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2015年3月

2015年3月31日 (火)

初めて見たダンスースタジオフィネス35周年記念公演

 知人から入場券を頂いたので、中日劇場で行われた「スタジオフィネス35周年記念公演」というのを見に行った。券をもらったのは当日の朝で、チラシにはニューハーフのガラシャのグループも出演すると書いてあった。どういうダンスパフォーマンスかは全く想像もできなかったが、好奇心から見に行くことにしたのだ。

  中日劇場に入るのは本当に久しぶりであった。勤めていることは歌舞伎とか芝居とか落語などを見に行ったものだが退職後は縁がなくなった。

  会場に入るとき35周年のタオルがもらえた。席は舞台のすぐ近くで目の前に大きなスピーカーがあった。

  定刻の18時になると、スクリーンに映写されたオリエンテーションがあった。舞台の全面にはスクリーンがあり、演技に合わせて映像が映された。

  第1部と休憩をはさんで第2部があり、2部構成になっていた。From dusk till dawn by Nao(夕暮れから夜明けまで)が始まると、スピーカーから大きな音が直接体に響いた。心拍が不正脈になり一時は心臓麻痺で倒れるのではと思った。もし倒れたら迷惑をかけることになると心配した。

  最初に煙硝が舞台の袖から大量にでて来た。そして舞台の床が開いてそこからダンサーがでて来た。角があって鎧を着ていた。悪魔の世界と言う設定であった。総勢35人ぐらいが入れ代わり立ち代わり踊った。音楽はリズム中心のもので日ごろ聞いたことがないものであった。

  ダンスはモダンバレーでもなく、ヒップホップでもないもので、初めてこういうダンスを見た。リズムに合わせて手、腕、足、腰、頭などを動かしていた。体全体を使う激しい踊りであった。

  その後ACT2は、ガラシャステージであった。「ガラシャダンスメドレー」で、指導者の高木那帆先生がガラシャにかかわっているとプロに書いてあった。

  舞台に登場するとどこから見ても美しい女性が20人も出て踊りまくった。背が高く足がきれいで胸も膨らんでいて不思議な感じてあった。ガラシャはいわばプロなのでそれなりに見事なパフォーマンスをした。

 踊りの最後にダンサーの紹介があり、一人ずつ舞台から客席に降りてきた。写真撮影もよいということで、携帯を出して写真を撮っていた。休憩時間中はロビーに出て一緒に写真を撮りたい人にサービスをしていた。

 第1部が終わったとき心拍数が上がっていたが、第2部には収まっていってほっとした。

 ACT3は、①Tomboy、やんちゃ娘  ②Challenged Dancer's  3LA CUNPARSITA

 ④3minch4shito  ⑤The Jazzy Show ⑥Thanks you for your kindness

 ①では、、50数人が出て踊ったのだが、観客はもらったタオルを握ってダンスに合わせて振るように要求された。

 ②は知的障碍者だけでのパフォーマンスで、太鼓とコンピューターDJを交えて上手に踊った。よくまとまって身体表現をしていた。このようなグループに舞台を提供するのは素晴らしいと思った。

 ③はタンゴのラクンパルシータにのってのダンスであった。帽子と青のタキシードがかっこよかった。これだけは毛色が変わっていた。

 どこかで高木那帆先生のソロダンスがあった。高木先生は背が低くて小太りなのが意外であった。

 ACT4はBE the light「光になれ」とThe finaleであった。子供や若い子たちが声を掛けていた。

 この公演の音楽は、リズム中心のもので歌のようなものが入っていても歌詞は聞こえなかった。身体表現は自由な発想がもとになっていると思った。おそらくどの踊りにもあるその踊りのルールとか規範はないように思われた。テーマに沿って曲を選び構成をし身体表現をしているのだと感じた。生まれて初めてこのようなダンスを見た。見聞が広がったのでよかった。 

 http://www1.m1.mediacat.ne.jp/finesse/

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                                               ガラーシャ

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2015年3月30日 (月)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―④

  この本では、コレステロールが大事だと言っている。これまで私たちは、コレステロール値を上げる食べ物により、心臓疾患や脳卒中のリスクが増すと言われてきた。しかしコレステロール値を下げれば健康的に長生きすることができるというのはいい加減な通説だという。

  高齢者の記憶機能とコレステロール値の対照研究について米国国立衛生研究所の報告を示している。「高コレステロールは優れた記憶機能を伴う」と述べ、認知症でない人はコレステロール値が叩く手も記憶機能が非常にすぐれていたというのだ。(P.120)

  また、「85歳を過ぎた人は、特にコレステロール値が高ければ、ますます元気だろう」という研究者もいるそうだ。

  パーキンソン病もコレステロール値の低いことと強く結びついているという。(P.120)

  脳内でのLDLの役割は、生命をはぐくむコレステロールをとらえ、そのコレステロールが非常に重要な役割を果たすニューロンへと送ることだ。だからコレステロール値が低いと脳の働きが悪くなるという。(P.121)

 LDLが炭水化物によって酸化されると問題が起きるという。加えてLDLが糖によりグリコシル化された分子になると、脳細胞にコレステロールが与えられなくなり、脳の機能が低下するそうだ。(P.122)

  最近のオランダの研究報告によると、総コレステロールがとりわけ高い人たちが、ガンや感染症(高齢者によく見られる致命的病気)で死亡することは、コレステロール値が低い人たちと比べると、著しく少ないのだ。(P.124)

  コレステロールは、HDL(高比重リポタンパク)とLDL(低比重リポタンパク)があり、前者は「よい」とされて後者は「悪い」とされている。この二つは体内では異なる役割を果たしている。その他のリポタンパクにはVLDLとIDLがある。

  コレステロールはどの種類であっても、これまで思いこんできたほと厄介なものではないという。病気になった脳には脂肪もコレステロールもひどく不足していることや、高齢になってからの総コレステロール値の高さが、長寿に関連していることが分かってきた。

  総コレステロールの25%が脳にあり、脳の機能と発達を支えている。脳の重さの1/5はコレステロールなのだ!という。(P.144)

 「コレステロールは、細胞を覆う膜を形成し、細胞膜の透過性を維持しながら細胞の「防水加工」状態を保つ。だから細胞の内と外とで異なる化学反応が起こるのだ。

  脳内での新たなシナプスの成長はコレステロールのに依存していることを明らかにした」(P.144)

  「さらに、脳内のコレステロールは強力な抗酸化物質としても働く。フリーラジカルによるダメージから脳を守るのだ。」だから高齢になってコレステロールが増えるのはよいことなのだ。

 コレステロール値に関するこれまで言われてきたことをくつがえすものになっている。総コレステロールが高くても少しも心配することはないのだ。むしろ高齢者にとってはよいことだというのは有難い。

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2015年3月29日 (日)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―③

 炭水化物について次のように書いてある。「興味深いことに、人間が食事として必要な炭水化物は、ほぼゼロだ。つまり、私たちは最低限の量の炭水化物で生きられる。そして、その炭水化物は必要に応じて肝臓に供給されるようになっている。」(P.113)

  私たちは毎日主食としてパンや米を食べ、時にはウドンやソバやパスタやイモなどの根菜類を食べる。朝食にシリアルを食べる人も増えている。これらの食べ物はみな炭水化物が主である。そうした食べ物は必要ないというのだ。

 そして脂肪をもっと摂れと言っている。脂肪を摂らなければ生きていけないのだという。脂肪を摂ることは太ることと考えられているが、肥満は食事による脂肪摂取とは、ほとんど無関係だという。(P.113)

 狩猟漁労採集生活をしていた時代は人類は高脂肪の食事を食べてきた。それで食糧が豊かな時に体内に脂肪を蓄えることをしてきた。それを助けるのが「倹約遺伝子」である。人類が炭水化物をたくさん摂れるようになったのは、1万年ぐらい前に農耕が始まってからだ。ところがそれは食糧が豊富な現代でも健在である。そのため炭水化物を多く摂る現代人はそれを脂肪として蓄え太ってしまうのだ。「倹約遺伝子」は糖尿病に罹りやすくする遺伝子でもあるという。(P.114)

 20121年秋の「アルツハイマー病ジャーナル」によると、炭水化物を多く摂る高齢者は、軽度認知障害(MCI)の進行リスクが4倍近くになることが明らかになった。MCIはアルツハイマー病に前兆と考えられているという。

 この研究によって、健康的な脂肪を豊富に摂っている人は、認知機能障害になる割合がそうでない人に比べ42%低いことが分かった。また鶏肉、牛肉、豚肉、魚などの健康的な食材からタンパク質を摂る人は、そうでない人より21%リスクが低いことも分かった。(P.115)

 また、別の研究では、「オメガ3脂肪酸」がたくさん含まれている魚を毎日のように食べる人はアルツハイマー病にかかるリスクは44%減少したという。一方、魚を食べない人のリスクは37%増した。

 アマニ油、クルミ油など「オメガ3脂肪酸」を豊富に含む油を日常的に食べている人たちは、そうでない人たちに比べて60%ほど認知症に罹りにくかった。(※ここにオリーブオイルが入っているのだが、オリーブオイルには「オメガ3脂肪酸」はゼロである)

 「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」だが、「オメガ6脂肪酸」は炎症反応を促進する上、大量に摂取すると脳疾患に結びつくという。「オメガ6脂肪酸」はベニバナ油、コーン油,キャノーラ油,ヒマワリ油、大豆油、ゴマ油などの植物油に含まれている。(P.117、118)

 ※ちなみにオリーブオイルはオメガ9脂肪酸が非常に多い。

http://www.naturalweb.co.jp/shopping/foods/flax/

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2015年3月28日 (土)

「いつもの『パン』があなたを殺す」というショッキングな本から―②

 いつも食べているパンがいけないというのは、パンに含まれている「グルテン」がよくないのだという。

 グルテンとはラテン語で「膠」を意味し、タンパク質の混合物だそうだ。粘着性のある物質として作用し、クラッカーや焼き菓子、ピザ生地などのパン製品を作るときに粉をまとめる。発行の過程で重要な役割を担っていて、小麦粉がイーストと混ざるとパンがふくらむ。(P.78)

 グルテンは小麦だけでなく、ライムギ、大麦など様々な穀物に含まれている。それだけでなく、地球上で最もありふれた添加物で、加工食品だけではなく、さまざまな製品にも使われている。

  調味料、カクテル、アイスクリーム、スープ、甘味料、大豆製品や栄養機能食品、調合薬にも入っている。さらに化粧品、アンドクリーム、ヘアコンディショナーやマスカラにも使われているという。

   グルテンはセリアック病というグルテン過敏症の人だけでなく、神経学的な観点から考えると、私たちはみなグルテン過敏であることがよく分かるという。(P.94)

 グルテン過敏症と、脳疾患(統合失調症、癲癇、双極性障害、うつ病、自閉症、ADHDなど)との結びつきは証明されているという。(P.94)

 いろいろな研究例をあげて、グルテンはセリアック病という腸の病気だけでなく、脳にもダメージを与えると詳しく説明してある。

 我々は穀物や炭水化物中心の食事をしているが、そういった食事の多くはグルテンを含んでいる。そして血糖値を上昇させているのだ。血糖値が上昇すればするほど、インスリンは膵臓からどんどん分泌されて糖質を処理しなくてはならない。こうしてインスリンが増加すれば、細胞はインスリンシグナルに対する感受性がますます低くなる。(P.101)

   そこで膵臓はインスリン分泌量を増やそうとする。インスリン値が高まると、それが原因で細胞はインスリンシグナルにさらに反応しにくくなる。すると血糖値を下げるために膵臓は過剰に働き、インスリン分泌量をふやして再び血糖値を正常に保とうとする。

   そうした状況が続くと、膵臓がインシュリンを分泌しても細胞はインシュリンシグナルに反応できなくなり、血糖値が上がり始めて、二型糖尿病になる。(P.102)

次の4つのうちで、最も血糖値が急増するのはどれかと尋ねている。

①全粒小麦パン  ②チョコバー  3精白糖  ④バナナ

 ある食べ物を食べた後、血糖値がどのくらい急上昇するかを計測した数値をGI値というそうだ。基準は純粋なグルコースで、その値を100としている。

 全粒小麦パン(GI値 71)、精白糖(68)、バナナ(56)、チョコバー(55)でGI値が一番高いのは小麦パンで、全粒でも精白でも同じだそうだ。

 この事実は30年以上前から分かっていたことだという。重要なのは、グルテン過敏症が増える理由は、グルテンを含んだ加工食品を食べることだけではなく、糖質を摂りすぎたり、炎症を促進する食べ物を摂りすぎたりするためだと言っている。その他に環境有害物質の影響もあるという。(P.103)

 つまり、「炭水化物は、私たちの体に害をなす成分の源なのだ」と述べている。「血統バランス、グルテン過敏症、あらゆる炎症を考えるとき、炭水化物が体や脳に及ぼす影響を問題の中心に据えなくてはならない」としている。(P.104)

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2015年3月27日 (金)

「いつものパン」があなたを殺すというショッキングな本から―①

 1か月ほど前本屋に行ったとき、「『いつものパン』があなたを殺す」という変わった題名の本を見つけた。興味を抱き買おうと思ったが、そのときはやめた。

  そのうち新聞に大きな広告が2度載った。それを見て買うことにした。題名のパンといういつも食べているものがどのように危険なのかを知ろうと思ったのだ。

  この本の著者はアメリカの神経科医デイビット・パールマター博士で、共著者がクリスティン・ロバーグ氏。訳者は白沢卓二順天堂大教授である。(三笠書房刊1500円+税)

  365ページもある分厚い本で、目次を拾ってみると次のように構成されている。

 第一部 「脳は炭水化物でダメージを受けている」

   第1章 脳の中で何が起きているか

   第2章 食べ物をトロリとさせ、ふわふわにするタンパク質の恐怖

   第3章 炭水化物や脂肪恐怖症に陥っていないか

   第4章 脳を”糖”でベトベトにするな

   第5章 心の病も頭痛も「食事」を変えれば治っていく

 第二部 脳の健康と機能を理想的に保つ食事・運動・睡眠

 第三部 実践アドバイス「何を食べればよいか」

  これを見ても分かるように、観点は「脳」と炭水化物や「糖」であることが分かる。もともと神経医で精神的疾患の患者を診てきた著者が、脳と栄養の関係に関心を持ち、研究した結果分かったことを書いているのだ。

  著者は神経科医であり、米国栄養学会フェローとして両方の認定を受けている米国唯一の医者である。また、米国統合ホリスティック医療委員会の創設メンバーで、フェローでもあるという。だから食べるものと脳の機能の関係に関して独自の捉え方ができると書いている。(P.16)

  プロローグで、次のように述べている。

 「脳の運命は『遺伝子』よって決まるものではない。むしろ原因は食べ物にある。脳の機能障害はいつも食べている「パン」から始まる。それを証明するつもりだ」(P.12)

  健康の悪者として言われている、精白した小麦粉やパスタや米だけでなく、「健康にいいもの」として扱われているあらゆる穀物が脳を破壊しているというのだ。これらの穀物を脳を痛めつける「テロ集団」だと決めつけている。また、フルーツや炭水化物がどのように健康リスクとなり、大きな影響を与えるかも示すと言っている。

  糖尿病に罹るとアルツハイマー病を患うリスクが2倍になるという。米国では糖尿病患者がグングンと増え、10年後には2人に1人の割合になるそうだ。

 しかし、糖尿病もアルツハイマー病やADHDなどの脳の病気も予防が可能であり、食物を変えることにより治すことができるというのだ。

「いつものパン」があなたを殺す[デイビッド・パールマター]

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2015年3月26日 (木)

ICレコーダーで録音しCDを作る

 私はICレコーダーで演奏会の録音をしてそれをパソコンで処理してCDを作ることがある。私が所属する合唱団の演奏会では、ICレコーダーを演奏会場の適当な場所に置いておいて録音をする。

 ス イッチを入れて置いておく、終わったら取りに行く、それだけである。会場の人の話し声や雑音も入るし、余分な部分も録音される。でもそれは構わない。

  パソコンに取り込んで、音楽を処理するソフトで余分なところをカットし、歌の部分だけを取り出すのだ。このソフトはSONYのICレコーダーを買ったら付属していたものだ。簡単なソフトだが使いやすく重宝している。

  ついでに言うと、私は最初にICレコーダーを買ったとき、オリンパスのを選んだ。理由は朝日新聞にICレコーダーの記事があり、オリンパスの製品がよいと書いてあったからだ。確かによいことはよい。

  ちなみに値段は1万2000円ぐらいだったが、その後値が下がり、今では6000円以下だ。SONYのICレコーダーも最初に買ったときは1万円ぐらいだったが今では6000円台だ。安くなったものである。

  ICレコーダーはデジタルで録音されるので音質がよい。あんなちっぽけなレコーダーで想像もできない音で録音できる。昔のテープにアナログ録音されたものもICレコーダーに録音してパソコンに取り込む。

  音楽会の生演奏だけでなく、CDやテープからの音も取り込んでマジックの演技に使うBGM用のCDも作っている。

  本格的な録音をするには、それなりの大掛かりな設備がいるであろうが、ちょっとした記録目的の録音ならこれで十分である。それに大音量の設備での再生にも耐えるのだ。便利な時代になったものである。

  先日は、Kさんが自分の詩に作曲を依頼してあったのが出来てきた。早速ICレコーダーに録音をしてすぐにCDにしてあげた。

  CDラベルのプリントもソフトを使って好みのデザインで作ることができる。世界でただ一つの自分用のCDが作れるのだ。

  Youtubeで昔の音楽をダウンロードして自分用のCDを作るのも楽しい。コンサートは録音が許されている発表会のようなものだけ録音してCDにしている。イベントなどの録音も有用である。ICレコーダーは活用次第で大変便利である。

 

 

 

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2015年3月25日 (水)

原発のコストは最低は大嘘ー汚染水対策だけで手こずっているのだ

 かつて小渕議員が大臣をしていたとき、議会で「原発のコストは他の発電と比べて最低です」と答弁をした。安倍内閣は原発推進だがその理由は、クリーンでコストが安いという点である。

  しかし原発のコストは安いというのは発電コストだけでみるからであって、視野を広げてみるとこれほど高いものはない。また二酸化炭素を出さないから地球に優しいというが福島原発の事故でみるように、いったん事故が起きるとこれほど危険なものはない。

  放射能は減衰までに何百万年もかかるし、その間放射能は減らすことができない。今原発サイトに貯蔵されている汚染水を水蒸気として蒸発させても空気中に拡散するだけである。

  24日の朝日新聞によると、「東電と国はこれまでに5900億円を負担」と出ている。汚染水対策だけをとってみても、1~4号機で建屋に下水が流れ込むなどし、汚染水が増え続けている。敷地内に並ぶタンクは60万トンという。

 ● 東電はフランスからセシウムを取り除く「除染装置」を321億円で導入したが、効果が得られず、3か月で運転を止めた。

 ●汚染水の塩分を取り除く「蒸発濃縮装置」を184億円で導入したが、汚染水漏れが相次いで発覚し、たった5日間運転しただけで止まったままだ。

● 貯蔵タンクの放射性物資を取り除く設備「ALPS」に国が180億円の補助金を出したが、故障続きで、今も試運転中だ。

●建屋下の地下水の地盤を凍らせる「凍土壁」は国が319億円補助し、407億円で着工したが、難航している。

●汚染水を溜める貯蔵タンクに160億円をかけたが汚染水漏れが発覚。タンクを交換している。

●地下に汚染水を溜める「地下貯水槽」21億円かけたが、汚染水漏れで2か月後に使用停止。

●廃炉と汚染水対策に関する技術開発への補助金214億円。管理団体に原子力専門家不在。

●建屋付近の坑道にたまった汚染水抜き取りは、ALPSと合わせて951億円を見込むが、汚染水の流入を止められず、工法を変更し、作業が遅れる。

汚染水対策だけも多額の金を使ってうまくいっていないことが明白である。これだけみても原発のコストは膨大である。

国は廃炉と汚染水対策とは別に、東電が支払う原発事故の損害賠償や除染費用を最大9兆円まで肩代わりする。その大部分を東電と他の電力会社が将来返済する仕組みだというが、30年~40年かかると言われるこの事業で国の資金が回収できるのかは見通せない。

さらにこうした費用は電力料金に跳ね返り、我々が負担することになる。小渕元大臣も安倍首相も原発はコストが安いと言い切るが、騙されてはいけない。原発ほど高いものはないのだ。

 これだけの金と労力と時間を自然エネルギー開発に向ければどれほど効果的か計り知れないと思う。ドイツと協力してそちらの道に方向転換をすべきである。

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2015年3月24日 (火)

ビデオデッキが突然壊れて

 私はビデオデッキはあまり使わないのだが、先日DVDを再生しようと思ったら、トレイが開かなかった。何度かリモコンのボタンを押しているとトレイが開いた。それでDVDをのせて閉じようとしたが、今度はトレイが引っ込まない。また何度かボタンを押しているとやっと引っ込んだ。

  普通はトレイが引っ込むと自動でDVDが認識されるのだが全く認識しなかった。ボタンをいろいろ押してみてもダメだった。なんとかDVDを取り出したが冷や汗ものであった。

  このビデオデッキはシャープのBD-HDS63という機種で、調べてみたら4年前に買ったものであった。たまにDVDを見るときに使い、ごくたまに保存しておきたい番組が録画をするときだけ録画する程度の使い方であった。

  でも、4年間掃除をしたことはなかったので、トレイの辺りには埃がたまっていた。それが原因かもしれないと思った。買った電気店のエディオンに行って聞いたら、店員はDVDを感知するところをきれいにするCDを使ったらどうかと言った。1300円ぐらいであった。

  しかしそれでよくなるかどうかは分からないとも言った。買おうかどうか迷った末、買わなかった。まだ延長保証の期間中なので、この際修理に出した方がよいと考えたのだ。

  次の日エディオンに持っていき修理に出した。翌日エディオンから電話があり、ハードディスクが壊れているから交換しなければならないが、データが全部失われる、それでも良いかと言った。それでもよいかどころではない、もし直さなければ何ともならないのだ。

 それから6日たって修理が終わりデッキをもらってきた。ハードデスク交換以外にあと2点の交換をしたという。幸い保障があったので無料で修理できた。

 家に持って帰ってつなげばすぐに使えるのかと思っていたら、初期設定が必要だと書いた付箋が付いていた。

 まずケーブルを元の状態につないだのだが、マニュアルを見ながら何とかつないだ。その後の設定が面倒だろうと思っていたら、テレビの電源とデッキの電源を入れれば後は指示に従っていけばよいようであった。

 ただ一か所、「BS・110度CSアンテナを接続しているかどうか」というところで、意味が分からずサポートに電話した。これはバラボラアンテナを接続しているかという意味であった。もっと分かりやすく書いてあればよいのにと思った。

 今はバラボラは使っていないので「いいえ」で進んだ。最後のチャンネル設定はテレビのデータを読み込んで自動でやってくれた。我が家はテレビもデッキもシャープなので連携がよいようであった。

 余談であるが、テレビはあの「亀山ブランド」だが、今やシャープは見る影もない。あのバブルがはじけたときでさえ、シャープの株価は余り下がらなかったが、落ちぶれたものである。

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2015年3月23日 (月)

チュニジアテロ事件に思う

 3月18日にチュニジアの首都チュニスの博物館で、過激派テロ集団による襲撃事件が起きた。彼らは博物館の前に観光バスが停車したのを狙い撃ちし、さらに博物館に突入して無差別に撃ちまくった。

 今回の事件では、可哀そうなことに日本人も3人殺され、怪我をした人たちもいる。亡くなられた方々にはご冥福を祈るしかない。楽しいツアーの時間が、瞬間に悲劇に変わってしまったのだ。想像するだけで身の毛がよだつ思いだ。

 ISはインターネットに犯行声明を出し、実行犯を「騎士」と称揚し、「これは始まりに過ぎない」と更なる攻撃を示唆したという。

 ISを支持する人たちは、アフリカやヨーロッパにも広がり、若者たちがIS兵に志願している。チュニジアからのIS入りした人数は一番多いとテレビが伝えていた。

 ISやタリバンなどイスラム過激派は、無差別に人を殺したり、女性を差別したり、レイプしたり、女性に教育を受けさせなくしたり、さらには文化財の貴重な歴史的遺産さへ破壊してしまう。

 彼らは自分たちのイスラムの教義を唯一最高のものとして、それ以外は同じイスラム教でも排斥し攻撃をする。

 不思議でならないのは、彼らの過激な論理を支持する人がいて、全世界からISへ集まってくることである。また各地にISと同一歩調をとる過激なグループが誕生している。

 ISが支持を集める背景には、貧困に喘ぐ人々が増えていて、どうしようもない不満を爆発させたいと思って集まってくると言われる。

 それにしても無差別テロをしたり、テロを実行するのに幼児の体に爆薬を巻き付けてやらせたり、やり方があまりにも酷すぎる。彼らが信奉するアッラーは本当にそういう非道なやり方 を認めているのであろうか。

 テロを実行して自分も死ねば、天国へ行けると信じているようだが、それも私には理解できない。

 前の戦争では、日本の若者は戦死をすれば靖国神社に神として祀られたが、神になれるからと喜んで死んだ人はほとんどいなかっただろうと思われる。また、特攻隊として敵艦にぶつかった人たちも命令で仕方なく従ったのだと思う。

 イスラム過激派の場合は、自ら志願して無差別テロに参加しているところが怖い。信仰というのはそれほどまでに人の心をしばるものであろうか。

 日本ではオーム真理教によるサリン事件があったが、東大を出た医者までが教えを信じて無差別殺人を実行した。人間とは思えないオカルト集団であった。それなのに今なお麻原を信じる若者が入信してくるという。

 世界のどこにでも、狂信的に信じてやることの結果を想像できない人たちがたくさんいるようだ。テロをなくすことは容易ではない。

 

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2015年3月22日 (日)

3月も早や下旬春が来た

 20日に平和公園に墓参りに行ったとき、妻が桜の木のつぼみが膨らんでいるのを見つけた。指をさす方を見ると桜の枝に膨らんだつぼみが見られた。でも、まだかたそうであった。

  次の21日にいつものように山崎川へウオーキングに行った。その日はちょっと遅く起きたので山崎川に行くと日の出前であった。歩いているうちにぐんぐんと明るくなっていくのが分かった。帰りのコースで桜の木を見ると、つぼみが大きくふくらみ、ピンクの色がついていた。

  でも、それは田辺公園の付近の桜の木で、いつも山崎川沿いではちょっと早く開花する。桜の木を見ながら歩いて行ったら、他のところの桜もピンクに色がついてふくらんでいた。

  20日の夕方のNHKの気象予報士の寺尾さんは、21日が開花だろうと予想していた。それでもし21日が暖かければ一つぐらいは開花をするかもしれないと思った。

  桜の木のつぼみがふくらむと並木全体が若やいで見える。遠くからでもなんとなくふくらみが感じられる。それがピンクになると並木が華やいだ感じになる。

  山崎川に沿って歩いて行くと、レンギョウとあサンシュが黄色い花をつけていた。雪柳は真っ白な花をつけ、前日よりも花の数を増していた。雪柳は桜より少し早く満開になる。この花が満開になったら桜もすぐに満開である。

  たった1本あるビワの木は若い葉を空に向けて突き出していた。いつもはまだ暗い中を歩くので周りの様子にあまり気が付かないが、この日は日が出ていたのでふだん気が付かないことに目が行った。

  西川流の稽古場の前まで来たら、突然ウグイスが大きな声でホーホケキョと鳴いた。録音してやろうと思って待ち構えたが、ウグイスの初鳴きはたった一声であった。今年はウグイスの声を聞かないと思っていたので一声でも嬉しい気分になった。

 22日朝、注意して桜の木を見ながら歩いていたら、たった1つだけ花を見つけた。山崎川の桜も今日はどこかで開花するであろう。

 春はいよいよ本番である。

 

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4fullsizerender                                        

                                                   雪 柳
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                        レンギョウ
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                        サンシュ

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2015年3月21日 (土)

格差の広がり

 朝日新聞3月19日朝刊6面に、「教えて」という欄で「格差問題」を扱い始めた。格差についてどう考えたらいいかを、シリーズで取り上げるというのだ。

  同じ日の2面には、「ベア最高水準相次ぐ」という大見出しで、18日の春闘集中回答日に、好業績の自動車や電機大手では、過去最高水準のベースアップ回答が相次いだと報じている。

  一方で地方の中小企業、パートや派遣ら非正社員には、賃上げを望めていない人も多いと、その実態を報じている。

  雇用者に占める労組員の割合は、昨年6月時点で、過去最低の17.5%。多くの人が春闘の枠組みから取り残されているという。大手のベアが上がれば上がるほど、非正社員らとの「格差」が広がる懸念もあると。「正社員と同じ仕事なのに、給料の差はちじまらない」と嘆いている。

  同じ日の12面にある小さなコラム「経済気象台」は、「ピケティ氏を含む何人かの研究者がすでに指摘しているように、トップ10%が全体の所得に占める割合は、日本でも米国並みに上昇している。

  その原因は何か。各種研究によると、日本では下位の所得層の所得が減っている可能性が高いという。だとしたら、問題は格差より『貧困』である」と指摘している。

  安倍首相は2月の民主党の代表質問に答えて「格差に関する指標は様々あり、格差が拡大しているかどうかは、一概に申し上げられない」と答えた。例によってはぐらかしである。

  「教えて」では、ピケティ氏の「資本の格差が、労働所得の格差より常に大きい」の他に、

  ●地域格差   ●雇用格差  ●教育格差  ●資産格差  ●男女格差  

 ●賃金格差    ●世代間格差・・・・などがあると述べている。

  私のような年金生活者は年々年金が減らされ、介護保険料などが増え、「収入格差」が増大していると感じる。その上日銀と安倍政権による物価上昇政策で生活は苦しくなる一方で、「生活格差」が大きくなっている。

  「経済気象台」が指摘したように、「貧困」層が増え、また貧困化が進んでいることが問題である。大金持ちの安倍首相や麻生財務相などには想像もできないであろうが。

 

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2015年3月20日 (金)

自民・公明で、なしくずしに進む軍事拡大路線

 前回の衆議院議員選挙で、自民党・公明党の連立与党が圧勝したことで、安倍首相はやりたい放題になると予想したが、その通りになってきた。

 集団的自衛権行使容認の閣議決定で、憲法9条を事実上改悪し、軍事拡大を始めた。与党協議で公明党は自民党に抵抗するような素振りを見せたが、これも前の閣議決定の時と同じで、結局はジェスチャーだけである。自民党の高村氏は余裕綽々で公明党は自民党の言いなりになると踏んでいる。

 公明党はどんなことがあっても自民党の下駄の雪であるから、政権離脱するはずがなく、党利のためには国民を欺くことを平気でやっている。

 新聞によると、与党の基本方針を20日にも決めるというから、予定路線を突っ走っているわけだ。政府は関連法案作りを進めると同時に、日米のガイドライン(日米防衛協力のための指針)にこの方針を反映させる。

 ガイドラインの改定では、米軍への後方支援を大幅に拡大し、米軍への弾薬供与や離陸直前の米戦闘機への給油も可能にする。

 日本周辺に限定していた地理的な制約もなくし、地球規模での日米軍事協力に拡大するのだ。一たびイラク戦争のような事態が起きれば今度は米軍と共に戦わねばならないのだ。アメリカにOn the bootと言われれば、「Yes, sir!」と答えて、ついて行かなければならなくなる。

 安倍政権がやろうとしていることは、アメリカ以外の外国の軍隊も助けて共同行動をとることである。地球上どこでも、いつでも戦争あらば自衛隊を派遣を可能にすることである。

 朝日新聞の17日の世論調査では、自衛隊の海外活動について、52%が反対をし、賛成は33%である。しかし、賛成が1/3もあり、反対が52%は意外であった。

 女性の反対は多数だが、男性は賛否が拮抗している。戦争に行くのは男性なのに不思議である。女性の方が賢明であることを示している。

 自衛隊が海外へ派遣されて戦死者が出れば、第一号戦死者はものすごく大きく報道されるであろう。名誉の戦死第1号として。もし、戦死者が出たら靖国に祀られるのであろうか。

 そういうことが現実にならないことを切に願っている。戦後70年続けた戦争に参加しない国のあり方をさらに続けてほしい。

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2015年3月19日 (木)

籾井NHK会長は辞めるべき

 NHKの籾井勝人会長が、1月2日に私的なゴルフに出かけて、ハイヤー代4万9585円をNHKが立て替えて支払っていたことが発覚した。衆議院に参考人として呼ばれて、ゴルフに行っていたことを認めた。

 新聞によると、会長の業務に伴う支出として経理処理されていたことが17日分かった。伝票上は業務内容として「外部対応業務」と記され籾井会長のサインもあった。NHK幹部は「職員が業務用の伝票を誤って作成した」と説明しているというが、会長のサインがあるのだから、誤ってしたとは言えない。

  3月9日に請求書が届いて会長が支払ったというが、その時点では内部の指摘を受けて監査委員会が調査を始めていたのだ。NHKの幹部は、「一般のNHK職員なら処分が検討されるケース」と指摘している。

  籾井会長は公使混同も甚だしい。ハイヤー代をNHKに払わせようという魂胆がさもしい。大臣の政治献金問題でもそうだが、バレなければそれで通し、バレたら謝って済ますという風潮が情けない。

  例によって、菅官房長官は「全く問題ない」とコメントした。

  籾井会長は就任早々部下に白紙の辞表出させたり、問題発言が多い。その一つに「従軍慰安婦問題というのは、正式に政府のスタンスがよくまだ見えない。番組作りは慎重に考えなければならない。」というのがあった。政府の意向を体して番組を作ることを述べたものである。

  また、村山談話について聞かれて、「いまのところはいいと思います。将来のことはわかりません」と述べ、歴史認識も政府しだいという立場だ。

  このところNHKは政府広報機関的な姿勢を強めている。政府に批判的なニュースやマイナスになるような事柄は取り上げない。

  3月の衆議院総務委員会では「受信料の支払いを義務化できればすばらしい」と言ったが、とんでもない話だ。NHKが完全に公正で中立な報道を堅持できるのならともかく、籾井会長の下、安倍政権にゴマをするような姿勢でいる限り、義務化を許してはならない。

  今、全国各地でNHKの自主・自立を求める市民団体が続々と誕生しているという。例えば京都では、「NHKを憂える運動センター・京都」、「NHK問題を考える奈良の会」などが活動を始めた。

  特別秘密保護法ができ、集団的自衛権行使容認が閣議決定され、法整備が進んでいる。自衛隊が海外で戦争に参加できるようにするのが狙いである。歴史的岐路に立つ今、NHKは客観的報道を装いながらじわじわと国民を戦争が出来る方向に、憲法を変える方向に誘導するものと思われる。インテリジェンス・リテラシーをしっかりしてないと気が付いたら引き込まれていたということになる。

 NHKは大事な公器の役割を果たすべきである。現在の籾井会長の下では公正と中立が危うい。その上ケチな公私混同をするような人間は即刻辞めさせるべきである。

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2015年3月18日 (水)

マッサンで思い出した3級ウイスキー

 3月16日のNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」は一気に戦後3年へと飛んだ。放送時間はあと2週間になってしまった。この僅かな時間でウイスキー造りがどのように展開するのか楽しみである。

  マッサンのDOUKA WISKYは、戦時中は海軍の軍需工場として命運をつなぎ、戦後は進駐軍への納入でウイスキー造りを継続できた。

  そしてアルコール製品の統制解除で、新たな販売を考えるときがきた。マッサンはあくまでも本物のウイスキーに拘るが、株主は3級ウイスキーを造って大衆に広げて利益を上げるように迫る。

  株主の持ってきた3級ウイスキーは、トリスウイスキー(ドラマでは鴨居ウイスキー)だと思われる。

  3級ウイスキーは原酒が5%以内だから、こんなものはウイスキーではないとマッサンが言っていた。

  この場面を見ていて、学生時代にトリスバーが各地にできて大変盛況であったことを思い出した。マッサンが3級ウイスキー製造に乗り出してから6年ぐらいたった頃のことだ。

  大学に入るまでは酒に関心がなかったが、大学生になると、そのころ盛んだった屋台とかトリスバーに目が行くようになった。でも、生活でいっぱいであったから、屋台に行ったり、トリスバーに行くことはほとんどなかった。

  同じ下宿にいた1年先輩が、「○○のトリスバーに大学の体育の教師が毎晩いるよ」と話していたことを覚えている。大学の教員ならいけるのだろうと思ったものだ。

  その頃ニッカバーがあったのかどうか記憶にはない。多分あったのだろうが、トリスバーに圧倒されていたに違いない。

  大学3年のある日、友人とトリスバーに入ったら、カウンターの隣の席に紳士が座っていて、私たちに角瓶サントリーウイスキーを奢ってくれた。その旨かったことは今でも忘れられない。角瓶は長い間人気があったブランドである。それも3級ウイスキーなのかどうかは知らないが、トリスとは味が違った。

  トリスは携帯に便利なように、瓶に腰にフィットする丸みがあるのが特徴であった。それも人気の秘密だったのかもしれない。ニッカも同じような瓶で売っていたように思う。

 その後角瓶を飲めるようになったが、そうなると本場のスコッチが欲しくなり、海外旅行に行くとスコッチやブランデーを買ってくるようになった。トリスもニッカも今でも売っているが目もくれない。

 ところで、ニッカに比べてサントリーが売れたのは、何と言っても宣伝が上手だったからだと思う。

最近のニュースによるとマッサンのウイスキー「竹鶴」が世界のコンぺチションでNO.1を獲得したという。マッサンが生きていたらどんなにか喜んだことであろう。

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2015年3月17日 (火)

finepix S9400Wを買って

 1月の終わりごろだったと思うが、退職者互助会のパンフレットが送られてきて、そこに大きくフジフィルムのfinepix S9200Wが載っていた。光学式50倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラであった。価格は、小型三脚とSDカードが付いて27800円であった。

  私は、これまでにデジタルカメラを何度か買っている。現在使っているのはカシオのデジタルカメラで常時ベルトにつけて持ち歩き、大変重宝している。570枚ほど撮れる勝れもので海外旅行などでは大いに活用した。

  その他にihone5cを買ってからは、それを使って写真を撮ることも多い。iphoneのカメラもきれいに撮れるので便利である。

  そういう訳で、finepix9200の広告を見たとき、欲しいけれどもったいないと思って広告を眺めた。

  何度か眺めているうちに欲しい気持ちも高まってきたが、27800円は高く感じた。それでインターネットで調べたら、S9400Wが最安22000円ほどであることが分かった。それでももったいない気持ちが強かった。

  1か月ぐらい広告を眺めたり、インターネットの価格を見たりして迷っていた。そして思い切って買うことにした。最低価格は21980円であったが、K's電機Web販売の22090円を選んだ。ネットで申し込んだら、次の日にはもう届いたのでびっくりした。K's電機を選んだのは、近くに店があって、そこで故障などの対応をしてくれるからであった。

  このカメラは大きくて重さは610gある。見たところは一眼レフカメラのように見える。人に見せて値段を推測させたら10万円から5万円ぐらいが多かった。

  操作は大変簡単で、ボタン1つでやれるようになっている。いいところは、50倍光学ズームの他に、ファインダーもついていることと、WiFiが付いていることだ。それに動画もきれいに撮れそうなことである。

  これから3つのカメラを使い分ける訳だが、さてどうなることやら。多少はボケ防止になれば安い買い物である。

  ところで、WiFiの設定で大変な苦労をした。それについては改めて取り上げることにする。

※3月17日に検索したら最安価格が28300円に上がっていてビックリ!!

http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/s/finepix_s9400w/specifications/

 

 

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2015年3月16日 (月)

世界緑内障週間と私

 世界緑内障週間に合わせて、名古屋テレビ塔、札幌テレビ塔、東京・虎ノ門ヒルズなどが、8日~14日まで緑色にライトアップされたという。

  名古屋のテレビ塔がライトアップされた写真を、新聞やテレビで見たが実物は見ていない。このライトアップは、「早期発見で失明の可能性は減らせる」というキャンペーンなのだそうだ。

  それを仕掛けたのは、岩瀬愛子さんという眼科医だと朝日新聞に出ていた。この医師が多治見市民病院に勤めていたときに、学会が行った疫学調査の現地責任者を務めたそうだ。

  その結果、20人に一人が緑内障で、その人たちの9割は無自覚であったという緑内障の実態を明らかにして、「多治見スタディ」として世界に知られているという。

  緑内障は眼圧が高くなるタイプと正常眼圧緑内障がある。実は、私も緑内障で、眼科医に別の治療に通っていて、あるとき眼圧を計ったら高くて緑内障と診断された。45歳の時であった。

  私は緑内障を恐れていた。それで30代の頃から夜街灯を見ると、電燈の周りに虹が見えるかどうか試していた。30代のときすでに虹が見られ、40代になるとひどくなっていたと記憶する。昔は緑内障は「青そこひ」と言われ、また「石目」とも言われた。眼球が眼圧で硬くなるからである。

  緑内障と診断されてからは毎日目薬をさした。そしてときどき目を抑えて眼球の硬さを調べた。電燈の周りが虹に見えるのも調べた。

  視野検査では、右目に暗い見えない部分があった。それは自分で右手人差し指を横にして見ると、指が見えなくなるので自分でも分かった。

  2年ほどたって一度市大病院に行ったら、右目をレーザーで手術することになった。眼圧が高くなるのは房水がうまく流れ出ないからで、房水の通りをよくする手術であった。

  手術の後は元の眼医者にもどって目薬の治療を受けた。その眼医者は遠いので退職後は近くの眼科医を紹介してもらって転医した。

  緑内障の治療は目薬の点眼だけである。眼圧を下げる目薬と房水をコントロールする眼薬をもらっている。20年ぐらいは3本もらっていたが、1本に2種類のコソプトという目薬ができ、それ以後は、1日1回点眼のタプロスと2本をもらっている。

 緑内障で一度失った視野は治すことができないが、視野欠損を進行させないことはできるようだ。私の場合、眼圧を目薬で正常圧に保つようにしているので、これまでのところは視野欠損は広がっていない。死ぬまでこのままなら大変有難いことである。

 私の友人は正常眼圧緑内障である。でも、視野欠損が進み、左眼の視野はほとんど失われてしまったと言っている。

 私の場合、早くから緑内障になり、その後眼科医へは2か月に1回行って診察を受けている。また年2回視野検査がある。死ぬまで眼科へ通わなければならないが、動けなくなったらどうするのかと思っている。

 自分の判断で、サプリメントの「ブルーベリーアイ」とか「アホエン」、ビタミンB,C,E,などを飲んでいる。

 何がよいのか分からないが、右目の視野欠損が長い間濃かったのが薄くなってきたように感じている。また、現在は虹は見えなくなり、眼球の硬さも普通である。

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2015年3月15日 (日)

CBCTV「戦後70年 千の証言スペシャル 私の街も戦場だった」を観て」

 3月10日の東京大空襲の日を前にして、9日にCBCテレビで放送された「戦後70年 千の証言スペシャル 私の街も戦場だった」を観た。

  この番組は、太平洋戦争の末期昭和45年に、アメリカ空軍が行った日本本土への空からの戦闘機による攻撃を、アメリカ公文書館にあるフィルムや資料をもとに構成された力作である。

  アメリカの公文書館に残されている膨大なフィルムを借り出して丹念に記録を調べた3人の若い研究者がいた。40代1人、20代2人である。「映像を見れば、戦争を経験していない我々のような人でも、日本全土が攻撃されたことを実感できるのではないか」そんな思いで調査をしたのだ。

  フィルムは米軍戦闘機の翼に取り付けられた撮影機で撮影された。カラーフィルムで、機銃掃射やロケット弾攻撃の様子がリアルに捉えられている。機銃の引き金を引くと自動的に撮影機が動く仕組みになっていた。米軍機にこのような仕掛けが装備されていたことは驚きである。

  その目的は攻撃がどのように行われたかを知るためで、そのために飛行士たちは撃たなければならなかったのだ。

  彼らは鉄道の列車、逃げる人たちなど動くものを標的にしたという。戦闘機の上からは人の顔はほとんど見えないから、撃つことにためらいはなかったと証言している。

 ●米軍第506飛行隊 元パイロット アブナー・アウスト氏(92)
「例えば車や列車、地上で動くものを攻撃する。標的はパイロット次第。あそこに人がたくさん見える、皆殺してしまえ、という奴もいたかもしれない」

 ●米軍第506飛行隊 元パイロット ジャック・ライス氏(92)
「(列車や駅を)撃ったことはないな。私ではない。見た憶えもないよ。地上にいる人たちには何の感情もわかなかった。やるべきことをやっただけ」

  全国で139の街が村が攻撃されたという。中には屋久島の小学校も炎上するのがフィルムに収められていた。釜石市は空襲で焼かれ、東日本大震災でまた大被害を蒙った。

  米軍は九州の鹿児島県、宮崎県に上陸する計画を持っていたので、九州南部の都市などへの攻撃が多かった。

  当時のことを知る高齢者の証言では、田舎のきれいな漁港がなぜ度々機銃掃射を受けたのかについて、いつも硫黄島の基地に帰るときに機銃掃射がされたので、気まぐれであったのだと推察している。

  私は和歌山県新宮に住んでいたが、毎日B29が頭上を飛び大阪や名古屋に向かっていた。そしてある夜市街地に焼夷弾が投下された。私はその光景を防空壕から見ていた。

  機銃掃射にあったことはなかったが、その音は聞いたことがある。また機銃掃射をされた人の話を聞いたこともあった。

  この番組には、近くの那智勝浦町付近を走っていた列車が機銃掃射を受けた様子があった。

  この番組の圧巻は、中央線八王子近くの湯の花トンネル付近で満員列車が機銃掃射を受けたことだ。その様子を当時の生存者の証言を元にドラマ化してあった。

  番組では、その時の攻撃に加わった米軍飛行士を探してアメリカに渡った。銃撃をした飛行士は他界していたが、その息子さんの話を聞くことができた。

  アメリカで出会った飛行士は、次のような証言をしている。

 ●米軍 元パイロット ジョン・ジョセフ・グラント氏の手紙
「ダメだ。あの人たちを銃で撃つなんて僕にはできない。幼い子どもたちとわが子の姿が僕には重なって見える。ちくしょう、戦争は地獄だ。残酷で冷たくて犠牲はあまりに大きい」

 ●米軍元パイロット ジョン・ジョセフ・グラント氏の手紙
「機関車を狙って撃った。列車はトンネルに辿り着いて止まっていた。後方車両は外に出たままだった。再び列車の上を飛ぶと民間人らしき人たちが逃げていくのが見えた。僕は撃たなかった」

 ●米軍・第506飛行隊 元パイロット ビル・エバーソール氏(89)
「何でどうしてこんなことに。撃った人が誰であろうと僕らの国がしてしまったことを謝罪したい。あまりにも酷い。僕は謝りたい。これはいけない」

 ●米軍・第506飛行隊 元パイロット ビル・エバーソール氏(89)
「列車は撃った。だけど、僕が撃ったのは客車ではない。貨物列車だった。列車の前方に貨物車両があった」

 戦争の末期、米軍は物量に物を言わせて、日夜日本中の街や村を飛行機で攻撃した。NHKの朝のドラマでは、北海道の余市も爆撃されたというシーンがあった。

 番組のタイトルは「私の街が戦場であった」だが、沖縄から北海道まで全国通津浦々まで爆撃され、機銃掃射を受けたのだ。米軍によると、日本人に恐怖を与えて戦争を早く終結させる狙いであったという。

 私の従兄弟の画家の故安藤日出彦は、米軍の空襲で殺された人々を取り上げた絵を描いて米軍の無差別爆撃を告発した。昨年秋に亡くなったのだが、もう少し生きてこの番組を見てもらいたかった。

 日本もドイツも無差別爆撃をした。だから米軍の無差別爆撃に甘んじるというのは間違いだ。米軍の暴虐非道の日本を焦土と化した無差別爆撃には謝罪を求めるべきである。

 アメリカは今もイラクやアフガニスタンなので無人機や遠隔操作による爆撃を行っている。直接人を見ないからまるでアニメのように感情抜きで攻撃をできるのだ。

 ●米軍・第506飛行隊 元パイロット ビル・エバーソール氏(89)
「戦争は起こしてはいけないとみんなに気付いて欲しい。戦争は間違っている」

 この番組では、米軍を直接的に告発する文言はなかったが、間接的に米軍の非道さを知らしめるものになっている。

https://www.facebook.com/pages/TBS-%E6%88%A6%E5%BE%8C70%E5%B9%B4-%E5%8D%83%E3%81%AE%E8%A8%BC%E8%A8%80%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E7%A7%81%E3%81%AE%E8%A1%97%E3%82%82%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F/785652271511441

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                       名古屋空襲①

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                     住んでいた家が焼ける前


 

 

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2015年3月14日 (土)

重い、メルケル独首相の言葉

来日したドイツのメルケル首相は、安倍総理との会談の後の記者会見で、「過去の総括は和解のための前提となっている」と述べた。地域の安定には和解の努力が不可欠との認識を示した。

   朝日新聞によると、メルケル首相が、今回の訪日で、歴史認識にここまで言及するとは、予想されていなかったという。

  メルケル首相が、ドイツは長い時間をかけて、ナチスドイツの忌まわしいホロコスト問題と向き合い、他国との和解にこぎつけた。歴史を真正面から見つめ、謙虚に反省することの大切さを語ったのだ。

  日本では、安倍首相の戦後70年首相談話の内容が注目されている。そんな中、首相の私的諮問機関である「21世紀構想懇談会」の座長代理の国際大学北岡伸一学長は、「私は安倍さんに『日本は侵略した』と言ってほしい」と述べた。

  シンポジュウムで「日本全体としては侵略して、悪い戦争をして、たくさんの中国人を殺して、誠に申し訳ないということは、日本の歴史研究者の99%がそう言うと思う」と指摘したそうだ。

  村山談話で「侵略」「植民地支配」を認めて謝った村山元首相は、つぎのように語った。

 「(村山談話が)植民地支配、侵略を認めて率直に謝ったことに対し、『薄めていきたい』『変えたほうがいい』という気持ちがあるのではないか」とBSフジの番組で語った。

  村山氏は「(村山)談話が出て以降、批判はおさまった。韓国、中国、アジアの国全体、米国も含め、世界もだ。定着していた。それを見直すことになれば、おかしなことになる」とも述べた。

  メルケル独首相の率直な発言を素直に受け止めて、安倍首相は70年談話に村山談話踏襲をすべきである。首相の好きな吉田松陰は尊王攘夷であったが、もし今の世にいたら、やはり安倍首相を支持するであろうか。私はそうは思わないが。

 

 

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2015年3月13日 (金)

愛知県議会を初めて傍聴

 先日、マジカルのMさんから、愛知県議会が開かれており、K議員が質問をするから傍聴に行かないかと誘われた。お昼の弁当もでるらしいと言ったが、私はそれはないだろうと思った。愛知県議会も名古屋市議会も一度も見たことがないので行くことにした。

 前々日に時間や集合場所の連絡があった。集合は愛知県議員会館前ということであった。弁当は思った通り有料で1000円だと言った。公職選挙法の関係で利益供与ができないのだ。

 愛知県議員会館がどこにあるのかネットで調べたら、名鉄瀬戸線東大手駅の付近であった。おかしいと思い、県議会はどこにあるか調べたら、県庁の東側にあることが分かった。 

 当日は探さなければいけないと思い早めに家を出た。市役所駅に着くとIさんに会ったので心強かった。県庁前の案内所で聞いて県庁の横を通って行った。建物に入ると他の人たちが集まっていた。みんな10時20分の集合時刻より早めに来たようであった。

 係りの案内で4階の控室に行った。大きな部屋で入口に「K議員関係者」と紙が貼ってあった。「エッ?こんな大きな部屋?」と思って入っていった。ボツボツと人が集まって来た。大きな部屋がほぼいっぱいになったので目算したら、120人余りいたのでびっくりした。

 後で分かったのだが、選挙区の人だけではなく、Kさんを知る人たちやその党の支持者だった。

 県議会のパンフレット、現議会の質問者一覧、K議員の質問要綱、傍聴券と注意事項を書いた紙が配られた。パンフには95人の議員の写真が載っていたが、知っている人は教員組合出身のT議員だけであった。

 注意事項には携帯の電源を切ることとか私語をしないことなどが書いてあった。写真を撮ることについては書いてなかったので確認したら、記者のような許可を得た特定の人だけだと分かった。

 11時の予定時刻になってもまだ控室に留められていた。何でも前の議員の質問が長引けば午後になることもあると言った。みんなはそんなの困ると言っていた。

 幸い10分ぐらい待ったら呼びに来たので助かった。議場に入ると傍聴席は高いところにあり、はるか下に議員たちが座っていた。11時15分にK議員が壇上に上がった。

 質問は3点で、

 ①愛知県の地域医療構想

 ②心の教育の充実について

 ③動物殺処分ゼロに向けたアニマルセラピーの取り組みについて

 ①は、地域の医療機関が連携をして、これから増加が予想されている高齢者の医療に対応せよという趣旨だったと思う。

 ②は、全国学力テスト1位の秋田県を視察したことをもとに心の教育を進めることであったと思う。

 ③犬の殺処分を減らすためにアニマルセラピーに活用せよという趣旨だったようだ。

 質問は紙に書いたものを早口で読んでいくので聞き取りづらかった。多分関係者には事前に印刷したものが配られていて問題ないのだろうと思った。質問には保健衛生局長と教育長が答えた。自分の席で印刷物を読み上げていた。

 K議員の質問が終わると、私たちは退場した。後で別の議員が言っていたが、振り返るともの凄い人数の傍聴者がいたのでびっくりしたそうだ。結局、自分には支持者がこんなにいるということを誇示するのだろうと感じた。

 誰かが拍手をしたときにうっかり手を叩いたが、傍聴者は禁止されていることを思い出しやめた。傍聴席は高いところにあるせいか暖房が利きすぎで眠気を感じた。

 控室に戻ると、机上に弁当が置いてあった。食べていいのかどうか何の話もなかった。みんなはちゃんと指示してほしいと言っていた。

 K議員が現れて、食べながら話を聞いてくださいということで食べながら聞いた。弁当は黒い紙の箱に入ったもので、1000円なら駅弁の方がましかなと思った。

 K議員の話の後、主な支持者が簡単な話をした。12時45分から知事と記念撮影をするということであったが、知事は忙しいのか10分遅れで現れた。3グループに分かれて写真を撮っただけで挨拶はなかった。知事を見るのは初めてであった。

 議会見学は待ち時間が長くてくたびれてしまった。帰りに本庁の中を通ったが、そのとき、本庁に来たのは、就職のとき教育委員会に来て以来だと思った。我々のような一般県民は県庁本庁に来るようなことは全くないのだ。

 政治には大いに関心があるが、県議会も市議会も傍聴しようとは思わなかった。初めて傍聴してもこんなものかと思っただけである。

 誰かが「もっと突っ込んだ質問を期待していたが通り一遍だったな」と話していた。イギリス議会のように対面でやりあうような気迫のある議会であってほしいと感じた。国会も地方議会も似たようなもののようだ。

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2015年3月12日 (木)

40代でジョギングを始めた頃裏付けをもらった本

 スポーツの苦手な私がジョギングを始めたのは40代の半ばであった。その頃はまだエアロビクスについて知られていなかった。アメリカ人研究者が書いたエアロビクスの本を買って読み、有酸素運動が大切であることを知った。それでランニング(当時はジョギングという語はあまり知られていなかったように思う)を始めたのであった。

  その頃日本の脳科学者の久保田競教授が書いた「ランニングと脳 走る大脳生理学者」(1981年 朝倉書店)が出た。私は大脳生理学者が書いたということに興味を持ちその本を買った。

  久保田教授は自らランニングをしていた。その経験もふまえて脳科学者の目で上記の本を書かれたのだ。

  その本を読んでランニングが身体によいことを知り、ランニングに励んだ。瑞穂運動場まで往復5kmの道のりを毎朝30分弱で走った。

 その後ジョギングがよいと知れわたり、健康に良い運動だと盛んになった。ところが10年ぐらいたった頃だったと思うのだが、ジョギングに警鐘を鳴らす人が出て来た。それは心臓麻痺や心筋梗塞などの突然死を起こす恐れがあるという警告であった。そしてジョギングよりウオーキングがよいと勧められるようになった。

  私は、フルマラソン出場を夢見ていたのだが、あるとき足の膝に異変を感じるようになった。それをきっかけにジョギングをやめてウオーキングに切り替えたのである。幸い足の不調はウオーキングでは悪くならず、自然に治っていった。以来、私はウオーキング派である。ジョギングなら30分の距離をウオーキングは55分ぐらいかかった。(現在は1時間3分ぐらい)

  3月5日の朝日新聞夕刊を見たら、久保田教授についての記事を見つけた。「華麗なひと」というコラムで、久保田教授が証明した大脳とジョギングの関係について紹介してあった。

  「走ると脳にいい。脳科学者の久保田競さんは、10年ほど前、思考や判断に関わる脳の中枢部分、前頭前野の働きがランニングで活発になると証明した。

  走ると複雑に脳を刺激し、血液循環の改善やホルモンの分泌をもたらし、脳の発達を促す。それまでは体によいことは分かっていても、脳との関係を明確に解明した論文はなかった。最近は、運動の機能にも前頭前野が大いに関係することが分かってきたという。」

 久保田教授は40代半ばでジョギングを始めて、40年近くになり、82歳の今も朝夕合わせて毎日20kmほど走るそうだから驚きである。私など今はジョギングはできない。体が重く息がはずむのだ。

 久保田教授は、ジョギングを始めた頃は体重が84kgあったが、1年半で60kgに減量したという。

 私も体重は62kg前後をキープするようにしているが久保田教授にはかなわない。ジョギングの方がウオーキングより前頭前野の働きを活性化するのかどうか、そこが知りたいところである。

 

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2015年3月11日 (水)

シニアパワー発揮の「シニアコーラス コンサート」

 3月4日に、金山の日本特殊陶業文化会館フォレストホールで「第7回シニアコーラス コンサート」が開催された。主催は名古屋市文化事業団であった。

  シニアコンサートも今年で7回目を迎えた。参加団体はこれまで最高の28団体となった。今年も知多半島の武豊とか、三河地方の合唱団の参加があった。

  コーラスグループも我が昭和男爵コーラスのような10数名規模のものから、白河A,Bのように100数十名規模のものまでさまざまであった。

  昭和男爵コーラスは、シニアコーラスの第一回から出演している。今年は発表会直前に2名の団員が体調を崩したので12名の参加で頑張った。我が合唱団も一時は20名近くまで団員があったのだが、介護とか体調不良で休団者が増えたのが残念である。

  今年の最高齢は、90歳の男性だったそうで、鯱城コーラスのように平均年齢78歳というグループもあった。合唱団によっては杖を突いたり、朋輩の介助で歩行している人もいた。

 しかし、どの合唱団も年々レベルが向上しており、最後まで聴いていたが楽しく聴くことができた。男声合唱団は我がグループの他に4グループで、混声合唱団や女声合唱団が多く、混声も圧倒的に女性が多かった。

 高齢者が年に一度集って発表をして、他の合唱団のコーラスを聴くのは大変良いことである。高年パワーここにありという感じであった。

 昭和男爵コーラスは、今年は大久保指揮者の指揮で、女性指揮者の加藤先生のソプラノソロで4部合唱の「落葉松」を歌った。とてもいい曲なのだが難しかった。もう一曲も4部合唱で「銭形平次」という威勢のいい曲を歌った。

  第1回の出演の時は全くの素人集団であったが、加藤先生の指導で少しずつ進歩して、今回は人数は少ないが4部合唱を歌うまでになった。年は年々取っていくが、よい指導者の下で続けることにより向上するものである。

 現在は正指揮者の加藤先生の他に、若手の男性指揮者大久保先生もいて、ピアニストも女性の富田先生と男性の大森先生を擁している贅沢な合唱団である。せめて団員が20名いるといいと思っているので合唱を経験したい人は参加してほしい。

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                      昭和男爵コーラス

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                       ホットスルーズ

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                     加木屋混声合唱団ポポロ

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                       白河合唱団
      

 

 

 

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2015年3月10日 (火)

外国人技能実習生の逃亡数に驚く

 先日、ベトナム人たちがヤギを盗んで食べ、捕まって裁判になった事件について取り上げたとき、背景には過酷な労働を強いる雇用主がいることが問題だと指摘した。そのとき手元に資料がなかったので、どのくらいの人数の技能実習生が逃亡したかは分からなかった。

 3月7日のネットで、産経新聞が報じた記事を見つけた。記事の見出しは、「過酷労働の悲劇! 外国人の技能実習生2万5千人が失踪 入管「深刻な問題」 過去10年間、平成26年は最多4800人」となっている。

 産経が法務省へ取材したところ、昨年度平成26年の技能実習生の失踪は、480人と過去最高となったというのだ。過去10年間では2万5000人に上るという。

  ベトナム人のヤギ捕食でも失踪した理由は、早朝から深夜までの過酷な労働と低賃金、寝るところの劣悪さであった。産経新聞も、「多くの実習生が最低賃金水準で稼働しているが、残業代の未払いなど労働関連法違反は後を絶たない。労働条件の厳しさが失踪増加の背景にあるとみられる。」と指摘している。

  その通りであって、それ以外の理由は考えられない。以前から技能実習生が搾取されていることは何度もマスコミで報じられてきたが、対策がとられなかったのだ。「平成25年度には前年比84・2%増の2822人が行方不明となっている。国籍別では中国が60・6%を占め、ベトナムの26・6%が続く。」と書いているように25年、26年度と急激に増加しているのである。

  昨年6月現在で16万2000人の技能実習生がいるが、今も多くの実習生は、農村や中小企業などで安い労働力としてこき使われているのだ。

  発展途上国の人材が最長3年の期限で、働きながら日本の技術を学ぶ仕組みで、政府は途上国の経済発展に資する国際貢献と位置付けているが、真っ赤なウソである。

 記事によると、「実習生は勝手に転職できず、国内にとどまっている失踪者の大半は不法就労・不法在留状態にある可能性が高い。法務省入国管理局の担当者は「深刻な問題と理解している」と話し、実態把握を急ぐ方針だ。」という。

 ベトナム人の事件に見るように不法就労・不法在留そのものである。この問題は、入国管理局だけでなく、実習生を雇う側を厳しく監督・指導する部局を設置するべきで、厚生労働省も責任を持つべきである。

 技能実習生が楽しく働いて本当に技能を身に着けて、日本に感謝して帰国できるようにすることが喫緊の課題である。

 中国人観光客が日本に来て「日本はよいところがたくさんある。見直した」と言っているが、こういう暗い恥ずべき実態は知られていないのだろう。「日本の恥」と知るべきである。

 政府広報機関と揶揄される産経新聞だが、今回は拍手を送りたい。

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2015年3月 9日 (月)

メルケル独首相「日本もドイツのように脱原発すべき」

 メルケル首相は7年ぶりに来日した。その直前に福島県出身のベルリン工科大学の井上茂義博士と対談したビデオメッセージをiphoneのSMARTNEWSで見つけた。

  この中で、メルケル首相は「ドイツは原子力から撤退するという決定をし、再生可能エネルギーに期待をしている。日本も同じ道をとるべきで、日独協力していけるはずだ」と述べた。

  井上博士の質問に答えて、メルケル首相は次のように話している。

  「この恐ろしい事故に私たちは同情しました。そしてドイツはより早く原子力から撤退するという大きな決定をしました。

  私たちは、再生可能エネルギーに、とても期待しています。私は日本も同じ道を取るべきだと思っています。より良い方向に向かうことだからです。私たちドイツと、日本は協力していけるはずです。

  再生可能エネルギーの発展について話しましょう。もちろん私たちには「ベースロード電源」が必要です。日本も他の島国と同様に、資源の問題を抱えています。それゆえに、日本とドイツは原子力に関しては全く同じようにはできないかもしれません、しかし、福島の事故の経験から言えることは、安全性が最も重要だということです。

  私は、福島の事故を経験したドイツの首相として、できるだけ早く原子力から撤退することを提唱します。」

  ドイツは福島の原発事故の後、速やかに脱原発を打ち出した。福島から遠く離れたヨーロッパにありながら原発の危険性を重視しての決定であった。お隣のフランスが原発大国であるのと大違いである。

  日本は福島原発の当事国であり、原発事故から4年たってもなお汚染水の垂れ流しを続け、事故現場の処理も遅々として進んでいない状態である。

  それなのに安倍政権は原発再稼働を進め、再生可能エネルギーには否定的である。日本とドイツの技術力を結集すれば再生可能エネルギーの開発推進は可能なはずである。

  日本が原発にこだわっている間にドイツや北欧は再生可能エネルギーでリードしていくであろう。地球上で最も危険な原子力に頼ろうとする安倍政権はもう一度事故が起きるまで目が覚めないのであろう。

  メルケル首相は、西ドイツに生まれて、東ドイツで育った物理学者だという。再婚をしていて、料理が大好きという一面もあるそうだ。ロシア語が堪能でプーチン大統領とはロシア語で話あうそうだ。ウクライナ停戦では主導力を発揮した。

  日本滞在は僅か2日間だがどんな話をするのか楽しみである。

「メルケル首相 画像7」の画像検索結果

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2015年3月 8日 (日)

「爆買い」の中国人に期待するもう一つのこと

 中国の旧正月「春節」の時期に日本を訪れた中国人は50万人とも言われる。その大量の来日で話題になったことは中国人の買い物振りであった。それは「爆買い」と言われるほどの買いっぷりであった。「爆買い」は中国語の表現のように思うのだが、それにしても日本にとっては有難いことである。彼らは一説では平均23万円も買い物をしたというのだ。

 一昨日のモーニングサテライトで、中国人のアナリストが、「中国にはなんでもあるのに、わざわざ日本に来て日本製品を買う。価格より質が問題なのです」と言っていた。日本製品の質を求めているのだ。と言っていた。有難いことである。

日本に金を落としてくれる他に、私が期待していることがある。それは一般の多くの国民に反日教育によってしみついている反日感情の変化である。

日本を訪れた反日中国人が、日本を旅行した後、日本の良さに気が付いて見方が変わり、そのことをネットに投稿する人が増えていることだ。口コミ、ネットコミで日本に対する見方が変わる人が増えると草の根外交の成果となる。

●ここ数日北海道は大雪だった。朝ホテルを離れるとき、従業員が総出で送ってくれ、バスが発車するときお辞儀を15秒もしていた。そして最後まで手を振り続けていた。

●妻は以前、プロパガンダに感化されて日本が嫌いだったが、今回の沖縄旅行で考え方が180度変わった。「また行きたい」と繰り返す。印象深かったのは、交通マナーのよさで、道路ではクラクションの音が聞こえないことだ。

●日本では、商品の渡し方が違う。洋服を買うと入口まで送ってくれ、両手を添えて商品を渡してくれる。懐石料理を食べたときのおもてなしはさらに素晴らしい。何が本当の「お客様が神様」なのかが分かった。

●ある農村に行ったとき、現地のおばあさんに声を掛けられた。「桜の咲くころまた来てね」と言った。道を尋ねたお姉さんは、交番まで案内してくれてすっと付き添っていてくれた。

●同爺湖のホテルで食事をしたとき、うっかり味噌汁のお椀をひっくり返してしまったら、従業員が飛んできてズボンを拭いてくれた。

●商店街を歩いていて、靴屋の店先に靴が展示してあり、店の人が誰も見ていないことに驚いた。

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2015年3月 7日 (土)

小出裕章氏のビデオメッセージ(2014年3月のもの)

 福島原発事故からまもなく4年になる。時間が経つのは早く、東日本大震災の風化が叫ばれるようになった。

  中でも福島原発事故は風化が激しいと感じている。それは安倍政権が原発政策を推進し、また、自ら海外に出かけて原発を売り込んでいるのからである。そんな中で、太陽光など自然エネルギー発電を減らそうという動きが激しい。

  かつて我々国民は「原発安全神話」に騙されてきたが、福島の事故で原発事故が如何に恐ろしいものであるかを思い知ったはずなのに、いつの間にか再び「原発神話」が復活したようである。

  マスコミの報道では、今もなお原発サイトからの汚染水が海に流れ出ている。止めようにも止められないという。

  昨日、友人からメールが届き、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏のビデオメッセージが添付してあった。

  小出氏のビデオメッセージは、昨年の3月にヘレン・カルディコット財団主催で全国6か所で紹介されたものだそうである。「未来を担う子供たちへ」と題する12分間の短いものであるが、放射能の危険が放置されていることを告発し、子どもたちを守るための最低限の提案をしている。

  また、食品の放射能安全基準を1kgあたり100ベクレル以下としているが、事故前は食品の放射能は1kgあたり0.1ベクレルであったと指摘し、1000倍にもなっていると言っている。

  私は福島、宮城、岩手辺りの海で獲れた魚をよく食べるし、東北の果物や野菜も食べている。放射能が安全基準以下だから大丈夫だろうと思うからである。それに私は高齢者だから余命僅かで今更どうなってもよいと開き直っているのだ。

  小出氏は国に期待するのは無理だから、地方自治体で学校給食を安全なものにすることを提案している。

  1年前の講演であるが、1年たってもそのまま納得できる内容である。是非ご覧頂きたい。

  https://www.youtube.com/watch?v=9KzmzlJ-J4I&feature=youtu.be

ビデオギャラリー(日本語、英訳、ドイツ語訳、スペイン語訳)

 http://hcfj.web.fc2.com/movie.html#menu01

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2015年3月 6日 (金)

政治とカネー企業献金問題に幕引きを図ろうとする民主党

 国の補助金を受けた企業からの政治献金を受けた政治家が、安倍首相から民主党の岡田代表にまで広がった。

  朝日新聞によると、

   安倍首相が108万円、

   麻生財務相が12万円

   菅官房長官が5万円

   甘利経済再生相が12万円

   林農水相が72万円

   宮沢経済産業相が12万円 

   岡田民主党代表が48万円

   片山維新の党参議院議員会長5万円 

   安倍首相は予算委員会で「知らないものは、実際に知らない」と答えて平然としていた。どこまで広がるかという、補助金企業からの政治献金問題であるが、ネットのニュースによると、次のように書いている。

  「国の補助金交付が決まった企業・団体から献金をうっけていた議員が与野党で相次ぎ、、民主党は4日、自民党に政治資金規正法改正に向けた協議を呼びかけ、「手打ち」を模索し始めた。

  自民党の閣僚をこの問題で追及していたが、産経新聞などの取材で岡田氏に同様の問題があることが2日に発覚した。自らが投げたブーメランが戻ってきた格好となり、急に方針を転換した。」

  民主党も情けない。党代表の岡田氏自身が献金を受け、問題はないと説明をしたが、結局せっかく自民党の政治献金まみれを追及しかかったのにこれで幕切れにしようというのだから。

  別のネットニュースでは、民主党の国会対策委員長から自民党の国対委員長に電話があり、「泥仕合はやめよう」と言ってきたという。「泥仕合」とは何事かといいたい。国会で政治とカネの問題で追及することが泥仕合なのか。

 自民党から岡田氏が「それみたことか」とばかりに追及されるのを恐れてのことである。こんなことでは民主党はいつまでも再生できないであろう。

  安倍首相は、現行の政治資金規正法の範囲で厳格化すればよいと言っているが、この際、企業・団体からの政治献金は禁止する法律をつくるべきである。その点では民主党も腰が引けているから、自民党・公明党のいう通りに決まるに違いなく、これからも政治とカネの問題は続くであろう。

 

 

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2015年3月 5日 (木)

私が育てたシクラメン

 シクラメンのことはこれまでに何度かblogに書いたと思う。今、我が家では紅白のシクラメンが真っ盛りである。紅いシクラメンの鉢と白いシクラメンの鉢を並べてガラス戸の傍に置いてある。

 紅白は日本でも中国でもおめでたい色である。中国では日本以上に紅白が好まれるから中国へ持っていけば、高く売れるのではと思ったりする。

 このシクラメンは、多分我が家に来て4年目だと思う。少なくとも3年は経っている。600円程度で買ってきた鉢である。

 以前にも書いたように、私はシクラメンが大好きなのだが、年を越して育てるのは下手であった。それでいつも11月頃になるとシクラメンの花を買って来ていた。それが5年ぐらい前から年を越させることができるようになったのだ。

 今、咲いているシクラメンはみな何年も年を越して来たものばかりで、外に置きっぱなしの350円で買ったシクラメンもきれいに咲いている。

 でも、見事なのは、部屋の中で育てている紅白のシクラメンである。私の値踏みでは、もし買えば3000円はするだろうとうぬぼれている。

 妻は「今年のシクラメンはきれいね。どうしてこんなにきれいに咲いたのかしら」と言った。私は、「多分昨年の9月に土を入れ替えたからだと思う」と答えた。

 5月頃花が終わり、水をやらないで放置しておくと葉っぱもなくなってしまう。夏の暑い間は球根状態で過ごさせる。そして9月中ごろに新しい培養土に入れ替えたのだ。

 咲き始めは12月末頃と遅かったが、次第に花芽がどんどんと出るようになって花を咲かせた。白の方は遅かったが追いついて現在は紅白競艶している。

 咲き始めが遅かったから多分6月頃までは咲くだろうと予想している。

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2015年3月 4日 (水)

「知らなかった」「返金した」で済ませる問題か

 西川前農林水産相辞任につづいて、今度は望月環境相と上村法相が問題になっている。それぞれが代表を務める自民党支部が、2013年に国の補助金の交付決定通知を受けた総合物流会社「鈴与」から、11年~12年に同社から寄付を受けていたことがわかった。望月環境相の支部が530万円、上川法相の支部が90万円だという。

  望月氏は、「道義的な立場から140万円を返した。鈴与への補助金は知らなかった。」と述べている。これについて官房長官も安倍首相も問題ないと言った。

  上川氏は、「調査し、適切の対応したい」と述べた。

  その他にも、下村文部科学相を支援する団体が政治団体の届け出をしないまま活動していたことが民主党などから追及を受けている。

サンデーモーニングによると、第1次、第2次、第3次安倍内閣で7人の閣僚が政治資金問題を起こしているという。歴代自民党内閣で一番多いそうだ。それなのに安倍首相は「問題ない」と繰り返してきた。

  企業献金問題が発生すると、いつも決まったように言われるのが、「知らなかった」「金は返した」「問題ない」である。これらが常套語となっている。

  バレたから金を返すが、バレなければ貰い得をきめこむのである。「知らなかった」「金は返した」と言えばそれでおしまいというのは我々一般国民から見ると何とも理解できない。

  そもそもこうした汚い金の問題が起きるのは、政治資金規正法が抜け穴だらけだからだ。この法律は国会で作られるが、いってみればお手盛りである。自分たちの都合の良いように作れるのだ。

  企業・団体献金を一切禁止することが解決の道である。企業・団体献金を一番もらっているのは自民党である。その自民党が圧倒的多数の現状では改めるつもりはないであろう。維新の党が企業・団体献金を全面的に禁止する法案を提出したそうだが、どうなることか。

 政治とカネの問題で国会審議が費やされていくのは何とも情けない。集団的自衛権行使容認閣議決定の関連法の審議に十分時間を割いてほしい。

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2015年3月 3日 (火)

川崎中一殺害事件の不思議

 川崎市の河川敷で、中学1年生の男子生徒が、18歳、17歳、17歳の3人のグループが関与して殺害された事件は、18歳少年が殺害を認めたことでかなり明らかになってきた。

   3月2日の朝日新聞朝刊はいち早く、殺害を認めたと1面で報じたが、NHKお早う日本は前日と同じニュースを流しただけであった。なぜそうなったのかと思った。

  中一少年が遺体で見つかってから12日、その間新聞もNHKもこのニュースがメインであった。

   中一少年は、昨年秋ごろから高校生や上級生と付き合うようになり、学校を休むようになった。

  逮捕された少年たちと知り合ったのは、12月頃だという。

  少年は1月の冬休み明けから登校しなくなった。「殴られた」と友人には話していた。

   1月中旬に18歳の少年に殴られて、目の周りに黒いあざができた。

   LINEでグループを抜けたいと相談し、「怖くて抜けられない」と話した。

   また、コンビニで小学校同級生だった女子生徒が「あんな子たちとつるむのはよしなよ」と忠告したが、「抜けられない」と言ったという。

  新聞やNHKニュースで知ることができるはこの程度のことであった。

   1月中旬にひどく殴られて左目に黒いあざができたのだが、不思議でならないのは、母親がそれをどう思ったかが分からないことだ。この事件で母親のことはほとんど出てこない。少年と兄弟とアパートに住んでいることだけが新聞に出ただけだ。

   サンデーモーニングで目にあざの写真を見たが、普通あれほどの怪我をすれば親なら問いただすはずだ。もう一つ不思議なのは、夜遅く出歩くのをなぜ放置したのかということだ。中学1年生が夜遅く出歩くことを不審に思わないのがおかしい。

   不登校になってから殺されるまで1か月20日もある。その間母親ならいくら忙しくても学校に相談をするべきだがそれもされていない。

  担任は母親と連絡を取ろうと思っても何度掛けてもつながらなかったという。働いていて忙しいのかもしれないが不思議である。

  殺された少年は明るくて人から好かれる子であったそうだが、そのためにひどい仕打ちを受けていることが分からなかったというがそれもおかしなことである。

  今度の事件を教訓として、どうしたらこのような悲惨な事件を防げるか真剣に検討をすべきであろう。

 

 

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2015年3月 2日 (月)

皇太子殿下の記者会見記事に見る新聞の取り上げ方

  2月27日の朝日新聞「池上彰の新聞ななめ読み」は、皇太子殿下の記者会見での発言をめぐり、新聞の取り扱いにについて「憲法への言及 なぜ伝えぬ」と題して取り上げていた。

  皇太子殿下のご誕生日記者会見ではマスコミ各社が出席し、同じ話を聞いたのに、新聞によって記事での伝え方が違うというのだ。「記事を読み比べると、記者のセンスや力量、それに各新聞社の論調まで見えてくることがあります」と婉曲に書いているが、私に言わせると記者の世界観や新聞社の政治的立場まではっきりと見える。

  朝日新聞を購読している私は、皇太子殿下が憲法に言及したことは知らなかった。ただ過去の戦争について述べた点は評価した。

  池上氏によると、毎日新聞は「我が国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています」と引用しているという。

 この部分の実際のご発言は、次のようになっている。

 「私自身、戦後生まれであり、戦争を体験しておりませんが、戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。両陛下からは、愛子も先の大戦について直接お話を聞かせていただいておりますし、私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております。

  我が国は、戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています。戦後70年を迎える本年が、日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っています。」

  池上氏は、「安倍内閣が憲法解釈を変更したり、憲法それ自体を変えようとしています。そのことを考えると、この時点であえて憲法に言及されたことは、意味を持ちます」と指摘している。

  皇太子殿下は、憲法99条の「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」を守って発言されているというのだ。そして、「憲法は大事」と伝えようとしているのではないかと言っている。

  こんな大事な発言を記事に書かない朝日新聞の判断は、どんなものかと言っているが、その通りだと思う。私は朝日新聞を購読しているが、あの従軍慰安婦問題以来、委縮してしまったのではないかと思う。

  池上氏は触れていないが、東京新聞は毎日新聞と同じようにきちんと取り上げている。池上氏は、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞にはこの部分は出てないという。読売、産経はアメリカのマスコミから政府の広報紙と言われているそうだから、書かないのは当然であろう。

  ところで外国のマスコミはどう伝えたのか。戦争について述べられた点を評価している。

 ●AFP記事を掲載した英ガーディアン紙は、「皇太子、日本は第二次世界大戦の歴史を書き改めてはいけないと述べる」と見出しを付け、副題を「皇太子、戦争での日本の行為を正しく記憶することが重要だとの異例の発言。

 ●ロイターは、「日本の皇太子は、第二次世界大戦の記憶が薄れていく中で、事実を忘れないよう求めた」とのタイトルだ。そして、やはり、安倍首相は歴史修正主義者だとの扱いだ。

 ● BBCは、「皇太子殿下、戦争の歴史を正しく認識するよう求める」とタイトルをつけた。同メディアも最近の安倍政権の動きを伝え、日本の歴史教科書は、日本の戦争時の残虐行為をごまかしていると長年批判を受けていると報じている。

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2015年3月 1日 (日)

第1回21世紀構想懇談会が開催されたが

 戦後70年になる節目の今年、「安倍談話」を出すために、その前準備として、16人の有識者からなる「21世紀構想懇談会」(有識者懇談会)が25日に開かれた。

  この有識者懇談会なるものは、安倍首相はこれまでにもいくつか作ってきた。首相が参考意見を聴く会であるが、要するに「いろんな有識者の意見をききましたよ。」と自分がやろうとすることへの正当性をアッピールするものでしかない。

  しかし、この有識者(今回は16名であるが)の構成メンバーが問題である。新聞によると安倍首相の考えと同じくする人がほとんどで、申し訳に批判的な立場の人も入れているという。これまでの有識者懇ではもっと露骨にお友達だけで固めたものもあった。

  ところで有識者懇で話されたことが、談話に反映されるかどうかは分からないという。それは談話はあくまでも安倍首相が作ることだからだというのだ。

 「談話」の焦点は「村山談話」が継承されるかどうかである。中国や韓国はその点を注視している。アメリカもそれを望んでいる。

 安倍首相は未来志向でというが、「村山談話」の継承についてはやりたくないというのが本音である。

 村山談話が出された1995年。直前の戦後50年国会決議の文言を巡って、不戦の誓いや謝罪を入れるかどうかで、自民、社会、さきがけ3党の調整が難航し、協議不調のまま採択が強行された。与党から多くの欠席者が出た中に安倍議員も入っていたのだ。

 安倍氏は著書の中で、「謝罪決議という大変みっともない結果になってしまった」と書いた。

 90年代末に小渕首相と江沢民国家主席との間で結ばれた「日中共同宣言」に村山談話の順守が明記された。

 そのため第一次安倍内閣のとき、安倍談話を出すことができず、心ならずも村山談話継承とを表明したのだという。

 第2次安倍政権発足後、13年4月に、「安倍内閣として、村山談話をそのまま継承しているわけではない」と、参議院予算委員会で述べた。

 その後、「全体として」受け継ぐという表現に変わった。しかし、安倍首相の本心は村山談話には反対、つまり、「侵略」を認め、「謝罪」をしたくないということである。

  「未来志向」の談話の中でどのように表現しようというのか見ものである。

 

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