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2015年2月24日 (火)

鈴蘭南座で大衆演劇を見る

 知人のKさんに誘われて、22日(日)に大曽根の鈴蘭南座へ出かけた。ネットで調べたら地下鉄大曽根駅と平安通駅からほぼ同じ距離にあった。どちらの駅からも送迎バスが出ていたが、歩いて行くことにした。

  iphoneのアプリGoogle mapを起動してそれにナビをさせた。大曽根駅4番出口から一直線で700mほど歩き、右折して狭い道に入った。ナビが左側にありますと言ったので、見たら道の角に鈴蘭南座があった。こんなところにと思うよな場所であった。

  Kさんに着いたというメールをしたが返事がないので、そのまま中に入った。木戸銭を1500円払って入るとKさんがでてきた。場内に入ると何とすでにほぼ満席であった。カーペットの敷物の上に座椅子を並べて座布団が敷いてあった。

  その一角に案内されて座った。こんなことなら着いたときすぐに入ればよかったと思った。五目飯と赤飯とどちらがよいか聞かれたので赤飯にした。Kさんが漬物を持ってきていたのでそれで食べた。

  Kさんは19名の団体を率いて来ているということで驚いた。ビールももらって飲んだが開演までには飲みきれなかった。どうやら皆さんは早めに来て弁当を食べてそれから見るというのが楽しみのようであった。歌舞伎の場合は、中休みに食事をするが、ここでは最初にするのだ。Kさんは、皆さんの弁当や飲み物をすべて用意して来られたそうでびっくりした。

  劇場は古くて、地震が来たら倒れるのではと心配であった。舞台は小学校の体育館のステージより少し狭いぐらいで、客席は体育館の半分ぐらいであろうか。

  13時になると、予定通り開演のアナウンスがあった。10分ぐらいすると説明が終わり、幕が開いて第一部の「甲州街道」という劇が始まった。無線のマイクを付けているので声はよく通っていた。

  劇は、ヤクザの一家の親分が、別の一家の若い衆に相思相愛の女性を譲ってほしいという。若い衆はそれを拒む。それで親分は子分に夜道で待ち伏せをさせて切り殺してしまう。

  第一場は親分の家で、譲れ譲らぬのやり取りである。第二場は殺す場面だが、寂しいところとセリフにあったのに後幕の景色はお城の傍になっていた。また、幕がたるんでいて如何にも田舎芝居という雰囲気であった。スポットライトが真ん丸で影がくっきりと出て大衆演劇候であった。

  第三場は、親分の家で殺したヤクザ一家の親分殺す算段であった。人気があるが酒が飲めない親分に、トリカブトの毒を入れた酒をどうやって飲ませるかということを相談した。

 親分がやってきて、酒を飲め、飲まぬのやりとりが続いて、結局3杯飲まされて死んでしまう。殺された親分の娘が来て49日の忌が明けたら覚悟しておけという。

  その後娘の亭主が長い旅から突然戻ってくる。そこで亭主を夜道で殺すことにする。

  第四場は、待ち伏せしていた親分と子分が亭主に殺されてしまう。亭主は人を殺したからまた旅に出なければならないといい、娘に後を託して甲州街道へ去っていく。

  市川かずひろ一座は、男優5人、女優1人の小さな劇団で、この日は藤なんとかというゲスト出演が一人いた。18歳の男優が一人女形をやっていたが、女性だと思って見ていた。

  第二部は舞踊で連続で70分ぐらい続いた。男優が女性で踊ったり、女優が男性で踊ったりしていたが、とても上手で、誰がどこで教えるのだろうと思った。座長が叩いた大太鼓の撥さばきもみごとであった。

  踊りのときおひねりは飛ばなかったが、ゲストの藤という男優は1万円札を二  人から胸に挟んでもらった。また、胸に差し込んでもらった俳優や、プレゼントをもらった女優もいた。

  大衆演劇は、舞台と観客の距離が近く、身近な感じで見ることができ、花をつけるのを見るのもいい。

  大衆演劇は、母方の祖母が大好きで、子供の頃夏休みに祖母のところに行くと、連れて行ってくれた。当時は名古屋の大須にも小屋がありそこへ行ったこともある。でも、大学に進んでからは縁が切れ、以来ずっと大衆演劇は見ていない。

  鈴蘭南座は、月替わりで大衆演劇団が変わるようで、出し物は日替わりだと聞いた。その辺が大衆演劇の凄いところだ。

 

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                       鈴蘭南座入口
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                         客席

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                          花

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                      カウンターの古びた猫

 

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コメント

昔のままの芝居小屋がこうしてあり、少ないお客さんのにもかかわらず、演劇を続けてみえるご一家に感動しました。 この芝居小屋の素晴らしい所がとてもよくわかりました。 昔農村に年に一度か二度きていた「天勝」をおもいだしました。この楽しさで一年間のつらい農作業が頑張れたと懐かしくおもいました。 元気な今の老後の楽しみとして1500円でお友達と一日弁当持参でお話して暮らせる最高の所と気づきました。 この小屋を無くさない為にも又、元気を貰う為にも、頑張って大切な南座に行くつもりです。ブログありがとうございました。

投稿: | 2015年2月24日 (火) 13時52分

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