不在投票をしてきた
我が家は選挙投票所の直ぐ近くにあるので、いつも朝7時に投票所が開くと、すぐに出かけることが多い。しかし、今回は早く投票を済ませて、確実な1票を支持する政党に投じたいと思っていた。
たまたま区役所講堂で、近所のクリスマス会が開かれ、参加するために出かけた。すると、不在投票の案内がエレベーターのところにあるのが目についた。「ああ、不在投票ができるんだ。ちょうど区役所に来たから、帰りに投票して帰ろう」と思った。
でも、一抹の不安があった。それは前回の参議院議員選挙の折、どこだったか忘れたが、不在投票の開票がされなかったところがあったのを新聞で見たのを思い出したからだ。
むかし不在投票をしたときは、区役所の小さな部屋で投票したが、確か封筒に入れて係りに渡した記憶であった。せっかく不在投票をしても、それが無駄になったら馬鹿らしいという気持ちもあった。
クリスマス会が終わった後、投票所がある6階へ行った。そこでハタと投票の通知書を持っていないことに気が付いた。係りの人に尋ねたら、机上の用紙に記入をすればOKだと言った。
用紙に氏名と住所と生年月日と不在投票の理由を書いた。本人証明は要らないのかと聞いたら、記入してもらったのと台帳を照合するから大丈夫だと言った。
第一会議室に入ると、たくさんの人が並んで受付を待っていた。係りに記入した紙を渡し受け付けてもらった。見ると室内の投票所は学校の教室の投票所より大きく、たくさんの人が書いていた。また立会人もいて投票箱も通常の投票のと同じであった。
これなら普通の投票と変わらないと安心をした。備え付けの鉛筆で投票用紙に楷書でしっかりと書いた。最初が小選挙区の投票で、次が比例区の投票であった。最後に最高裁判事の信任投票をした。
投票日までにあと4日あるが、これで責任を果たせたと思った。今日のネットのニュースでも、自民党が300議席を超すと報じていた。一方投票率は戦後最低になると予想されている。今は不在投票がしやすくなったのだから、区役所まで行くのを面倒がらずに投票に行くとよいと思った。
今度の選挙は、いわば日本の将来に関わる天下分け目の関ケ原の選挙なのだ。自民党が圧勝したら・・・・と想像するだけでもストレスになる。孫子のためにも戦争のできる国にしてはならない。高齢者や弱者が一層苦しめられる社会にしてはならない。
だから選挙に行くことが大事である。投票しないことは勝った党を支持したのと同じことなのだ。
« 舌の先を思い切り噛んでしまった | トップページ | 週刊金曜日「風速計」の的確な安倍政権批判 »
「政治・経済」カテゴリの記事
- 石破内閣支持率(2024.10.04)
- 都知事先ポスター掲示問題(2024.06.23)
- 政治資金規正法が強行採決で成立したが(2024.06.21)
- 政治資金規正法改正の問題点(2024.06.07)
- 首相は衆院解散を断念か(2024.06.06)
最近の選挙は全然面白くなくなったといわざるを得ない。公示後に自民党300議席を上回る勢いと各
新聞社の予測が出された。このブログを読む人の中には自民党支持者の方がいると思うので申し訳ないが、私は一瞬、言葉を失った。本当にそうなのか?でも今日の終盤の選挙情勢はそのように推移しているらしい。で投票日の当日、開票が始まる8:00pm過ぎには出口調査で各党の最終議席が予測され略、その通りになるのである。その後は当確、当選者の万歳万歳が延々と続くのである。安倍総理は国民は自民党政権に圧倒的な支持を与えてくれたと満面の笑みで応えるのである。どうやら不愉快な一日を迎えそうである?
投稿: toshi | 2014年12月11日 (木) 08時31分