基準値で“病気”とされた人に処方される薬剤のリスクを追う。

 本誌は3号連続で「コレステロールは悪者」という日本の“常識”を覆す最新研究を紹介した。東海大学名誉教授の大櫛陽一・大櫛医学情報研究所長らによる大規模調査では、男女とも“悪玉”とされてきたLDLコレステロール値が高いほど死亡率が低いという驚くべき結果が出た(2008年発表)。つまり「コレステロール値は高いほうが長生き」ということだ。それは逆にいえば「低いと早死に」を意味する。

 にもかかわらず日本では動脈硬化学会のガイドラインによって、LDLが120mg/dl以上は指導対象、140mg/dl以上は脂質異常症と診断される。

 保健指導や食事療法とともに、医師の判断でコレステロール低下剤が処方され、3800億円の巨大市場を形成している。となると単純に、「コレステロール値は高い方が長生きなのに、薬で下げてしまうとどうなるのか?」という疑問が生まれる。実は薬を飲んでコレステロール値を下げると、やはり死亡リスクは高くなるという研究結果がある。

 コレステロール低下剤を服用中の人だけを対象とした「J-LIT(日本脂質介入試験)」と呼ばれる臨床試験がある。薬を飲んでいる約5万人の男女を6年間(1999年まで)追跡調査し、総コレステロール値と死亡率などの関係を調べたものだ。

 その結果、低下剤によって確かにコレステロール値が下がること、そして「コレステロール値が低いほど総死亡率が高い」ことがわかった。つまり薬で数値を下げると死亡リスクが上がるということだ。

 具体的には、総コレステロール値200~279kg/dlでは死亡率はほとんど変わらず、180 mg/dl未満のグループが最も高かったのである。

 本誌前々号で報じた通り、コレステロールには血管を修復する機能がある。薬でそれを無理に減らせばやはりリスクがあるのだ。「数値を下げれば安心」と考えるのは誤解では済まず、やや大袈裟にいえば自殺行為なのである。

 これまで紹介してきた大規模調査は、母集団に薬を飲んでいる人といない人の両方が含まれるものや既往症のない健康な人だけを対象としたものだったが、薬を飲む人に限った調査でも同じ結果が出ているのである。

 しかも、世の中のどんな薬にも副作用がある。コレステロール低下剤(スタチン系)の添付文書には副作用として「下痢」「胸やけ」「便秘」「頭痛」など、よくある症状の他に、重大な副作用として筋肉が壊れて歩行困難などの症状を引き起こす「横紋筋融解」や「劇症肝炎」、アナフィラキシーといった「過敏症」などが挙げられている。

 多くの薬が存在するのは効能に副作用を上回る価値があると認められたからだ。「コレステロール値を下げる」という効能に疑問が生じているのだから、副作用リスクへの評価はより厳しくあるべきだ。

※週刊ポスト2015年4月3日号

 先の「パンが人を殺す」の中に、」コレステロールを下げる特効薬の「スタチン」が詳しく出ている。そしてこの薬の危険性を指摘している。

 コレステロールは必要で、年を取るほど必要だというのだ。薬で値を下げると死亡する危険が高いというのは注目すべきである。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年4月26日 (日)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑪

  この本が「処分すべきもの」として挙げているのが、

 ○すべてのグルテン源、

 ○あらゆるタイプの加工した炭水化物、糖類、デンプン、

 ○ラベルに「無脂肪」や低脂肪とうたっている加工食品、

 ○マーガリン、植物性ショートニング、あらゆる市販の食用油、

 ○発酵させていない大豆や大豆加工食品、

  では、食べてよいものは?

 ○体にいい脂肪→エキストラ・バージン・オリーブ油、ココナツオイル、ゴマ油、放牧で飼育された動物の油、有機農法または放牧によるバター、アボガド、ナッツ、種、ブルーチーズ以外のチーズなど

 ○ハーブ、調味料、香辛料→ ケチャップとチャツネはダメ。それ以外はグルテン、小麦、砂糖、大豆が含まれていなければよい。

 ○低糖の実→アボガド、ピーマン、トマト、キュウリ、ズッキーニ、ナス、カボチャ、レモンなど。

 ○タンパク質→全卵、天然魚類、貝・甲殻類、放牧による牛肉、鶏肉、豚肉、子ヤギ肉、レバー

 ○野菜→青菜、ホウレンソウ、レタス、ボロッコリー、キャベツ、タマネギ、キノコ、もやし、セロリ、エンドウ,ダイコン、カブ、アスパラガス、ネギ、ショウガ、パセリ、ニンニク・・・・。(ニンジンはときどき、)

 ○マメ科植物→豆、エンド、ウヒヨコマメ。でも大豆は何故かいけないと言っている。

 ○グルテンを含まない穀物→ソバ、米、雑穀、

 ○天然の果実→甘味の強いマンゴー、メロン、パパイヤ、パイナップル、プルーンには用心する。

 ○その他→チョコレートは70%以上のもの、ワインは赤ワインを少々、牛乳・クリームはたまに用いる。

 このショッキングな題名の本は、23日の朝刊にも3度目の広告が出ていた。8万部突破と書いてあった。

 西洋人が常食とするパンやシリアルやクッキーやケーキなどはみな捨ててしまえというのである。超革命的な提案をしている。日本でも朝食にパンを食べるし中国でもパンを食べる人が増えている。

 日本を含めアジアではもともと米が主食だからパンを捨てることはできないことではない。それでも大変な決断が必要になる。

 日本は菓子パンの発達した国である、それにクッキーやケーキもおいしいものが多い。スーパーからそれらが姿を消すことをイメージしてみるとよい。

 ただこの本を読んで、試しに1か月か数か月やってみる価値はありそうだと思う。それは糖尿病を治癒し、認知症や精神疾患や不安症などを改善するかもしれないからである。

 この本のメッセージは、シンプルである。すべてのグルテンと糖類(果物などはよい)を摂るのを止めることで、体質を改善し、糖尿病、心臓病、高血糖、高脂血症、認知症、精神疾患、アトピーなどを治し、または予防できるということである。食物と脳との関係でとらえているのだ。

 このblogで興味を持たれたら、ぜひこの本を読まれることをお勧めする。実行プランも載っており、その気になれば実践も容易である。

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年4月25日 (土)

世界で最も幸せな国はスイスーWorld Happiness Report 2015

 国連は、「国民総幸福量」で発展の度合いを測る小国ブータンの提言を受け、2012年の国連総会で3月20日を「世界幸福デー」に指定すると宣言。各国政府に国民の幸福度向上を目指してもらう目的で、毎年報告書を発表している。

 国連(UN)は4月23日、世界の幸福度についての2015年版調査報告書を発表した。報告書によると、1位はスイス、2位はアイスランドだった。3位以下はデンマーク、ノルウェー、カナダと続いた。 6~10位は順にフィンランド、オランダ、スウェーデン、ニュージーランド、オーストラリアがランクイン。トップ10か国中、7か国を欧州の中小国が占めた。米国は15位、韓国は47位、中国は84位、ギリシャは102位だった。

 日本は2013年の43位から46位に下がった。原発事故があるし、特定秘密法ができたし、戦争をする国に向かっているし、物価は上がるし、雇用はますます悪くなるし・・・・いいとこがないからね。

  調査対象となった158か国中、不安定な情勢が続くアフガニスタンは153位、戦火にあるシリアは156位となった。その他の幸福度が最も低い下位10か国にはトーゴ、ブルンジ、ベナン、ルワンダ、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニア、チャドとサハラ以南アフリカの8か国が揃った。 

 
 上位10カ国は以下の通り。

1.スイス

2.アイスランド

3.デンマーク

4.ノルウェー

5.カナダ

6.フィンランド

7.オランダ

8.スウェーデン

9.ニュージーランド

10.オーストラリア

  ランキングは158カ国を対象に、2012─14年の間の幸福度を調査。健康寿命、社会的支援、選択の自由、一人当たりの国内総生産(GDP)などに基づき算出された。

  幸福度を指標化した国連の幸福度報告書は、各国の政策に反映させることを目的としたもので、2012年から続いている。今年で3回目。著名経済学者らが国民1人あたりの実質GDP(国民総生産)、健康寿命、人生選択の自由度、汚職レベルの低さ、寛容度を変数として幸福度を割り出す。

  報告書の作成に携わった米コロンビア大学(Columbia University)地球研究所のジェフリー・サックス(Jeffrey Sachs)所長によると、順位に変動はあるものの上位13か国の顔ぶれは昨年と同じだという。

  全166ページからなる報告書の作成にはサックス氏のほか、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)のジョン・ヘリウェル(John Helliwell)氏と英ロンドン大学経済政治学院(London School of Economics)のリチャード・レイヤード(Richard Layard)氏らも加わった。

※英語版はhttp://worldhappiness.report/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月24日 (金)

2分間のパワフルポーズがあなたを変える―スーパープレゼンより

 4月8日にNHK、Eテレで放送されたスーパープレゼンテーションは大変面白かった。話者はハーバード大学ビジネススクールで教えているエイミー・カディ准教授であった。演題は「Your bddy language shapes who you are(ボディランゲッジが人を作る)であった。

  ボディランゲッジは「非言語言語」であり、コミュニケーションの一つである。それによって何を伝えようとしているか、相手にどんな判断を与えるかのが分かると話した。

  例えば医者が患者を診察する様子(雰囲気・態度)を30秒見れば、その医者があとで患者に訴えられるかどうかが分かるというのだ。

  また選挙の候補者を1秒だけ見るだけで70%の確率で当落が推測できるという。

  私たちが非言語言語を考えるとき、相手をどう判断するか、相手がこちらをどう判断しているか、それがどんな結果をもたらすかに関係する。私たちは、非言語言語、思考、感情、生理に影響を受けているのである。

  ゴリラが腕を広げて自分を大きく見せる行動をするが、100mランナーがゴールしたとき大きく手を挙げて広げるポーズをしたのも同じなのである。人間も動物も同じ非言語行動をしているのだ。生まれつき全く目が見えない人でも両手を広げる行動をすることが分かっている。

  これらのポーズはパワフルを示す非言語行動なのだ。パワフルを示すポーズには、両手を広げる他に両手を腰に当てて胸を張るとか、座り方や立ち方でもいろいろある。

  逆に無力感を表すのは、頭を抱えるとか、腕を組むとか、手で耳をさわるとか、うつむいて座るとかいろいろある。

  対面しているとき、片方がパワフルな姿勢をし、他方が逆の姿勢を取ることも見られる。

  学生を観察すると、「俺様学生」は部屋の真ん中に座り、まっすぐに手を挙げる。自信のない学生は部屋の隅に座り、自信なげに手を挙げる。そして圧倒的に女性は自信のなさそうなのが多い。女性はパワフルになりにくいのだ。(ホントかな?最近の女性は強そうだが・・・)

  心は体を変えるが、では、体は心を変えるのか?強い心の人と弱い心の人ではどうちがうのか。

  《強いふりをすると勝ち組になれるのか。強いいふりをしているうちに強くなれるのか。形から入ってパワフルになれるのでは》と考えた。

  パワフルな人は、自信、やる気、冒険心、運が強いと思う・・・などがある。それはホルモンと関係している。テストステロンは支配欲が強く、コルチゾールはストレスと関係がある。実はボス猿を調べたら、人間と同じようにテストステロンが高く、コルチゾールが低いのだ。ボスが替わるとホルモンも変わることが分かった。

  被験者を2つのグループに分けて、片方には2分間強いポーズをさせる。もう一方には弱いポーズをさせる。そしてその後賭けをするかどうか尋ねたら、強いポーズをした方は86%の人が賭けをすると答え、弱いポーズの方は60%であった。

  この実験の前と後に唾液を取って調べたら、強いポーズの方はテストステロンが20%増え、コルチゾールが25%減っていた。弱いポーズの方はテストステロンが10%減り、コルチゾールは15%増えていた。

  たった2分で、積極性、自信、落ち着き、ストレスに影響をしていることが分かったのである。非言語行動は心と関係しているのだ。体は心を変えるのだ。

  次に、2分間のポーズで人生を変えられるかを実験した。人生で緊張する場面はいろいろあるが面接や発表はその一つである。仕事の面接を設定し、面接官には面接中無表情を保ってもらった。これは被面接者にとっては嫌なものである。

  その面接の様子を動画に取って見せ、どの人を選ぶか尋ねたら、面接の前に強いポーズをとった方の人を選んだのである。分かったのは、存在感・自分を出せる人が決め手だということである。話し上手とか資格とか経歴は関係ないのだ。

  「体が心を変え、心が行動を変える」のだ。自信がなくてもできるふりをし、それが自然になるまでにするのである。

  結論はこうだ。

 「これ、たった2分でいいんです。人から評価される場面に臨む直前に、エレベーターやトイレの個室、あなたのデスクがある密室などでこのポーズをやるといい。自分の脳を状況に合わせていくんです。テストステロンを増やす。コルチゾールを減らす。」(このポーズとはパワフルポーズつまり強く見せるポーズのこと)

So this is two minutes.  Two minutes, two minutes, two minutes. Before you go into the next stressful evaluative situation, for two minutes, try doing this, in the elevator, in a bathroom stall, at your desk behind closed doors.  That's what you want to do.  Configure your brain to cope the best in that situation.  Get your testosterone up.  Get your cortisol down.)

 彼女はこの結論を多くの人に広げてほしいと話した。簡単で誰にでもでき、金がかからず、役に立つことだからだと言った。

 非言語言語または非言語行動を観察することにより、そこからその人の考えや感情や生理などを知るように努めることも大事である。また、自分自身が自信を強め、意欲的になるためにも2分間のパワフルポーズを試すのは有用である。

「エイミー・カディ」の画像検索結果

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月23日 (木)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑩

 この本は第9章で、「炭水化物と糖質から抜け出す『4週間プログラム』」を提示している。

  まず目標として4点を掲げている。

 ①体が燃料として炭水化物に頼らなくなるようにし、脳の働きを高めるサプリメントを毎日摂 る。

 ②運動の日課をスケジュールに組み込む。

 ③日常的に週7日、安眠できるようにする。

 ④新たなリズムを確立し、健康的な生活習慣を続ける。

  第1週までにかかりつけの医者に検査をしてもらい、開始前のデータを得ておく。そしてサプ

  サプリメントを飲み始め、キッチンの炭水化物を捨ててしまう。「1日断食」を検討する。

  第1週は「食に集中」する。この本に書いてある食事メニューを実行する。

  第2週は「運動に集中」する。定期的な運動プログラムを始める。毎日できるだけ体をうごかすようにする。

  第3週は「睡眠に集中」する。ぐっすり眠れるようにいくつかの簡単なコツを実行する。

  第4週は「全部まとめて」行う。一生根付かさせる戦略をお教えする。

  このプログラムを実行すると、数日か数週間で、思考は明晰になり、よく眠れて活力も増すだろう。頭痛は軽くなり、ストレスにも難なく対処でき、気分が明るくなる。不安症とか抑うつ賞などの慢性的な神経系の症状のある人も軽快していく。体重も減り、検査の項目の数値も改善されるであろう。(P.300~302)

   検査の項目とデータの数値目標について、次のように書いている。

 ○空腹時血糖          95mg/dl未満

 ○空腹時インシュリン      8Uμ/ml未満(できれば3未満)

 ○ヘモグロビンAIc        4.8~5.4%

 ○フルクトサミン          188~223μMol/l

 ○ホモシスティン          8μMol/l以下

 ○ビタミンD             80ng/ml

 ○C反応性タンパク        0.00~3.0mg/l

 ○グルテン過敏症テスト    (※日本では普及していない)

 実行する前に検査を受けてデータを取り、4週間以後にまた検査を受けてデータがどのくらい改善されたかを知るというのは大変説得力がある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月22日 (水)

反安倍勢力はなぜ勝てないのかという記事

 スマホでYahooニュースを見ていたら「反安倍勢力はなぜ勝てないのか?最後の頼みは天皇陛下」という記事を見つけた。現代ビジネスから取ってきたものである。書き出しはつぎのようである。

  「野党はもちろんのこと、国民やメディアに、首相・安倍晋三が行うことには何がかんでも反対する、安倍の思い通りにはさせたくないという「反安倍勢力」が厳然として存在する。

 この勢力は安保法制、憲法改正、沖縄の基地問題、原発再稼働などで、政権の方針にことごとく激しく反発する。世論調査における安倍内閣の不支持率が3割程度なので、有権者の3割は濃淡はあっても「反安倍勢力」なのだろう。

 この層は岩盤のように固く、特定秘密保護法審議の時のように、政権が進む道で立ちはだかる。だが、多数派となることもこれまでなかった。」

  私もそうだが、安倍政権が進める安保法制整備は福島瑞穂議員がいみじくも言ったように「戦争法案」である。日本を戦争が出来る国にしようとしゃにむにに進めている。憲法9条は閣議決定で事実上骨抜きにされた。また憲法前文に「積極的平和主義」を入れる動きもでてきた。沖縄の基地は米軍に撤収されたのであり、返還を求めるのは当然で、県内移転に反対するのも県民の願いである。原発再稼働反対も福島第1原発事故の実態を見れば当然である。

  この他にもTPPとか労働時間の規制撤廃とか介護保険の改悪等々安倍政権は国民の暮らしを圧迫し、日本を危険な方向に持っていこうとしている。

  自民党が選挙で勝ったのは小選挙区制度のトリックであるが、反対勢力は多数派とはなれていない。

  なぜなのか?という理由としてこの記事は次のように書いている。

 ①対抗する自民党実力者が不在

  「この勢力は、安倍に対抗する自民党実力者に熱いエールを送る。昨年夏は、安全保障法制担当相就任を拒んだ、当時の自民党幹事長・石破茂だった。だが、石破は地方創生担当相を提示されるとすんなり受け入れ、今では『こんなおもしろい仕事はない』と言って、地方創生に取り組む。

 次の期待は後任の谷垣禎一に向かった。谷垣は昨年9月の就任当初、元首相・大平正芳が唱えた「楕円(だえん)の理論」を引き合いに出し、「円みたいに一つしか中心がないのは良くない。(中心が)二つある中でバランスがとれる。私が幹事長に任命されたのも楕円みたいなことでうまく回していけ、ということかと思う」と語り、党の多様性を取り戻すことに意欲を示した。 しかし、谷垣は昨年暮れの衆院解散・総選挙に全面的に協力した。

 石破も谷垣も、9月の自民党総裁選で安倍の再選を支持する方針を早々に表明した。今、「反安倍勢力」が期待するのは自民党総務会長・二階俊博。二階は対中、対韓関係で安倍に注文を付ける。しかし、二階は10日発売の月刊誌「Voice」のインタビューで、「自民党の幹部の一員として安倍晋三首相の再選を支持する」と明言した。

 もちろん、安倍に近い政調会長・稲田朋美も再選を支持している。9月の総裁選で安倍の再選を疑う人は永田町にいない。」

 民主党の責任重大

  「安倍の対抗勢力は本来、野党であるべきだ。だが、野党第1党の民主党と第2党の維新の党は憲法改正や安保法制など重要問題で意見が異なり、政権のスキャンダル追及でようやく結束できるだけだ。」

  そもそも安倍政権を作ったのは民主党が自壊して国民の期待を裏切ったからである。自民党はそこから学んで内部から崩壊しないようにしているのだ。

  公明党は下駄の雪だから自民党の言いなりになっている。

  「となると、期待は結局、元首相の小泉純一郎、福田康夫、元幹事長の野中広務、古賀誠、元副総裁・山崎拓らに向かう。しかし、彼らは国会議員バッジを着けていない。つまり国民の審判を受けていないということだ。発言の重みは自ずと異なってくる。」

  そのとおりで、彼らは週刊誌やテレビで発言していても、影響は与えていない。

  そこで頼りにするのが天皇陛下だという現代ビジネス筆者の論法である。

  「『反安倍勢力』の最後の頼みの綱は天皇陛下だ。陛下は戦争の悲惨さを忘れないように、平和の尊さを折に触れて述べられている。慰霊の旅を続けられ、今月上旬、パラオを訪問された。反安倍勢力の中心となっている「左」が陛下を熱烈に支持するという奇妙な構図となっている。

  天皇陛下が過去の戦争や沖縄に深い関心を持っておられることには敬意を表するが、反安倍勢力の頼みの綱とは飛躍もいいところで、天皇陛下も迷惑であろう。政治的発言はできないのだからどうしようもない。

 たとえ数は少なくても地道に戦争への道反対、憲法改悪反対、原発ゼロ、沖縄基地反対などを訴えていくよい他はない。それにしても菅原文太さんや愛川欣也さんなど平和を大事にする有名人が亡くなったのは残念である。

 

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年4月21日 (火)

春は次々と花が咲き眼も心も楽しませてくれる

 春を告げる花としてまず咲くのは梅であろう。その頃沈丁花も独特の匂いを放つ。我が家には以前は沈丁花があったのだが増築したときに取ってしまった。花桃もあったのだが、これも切ってしまった。

  桃の花は梅の後に咲く。そして白いコブシや大きな花のモクレンが咲く。その頃山崎川沿いでは雪柳がまっ白い花を咲かせ、やがてソメイヨシノの満開がやってきた。でも、桜は今では若緑の葉を茂らせ始めている。ソメイヨシノが終わると八重桜が咲く。桜山や南山の辺りは八重桜が見られる。

  塩付通にはハナミズキが街路樹として植えられ、何キロも先の仲田まで続いているが、今、総苞と呼ばれる一見花びらに見えるものが色をましている。私はハナミズキが好きで毎日楽しみにしている。天気が良い日に日に輝くのが美しいのだがこのところ天候が不順で残念である。

  山崎川沿いは花が少ないのだが、フリージアが黄色い花を咲かせ、山吹も黄色の花をつけ始めた。川の中には菜の花が黄色く咲いている。またツツジも咲き始めたところである。我が家のツツジもつぼみを膨らませている。

  5月になると藤が咲くであろう。以前に江南市や津島市へ藤を見に行ったことを思い出す。5月は我が家の花柚子や金柑も白い花をつけるはずだ。昨年は花柚子は1つも実をつけなかったのが不思議である。なぜなら前年は一杯実をつけたからだ。金柑は昨年になってやっとたくさんの実をつけたが今年はどうなるだろうかと思っている。

  地味で全く目立たないが大王グミが花をつけた。毎年花はたくさんつけるのだがなぜか実はあまりならなくなった。庭の紅葉も赤い若葉と共に赤い花が咲いている。葉と花が同時なのが変わっている。

  私の自慢のシクラメンはまだ健在である。今年も何とかして夏を越えさせたいと思っている。八重の水仙もまだ咲いている。その傍で白っぽいシャガが咲きだした。

  先ほど隣家から卯の花を頂いた。白く小さな花をいっぱいつけている。玄関に飾った。そういえば道路沿いにどこから来たのかポピーが朱色の花をつけている。我が家の庭に自生するドクダミがそのうち白い花を咲かせるであろう。

  道端にはホトケノザや名前を知らない草も花を見かける。タンポポは黄色い花をあちらこちらで見かける。子供の頃は周りに田んぼや畑や野原があったのでいろいろな野草が生えていて花を咲かせていたが、何と言ってもレンゲとシロツメクサが多かった。田んぼを埋めて咲くレンゲは春の風物詩であった。

  これからまだまだいろいろな花が咲くはずだ。朝の散歩も楽しみになった。

Furijia
                         フリージア

Fullsizerender
                         タンポポ

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月20日 (月)

地下鉄の外国語案内での不自然な駅名発音

 名古屋の地下鉄は日本語の案内のほかに英語でも案内をしている。これは名古屋に限らず、地下鉄に限ったことではないが、私は日常的に地下鉄を使っているので地下鉄を例に取り上げるのだ。

  名古屋の地下鉄では、東山線の名古屋駅が近づくと英語の他に中国語と韓国語の案内が入る。最近はブラジル人が少なくなったのかポルトガル語はないようだ。

 ところで英語の案内だが、これを聞くたびに私は違和感を感じる。それは駅名を英語のアクセントで言うことである。

 例えばnagoyaはgoのoにアクセントをつけている。sakaeだとkaのaにアクセントをつけている。arahataはhaのaにアクセントを置いて発音している。

 英語式に発音すれば当然そういうことになるのであろう。しかし、ここは日本である。外国人は日本に来ているのだ。日本ではナゴヤ、サカエ、アラハタと日本語のアクセントで発音するのだ。だとすれば日本語としてのアクセントで発音するのが当然のことだと思うのだ。

 日本語の利点の一つとして、アクセントがどこにあろうとその語を理解できるということがある。nagoyaはnaでもgoでもyaでもどこにアクセントを置いても理解できるのだ。名古屋弁ではyaにアクセントを置く。それで全然おかしくはない。

 でも、naにアクセントを置くのが普通である。yokohamaは平たんに発音する。決して英語のようにhaのaにストレスを置かない。

 これが中国語だとそうはいかない。四声というのが厳密にあるから四声を違って発音すると理解されない。しかし日本語は先に述べたようにアクセントをどこにおいても理解はできるのだ。

 だけど日本に来ている外国人には、日本語のアクセントで発音してあげるのが親切というものであろう。英語の中や中国語の中に日本語の標準語のアクセントを入れて発音すればよいのだ。決しておかしくはないはずである。

 Next stop is Nagoya. と、naのaにアクセントを置いて発音すればよいのだ。これは駅名だけではない。This is kimono. は、moのoを強調する必要はない。平たんに発音すればよいのだ。

 日本に来て日本人が話すのを耳にするとき、日本語のアクセントで話す音を聞くのだ。だから駅名の案内でもそのように発音するのがよいと思うのである。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年4月19日 (日)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑨

 この本が勧めているのは、①サプリメント  ②運動  ③睡眠  ⑤そして一番大事なのが食事からグルテンを含む食品の追放である。

 

サプリメントについては、脳の働きを強めるサプリメントとして7つを推奨している。

 

①DHA   ②レスベラトール   ③ターメリック(ウコン)   ④プロバイオティクス  

 

⑤ココナツオイル   ⑥アルファリポ酸    ⑦ビタミンD

 

 これらのサプリメントは私は摂ったことがない。DHAについては広告で盛んに宣伝されている。ココナツオイルは今や売れキレになるほどだという。プロバイオティクスは藤田紘一郎氏も勧めていた。腸内フローラルに適しているそうだ。ビタミンDは子供の頃は盛んに言われていたが、太陽の下で元気に遊ぶとよいと言われていた。しかしビタミンDが脳に大切だとは知らなかった。  

 

 運動は脳にとって血行をよくする以外に、次の5つのメリットがあるという。

 

①炎症を抑える    

 

②インシュリン感受性を高める

 

③血糖コントロールを改善する

 

④記憶中枢を大きくする

 

⑤BDNFの量を増やす

 

 ランニング、水泳、サイクリング、ハイキング、ウオーキングなどの有酸素運動を少なくとも週5回、一回に20分を目安にすることを勧めている。

 

 睡眠は脳の衰退を防ぐ基本手段だという。睡眠には、食べる量や代謝速度、どれくらい太るかやせるか、感染を撃退できるか、どれほど創造性や洞察力を発揮できるか、ストレス対処力、情報処理速度やあたらしいことの学習速度、記憶の整理や蓄積など、さまざまな効果があることが証明されているという。(P.284)

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月18日 (土)

政権党のマスコミへのパワハラに危惧を抱く

 自民党の情報通信戦略調査会が4月18日に、NHKとテレビ朝日の幹部を呼び、個別番組内容について事情を聞いた。

 NHKクローズアップ現代にやらせがあり、テレビ朝日の報道ステーションでコメンテーターの古賀氏が「官邸のみなさんからもの凄いバッシングを受けている」と語った問題である。

 自民党はこれまでにも放送に対して圧力をかける動きをした。昨年の衆議院選のとき、NHKと民放キー局に、「公平中立」を求める文書を送った。報道ステーションに対しては、アベノミクスを取り上げた報道を問題視し、やはり「公平中立」の文書を送った。TBSのニュース23に出演した安倍首相が、テレビ局が街の声を「選んでいる」と言った。

 どうも自民党の一連の動きを見ていると、政権党が権力を背景に放送関係に圧力をかけているように感じる。今流行りの言葉で言えば「パワハラ」である。

 これが共産党など弱小野党がしたのであれば、いささかの痛痒も感じないであろうが、政権党がすれば圧力がかかったと感じるのは当然である。そして自主規制をするであろう。

 私の目から見れば、籾井NHK会長が語ったようにNHKは政府のご意向に忠実であると思われる。客観的報道を装いながら上手に政府や自民党よりの取り上げ方をしていることがある。毎日のニュースに必ず安倍首相の姿を出すのも意図的にしていることではないのかと思われる。

 「放送の不偏不党、真実及び自律を保障する」という放送法1条の文言は当然のことであり、さらに表現の自由も憲法に書いてある通りだ。放送新聞などのマスコミは権力の動きを監視し、時には権力に批判的であることも大事なことだ。

 政権の言いなりになって、その側からだけの報道をすることは、絶対にあってはならないことである。戦前の大政翼賛会に戻ってはならないのだ。

 安倍政権になり、特別秘密保護法ができ、集団的自衛権行使に向かっている中で、政権党からの圧力を感じさせる動きが相次いでいることに恐ろしささえ感じる。Yahooニュースに一部放送局では自主規制が行われていると書いてあった。本当ならパワハラが効いているということである。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年4月17日 (金)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑧

 もしタバコがなかったら肺がんはまれな病気であっただろう。同じように炭水化物の食事を摂らなければ肥満もまれになっていたであろうと言っている。

 さらに糖尿病、心臓疾患、認知症、ガンなど、関連性のある他の症状もきっと、めったにない症状になっていただろう。

 さらにあらゆる疾患を回避するという観点から、「糖尿病」がポイントだという。どうやら著者は、「糖尿病」を最もカギとなる疾患とみているようだ。そして前にも取り上げたように糖尿病が脳の認知機能の低下や認知症発症のリスクと深い関係があると指摘しているのである。

 さらに認知症だけでなく、集中力を乱し、チックやうつ病のような障害のもとになり、慢性的な頭痛や偏頭痛の原因にもなるという。(P.200)

 こうしたものは糖質やグルテンたっぷりの炭水化物を摂ることから起こるのであって、食事からグルテンや糖質を取り除く生活をすれば、脳の病気を軽減するための何よりの確かなやり方であり、「糖尿病」を防ぎ、治すこともでき、どんな薬物療法より優れているというのだ。

 グルテンはまた、一般的な精神障害である不安障害から、統合失調症や双極性障害のような病気にも関係が深いことが明らかになってきているという。グルテン過敏症の母親から生まれた子供の50%以上が、後の人生において統合失調症になりやすいという。(P.217)

 低炭水化物、高脂肪の食事はうつ病ばかりでなく統合失調症の症状も改善することがわかっているそうだ。一般的な頭痛でさえも食事を変えるとなくすことができるという。

 グルテンフリーの食事療法だけで、神経系の病気を治せる、または軽くできるということはとてもよいニュースだと述べている。

 多くの人たちは直ぐに薬に頼ってしまい、まったくお金をかけずに生活習慣を少し変更すればいいだけの治療法に気づいていない。多くの人は食品を替えるだけで問題を解決できる。最終的には薬を絶ち、薬に縁のない生活をエンジョイできるという。(P.230)

 ここまで著者はいろいろな研究事例を引用していろんな角度から説明を試みている。ある意味では整理されてなくて分かり難い面もある。

 しかし、あえて極端に単純化してしまえば、「糖尿病は危険因子ですよ。脳の働きに大きな影響を与えますよ。糖尿病や他の多くの疾患の原因を作っているのは炭水化物と糖の摂りすぎですよ。それを減らして脂肪をもっと多く摂りなさい。つまり低炭水化物、高脂肪食が一番良い処方箋ですよ」ということである。

 そのためにはどんな食品を食べればよいか、何を減らさなければいけないかを最後の方で書いている。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月16日 (木)

残念な歴史的投票率の低調さ

 4月12日の統一地方選挙前半戦は歴史的低調で、道府県議選は全国平均46%、愛知県議選は38.5%、名古屋市議選は36%に過ぎなかった。何とも情けない数字である。新聞は民主主義が危機であると指摘していた。

  いったいどの年齢の層の棄権が多かったのだろう。前回の衆議院選から私は若い人たちだと想像するのだが、これまでのところ新聞には分析が出ていない。

  低投票率は自民党、公明党、共産党に有利であったと朝日新聞は書いている。とりわけ目立つのは、道府県議選で40県で過半数を制した自民党である。

  今回の道府議選の結果を見て、自民党と安倍政権は国会での安保法制関係の審議をしゃにむに進めると宣言した。大阪では維新の党が第一党の議席を獲得し、兵庫でも多数を得たので、安倍政権は維新の党に期待をして、憲法改定もやりやすくなったとみているようだ。

 高齢者は投票にいけない人もいるだろうし仕方がないが、もし若い人たちの棄権率が高いとしたら、投票権を18歳に引き下げるというのもどうかと思われる。

 私が若いころは安保闘争とか労働組合活動が盛んで、ベトナム戦争反対運動などもあり、政治に関心を持つ人が多く、集会もデモも盛んに行われ、議論もよく行われた。それが多分、高度成長以後辺りからかだんだんとノンポリが増えて行った。美濃部都知事や本山名古屋市長が当選する辺りまでが境で、それ以後社民党の衰退もあり、政治への無関心が広がって行ったように思う。

 今回の統一選挙でも社民党は惨めであった。民主党もさっぱりで、政治的無関心層の増大と関係がありそうな気がしてくる。そんななかで自民党にはっきりと対峙をして共産党が一定の支持を拡大したのがせめてもの救いであった。

 政治や社会に無関心な層が増えることは民主主義の衰退であるという指摘はその通りだと思う。せっかくの、唯一の投票権という政治参加の行使をしないのは余りにも自己中である。オーストラリアだったか、投票をしないと罰金が課せられる国があったが、日本もそのくらいのことをすべきだと思う。

 またインターネットでの選挙運動をもっと自由にして、若者たちの関心を呼び覚ますべきである。みんなが無関心である間に日本の軍事化がどんどん進み、気が付いたら戦前のように軍事国家となっていたでは遅いのだ。

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月15日 (水)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑦

 穀物や炭水化物は血糖値を上昇させ脳に炎症を起こす原因のひとつとなるという。人間の気分や脳の主要な調整因子である神経伝達物質の、セロトニン、エピネフリン、γアミノ酪酸、ドーパミンなどが、血糖が上昇すると直ちに減少するそうだ。

 神経伝達物質などを生成するのに必要なビタミンB複合体が使いつくされる.マグネシュウム値も減少し神経系と肝臓の機能に支障をもたらすという。(P.133)また「糖化現象」と呼ばれる反応が起こる。(P.134)

 米国では、1994年に米国糖尿病学会が、カロリーの60~70%を炭水化物から摂取するように勧めて以降2007年までに、糖尿病の患者数は、倍増していてその後も増えている。

 糖尿病に罹ると、アルツハイマー病にかかるリスクが2倍になるので危機的だというのだ。これは1911年に日本の研究者によって発見されたという。糖尿病と認知症の関係についてはP.136に書いてある。

 食事で得る脂肪ではなく、炭水化物が体脂肪を増加させ体重を増やすという。そのメカニズムは、食事に含まれる炭水化物(糖質、デンプンなど)が体内でグルコースに変わる。それにより、膵臓に対し、血中にインシュリンを分泌するよう指令がでる。

 インスリンはグルコースを細胞内に送りこみ、グリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄積させる。

 また、おもに体内での脂肪蓄積を促進し、肝臓や筋肉にそれ以上のグリコーゲンが蓄積できなくなると、体脂肪に合成するというのだ。

 牛や豚を太らせるのに、脂肪やたんぱく質ではなく、炭水化物のコーンや穀物などを与えることを考えてみよと言っている。(P.138)

 いつも炭水化物をたっぷりと食べていれば、その結果、インスリン値が上がりつづけ、体脂肪を燃料として消耗しない。体脂肪を蓄え続けて肥満体となるのだ。

 糖尿病患者の血糖値を下げるには、低炭水化物の食事がインシュリン感受性を改善させる。「Ⅱ型糖尿病」には炭水化物を減らし脂肪を摂ることが勧められるようになりつつあるという。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月14日 (火)

日経平均は15年ぶりに20000円にタッチしたが

 4月10日の東京証券市場は15年ぶりに日経平均が2万円にタッチしたというので大騒ぎである。私は分刻みのグラフを覗いてみたが、瞬間に20001円を付けただけであった。たった2円である。しかも瞬間タッチなのだ。

  今のシステムは、1/1000秒の世界と言われるからそれこそ言葉では表現できない短い時間であったと思われる。それでも2万円ラインにタッチしたのだから、世間は2万円になったと騒いでいるのだ。

  たまたま見た朝のモーニングサテライトのコメンテーターは、2万円を超えて上がるようなことを予想していたが、それは当たらなかった。以後は下がってもたもたと横ばいに動いた。

  朝日新聞によると、2万円にタッチした理由を4つ挙げている。

  ①円安   ②原油安   ③GPIF,日銀などの公的マネー、  ④世界的な金融緩和

  そして大見出しは「公的マネー、株高下支え 年金運用資産が流入」となっている。つまり年金積立管理運用独立法人(GPIF)や日本銀行、ゆうちょ銀行などの金を指すと言っている。

  もともと株高を命とする安倍政権だから、株高を演出するためにはやりたいことをやってきた。異次元の金融緩和がそうであったし、GPIFの資金を株式市場に回すというのも、もしやの危険性を指摘されながら昨年は3兆円も実施された。

  その他に日銀が上場投資信託(ETF)を今年約8300億円購入するということもやっている。

  内需と輸出関連が「両輪」で特に内情銘柄が値上がりしていると朝日の記事は書いている。例として大丸・松坂屋の好調ぶりとあげている。私は松坂屋美術館の優待が欲しくてフロントリテーリングの株を持っていたが、高い時に買ったので塩漬けであった。それが買値にきたので一旦手放したら、何とそれ以後350円以上値上がりし、買い戻しができなくなってしまった。

  原油が安くなりだしたときに、原油安で株が下がる言われて確かに一時下がったこともあったが、不思議でならなかった。以前原油が上がったときに原油高が株価に悪影響と言われたからだ。それが朝日の記事では原油安が追い風だと書いている。素人目にはそちらの方が当たっていると思うのだ。

  世界的な金融緩和で世界各国の株価が上がっているという。「世界同時株高」だそうだ。問題は株価が上がっても、それが株にあまり縁がないか、無縁の庶民の生活には関係がないということだ。

  一部の富裕層や株を手掛けて運用している人とか、株高で時価総額が倍増した企業などはウハウハであろう。

  百貨店などでは高額の品がよく売れるというが我々にはピンとこない。第一私は百貨店には買い物に行ったことはないのだ。安いスーパーで安い食料品や衣料を探すのが関の山である。むしろ円高でデフレの方が有難かったのだ。

  安倍政権はインフレ政策を進めているので、円安、株高は続くのかも知れない。年金生活者にはインフレは金が目減りするので困るのだ。年金が減らされたのにその上に金の値打ちが下がるのは真っ平御免である。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月13日 (月)

無料ソフトで楽譜を書こうとして苦労した

 知人のKMさんが、自作の詩に曲をつけてほしいと言われて、Sさんの紹介でKR先生にお願いした。半年ほど経ってようやく曲がついて歌となった。

  その楽譜は手書きであったのでSさんがワープロできれいに清書してくださった。でもワープロは大変手間がかかるということであった。

  そこで私はネットでフリーの楽譜作成ソフトがあるかどうか調べた。するとMuse ScoreというのとFinaleNotepad2012というのが見つかった。MuseScoreの方を取り上げているblogなどがたくさんあり、初心者でも使えるソフトとして紹介している人もいたのでそれをダウンロードした。

  使い方を説明しているサイトもあり、それを読んでみたがあまりよく分からなかった。それでも多少は参考になった。

  そこでいざ楽譜を作り始めたのだが、これが非常にやりにくいのだ。音符を五線の上に置いて行っても他の音符を書くといざったり、休符を入れると動いたり・・・・と大変であった。一番困ったのは、間違った音符が削除できないことであった。結局三時間ほど苦闘してそのソフトを使うのは無理だと思いやめてしまった。

  有料と無料のソフトを比較して表にしているサイトがあった。それによると有料のものは7000円台から10万円ぐらいまであることが分かった。無料のものは先のMuseScoreとFinaleNotepad2012だけを取り上げてあった。後者は転調の楽譜を作れないようであった。

  次の日FinaleNotepad2012をダウンロードしてみた。使うには登録をしてアンケートに答えてシリアル番号をもらう必要がある。

 チュートリアルがあって、それで基本的なことを一通り教えてくれる。このチュートリアルとマニュアルはいつでもヘルプから見ることができる。チュートリアルを見て、さらに機能マニュアルと操作マニュアルにざっと目を通した。

 デスクトップにアイコンができているので、それをクリックして開いた。最初に出てくる画面はバージョンアップなのでそれは×で消した。そして指示に従って作るのだが、最初は曲名と作曲者を入れる。作曲者は入れても入れなくてもよい。

 次に、楽器とか五線譜を選ぶ。歌だけなら五線譜でよい。伴奏を入れたければ鍵盤楽器を追加するとその五線譜が出る。それから拍子を選び調を選ぶ。調子記号は選択で簡単に入る。

  音符や休符などは上部にあるものをクリックして五線上にもってくるのだ。楽譜を書くときは「表示」で200%を選ぶとやりやすい。間違えた音符や休符の削除は「消しゴム」で消す。

 歌詞や注意書きなどは簡単に入れることができる。

 どうしても分からないのは、弱起の曲で第1小節に音符が1つとか2つのとき、休符が入ってしまうことだ。休符を消しゴムで消してもまた復活してしまうのだ。それと二重線の入れ方が分からない。また、横に線を引いて1とか2とか書くのもどうやればよいか分からない。

 さらに欠点は、「転調」ができないことだ。「転調」するには改めてその部分を作るしかない。ただし、「移調」は簡単にできる。

 小学校唱歌のような楽譜なら初心者でも簡単にできるようだ。Sさんに教えたら夢中になってますというmailが来た。

 ちなみにSさんはWORDできれいに楽譜を作っているのだが、ネットで調べたらWORDでは楽譜は作れないと出ていた。不思議である。

 ※Finale Notepad2012のホームページ

 http://www.finalemusic.jp/products/notepad/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月12日 (日)

ネットで読んだ「来日中国人が日本を見て見直したこと」

 前にも取り上げたのだが、春節や清明節の桜見物で日本を訪れた中国人が、日本に来る前に持っていた日本観を変えたという記事をネットではたくさん見つけることができる。

  日本に来て「爆買い」というほどの金を落としてくれるのも有難いが、それ以上に嬉しいのは日本を見直してくれることである。

  「日本鬼子(リーベングイズ)」と教えられ、信じていた母親が感じたことは、まず、清潔さだったという。ゴミ収集車のガラスさえきれいであったのにも驚いたというのだ。日本人の礼儀正しさにも驚いたという。

  地下鉄に乗るとき乗り方が分からないので、この母親を連れた女性は、券売機の傍で様子を見ることにした。すると中年の女性が近づいてきて尋ねたという。日本語が分からないのでノートに書いて行きたい場所を伝えると、女性は路線図を指さして切符の買い方を教え、一緒に乗ってくれたそうだ。

  乗換駅でさらに切符を買うのを手伝てくれたのだが、小銭を探している間に、女性は自分の金で切符を買ってくれたという。そしていくら言っても代金を受け取らなかったそうだ。日本人はみな友好的で感動したというのである。

  春節のとき京都を訪れた人はレストランで食事をしたとき、最初テーブルの右側にフォークやナイフがセットされたが、その人が左利きだと知ると左側に置き直してくれたという。中国では30年間に1度もそのような待遇を受けたことがないと驚いたそうだ。

  別の中国人は、観光バスが路上で故障して路肩に止まり、渋滞してしまったとき、運転手はすべての車に頭を下げて誘導していたので驚いたという。

  さらに落とした財布が交番に届けられて戻ってきたことを紹介した人もいる。中国のテレビや映画で描かれているのと実際に見た日本の違いに衝撃をうけたというのだ。

 日本のコインランドリーに感心したというのもある。いろんな人が使うのに清潔だということや、もし中国だったら一晩で無くなったいるというのである。中国では自販機は店の中に置いてある。

 日本でデリバリーのサービスを頼んだら、配達には40分ぐらいかかりますと言ったのに実際は20分ぐらいできた。そして配達した人が「申し訳ありません。お待たせしました」と言ったと驚いている。レシートには配達時間が分刻みで書かれていたことにも驚いている。

 また、こんなのもある。「客観的に言えば、日本は世界の先進国であり、同時に中国文化をはじめとする古き良き伝統を保存している国」と紹介し、「その上豊富な観光資源を持つ日本は、中国の観光客にとって魅力的な国」だと指摘している。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2015年4月11日 (土)

天皇・皇后両陛下のパラオ共和国慰霊の旅に思う

 天皇・皇后両陛下は4月8日からパラオ共和国を訪問し、激戦地のペリリュー島で戦没者慰霊碑に花束を捧げて慰霊をされた。

  朝日新聞によるとパラオ・ペリリュー島の戦いは忘れられた戦いと称されてきたという。日本軍約1万人が犠牲となり、生存者は僅か33人だったのだ。米軍も約1700人が戦死したというのにである。

  渡辺侍従長の話によると、「戦争を知らない世代が増え、次第に戦争が忘れられていく、陛下には焦りにも近い気持ちがあるのでは」ということだ。

  戦後70年の今年の年頭所感で、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なこと」と訴えた。

  今回のパラオ行きに際しては、「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならなと思います」と語った。

  今回のパラオ訪問は、戦争の記憶が風化することへの危機感を、身をもって示したのだ。

  父親を亡くした田中恭子さんはペリリュー島に出かける前に、朝日新聞の記者に、「両陛下の訪問で、より多くの日本人にも、この地で多くの日米の兵隊さんが亡くなったことを理解してもらえると思う」と語った。

 その通りで新聞やテレビで詳しく報道されたので、パラオ・ペリリュー島の名とそこでの悲劇について多くの国民に訴えることができた。

  遺族や生き残った人がテレビで話していたのは、戦争は絶対にやってはいけないということであった。砲弾や銃弾が飛び交い炸裂する中での地獄の戦闘はそれを経験したものしか分からないことである。私たちはどう想像力を働かせても無理である。テレビで当時の映像を見ることで過酷さを知ることはできるが、あくまでも間接経験でしかない。

  しかし過去の戦争の歴史や実際を学び、戦争はしてはならないとしっかりと胸に刻みつけることは大事である。

  安倍政権は過去の歴史に学ぼうとせず、憲法九条を勝手に解釈し直して、戦争が出来る国にしようと大わらわである。今国会中に安保法制関係の整備をすると意気込んでいる。現在の与野党の勢力差では簡単に通ってしまうであろう。

  天皇は政治的発言はできないが、パラオ慰霊訪問によって態度で示されたと言えなくもない。我々も戦争の犠牲者に思いを馳せて平和希求の決意を新たにすべきである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月10日 (金)

米ビュー・リサーチ・センターの日米世論調査を見て

 米国のビュー・リサーチ・センターという世論調査機関が、日本と米国で行った世論調査についての記事が、8日の朝日新聞に出ていた。

  それによると、日本のアジア太平洋地域での軍事的役割について、米国では約5割の人が「より積極的に役割を果たすべき」と答えた。一方日本では、約7割が「制限すべきだ」と役割の拡大を否定的に見ていると分かった。

  アメリカは湾岸戦争の時から日本が積極的に自衛隊を海外へ送り出すことを望んでいて、その時は日本は巨額の金を出して、それ以後もイラク戦争ではサマワに兵を送り、アフガニスタン戦争のときにはインド洋給油と、アメリカの要請に自衛隊の活動を拡大してきた。

  アメリカは自ら始めた大義名分のないイラク戦争とその後のアフガニスタン戦争で、多大の犠牲を払って国民にも嫌気が広がっている。経済的負担も大変である。それで何とか日本を引っ張り出そうと躍起になっているのだ。

  この調査では日本国民の約70%がアメリカ追随で役割を拡大することに反対しているにもかかわらず、安倍政権はアメリカの要請に応えるべく、憲法違反の集団的自衛権行使閣議決定をし、それの基ずく安保法整備をしようとしている。朝日新聞によると、これもあの「On the boot」と言ったアメリカのアーミテージ氏が関係する政府機関の要請の通りなのだという。

  また、米国の原爆投下について、米国人の56%が「正当化される」と答えている。正当化されないは34%であった。日本人は79%が「正当化されない」であった。

 戦争をやめさせるのに原爆投下は正しい選択であったというのは戦後のギャラップ調査では80%あり、それがアメリカ人のコンセンサスであった。

 私の考えは以前にも書いたように、原爆投下だけに矮小化してはならないということである。日本全国の都市や一部農村にまで無差別のじゅうたん爆撃をして無辜の市民を殺傷し、街を焼き尽くしたことは原爆投下以上の残酷さである。それについてアメリカは一度も日本に謝罪をしていないのだ。

 戦勝国だからと言って免罪にされるのはおかしい。悪いことは悪いと反省し、謝るべきである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 9日 (木)

テレビの威力?

 3月の下旬にいつもモーニングを食べに行くCafe Vitaへ行ったら、メーテレの取材クルーが来ていた。

  モーニングを食べていると感想を聞かれた。他の客も感想を聞かれていた。メーテレが直接取材に来たのではなくて、番組製作会社だと言っていた。

  放映は3月30日の火曜日の夕方の「UP」だと言った。どのように編集されているのか楽しみであった。

  当日は英語会話のクラスがあったので、録画予約ををして出かけた。教室で待っていると突然lineにメッセージが入った。

「メーテレ見てたらカフェビータでインタビューされてました!あっ 終わった~!」という生々しいものであった。

 他の人から「はよいって。動画録らなかったの~」「車の中で音声だけ聞いてました」などの反応があった。

  ボランティアに行くと「テレビに出てたのあなたでしょう?」と言われた。その午後マジッククラブに行くと、1人の人から「テレビに出ていたのみたわよ。かっこよかった。何処にあるか詳しく教えて」と言われた。もう一人の人からも「テレビで映ってたでしょう?行きたいから教えて」と言われた。ちょうどiphoneに動画を撮ってあったのでそれを見せ、Googleで検索して地図を見せた。

  その次の日、高校の同期会に行ったら、「テレビにあんたによく似たのが出てたけどあんたか?」と言われた。

  そして4月7日の朝、7時過ぎに突然Aさんから電話があり、「今あなたがテレビに出ているのを見たわよ」と言った。私は何のことか分からず、「テレビに出たのは1週間ぐらい前の話だけど」と言った。先方は、「今出てた」と言った。それで電話を切ってからテレビをつけたら、メーテレで「Cafe Vitaは今日火曜日はお休みですから気を付けて下さい」と言って番組が終わるところであった。

  「UP」で放送されたものが朝の番組で再放送されたのだと分かった。それにしてもテレビの威力はすごいと改めて思った。

  ちなみにCafe Vitaのモーニングは、下記のアドレスで見られる。朝8時から午後2時までモーニングが食べられ、コーヒーはお代わり自由で600円である。マスターの手作りの栄養を考えた料理が8品が一部日替わりで出る。

 https://ja-jp.facebook.com/cafevita.nagoya

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 8日 (水)

久しぶりの同期会に出て

 松坂市に住むS君の音頭取りで久しぶりの高校同期会を持った。私の出身高校は、今や熊野古道で有名な新宮高校である。学校はサッカー日本代表のロゴの八咫の烏にゆかりのある神倉神社の、ご神体ごと引き岩という巨岩の真下にあった。

  その高校の同期で愛知と三重に居住するものが時々集まっているのだ。今回は大阪からも2人参加した。会場は四日市の札幌カニ本家であった。四日市は距離的に名古屋と伊勢の間に位置するのでそこにしたのだ。

  近鉄名古屋駅を10時41分の急行に乗った。四日市に着いたら11時14分で、会場は駅前にあるので11時半の集合時刻には間に合った。すでに4人来ていてやあやあと挨拶をした。KS君がいきなり「お前年取ったな」と言ったのでショックであった。でも何年か振りなので年を取るのも当たり前でみな前より老けていた。

  幹事のHS君の「健康が第一。あの世に金は持っていけないからせいぜい使って長生きしよう」という挨拶で始まった。

  この日集まった連中は女性も含めてみな酒が飲める者ばかりであった。まず生ビールの中ジョッキで乾杯をした。

  参加できなかった一人の女性のTさんは最近心筋梗塞をやり退院したばかりだと紹介された。ご主人が車いす生活で介護疲れなのだろうと話し合った。

  大阪から来たSK君は、「みんな無料の高齢者健康診査を受けているか」と切り出し、健康診査の血液検査で心臓に異常が見つかった話をした。大きい病院で心臓カテーテルで血管の通り道を作ったのだと言った。2か所やったそうである。

  女性のOさんは、子宮がんで子宮を摘出したそうだが、その後元気で毎週2~3回プールに行き、500m泳ぐと言った。私はびっくりして「この間オーストラリアに行って久しぶりに海水浴をしたが10mも泳いだらアップアップだったよ」と言った。Oさんの話では85歳の男性で毎日3km泳いでいる人がいるという。

  名古屋のY君は最近医者に行ったら即入院と言われたと話し、4日入院したという。同じ病院に奥さん入院中で今は一人で身の回りをやっているので大変だと言った。

  幹事のHS君は14年前に腎盂ガンの手術で腎臓を摘出した。その頃「俺はあと何年生きられるか分からないからやりたいことをやるんだ」と言っていた。驚いたのは集まった中でいちばんたくさん酒を飲んだことだ。

  S君も10年前に白血病で入院し奇跡的に助かったのだ。一緒に旅行をしたとき松本でその話を聞いて驚いたのだが、この日はすこぶる元気で杯をあおっていた。

  みんな酒が強いのに、私が晩酌で2合飲むと言ったら、みんなが「エッ?!」と言って私の顔を見た。こっちが驚いて「そんなに飲んでるのに」と言うと、普段家では飲まないのだと言っていた。健康を考えているのだなあと感心した。

  K君は医者なのに杖をついているとかO君は車椅子で参加できないと言ったとか、消息はみな老齢化のことばかりであった。この日集まったのは8人だったがこうして集まって酒を酌み交わせる幸せを感じた日であった。

 私の出身校は総合高校で普通科、商業科、建築科、土木科があり、建築科以外いの者が集まり楽しく語らい合った。

 

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 7日 (火)

山崎拓元自民党副総裁を見直す

 4月3日の朝日新聞朝刊の「耕論 『イラク派遣の教訓』」に、当時自民党幹事長をしていた山崎拓氏が語っていることは非常に理に適い素晴らしい。

 山崎氏は米国のパウエル国務長官の説得を受けて、「イラクに大量破壊兵器がある」というのを信じて日本もアメリカに同調したが、それは間違いであったと述べている。米国追随主義の典型であると語っている。

 イラクの大量破壊兵器については後にパウエル氏も間違いを認め、ブッシュ元大統領さえなかったと言っている。

 山崎氏は、イラク戦争という力の裁きの結果、「イスラム国(IS)」という鬼子が生まれたとも言えると言っている。ISの製造責任者は米国であり、間接責任は小泉元首相にも私にもあるという。その通である。フセイン統治で安定していたイラクに言いがかりをつけて侵略したのは間違いであったのは誰の目にも明らかである。それがISをのさばらせる遠因になったのだ。

 自衛隊のイラク派遣は、日本が軍事力を外に向ける一歩を踏み出したことは間違いないと言っている。イラク派遣の総括をせずに安保論議をして自衛隊をもっと活躍させようという方向に向かっていると指摘し、安倍政権の姿勢に強い危機感をもつと述べている。

 安倍政権がやろうとしていることは、今までの安保政策を180度変えるもので、地球の裏側まで自衛隊を派遣できる恐ろしい広がりを持っているというのだ。これほどの転換は憲法9条を変えてからやるべきものと述べる。正論である。

 安倍首相の軍事力を背景にした積極的平和主義を批判し、戦後70年間平和を維持してきた以上の平和主義はないとはっきり言っている。

 集団的自衛権行使閣議決定はまさに「アリの一穴」だと指摘する。今回の安保法整備は、米国の「番犬」となるための法整備となりかねない。「番犬」として米国の中東の戦争に自衛隊が巻き込まれるのは馬鹿げているという。

 集団的自衛権でより多くの国と安全保障協力をすれば日本の安全が確保できるというのは間違いであるという。

 最後に「他国の戦争に出て行かないことこそ本当の平和主義。積極的平和主義の美名の下に軍事力で国際貢献するより、他国が『日本のようになりたい』と思う良い意味の一国平和主義を目指すべきだ」と述べている。

 私は、自民党に山崎氏や古賀氏や野中氏のような集団的自衛権行使容認と安保法制整備に危惧を抱く人がいなくなったのを実に残念だと思う。この人たちはまともな感覚の持ち主である。自民党だけでなく似非平和の党の公明党にもいないのが情けない。

「山崎拓 画像」の画像検索結果

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 6日 (月)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑥

 脂肪が多い食事が心臓疾患によくないと言われ出したのは、1956年頃からで、米国心臓協会は「賢明な食事」の推奨をした。バター、ラード、卵、ビーフを、マーガリン、コーン油、チキン、冷たいシリアルの置き換えるように求めた。

  1970年までにこの脂質仮説は広く認知されていった。核心は、コレステロールは冠動脈疾患を引き起こすという断固とした主張であった。(P.130)

  1977年に米国上院の栄養および人間のニーズに関する特別委員会が「米国の食事目標」を発表した。脂肪の摂取をへらし、高コレステロールの食べ物を避け、「動脈を詰まらせる」飽和脂肪は、特に悪とみなされた。(P.131)

  米国でよいとされたことはすぐに日本へも伝えられたから、マスコミ等で広められ、私も油や卵やイカやカニなどの高コレステロールの食物には今でも気を使っているぐらいだ。

  製薬会社は脂質低下の医薬品に力をいれるようになったという。そういえばテレビで脂肪を燃やすお茶などが盛んに宣伝されている。

  米国保健当局は、脂肪を、炭水化物や加工された多価不飽和脂肪の植物油に替えることを奨めるようになった。そして人々はどんな脂肪ならよいのかと右往左往しているという。

  ドナルド・W/ミラー博士は、2010年に出版した「低炭水化物、高飽和脂肪の食事による健康上の利点」で、「60年に及んだ、『低脂肪・高炭水化物」の食事の時代は終わるだろう。炭水化物を多く摂りすぎることでの健康への破壊的な影響がもっと広く認知され、飽和脂肪の健康への利点がもっとよく認められるだろう」と述べているそうだ。(P.132)ちなみに博士は心臓外科医である。

  実際、最近の30年間に、「低脂肪、低コレステロールの食事」によって血清コレステロールを下げれば、心臓発作や死亡率を下げることを明確に示す研究は発表されていないというのだ。

  今ホタルイカが旬である。私はホタルイカを買って来てコレステロールを気にせずに食べた。バターよりマーガリンと言われていたが、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれているからよくないとされ、バターが見直されて品薄となっている。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 5日 (日)

フィガロの結婚ハイライトコンサートを観た

 4月2日に名古屋市東文化小劇場で「フィガロの結婚―ハイライトー」コンサートがあった。これはコンセルヴァトーリオ名古屋二期会のバーゼルコース修了コンサートであった。

  後で知ったのだが、マスターコース修了コンサートというのもあって、こちらは同じ劇場で4日(土)、5日(日)と開かれる。

  「フィガロの結婚」は学生時代に名古屋市公会堂で日本語版のものを観たことがある。その時は大変面白かったのだが、残念ながら電車がなくなるので最後まで観ることができず、残念な思いをした。

  それ以後いつかもう一度観てみたいと思っていたのだが果たせなかった。2か月ほど前にこのコンサートを紹介されて見に行くことにしたのだ。

  修了コンサートだから、てっきり日本語だろうと思っていたら、原語(イタリア語)だと分かりあわててネットで検索をしたら、日本語訳のシナリオを見つけることができた。

  それで日本語のものを読んだのだが、はっきり言って意味が分からなかった。フィガロとその結婚相手のスザンナと伯爵と伯爵夫人など10人ぐらいが絡むのだがごちゃごちゃしているのだ。

  簡単に言ってしまえば伯爵がフィガロと結婚をするスザンナを領主の初夜権でものにしようとするのだが、伯爵夫人がそれを止めようとスザンナと一緒に策略をするということのようであった。

  当日は良い席をと思って開場30分前に出かけたら一番であった。開場までに並んだのは10名ぐらいだったのでがっかりした。

  字幕が横一文字幕のところに映るというので真ん中より後ろの席の中央にした。開幕すると舞台装置は何もなく椅子が一つ置いてあった。アルマヴィーヴァ伯爵の1室という設定であった。

  特に衣装をつけていることもなく、演奏はピアノとチェンバロであった。ただ身振り手振りはつけて演じていたのでよかった。上の方にある字幕を読みながら舞台の演技を観た。

  出演者は若手が多く音大出身者なのできれいな声で堂々と歌っていた。普通の合唱と違って別々のセリフをメロディーに乗せてダブらせていることが多く、それがよかった。

  若い人たちが一生懸命演技をし歌っているのも好感を持て楽しい2時間であった。あらかじめ日本語訳を読んだあったので字幕を見てもよく分かった。字幕付きはこれで2回目だが原語だけでは分からないので助けになる。

 ハイライトなので6時から始まってちょうど8時に終了した。いつか全編を観てみたいものである。 

フィガロの結婚対訳サイト:

http://www31.atwiki.jp/oper/pages/15.html

フィガロの結婚相関関係図

http://my.internetacademy.jp/~a30505005/La-nozze-di-Figaro.html

Fullsizerender

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 4日 (土)

医師が講演等で製薬会社から多額の謝礼金をもらっていたという

 4月1日の朝日新聞朝刊の1面トップ記事は、「医師、製薬72社から300億円」という大見出しであった。

  国内の製薬会社72社が、2013年度に医師へ支払った講演料や原稿料を公表し、朝日新聞が集計したのだ。

  それによると、のべ約10万人の医師に計35万件の講演などで総額約300億円が支払われていた。1千万円を超えたのは184人で、最高額は河盛隆造順天堂大特任教授の4747万円だった。

  医師が製薬会社の講演会の講師となり、講演料としてもらうのが8割の251億4千万円、次いで新薬開発などのコンサルタント料33億円、他に原稿料15億3千万円だそうだ。

  医師の中には、講演の中で薬の名を繰り返し強調する場合が多いという。以前「精神科医は今日もやりたい放題」という書物を紹介した折、精神病治療薬製薬会社が精神科医と結託して大儲けになっているということを取り上げた。同じ問題はアメリカでも起きており、アメリカの場合は長期にわたってネットの動画サイトで克明に告発されている。

  高血圧の降下剤についても、「高血圧はほうっておくのが一番」という本の中で、降下剤が製薬会社の儲けの対象となっており、医師とたくみに結びついて、不要な降下剤を処方されていると指摘してあった。高血圧の場合、基準が最近まで130mm~80mmで、ある学会(名前を忘れた)から、147mm~95mmでよいと言われて改訂され、現在は140mm~90mmとなっている。つまり先の本の著者が指摘するように、高血圧患者は医師と製薬会社によって作りだされていたのである。

  同じようなことが、糖尿病についても言われている。例えば私が現在紹介している「いつもの『パン』があなたを殺す」の中で、糖尿病治療薬が医師と製薬会社の儲けになっていて患者が犠牲になっていると指摘している。

  興味深いことに、多額の講演料等をもらっている医師は第1位の河盛教授、第2位の小田原直人東京医大教授(3971万円)、第3位の加来浩平川崎医大特任教授(3719万円)、第4位の山岸昌一久留米大教授(3596万円)までが糖尿病を専門とする医者であることだ。

 糖尿病は治療困難な病気とされ、アメリカでは年々激増しているし、日本でも増加の一途である。だから治療薬の開発も盛んなのだろうし、儲けも大きいのであろう。

 河盛教授は「手元に残るのは税金を引いて半分」と言っているが、それでも2400万円ほど残るのだ。何とも羨ましい話である。

 大事なのは、その薬が確実に治療できるのならよいが、作られた病気のためになっているとしたらとんでもない話である。高血圧のように合法的に作られているとしたら・・・・。先の本や日本人が書いた「炭水化物が人類を滅ぼす}でも、糖尿病は炭水化物や糖を控えれば予防できるし、治せると断言している。

 英国製薬大手のグラクソ・スミスクラインは2016年1月から医師への講演料の支払いを中止するという。どの製薬会社も同じ歩調をとってほしい。

 

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2015年4月 3日 (金)

山崎川夜桜照明の不粋な消灯

 3月終わりの31日は山崎川の桜が満開となり、しかも暖かくて風もなくこの上ないお花見日和となった。

 私は早朝にカメラ持参でウオーキングに行き、朝の光の中の桜をたくさん写してきた。日中はあいにく出かけることができなかったが、夜は英会話クラスの仲間と夜桜を見に出かけた。

 クラスが終わったのが20時半で、その後大急ぎで2台の車に分乗して行った。昨年は夜桜の照明が9時で消されてがっかりしたのを覚えていたからだ

 現地に着くと20時45分であった。「急がないと消されてしまうよ」と言って、速足で鼎橋のところまで行った。ライトアップされた桜は本当に見事で光の中で花が白く輝いていた。

 橋の上や歩道は夜桜見物の人々で溢れていた。人とぶつかりながら肩越しに写真を撮った。一人の女性に頼んで集合写真のシャッターを押してもらった。フラッシュを使ったのできれいに撮れていた。

 鼎小橋へ行こうというので急いで行ったが、橋の上はこちらから行く人、向うから来る人で歩くのもままならないくらいであった。みんな橋の上で立ち止まって写真を撮ろうと懸命であった。消灯が予想される9時までにあと5分もなかった。

 見物の人たちは満開の白い輝きを楽しんでいた。橋を渡ってたもとの桜をきれいだと愛でていたら突然ライトアップが消され街路灯だけの暗い空間に変わった。先ほどの美しい桜はしょぼくれて見えた。

 私たちは余りの不粋なやり方に文句を言いあった。一人が住民の苦情が多いので消されるのだと言った。その辺りは市大薬学部があり一般の住居はすくなかった。

 この夜のもの夜桜を楽しもうという凄い人出だから、気を利かせてあと30分でも消灯を遅らせてほしいと思った。住民への配慮も必要だが市民が溢れるほどの中での消灯は如何にも不粋である。臨機応変の対処ができないものかと思った。 

Cimg9846


Cimg9852


Cimg9853


Cimg9855


Cimg9856

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 2日 (木)

辺野古作業停止認めず―そんな手があったのか

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設作業を中止するよう、沖縄防衛局長に求めていた翁長沖縄県知事の指示が、効力を一時的に停止された。

 翁長知事の指示に対して、沖縄防衛局長は行政不服審査法に基づき、農林水産相に指示の効力を止める執行停止を申し立て、同時に指示の取り消しを求める審査請求もしていたというのだ。

 翁長知事は、「国が申し立てをし、同じ国が審査をする対応は、公平公正に行われたのか理解できない」と述べたという。国同士だから、同じ政府の中同士だから、防衛庁側に不利な対応をするはずがないのは当たり前だ。

 林農林水産相は、移設作業を止めれば事業業が大幅に遅れて、普天間周辺の危険性や騒音が継続し、日米間の外交・防衛上の重大な損害が生じるという、政府側のもっともな言い分で執行停止を判断した。

 もともと市街地に基地を作ったのだから危険なので、沖縄県民が撤去を求めるのは当然の理である。アメリカ軍はさっさとグアム島などへ出て行くべきであったのだ。

 普天間基地を辺野古へ移設するというのは、沖縄県民の長い間の苦しみと理解しない国の勝手なやり方である。自民から共産まで幅広い県民の支持を受けて、辺野古移転を止めるために知事になったのだ。それを行政不服審査申し立て法というのを使って知事の指示を停止させられたとは・・・・・知事の心中、県民の無念さは察して余りがある。

 こういうやり方について、共産党の仁比聡平参議院議員は、参院予算委員会で「行政不服審査申し立て法は、国民の権利、利益の救済を図るもの」と指摘し、「法を曲げてでも(作業を)強行するのは直ちにやめるべきだ」と安倍総理に迫った。それに対して首相は、国や地方自治体も私人と同じであり、問題はないと強調したのだ。

 作業は30日も、菅官房長官の言葉通り、「粛々」と進められたのだ。私はこの「粛々」という表現が嫌いである。このように使われると人をバカにした響きがある。「てめーら、騒ぐだけ騒げ。俺たちゃやるだけさ、へへっへ」という感じである。沖縄県民も反対する国民も何とバカにされたものかと思う。先の総選挙で小選挙区のトリックで大勝しただけなのに何とも奢った安倍政権である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月 1日 (水)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―⑤

 この本では、食事からこれステロールを摂ることが大事だと指摘している。血液のコレステロールの検査をすると出てくる数値は、75%~80%は私たちの体が作り出したもので、必ずしも食べ物が反映されているわけではないという。

  コレステロールの高い食べ物は、体が作るコレステロールを減らしている。私たちは1日に2000グラムものコレステロールを作りだすが、それはどうしても必要だからだ。」 2000Gと言えば2Kgである。ホント?と疑りたい数値である。これは食事で摂る分の数倍に値するというのだ。(P.156)

  こんなに驚くべき能力があるけれども、食事からコレステロールを摂るのは重要であると言っている。人間の体は、内部でコレステロールを作るよりも、食べ物からのコレステロールを摂る方を好むそうだ。内部で作るのは複雑な過程があるので肝臓の負担になるという。

  コレステロールの摂取を制限したら、肝臓はHMG-CoA還元酵素を作りだし、食事に含まれる炭水化物を使って不足を補い、コレステロールを作りださせるのだという。炭水化物を摂りすぎると、コレステロールの摂取を減らしても、体内ではコレステロールが絶え間なく過剰生産されるのだ。

  それを防ぐただ一つの方法は、食事から適量のコレステロールを摂取し、炭水化物を摂らないことに尽きると言っている。高コレステロールの患者は、コレステロールの豊富なおいしい食事を楽しみながら、薬を使わずに正常値に戻るという。(P.157)

  コレステロールと冠動脈性心疾患や心臓発作との関係は少ないという。心臓発作のリスク要因は喫煙、アルコール摂りすぎ、有酸素運動不足、体重過多、炭水化物摂りすぎである。

  コレステロールが基準値を超えると降下剤を処方されるが間違っているという。スタチンという薬はよく効くがそれで下げない方がよいというのだ。コレステロールは人間の脳や生理機能に重要な化学物質である、

  人間の健康状態を判断する際に調べるべきはヘモグロビンA1Cであって、コレステロール値ではないという。(P.158)

  毎年1回無料で受けられる成人健康診査や高齢者の健康診査では、血液をとってコレステロール値やヘモグロビンA1Cが調べられる。私もコレステロール値ばかり気にしてきたが、ヘモグロビンA1Cについては全く知らなかった。これは60日間における血糖値を示すもので、これが高いと糖尿病ということになる。

 詳しくは下記を

 

http://www.nagayoku.com/basic2/hemoglobin/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »