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2015年3月 6日 (金)

政治とカネー企業献金問題に幕引きを図ろうとする民主党

 国の補助金を受けた企業からの政治献金を受けた政治家が、安倍首相から民主党の岡田代表にまで広がった。

  朝日新聞によると、

   安倍首相が108万円、

   麻生財務相が12万円

   菅官房長官が5万円

   甘利経済再生相が12万円

   林農水相が72万円

   宮沢経済産業相が12万円 

   岡田民主党代表が48万円

   片山維新の党参議院議員会長5万円 

   安倍首相は予算委員会で「知らないものは、実際に知らない」と答えて平然としていた。どこまで広がるかという、補助金企業からの政治献金問題であるが、ネットのニュースによると、次のように書いている。

  「国の補助金交付が決まった企業・団体から献金をうっけていた議員が与野党で相次ぎ、、民主党は4日、自民党に政治資金規正法改正に向けた協議を呼びかけ、「手打ち」を模索し始めた。

  自民党の閣僚をこの問題で追及していたが、産経新聞などの取材で岡田氏に同様の問題があることが2日に発覚した。自らが投げたブーメランが戻ってきた格好となり、急に方針を転換した。」

  民主党も情けない。党代表の岡田氏自身が献金を受け、問題はないと説明をしたが、結局せっかく自民党の政治献金まみれを追及しかかったのにこれで幕切れにしようというのだから。

  別のネットニュースでは、民主党の国会対策委員長から自民党の国対委員長に電話があり、「泥仕合はやめよう」と言ってきたという。「泥仕合」とは何事かといいたい。国会で政治とカネの問題で追及することが泥仕合なのか。

 自民党から岡田氏が「それみたことか」とばかりに追及されるのを恐れてのことである。こんなことでは民主党はいつまでも再生できないであろう。

  安倍首相は、現行の政治資金規正法の範囲で厳格化すればよいと言っているが、この際、企業・団体からの政治献金は禁止する法律をつくるべきである。その点では民主党も腰が引けているから、自民党・公明党のいう通りに決まるに違いなく、これからも政治とカネの問題は続くであろう。

 

 

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コメント

 政治献金というと賄賂とは違いきれいな金と勘違いします。見返りを期待するからこそ献金をするわけで賄賂と変わりないと思うのです。

企業、団体からの献金は何らかの賄賂性があると考えるのが普通の感覚であろう。昨年、経団連は会員企業に積極的に自民党への
政治献金を呼びかけて話題になった。これは法人税の引き下げの
お礼とも揶揄された。政治と金の問題は古くて新しい問題で不透明さが常につきまとう。政党助成金はそれを解決するために成立した筈である。この際、企業、団体からの献金は全面的に禁止するしかないと思う。これも個人献金に名を借りた企業献金というのもありうるので完全な解決策にはなり得ない。最後は政治家の
モラルに行き着くが、これがまったく期待できないことが問題なのである。

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