シニアパワー発揮の「シニアコーラス コンサート」
3月4日に、金山の日本特殊陶業文化会館フォレストホールで「第7回シニアコーラス コンサート」が開催された。主催は名古屋市文化事業団であった。
シニアコンサートも今年で7回目を迎えた。参加団体はこれまで最高の28団体となった。今年も知多半島の武豊とか、三河地方の合唱団の参加があった。
コーラスグループも我が昭和男爵コーラスのような10数名規模のものから、白河A,Bのように100数十名規模のものまでさまざまであった。
昭和男爵コーラスは、シニアコーラスの第一回から出演している。今年は発表会直前に2名の団員が体調を崩したので12名の参加で頑張った。我が合唱団も一時は20名近くまで団員があったのだが、介護とか体調不良で休団者が増えたのが残念である。
今年の最高齢は、90歳の男性だったそうで、鯱城コーラスのように平均年齢78歳というグループもあった。合唱団によっては杖を突いたり、朋輩の介助で歩行している人もいた。
しかし、どの合唱団も年々レベルが向上しており、最後まで聴いていたが楽しく聴くことができた。男声合唱団は我がグループの他に4グループで、混声合唱団や女声合唱団が多く、混声も圧倒的に女性が多かった。
高齢者が年に一度集って発表をして、他の合唱団のコーラスを聴くのは大変良いことである。高年パワーここにありという感じであった。
昭和男爵コーラスは、今年は大久保指揮者の指揮で、女性指揮者の加藤先生のソプラノソロで4部合唱の「落葉松」を歌った。とてもいい曲なのだが難しかった。もう一曲も4部合唱で「銭形平次」という威勢のいい曲を歌った。
第1回の出演の時は全くの素人集団であったが、加藤先生の指導で少しずつ進歩して、今回は人数は少ないが4部合唱を歌うまでになった。年は年々取っていくが、よい指導者の下で続けることにより向上するものである。
現在は正指揮者の加藤先生の他に、若手の男性指揮者大久保先生もいて、ピアニストも女性の富田先生と男性の大森先生を擁している贅沢な合唱団である。せめて団員が20名いるといいと思っているので合唱を経験したい人は参加してほしい。
昭和男爵コーラス
ホットスルーズ
加木屋混声合唱団ポポロ
白河合唱団
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私は楽器が駄目です。でも、リコーダーは好きです。自分ではうまくは吹けませんでしたが、子どもたちには理屈で指導しました。子どもたちは1年で大変進歩しました。いつも子どもの大きな可能性に驚かされました。
コーラスは70歳から合唱団を作ってやっています。自分の体を楽器にして音を磨くのが楽しみです。
投稿: らら | 2015年3月11日 (水) 19時43分
唄うこと、とりわけ仲間のある合唱は、心身にとても良いことだと言われますから、本当に良い趣味をお持ちですね。
私も、いつかそのうちにと楽器をいくつか買っておいたのですが、何も始めないうちにからだをこわしてしまいました。
リハビリを兼ねて、小学校の時にやったリコーダーでも始めてみようかと、音色が好きなアルトリコーダーを買ったのが浅はかでした。
吹けば音が出ると思いきや、安定した音を出すにはかなりこつが必要です。しかもソプラノより一回り大きいため、右手にマヒのある私の小指が思うように穴を押さえることができません。
今日は東日本大震災から4年になります。
私の住む神奈川県にも放射性物質が飛来して農作物が出荷停止になったりしましたが建物に被害はありませんでした(川崎市のコンサートホールで天井板が大規模に崩落するなど数え上げればいろいろあるでしょうが)。
しかし、そのあと私は脳梗塞を起こしてしまい、2011年は私にとって二重にも三重にもショックな年となりました。
今日の私に出来ることは、イオンで買い物をしたレシートを「東北の子ども達へ」と称する募金箱に入れることくらいです。
投稿: たりらりら | 2015年3月11日 (水) 13時28分
私の知人に、84歳になってもピアノの個人レッスンを受けている人がいます。その人は、「きょうよう」がありすぎです。いいことですね。
投稿: らら | 2015年3月11日 (水) 08時33分
私も現在シニアオーケストラと室内合奏団に所属しているので、今日のブログは大変勇気づけられました。特に、「歳はとってくるがよき指導者の下で続けることにより向上するものである」というくだりは共感を覚えました。昔は40の手習いといいましたが私の知人は70歳を超えて個人的に先生について練習しています。
高齢者はきょうようがないといけない。と教えてくれた人がいます。その意味するところは今日、用がないといけないだそうです。何か自分が期待されることや役割があることがいくつになっても生き甲斐につながっていくのだと思います。
投稿: toshi | 2015年3月11日 (水) 07時04分