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2014年12月

2014年12月31日 (水)

年末恒例、柳橋中央卸売市場へ

 一昨日娘夫婦が帰省したので、次の朝、年末恒例となった名古屋駅前の柳橋中央卸売市場へ出かけた。

 

 5時半ごろに起床して支度をし、息子に車で送ってもらった。錦通り交差点まで来ると車が路上駐車していた。予想はしていたが、ちょっと驚いた。車を止めて降りることができるかと心配したが、Ⅰ箇所あいているところがあり、そこで降ろしてもらった。あいている理由はそこは柳橋中央卸売市場の東南の入口だったのだ。

 

 着いたのは7時ごろであったが、辺りは人、人、人であった。卸売市場には早い人は5時ごろから来る。入口近くの店でサケのハラスの半身を2000円で売っていた。婿が負けてほしいいと言ったら、店員の若い衆は「いくらにして欲しい?」と聞いたので「1600円!」と言ったら即座にOKしてくれた。

 

 次の店でクルマエビを買った。金を払うときせっかく負けてもらったのを娘が感違いして元の値段で払ったので婿はお冠であった。

 

 今年は去年までとは違った入口から入ったので、新鮮な感覚であった。わさびを1本600円で買ったり、6個入り赤貝を買ったりした、赤貝は確か1000円だった。負けてと言ったら、これはぎりぎりの値段だと言った。調理をしてと頼んだら、奥さんが今は忙しいからダメと言った。ご主人がやり方を教えてくれた。

 

 歩いて行くと、昨年まで行っていたところに出たのでそこに入った。甘海老を箱で売っていた。何処産か聞いたら、カナダ産だと言い「1箱1300円で安いよ」と言った。100円負けてもらって買ったが、去年より高いと感じた。後で別の店で同じ物ものを600円で売っているのを見た。

 

 市場には店がたくさんあるので、本当は一回りしてどこが安くて良い品かを確かめて買うとよいのだが、あの混雑ではそうはできない。

 

 中トロの切れ端を集めてパック詰めで1000円で売っているところがあった。去年来たとき、試食をさせて売っている店があったのを思い出し、試食を頼んだら、もう少し後ならできるが今は駄目だと言った。

 

 中トロのブロックを売っている店があった。高かったが買った。後で別の店でもっと良いのを安く売っていたのでがっかりした。

 

 人ごみにもまれながら市場の中を見て回ったが、昨年ほどの混雑ではなかった。ハマグリや数の子を少し買った。負けてもらったが他にもっとよい数の子を売っている店があった。

 

 婿はカラスミを欲しいと言って探し回ったがなかった。ある店で今年はボラが獲れなかったと言っていた。1軒あった店では台湾からの輸入品だと言った。出口近くの問屋に1箱だけ 残っていた最初負けるようなことを言っていたが、高いので買わなかった。

 

 娘がアナゴを買いたいと言ったので探して、結局赤貝を買った店に戻り買った。負けられないと言っていたが消費税分をまけてくれた。

 

 最後に酒屋の前で甘酒を1杯300円で売っている店に行き、今年も飲んだがとてもおいしかった。

 

 年末恒例の買い出しは、市場の賑わい、活気と売る人とのやり取りを楽しむもので、新鮮ではあるが、値段はスーパーより安くはないと思う。普段はスーパーで魚を買うが、年末のまとめ買いは娘夫婦へのサービスである。

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2014年12月30日 (火)

Cafe Vitaで忘年会

 28日の日曜日、週末にモーニングを食べに行くCafe Vitaで忘年会があった。集まったのは、Cafe Vitaのお客さんたちで10数人。もともと小さなCafeだからそれで店内は満席であった。

 どんな顔ぶれが集まるのか知らないので楽しみであった。私は開始時刻を聞いてなかったので、VitaのN先生にメールをしたら、18時からだと返事が来た。これまで18時半からだったので確認をしてよかったと思った。

 17時ごろになると天気予報通り小雨がぱらつきだした。歩いて行ってもよいのだが息子がいたので車で送ってもらった。

 18時前に着いたのだが、若い男性と熟年の男性が来ていた。挨拶をすると若い方の人は以前のVitaの飲み会であったことがあると言った。こちらはすっかり忘れていた。もう一人の男性は伊勢旅行で一緒だったと言ったがこちらも忘れていた。

 ぼつぼつと人が集まってきた。私の方のテーブルは、隣が若い男性で、この人は以前に会ったことを覚えていた。ななめ向こうがfacebookに出てくるHさんで、ご主人と一緒に来ていた。

 ご主人とも挨拶をしたら、何と英会話クラブのTさんと知り合いだと言った。アマチュア無線 で知り合ったのだそうだ。Tさんは無線の大ベテランである。世間は狭いものだ。

 他には最年長のGさん、熟年のOさん、若手のSさんなどが同じテーブルになった。料理はマスターのこだわりのもので、3日間かけて作ったというふろふき大根とか、キノコや野菜をたっぷりプリ入れた煮物とか、レタスとキクラゲを小エビなどで味付けしたものなどいろいろあった。

 ビールで乾杯をした。そして歓談をしながら料理を味わった。店の客というだけで、普段はほとんど会うことがない人たちとの忘年会も、いろいろな話題があって楽しいものである。

 Gさんは戦時中の食糧難や空襲体験を話して、何も知らない年齢の人たちは驚いていた。Gさんは詩吟で武道館の舞台に上がったことや、スクーバダイビングもやるという話で意外であった。

 独身のMさんは、来年は独立して税理士をやると話していた。そしたらHさんが司法書士だと話したのでびっくりした。Oさんは華道や茶道の師範だと言った。またカメ女の走りでもあった。熟年のMさんはサックス奏者だそうで一度聞かせてもらいたいと思った。

 このように多彩な顔ぶれで話は尽きることがなかった。そして、宴もたけなわとなり、私の出番であった。シルク、ロープのマジックの他に、覚えたばかりの新聞に入れたシルクがつながって出るマジックやペットボトルにガラ携を入れるマジックを披露した。

 Gさんはセクシーな人形を持ってきていた。12月の誕生日の人に歌を歌ってくれるという人形であった。私は12月なので歌ってもらった。

 お酒はHさん、ご飯はKんから差し入れがあり、飲み代の追加はなかったので感謝である。

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2014年12月29日 (月)

名古屋大学レクチャー2014公開講演会を聴く―⑥―

 1941ー1945太平洋戦争。1942-1946陸軍軍属。第十六軍政監部総務部調査室所属、同食糧管理局兼務。

 

 1942年1月ー1945年9月。米穀生産調査を行い供米促進ビラを書く。

 

 シンガポール到着直後コウルトンの『中世思想史』を買い、捕虜として収容所で読了。その間、旧オランダ領植民地ジャワの法科大学にボルケナウの原書があることを知ってタイプ・コピーを作らせる。

 

 1945年9月ー1946年6月スラウェシ島捕虜収容所にオーストラリア軍の図書館がありそこで、スターリン憲法を読んだり、 良心的兵役拒否の制度化を知たりされたそうだ。

 

※軍属として戦地に赴きながらその地で書物を求めて勉強をされたことに感銘を受けた。

 

 1949年12月名古屋大学法経学部助教授に就任、経済学史を担当したが実質は一貫して社会思想史であった。この頃には社会科学を公然と学べるようになっていた。

 

 古典の翻訳(遅れを取り戻すために):トマス・ホッブズ、アダム・スミス、ジョン・スチュアート・ミル、カール・マルクス、フリードリッヒ・エンゲルス

 

 社会思想と社会運動:以下に述べるような近代思想の基本線を研究するとともに、それに対応する近代社会をつくろうとした。近代社会として成熟していない名古屋にはオリンピックはいらない。東京都議会にも。言論統制をする日本共産党にも(党の方針ではない?)

※この後に近代思想の主流についてのレクチャーが続く。

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2014年12月28日 (日)

冬の早朝ウオーキング 寒さに負けず

 早朝ウオーキングを34年ほど続けている。1日5km余り歩く。1か月のうち雨で歩けない日は3日ぐらいだから、年間320日近く歩くことになる。だから距離にすると1600kmにはなるだろう。34年間で54400kmだ。

 

1日、1日の積み重ねでいつのまにかそうなったということである。でも、歩けるのはありがたいことである。体が弱ったり痛いところがあったりすると歩けないからだ。

 

 実は1か月ぐらい前から腰痛が再発した。3年前までは毎年3回ぐらい整形外科に行っていたのだが、我流のストレッチのお蔭か、腰痛が引っ込んでいたのだ。それがまた痛くなった。

 

 でも、幸いなことに歩くのには支障がないので助かっている。朝起きるときやウオーキングに出かけるときに痛烈に痛むことがあるが、歩き出すと正常に戻るので有難い。

 

 今朝出かける前に、ぼつぼつ耳あてがいるだろうと思い、耳あてをして出かけた。それが正解であった。これまでは歩いている間に体が温まっていたのだが、今朝は手袋の指先もジーンと痛く感じた。耳は耳当てがあるのて何とか冷たさを感じずに済んだ。

 

 寒さがきつくなってきたことを感じた。寒くなると、歩く人やジョギングをする人も少なくなる。今朝は5時に家を出たのだが、以前はたくさんの人に出会った山崎川沿いの道も、700mぐらい歩いてやっと1人ふたりに出会ったぐらいであった。

 

 晩秋までは毎朝見かけていた人たちにも会わなくなった。寒いから日が出るまで歩いていないのかどうか定かではない。

 

 私は真冬でも薄い夏用のズボンに、下シャツ1枚、上シャツ1枚、その上に夏用のブルゾンを羽織るだけで、手袋と耳当てをして歩く。他の人たちはそんな薄着の人はほとんど見かけない。ダウンジャケットを着ていたり、防寒帽で顔をすっぽりと覆った人もいる。概して厚着で歩いたりジョギングをしている。

 

 私の場合歩くスピードは遅くなったが、それでも2kmぐらい歩くと体が温かくなってくる。よほど風のきつい日でなければ大丈夫である。

 

 歩けることがありがたいと感じる昨今である。

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2014年12月27日 (土)

アベハラ(アベハラスメント)とは言い得て妙

 iphoneでネットニュースを見ていたら、「アベハラ」というのが見つかった。日刊ゲンダイの記事を紹介したものであった。

  アベハラというのは、アベハラスメントの略で、週刊朝日の12月26日号の対談で、漫画家のやくみつる氏が来年流行らせたいと考えている造語だという。

  先の総選挙で自民党が大勝したのを受けて、安倍政権がやりたい放題の政治をし,とりわけ庶民と高齢者の生活への圧迫が始まると予想しているのだ。それは安倍政権によるハラスメントなので「アベハラ」と名付けるというのだ。

 セクハラに始まり、パワハラとかいろいろなハラスメントがあるが、アベハラは言い得て妙がある造語だと思う。なぜなら以下に挙げるように、我々庶民や高齢者を圧迫する政策が目白押しだからだ。

  ・労働者派遣法改正(正社員が減り派遣社員は一生派遣のまま)

  ・ホワイトカラー・エグゼンプション(8時間労働がなくなり残業代ゼロ)

  ・後期高齢者医療制度の特例措置廃止(負担が増える)

  ・物価スライドによる年金減額前倒し(年金は減る一方である)

  ・国民健康保健の都道府県移管(地域により差が出る)

  ・介護報酬の引き上げ(介護サービスの質の低下)

  ・配偶者控除の見直し(専業主婦を狙い撃ち、配偶者控除がなくなる)

  ・介護サービスの自己負担増(決定ー1割から2割に増える)

  ・軽自動車税増税(決定)

  ・原発再稼働で電源三法交付金増(電気料金に跳ね返り)

  ・預金口座にもマイナンバー(口座情報が政府により覗かれる)

  ・法人税減税(庶民に負担を負わせながら法人優遇である)

  ・防衛費増額(集団的自衛権行使関連法の整備で戦争ができる国に)

  安倍首相はアベノミクスを推進し、デフレを脱却すると言っている。富裕層と大企業が恩恵を受けるだけで、庶民を犠牲にしたものである。我々の生活はますます苦しくなるであろう。

  「集団的自衛権行使も社会福祉問題も選挙の争点となりました」と語っているのがNHKテレビで放映された。つまり、国民の信任を得たから後はそれをやるだけであるというのだ。しかい、マスコミも指摘していたように、公約には書いてあったかもしれないが意識的に争点なるのを避けていたのだ。

 もうすぐ新しい年が始まるが、2015年はむこう4年間続く安倍政権により、庶民にとっては暗い年の始まりとなることが予想される。

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2014年12月26日 (金)

愛知県警振り込め詐欺コールセンターから突然の電話

 25日の朝、電話のベルが鳴った。市内電話番号からだったので、受話器を取り上げ、ぶっきらぼうに返事をした。電話に出るときは、以前は丁寧に名前を名乗っていたが、5年ほど前からは無言もしくは「ハイ」にしている。それは金融商品を勧めるような詐欺商法の電話が多いからである。

   この朝も市内だから受話器を取ったが、市内電話番号からも詐欺商法の会社からの電話が掛かることがあるので油断ならない。

  さて、受話器を取り上げると、女性の声で、

「こちら愛知県警振り込め詐欺コールセンターの○○です」

と名乗った。でも、油断はできない。

「この電話番号は△△さんのお宅でしょうか」

と聞いた。

「そうです。△△です」とぶっきらぼうに答えると、私の下の名前を言って確認をしてきた。

  話を聞くと、

「最近振り込め詐欺で押収された名簿の中に△△様の名前と住所と電話番号がありましたので、お気を付けいただくように電話しました」

と言った。

  そして、電話や住所がどうしてそういうところにあるのかというような説明をした。いろいろな経緯で名簿が流れるということであった。

  説明を聞いた時点でもまだ本当に愛知県警からの電話かどうか不安があったので、そのことを尋ねたら、

「パソコンを使ってらっしゃいますか?イオンターネットで『愛知県警』と入れて検索していただくと、愛知県警コールセンターというのが出てきます」

と言った。

  最近は相手も大変巧妙になっていて、財務省関係を名乗ったり、公的機関から委託されていると言ったり、紛らわしいい名称を使って電話を掛けてくるのがよくある。「以前に未公開株か何かおやりになったことはありませんか?」「株や商品取引はされていますか?」といった質問をして、こちらがそういうものに興味がある人間かどうか探ろうとする。

  こういういかがわしい電話は、5年ほど前から多くなり、消費生活センターにも相談をしたこともある。電話番号を変えるとよいと勧められたが、それは不便なこともあるので変えるのはためらっている。

  県警コールセンターの人は、留守番電話の活用を勧めた。この手の犯人は声の録音を嫌うのだそうだ。留守番電話はこれまで使っていなかったがこの機会に考えてみたい。

  新聞やテレビでは、振り込め詐欺被害が増える一方で、今年度は過去最高の被害額になったと報じていた。これだけ騒がれていても増えるのは脅威である。詐欺をやる方はどんどん研究を進めて、巧妙さをましているということの現れでもある。

  様々な形で事前調査をして、どうしたら相手が引っ掛かるか、どういうやり方をすれば上手く騙せるかノウハウを向上させているのだ。

  警察も高齢者を対象に、警告の電話をしているということが新聞に出ていたが、自分のところも対象になったので驚いている。でも、ありがたいことではある。

  結局話をしている中で本当に警察関係であることが分かった。あとでネットで調べたら次のURLがあった。かかってきた電話番号も次の052-228-6251と同じであったので安心をした。

http://www.pref.aichi.jp/police/anzen/furikome/call-center.html

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2014年12月25日 (木)

年末に第九を歌う楽しみ

 今年も残すところ僅かとなった。名古屋では11月ごろからベートーベンの第九を歌うコンサートが頻繁に開催されている。

  その一つが名古屋市芸術文化センターが公募で選んだ市民のコーラスで、これは11月下旬に終わった。以前に参加したことがあるが、最近は聴くだけである。

  阿波踊りの名言に、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損」というのがあるが、第九にも当てはまる。

  私が第九合唱に初めて参加したのは、中川区政70周年を祝うために結成された「中川市民合唱団」であった。当時有志と年配者の男声合唱団を作たのだが、指揮者の先生が中川第九のことを教えてくれたので申し込んだのであった。

  かねてから一度第九を歌ってみたいと思っていたので、まことによい機会であった。何よりも幸いであったのは、初心者にも丁寧に指導してもらえることであった。だから練習に通っているうちにドイツ語の歌詞を暗譜して歌えるようになった。

  それが病みつきとなり、以来毎年第九合唱団の募集を探してどこかに参加して来た。毎年違う指揮者の指揮で歌うのも楽しみの一つである。指揮者にもいろいろあり、指導の仕方や歌い方の重点が異なっている。

  女性指揮者は、松尾葉子さんと田中優子さんの二人を経験したが、どちらも最後の追い込みでものすごく速い歌い方を要求された。必死に舌を動かすのだが、気分はよかった。田中優子さんの指揮は身振りが大きく分かりやすくて、非常に歌いやすい。

  第九を歌い続けて来て改めて思ったのは、この歌が大変変化に富んでいて、その構成が巧みであることだ。音の高いところは非常に高くて大変だが、ベートーベンが交響曲の手法で作ってあるので、そうなっているという説明を聞いて納得した。

  ソロあり、ソリストの合唱あり、男声合唱あり、また、非常に静かに歌うところやものすごく高揚するところがあり、テンポの速さもいろいろ変わる。だから毎年歌っていても楽しいのだ。

 そして、いつも思うのは、ベートーベンが聴力を失ってから交響曲第9番ニ短調125が作曲されたということである。自分の耳で確かめることができないのに壮大な交響曲を作曲したことに思いを致すのである。

 ただ、ベートーベンはシラーの詩に感激をして作曲をしたといわれるが、私はクリスチャンではないので天国もキリストも無関係である。その辺は理解の外にあるが、それはそれとして、曲そのものを評価し、いい曲だと思うのだ。

 通常、ドイツ語で歌うが、それをみても詩の意味は重要視されていない。それに日本人は宗教には寛容であるから、詩の意味などは深く考えないのであろう。

   「自由と平和の歌」とも評される「歓喜の歌」である。「同じ阿呆なら歌わにゃ損、損」である。第九は日本で殊の外愛されていると言われるが、ベートーベンは全予期していないことであった。天国でどう見ているであろうか。

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2014年12月24日 (水)

名古屋大学レクチャー2014公開講演会を聴く―⑤―

 講演要旨からそのまま転載する。

講演要旨Ⅰ 思想史への成長 1919―1939―1945

  ぼく(水田洋博士)がものを考え始めたころの日本社会には、貧困と差別があふれていて、それを批判し乗り越えようとする社会科学は、危険思想として治安維持法(1925―45、大正14―昭和20)の監視下に置かれていた。

  『日本資本主義発達史講座』(1932)はそのような日本の社会の後進性を明らかにした共同研究であったが、執筆者の一人として指導にあたった野呂栄太郎(1900―34)は、警察のスパイに欺かれて逮捕され、拷問によって体調が悪化して死亡した。

  その1年前には、小説『蟹工船』の著者小林多喜二(1903年―33)が同じようにいsて拷問で殺されていた。彼が逮捕された場所は14歳の中学生(水田博士のこと)の通学路上にあった。

  犠牲者はいわゆる大物だけではなかった(山下智恵子『幻の塔 ハウスキーパー熊沢光子の場合』1985)。彼らは秘密をまもって拷問を受け、死に至ったが、死に値する秘密というものが、そこにはありうるだろうか。

  もっと光を、とゲーテは死に面して言ったが、日本の少年はこれから生きるために二つの方向で光を求めた。

  1つは人類史の最も明るい時代と場所、すなわち西ヨーロッパ・ルネサンス(マキャベリとミケランジェロ)に目を向け実を置くことであり、もう1つは貧困と差別を超えて、明るい社会を作りだそうとした歴代の社会学者、社会思想家たち、その中で特に、カール・マルクスを学ぶことであった。

 一方、すなわち近代思想の始まりでは、すでに1651年のイギリスで、基本的人権が、各個人の不可侵の自然権としての、生存権・自己保存権として主張されていたが、他方の現実の日本では、学生の研究グループでさえ危険思想として逮捕されていた。ここからぼくの社会思想史の研究が始まる。

  1938年7月5日の関西風水害に対する学生の救援運動が、反戦運動に転化する恐れありというので検挙が始まり、東京商科大学でも上級生10人が検挙されてそれぞれ不利益処分(除籍その他)を受け、一橋学会という学生の研究団体は、委員長以下幹部を検挙されて壊滅した。火急の間に上級生たちの「水田を表に出すな」という意見がまとまり、最年少の予科三年生は検挙を免れた。

※あの治安維持法下の戦前の日本で、貧困や搾取による過酷な労働状態を明らかにするだけで、拷問で死に追いやられた先輩のことや、そんな困難な時代に社会科学を志したことが簡単に語られたが、2度とあってはならない教訓として、脳裏に留めておかなければならないことである

 風水害救援活動すら危険思想とみなされたとは何とも恐ろしい時代であった。

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2014年12月23日 (火)

名古屋大学レクチャー2014公開講演会を聴く―④―

 名古屋大学レクチャー2014のもう一人の講演者である水田洋先生は別刷りの詳細なレジメを用意された。そのことにまず感銘を受けた。

 講演のタイトルは、「近代人の自立――基本的人権のために」であった。講演は3部に分かれていた。

Ⅰ.思想史への成長  1919―1935―1945(誕生から終戦まで)

Ⅱ.近代思想の主流

Ⅲ.社会思想史の課題と対象

 まず,前置きとして、日本の社会科学は、「治安維持法とともにあった」と話されたが、これは銘記しておかなければならないと思う。なぜなら今また特別秘密保護法が施行され、雲息が怪しくなってきたからである。

 「治安維持法によって国体と私有財産制度の破壊を企てるものは、死刑とされた。」と述べ、国体というのは「天皇制であると補記している。今の人には国体というと「国民体育大会」しか思い浮かばないと思われる。

 このこの法律によって、共産党やそれに同調する人々はアカとされて、徹底的に弾圧された。軍国体制強化につれて、弾圧は自由主義者などにも及ぶことになり、創価学会創始者も犠牲となった。公明党はそのことを忘れたかのように特別秘密保護法制定や集団的自衛権容認をしたのは非常に残念である。

 「戦後民主主義によって天皇制も私有財産制も、修正さればがら維持された」というのは衆知のことである。

水田博士が最初の著書「近代人の形成」(東京大学出版会、1954年)を書かれたのは35歳であった。「ちょうど60年前のことで、日本における近代人も近代思想も形成過程にあった。」と書いておられる。

 そして、「それから60年たって、それは近代人として、自立し確立されたか。」という視点で「それを確かめるための学習」としての講演であると言っておられる。

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2014年12月22日 (月)

JRの大失態―東京駅開業100年記念スイカの混乱

 JR東日本が、東京駅開業100年を記念して売り出したスイカの販売を巡って、東京駅が大混乱に陥って途中で発売を中止したというニュースには驚いた。

 

 100周年記念スイカの販売については知らなかったし、仮に知っていたとしても、買おうとは思わないが、世の中にはマニアがいて、発売と同時に買いに行ったのだ。その数は9000人というから驚きである。

  JR側はきっと売れると思って15000枚を用意したのであろう。1枚2000円のものを一人3枚と制限したのは、人気を予想してのことであったに違いない。

 しかし、発売と同時に9000人も東京駅に買いに来るとは、想定外であったかもしれない。JRは夜通し並ばないようにと警告していたようだが、並んだ人が多くいた。それは仕方がないことである。その列の長さは日本橋西を超えたという。

 それに対してJRは、警備員を置くとか、ロープを張るとか、整理券を配るなどの対策は、一切しなかったとNHKでは伝えていた。そして人々が殺到すると、突然発売を中止してしまった。

 私がもしその場にいたら、やはり頭に来るであろう。JRのやり方はあまりにもずさんでひどすぎるからだ。券を求めてはるばる福岡から来たという人がいたが、他にもおそらく全国から交通費を使って買いに来た人がいたに相違ない。マニアというのはそういうものである。

 JRは販売方法を、インターネットなども使って、遠方の人はネットで買えるようにするとか、販売枚数も十分に用意するとか、販売期間を長くするなどのやり方を考えるべきであった。

 スイカはどこでも使えるのだから、売れ残ってもその後もいくらでも売れるのだ。ネットオークションでは、何万円もの値がついたと言われるが、そうした希少価値を作る必要はないのだ。

 JRの幹部が謝っていたが、謝って済む問題ではないと思う。東京駅に集まって、買えなかった数千人の人の気持ちを真剣に考えるべきである。映像を見ていると、混乱を起こした方が悪いとか、自己責任だと言わんばかりの対応である。

 今後再度発売をすると思うのだが、しっかりと反省をして絶対に混乱が起きないよう、ほしい人には行きわたるようにすべきである。

 

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2014年12月21日 (日)

名古屋大学レクチャー2014 公開講演会を聴くー③―

 永井博士の研究に関するレクチャーは難しいので割愛して、博士が携わっておられる「感染症研究の国際連携」について紹介する。

 博士は、「国境なき感染症への挑戦と大きな国際貢献」をしておられ感染症研究国際ネットワーク構築のリーダーでありパイオニアだそうだ。

 レクチャーに参加したとき、受付で「J-GRID」という文字の入った青いバッグをもらった。そのとき、この文字は何だろうと思った。レクチャーを聴いて、J-GRIDというのは、文部科学省が2005年に立ち上げた、新しい形の国際共同研究プラットフォーム「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」(Japan Initiative for Global Research Netwaork on Infectious Diseaes)の略字だと知った。

 J-GRIDでは、新興・再興感染症の発生しがちな、東南アジアをはじめとする諸外国に、我が国の大学等の研究者が常駐するのだそうだ。そして、その国の研究者とともに、日々、感染症対策についての共同研究を行う拠点を各国に設置するとともに、その拠点を国と国との間でつないで感染症情報をネットワーク化したものだという。

  新興・再興感染症というのは、

・「新興」とは、今まで見られなかった感染症、「再興」とは、いったん廃れたものが

 再び出現してきた感染症

・旅行者や輸出入の増加、森林伐採による環境破壊など、さまざまな要因によっ

 て起こる。

・エイズ、ラッサ熱、エボラ出血熱、新型インフルエンザ、結核、腸管出血性大腸菌

 感染症など。

  永井博士は、この事業のディレクターに指名され、アジア6、アフリカ2の計8か国に13の拠点を有するJーGRIDネットワーク構築に指導的役割を果たしてこられた。

 さらに、永井博士は、相手国、日本、世界の感染症対策に資する、質の高い研究の遂行と、技術の革新をモットーに、JーGRIDで得られた新しい学術の展開を多国間拠点で共有吸うrと共に研究者を指導した。

 未知の病原体が突如、猛威を奮う(アウトブレーク)際に、患者から得られるサンプル(血液・糞便・唾液など)の網羅的な遺伝子解析の結果と、病原体データベースをオンライン・コンピュータで結合・共有し、候補病原体を迅速に絞り込むためのシステムの構築などの技術革新も進んでいるそうだ。

 J-GRIDは、当該国での感染症の制圧・制御と感染症の国内への侵入のリスクを低減させることに寄与している。

 当該国と日本の国益を超えた、世界全体に対する日本の科学的貢献となっている。「科学技術立国」、「科学技術外交」を目指す日本のロールモデルの一つの成功例であり、国内外から高く評価されているという。  (レンジメP.4をもとに作成)

 「科学技術外交」と言えば、安倍首相の原発輸出や武器輸出もその一つだと思うが、それとは違い、人類の安全とウイルス感染症の撲滅に貢献する誇るべき事業だと思う。私がblogで紹介した理由もそこにある。

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2014年12月20日 (土)

ヤフーショッピングに出店を手伝って―何とも難しいし不親切ー①

 知人が「ガイアの夜明け」という番組を見て、ヤフーショッピング・モルに出店するのは無料だと言っていたから、出店を手伝ってほしいと言った。

  私はヤフーオークションもヤフーショッピング・モル出店もしたことがないが、何とかなるだろうと思い引き受けた。

  ネットでどうしたら出店できるかいろいろと調べたが、分かりにくかった。まず最初に困ったのが、ネット出店には、3通りあることだ。法人と個人事業者向けに「ライト出店」と「プロフェッショナル出店」があり、その他に「個人出店」がある。無料で出店できるというのは、「法人と個人事業者」のことらしかった。「個人出店」は有料なのだ。

 個人事業者と個人の違いを知りたかったが、どこにも説明はない。いろいろやっているうちに、どうやら商店とか工業所のような事業をやっている人が個人事業者のようだと知った。

 それで「個人出店」にすることにした。説明では「あなたも5分でお店が開けます」といかにも簡単そうなキャッチコピーがあった。

 そのページから指示に従ってやり始めたが、まず、カードを作らなければならないことが分かった。しかも、カードは「MASTER」と「VISA」しか駄目だというのだ。知人が持っていたのは「セゾンカードのJCB」であった。それに、有効期限が切れていたのでどちらにしても新らしく作らなければならなかった。

 それでどこのカード会社がよいか調べることから始めた。結局西友に行くことがあるというのでセゾンにした。西友に電話をしたら、VISAやMASTERもやっているはずだという心もとない返事であった。

 しかたなく、ネットで調べてセゾンカードを作ることにしたが、それが手間がかかり大変であった。カードができるまでに1週間かかった。

 次にやらなければならないことは、ヤフープレミアム会員になることであった。それにするとショッピングモルとヤフオクの両方に参加できるという。ただし、毎月会費が税込みで430円ほどとられる。でも、仕方がないから会員になった。

 今度はヤフーウォレットの設定をしなければならなかった。それも何とかすませて、その日は時間切れになってしまった。こういう事前にやらなければならない手続きや準備にずいぶん時間がとられた。

 3日目にいよいよ出店をすることができるかと思ったら、それが一筋縄では行かなかったのだ。とにかく初めてのことなので分からないことだらけである。いちいち説明を読まなければならないし、読んでもわからないことがあった。

 電話で聞けたらよいのだが、電話サポートが見つからない。ネットで調べたら、電話サポートはしていないようであった。何とも不親切なことである。

 あちらこちらつついていたらヤフーショッピングの電話番号が記載してあるところを見つけた。そこに携帯から電話をしたら、「この電話番号は使われていません」という。おかしいと思いながら掛け直しても同じであった。

 試しに固定電話で掛けたら今度はつながった。携帯からは駄目なら駄目だと書いておくべきであろう。何と不親切な!と頭にきた。

 固定からはつながったことはつながったのだが、今度は「ただ今大変混んでいます。このままお待ちいただくか、改めておかけ直しください」のメッセージが流れた。それがずっと続いた。結局1時間近く待っていたがラチがあかなかった。

 電話に対応する人が少ないのだろうと思うが、実に不親切極まりない。普通「ただ今混雑し ております。待ち時間はおよそ10分です」などいうが、ヤフーは何も言わないのだ。

 結局、電話は諦めて進めることにした。

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2014年12月18日 (木)

安倍首相の心中を慮るに・・・だが、「この道」の先には?

 自民党・公明党が総選挙で大勝し、安倍首相の笑顔が映し出されるのを見たとき、「してやったり」の他に、もう一つの顔が思い浮かんだ。それは藤原道長の心境を表したあの有名な歌につながる顔である。

  道長は、「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」と、得意の絶頂の歌を詠んだ。

  高校のとき、確か日本史の授業でこの歌が出てきて、それ以後覚えている。藤原道長の栄耀栄華の心境を吐露した歌として記憶に残ったのだ。

  安倍首相は、最初に首相になった時には、体調がすぐれず、政権を投げざるを得なかったが、2012年の選挙で民主党が自滅して大敗をし、2/3の議席を得た。これは安倍首相の強運としか言いようがない。

  そのまま続ければ、後2年は安定しているにもかかわらず衆議院を解散した。その狙いは、あくまでも長期政権を目指したかったからである。

  そして今回も前回に勝る議席を手にした。何という強運の持ち主であろうかと思う。だから、安倍首相の笑顔から見えてくるのは、一つは「してやったり」という顔であり、もう一つは「望月」を手に入れたという顔である。

  しかし、望月は必ず欠ける。望月であるのは1晩だけである。占いでも言う。「大吉は凶の始まり」と。大吉は登り詰めたる竜で、あとは下降あるのみだと。

  安倍首相には、得意絶頂に浸らずに、謙虚に、お友達以外の様々な人々の声に耳を傾けて、日本の針路を見据えて、政治を行ってもらいたいものだ。

  私の予測では、安倍政権は、大企業優先、富裕層優先のアメリカ型の政治を続けるであろうということである。安倍首相が言うように、「この道」はその道なのだ。

  大企業の法人税減税、円安誘導による株高(選挙後は何故か続落しているが)、医療保険料増額、社会福祉の切り詰めで国民は負担増(これは決まったことである)、年金は減額され(1部週刊誌は今より30%まで減ると予想)、消費税増税で物価高、非正規雇用の拡大、労働時間無制限化、そうしたことで貧富格差が拡大・・・。

  原発再稼働(川内原発以外にも大井原発が稼働しそう)、

  憲法違反の集団的自衛権行使容認の法整備、武器と原発輸出で世界の平和と地球の安全を脅かす積極的平和外交、最終的には、憲法を改悪(新しく当選した自民党議員の84%が改憲賛成ー朝日新聞調査)

  道徳教育や学校制度など教育の国家統制強化、貧困児童や学生の増加により教育の格差増大、ブラック学生アルバイトの増加・・・。

 夢も希望もない日本の近い将来が脳裏に浮かぶ。この上大地震や異常気象による大災害が起こればどうなることであろうか。

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2014年12月17日 (水)

NHKお早う日本、12月14日を見て

 12月14日のNHK「お早う日本」で100歳以上の高齢者の写真を撮り続けているプロの写真家が出ていた。

  その人が撮った高齢者の一人に後藤はつのさんという111歳の女性が紹介された。その方の紹介を聴いて非常に驚いた。73歳で油絵を習い始め、80歳以後は毎年100号の絵を描き、96歳の時現代日本童画展で文部大臣奨励賞を受賞したという。さらに90歳以後に詩吟を習い始めて、漢詩も作るようだ。

  とてもおしゃれな方で、カラフルな服装をして、お化粧も毎日自分でされるそうだ。それで驚いてネットで調べたら、前からネットに出ていることが分かった。

  103歳でロスアンジェルスへ行き、107歳でニューヨークに行ったという。恐るべきエネルギーを持った方だと知った。

  アメリカには80歳で絵の勉強を始めて、その後有名になり100歳を超えて生きられた女性画家がいるが、その人にも負けない方だと思った。

  日本には現在100歳以上の方が58800人ほどいるという。昭和38年にはたった126人しかいなかったのが、その後少しずつ増えて平成になってどんどん増えてきたようだ。

 102歳の日野原重明博士は有名であるが、100歳を超えてもなお矍鑠として生きておられる人が多いようだ。100歳以上の方をとり続けている写真家は100歳新時代だと言っていた。

  こういう話を聞くと、自分もまだまだこれからだと思った。健康年齢を維持できれば、年を取ってからでもやれることがあるのだ。

  後藤はつのさんは画家として99歳まで出展しておられたそうで、その絵はNHKテレビで初めて見たが、明るくてカラフルで素晴らしい絵である。

  次のURLをクリックすると、絵とおしゃれな姿を見ることができる。

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/16698/CUSTOM/1669861116095718.html

http://from76.exblog.jp/23374955

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2014年12月16日 (火)

安倍首相のしてやったりの笑顔

 14日に行われた衆議院議員選挙は、マスコミの事前の予想通り、自民党の圧勝に終わり、公明党も4議席増やして、与党の政権運営を盤石なものにした。

  もとはと言えば、今回の総選挙は、衆議院で2/3以上の議席を持っているにも拘らず解散をしたもので、全く大義のない解散であった。選挙には700億円もの税金が使われたが、それだけの金を他に使えば、いろいろと有効に活用できたはずなのだ。

 それをわざわざ解散に打って出たのは、安倍首相が自らの政権担当長期安定を目指した、ただその一点である。事前に調査をして野党がバラバラの今なら大勝できると踏んでの解散であった。それを隠すためにか「過半数を取ればよい」などとうそぶいていた。

 そんな解散だから、有権者は戸惑い、政治不信になってしまったのだ。イギリスのシェフィールド大ヒューゴ・ドプソン教授は「特筆すべきは、自民党人気ではない。戦後最低レベルの投票率に表れた、政治に選択肢を失った国民の失望だ」と述べた。(朝日)

 決して自民党が人気があるのではなく、後に述べるように小選挙区制のマジックの結果なのだ。

  アベノミクス解散と銘打ち、「この道しかない」と叫んでいたが、投票率は朝日新聞の推定で52%台と言われる。投票率が低かったことも自民党を利した面があったに違いない。

  サンデーモーニングによると、オーストラリアは90%以上の投票率世界1だが、投票に行かないと罰金があるとか。それを除くとスエーデンが80%で北欧諸国は押しなべて高率である。アメリカでさえ65%であるが、日本は投票率が減る一方で、ついに52%になったしまったようだ。

 政治不信の増大と受け皿の選択肢がないことが大きい。さらに 20代若者の投票率は前回で37%で、60代の70%以上とは大差である。若い人たちの無関心が低い投票率となっているように思われる。

  今回の選挙では自民党は得票率48%で小選挙区議席の75%余りを占めてしまった。有権者全体に対しては30%にも満たなかったのにだ。(中日新聞)

  つまり、小選挙区のトリックによって、大幅な議席の獲得をしたのである。小選挙区制になるとき、小選挙区制の危険性が指摘されたが、議会を通ってしまった。河野元衆議院議長は小選挙区制にしたのは間違いであったと述べていたが、良心的な意見だと思う。

  自民党・公明党は、これまで2年間の安倍政権がやってきたことがすべて信任されたと言うであろう。しかし、特別秘密保護法や、集団的自衛権行使容認や原発問題はほとんど隠されたままであった。

  この前の小泉政権の郵政選挙と同じで、勝てば白紙委任されたとして、やりたい放題になることは目に見えている。

  安倍首相は念願の憲法改正にも着手すると話している。来年の通常国会には集団的自衛権行使関連法案が出される。そして数の力で押し通すであろう。

  原発も川内原発再稼働を皮切りに次々と再稼働に向かうであろう。

 アベノミクスは安倍首相が言うようなバラ色のものではなく、日本経済を破綻させる危険性も外国の学者から指摘されている。ドイツのGIGA研究所のパトリック・ケルナー教授は、「失敗すれば、日本経済が崩壊する危険性が強まる」そ警告していると朝日新聞に出ていた。

 

 

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2014年12月15日 (月)

名古屋大学レクチャー2014公開講演会を聴く―②―

 まず始めに、「永井美之博士の業績と足跡の概要」から、

    「近年、エイズ、新型インフルエンザ、エボラ出血熱、デング熱など様々なウイルス感染症が、我々の生命と生活を脅かしています。皆さんは、「ウイルスは目に見えないからすごく怖いけど、何とか感染を防ぎたい!誰か何とかしてほしい!」と思われているのではないでしょうか。

  ウイルスを「知り」、ウイルスが引き起こす疾患を「制する」ことは、現代社会において生きとし生けるものの健康を維持し、安全・安心な生活を保障する上で確かに、極めて重要な課題です。

  ウイルスは言うまでもなく病原体として医学的に重要ですが、実はそれとともに、基本的な生命現象を解明するための道具や手段としても有用なことをご存知でしょうか。

  さらに、様々な病気の治療における応用技術としての可能性も大いに秘めています。

  永井美之博士が、ウイルス学研究の歴史に残した金字塔と膨大な業績の一部を解説するとともに、現在、同博士が中心となり推進していう感染症研究の国際ネットワークの構築に向けた新たな挑戦について、その1、その2、その3に分けて紹介します。」

 

 ウイルスと言えば、怖い病原体だという認識しかなかったのだが、ウイルスの効用についても述べられたので認識を一変させることとなった。

 その1にに述べられているが、「ウイルス学史上の偉大な発見:ウイルスの病原性を分子レベルで理解するための学術的基盤を構築し、ウイルス学に新風を吹き込んだ」そうである。

 第一部「病原体としてのウイルスの副見出しは、Ⅰ.ウイルス病原性は、宿主の細胞にあるプロアテーゼ依存性機構によて説明できる!!」とある。

 ※プロアテーゼとは、タンパク質を分解する酵素の総称。ウイルスの多くは、ウイルス遺伝子由来のタンパク質を所定の場所で切断し活性化するために、独自のプロアテーゼをもっている。一方、ウイルスタンパク質の切断に、宿主細胞のプロアテーゼが働くことがある。

 

 ◎ウイルスとは?

   ・DNAまたはRNAのいずれかを遺伝子として保有

   ・そのまわりを蛋白質が囲んでいる極めてちいさな感染性因子

   ・細菌、昆虫から哺乳動物にいたるまであらゆる生物に寄生

   ・必ずしも病原性はない(病気を起こさない)

   ・細菌・真菌(カビ)とは異なり、」たんどくで増殖できない微生物

※ RNA

ribonucleic acid
リボ核酸リボースを含む核酸塩基成分は主にアデニン・グアニン・シトシン・ウラシルの 4 種。植物ウイルス一部動物ウイルスおよび動植物細胞細胞質存在リボソーム RNA伝令 RNA転移 RNA などがあり,一般に DNA鋳型として合成され,タンパク質合成関与する。ウイルスの中には,RNA を遺伝子としてもつものも多い。

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2014年12月14日 (日)

名古屋大学レクチャー2014公開講演会を聴く―①―

 11月に名古屋大学レクチャー2014公開講座の案内が来た。参加希望者が多数の場合は抽選としてあった。この講演会は名古屋大学のレクチャラ―の資格を持つ一流の学者が公演をするもので、その学者の到達点の話を聴くことができるし、アカデミックな雰囲気を味わえる。それで申し込みをしておいたら当選の通知がきた。

  今回のテーマは、「人類生存のための科学と精神」で、副題が「感染症への挑戦と基本的人権」であった。、講演者は理化学研究所新興・再興感染症研究ネットワーク推進センター長の永井美幸氏と名古屋大学名誉教授・日本学士院会員の水田洋氏であった。

  講演の後にピアノ演奏会があり、東京芸術大学教授の渡辺健二氏が演奏をされた。

  レクチャーは、12月6日(土)の13時から18時まで名古屋大学の豊田講堂で開催された。大変有意義な会であった。

  永井博士のレクチャーは、グッドタイミングのものであった。というのはエボラ出血熱がアフリカで発生し、世界中の注目を集めているからである。永井博士は、ウイルス研究の第一人者で前半は専門のウイルスについての話であったが、私にとっては難解で途中眠くなったこともあり、理解できなかった。後半の感染症研究の国際連携の方は理解することができた。

  第2部の水田洋博士のレクチャーは、社会科学分野のものであり、文系の私にも理解ができた。一番驚いたのは、水田博士が98歳でなお矍鑠(かくしゃく)としておられることであった。紹介の中で、タクシーを用意したが地下鉄で行くと言われたと言っていた。毎日10時間机に向かわれると紹介していたように思うのだが、レクチャーも原稿はほとんど見ないで話された。さすがに何十年も研究してこられたことなので頭の中に整理して入っているのだと思った。

 奥さんも著名な学者の水田珠枝氏だが、会場にきておられたようだ。夫婦で著名な学者というのは凄いことだと感心した。

  ピアノコンサートは、有名な曲ばかりでリラックスして楽しく聴くことができた。トークショーや曲の解説があったのがよかった。

  印象に残った話は、今は著作権があって他人の曲から借用することはできないが、昔は作曲者に対する敬意を示すものとして使われたのだということである。

 また、自分でいろいろな曲を聴いてその中でよいと感じたものが自分の名曲であるということを話されたと思う。評論家がいう名曲もあるだろうが、自分が選択するというのは大事だと思った。

 プログラムは、

   シューベルトの即興曲90番より、第3番、第4番

   ショパンの夜想曲第2番、別れのワルツ、革命のエチュード

   ベートーベンのピアノソナタ第8番 「悲愴」

   リストのグノーの「ファウスト」によるワルツ

  アンコールがドビッシーの「月の光に」であった。時間の延長もあって終わったのは18時20分ごろであったが、充実した半日であった。

「水田洋 画像」の画像検索結果 「永井美之 画像」の画像検索結果「渡辺健二 画像」の画像検索結果

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2014年12月13日 (土)

政党助成金は廃止し、その金を福祉や教育に回すべきだ

 政党助成金(正しくは政党交付金)は年間総額約320億円にもなる。2014年度の政党交付金支給明細は、朝日新聞によると次のようである。

   ◎自民党→157億8366万円

   ◎民主党→66億9288万円

   ◎維新の会→32億9488万円

   ◎公明党→26億4万円

   ◎みんなの党→20億1337万円

   ◎ゆいの党→3億998万円

   ◎生活の党→7億4872万円

   ◎社民党→4億2914万円

   ◎新党改革→1億265万円

   ◎共産党→0円(受け取りを拒否)

 

 その後次世代の党は維新の会から分党をして分け前をもらった。みんな党は解党したがもらった交付金はどうなったのであろうか?

 この他に自民党は企業から、巨額の政治献金をもらっている。2013年の例でいうと、自民党の政治資金団体「国民政治協会」が受け取った総額は24億39147万円で、前年比150%増である。大口は下のようである。

   日本自動車工業会8040万円、      トヨタ自動車6440万円、

   日産自動車2900万円、          ホンダ2500万円

   三菱重工業3000万円、          日立製作所2850万円

   東芝2850万円

   野村ホールディングス2800万円    大和証券2500万円

   鹿島建設1200万円、大成建設1200万円、清水建設1200万円、大林組1200万円

 2014年度は、経団連の榊原会長が企業献金再開をし献金をよびかけたし、総選挙があったのでさらに献金額が増えたものと思われる。

  この他にそれぞれの議員や地方支部などにも献金がある訳で、それらを足すと総額はどのくらいになるのであろう?

  政党助成金は使途が自由とされるし、政治資金も小渕議員などのようにばれなければ有権者にばらまいたり、おかしなSMバーへ行ったり出来る訳だ。

  国民の税金で賄われる政党交付金は、1995年から始まったというが15年間ですでに4800億円ほどが支出されているのだ。

  これだけの金を他の用途に使ったとしたら・・・・・どれだけ国民の生活の助けになるか政治家なら考えてほしい。例えば、50万人以上いる特別養護老人ホームの建設に使ったらとか、保育園不足の対策に使ったら問題が解消するのではないか。

 政府は35人学級を40人学級に戻して教員の削減をすると言っているがそんなものは民主党への助成金分+の金を使えば減らす必要はないのだ。

 政党助成金という無駄な税金からの支出を廃止すべきである。また、企業献金も禁止すべきである。

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2014年12月12日 (金)

週刊金曜日「風速計」の的確な安倍政権批判

 友人が週刊金曜日(11月28日号)コラム「風速計」を送ってくれた。東京都知事選に出た宇都宮健児氏が書いたものである。一読して短い文章ながら大変よくまとめてあると感心した。

  「安倍首相は、自らの経済政策アベノミクス継続についての国民の審判を仰ぐ考えを示しているが、7~9月期のGDP(国内総生産)速報値は、年率換算でマイナス1.6%となるなどアベノミクスの破綻は明らかである。」

 円安が急激に進み株価が1時18000円にタッチしたが、その後下げ10日に400円超、11日も一時はー350円など大きく下げている。株価頼みの安倍首相には痛いことであろう。

  「安倍首相の経済政策は、大企業や富裕層を富ませたが、多くの国民の生活を苦しくさせ、貧困と格差をさらに拡大させている。正規雇用が減少する一方で、非正規雇用が増大し、労働者の実質賃金は15か月連続で減少しきている。

  私も何度も指摘してきたことである。大多数の国民から見ればアベノミクスの恩恵は一滴もないのが実情である。

  「多くの国民の所得が増えなければ、GDPの6割を占めるといわれる個人消費も増えず、内需が増えないのは当たり前のことである。」

 このところ吉野家の牛丼が300円から380円に一気に値上げしたのに象徴されるように、食糧品の値上げがあいついでいる。

 「安倍政権は、生活保護基準を大幅に切り下げるとともに、医療・年金・介護などの給付は削減する一方で、負担は増加させるなど、弱者切り捨ての政策を実行し、社会保障全体の改悪を行ってきている。」

 我々の生活に直結する大問題である。

 「また『企業が世界一活動しやすい国づくり』をうたい文句に、労働者派遣法の改悪、限定正社員制度の導入、残業代ゼロ制度の導入なの雇用破壊を進めようとしている。

 働くものの利益よりも、企業が儲ける環境を作ることを第一にしているのだ。

 「安倍政権が進めようとしているTPPへの参加、国家戦略特区構想などは、農業や食の安全、医療・雇用、地域経済を破壊し、貧困と格差をさらに拡大させる政策である。」

 先日取り上げた堤未果さんの「沈みゆく大国 アメリカ」でも警告していた。

「原発の輸出や武器の輸出、カジノ解禁などまで経済成長戦略に取り込もうとする姿勢は、儲ければ何をやってもよいとう倫理・道徳の堕落を示すものである。」

 道徳教育を点数をつける教科にしようとしているが自らに道徳教育を課すべきであろう。儲けるためなら手段を択ばないまさに禿鷹ファンドと同じである。

「安倍政権は、多くの国民の反対を押し切って、原発の再稼働を進めるとともに、特定秘密保護法の制定や実質的に憲法9条を破壊する集団的自衛権行使容認の閣議決定を行って、米国とともに『戦争する国づくり』を進めようとしている」

 今回の総選挙の目的は、集団的自衛権行使の法整備をし、任期中に憲法を改悪しようというところにあるのだ。それをアベノミクスで隠しておいて、伝えられるように圧勝すれば「白紙委任」されたと言ってやりたい放題にやるのだ。それを見抜けていない人が多いようなのが残念である。

   アベノミクスで円安、株高になり大企業は利益を大きく増やした。アベノミクスは成功である。「この道しかない」と絶叫しているが、宇都宮弁護士は安倍政権がやってきたこととやろうとしていることを冷静に分析をして的確にまとめている。

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2014年12月11日 (木)

不在投票をしてきた

 我が家は選挙投票所の直ぐ近くにあるので、いつも朝7時に投票所が開くと、すぐに出かけることが多い。しかし、今回は早く投票を済ませて、確実な1票を支持する政党に投じたいと思っていた。

 たまたま区役所講堂で、近所のクリスマス会が開かれ、参加するために出かけた。すると、不在投票の案内がエレベーターのところにあるのが目についた。「ああ、不在投票ができるんだ。ちょうど区役所に来たから、帰りに投票して帰ろう」と思った。

 でも、一抹の不安があった。それは前回の参議院議員選挙の折、どこだったか忘れたが、不在投票の開票がされなかったところがあったのを新聞で見たのを思い出したからだ。

 むかし不在投票をしたときは、区役所の小さな部屋で投票したが、確か封筒に入れて係りに渡した記憶であった。せっかく不在投票をしても、それが無駄になったら馬鹿らしいという気持ちもあった。

 クリスマス会が終わった後、投票所がある6階へ行った。そこでハタと投票の通知書を持っていないことに気が付いた。係りの人に尋ねたら、机上の用紙に記入をすればOKだと言った。

 用紙に氏名と住所と生年月日と不在投票の理由を書いた。本人証明は要らないのかと聞いたら、記入してもらったのと台帳を照合するから大丈夫だと言った。

 第一会議室に入ると、たくさんの人が並んで受付を待っていた。係りに記入した紙を渡し受け付けてもらった。見ると室内の投票所は学校の教室の投票所より大きく、たくさんの人が書いていた。また立会人もいて投票箱も通常の投票のと同じであった。

 これなら普通の投票と変わらないと安心をした。備え付けの鉛筆で投票用紙に楷書でしっかりと書いた。最初が小選挙区の投票で、次が比例区の投票であった。最後に最高裁判事の信任投票をした。

 投票日までにあと4日あるが、これで責任を果たせたと思った。今日のネットのニュースでも、自民党が300議席を超すと報じていた。一方投票率は戦後最低になると予想されている。今は不在投票がしやすくなったのだから、区役所まで行くのを面倒がらずに投票に行くとよいと思った。

 今度の選挙は、いわば日本の将来に関わる天下分け目の関ケ原の選挙なのだ。自民党が圧勝したら・・・・と想像するだけでもストレスになる。孫子のためにも戦争のできる国にしてはならない。高齢者や弱者が一層苦しめられる社会にしてはならない。

 だから選挙に行くことが大事である。投票しないことは勝った党を支持したのと同じことなのだ。

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2014年12月10日 (水)

舌の先を思い切り噛んでしまった

 朝食を食べていたときのことである。パンのかけらを口に入れて噛んだとたん、舌を思い切り噛んでしまいウッとなった。余りにも痛くてかえって大きい声が出なかった。すぐに洗面所の鏡で見たら、舌の先端から血が出ていた。よく見ると切れ目ができていた。

   噛んだときは痛かったが、その後はむしろ痺れてしまい、痛い感覚がない感じであった。どうしたものかと思ったが、口の中の傷は治ると思い、手当のしようもないのでそのままにしておいた。

  そして思ったのは、囚われになって、閉じ込められたりしてどうしようもないとき、よく舌を噛んで自殺をするというが、とてもそんなことはできないということである。もの凄く痛くて噛めるはずがないと思うのだ。

 もう一つ思ったことは、どうして年をとると、口の中のあちこちを噛むのだろうという疑問である。今回は舌の先であり、どちらかというと噛みやすそうな部位である。同じ舌でもこれまでよく噛んだのは舌の横であった。

  舌の下も何度か噛んだことがある。意識してはどうやっても噛めない場所だが、物を食べているときに何かの拍子に噛んでしまうのだ。不思議である。

  ほっぺたもよく噛む。ほっぺたを噛んで1日中痛かったこともあった。唇もよく噛む。私は誤嚥防止と滑舌のために舌の運動をしており、舌の筋肉や動きが鈍ってはいないと思うのだが、年齢をかさねるほどに口の中を噛むことが増えた。

  ネットで調べてみたら、口の中を噛むことについていくつか書いてあった。歯と舌や口の運動との連携がうまく取れなくなる加齢現象だというのだ。

 またストレスや体重の増加も原因になるという。でも、私の場合は体重はコントロールしているし、ストレスもそれほどはないと思うのだ。

 噛み合わせや歯の状態が関係することがあるというが、私は歯科でチェックをしているので問題はないはずである。

 疲れたときに噛むことがあるというのや胃腸が悪いことが原因になるというのとか、頬肉がたるんできているのが原因というのもあった。

 私は食べるときはよく噛むようにし、ゆっくりと食べるようにしているのだが、それでも口の中を噛むのである。やはり、加齢が一番の原因ということか。

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2014年12月 9日 (火)

昨日は日米開戦の日だったが

 昨日、整形外科の待合室に置いてあった中日新聞を見たら、1面トップ記事が、真珠湾攻撃に参加した生き残りの元海軍中尉の話であった。ゼロ戦戦闘機に乗り味方の艦の護衛をしたのだそうだ。その後ミッドウエー海戦などを転戦して、何度も奇跡的に生き延びたという。

 その人は現在98歳だが、20数年前から当時のことなどを人に話し、講演もするようになったそうだ。それは戦争はいけない、平和を守らなければいけないと強く思うからだという。集団的自衛権行使容認閣議決定など一連の動きを大変心配しているそうだ。

 12月8日に日本が真珠湾を奇襲攻撃したときは、私は小学校に入る前であった。だから、日本海軍が赫々たる戦果を挙げたことぐらいしか覚えていない。学校も国民学校と呼び方が変わったのが不思議で残念に思った。1年生の最初の父兄参観日には、担任の先生の指導で隊長となり、鉄兜をかぶり、刀を持って兵隊役の他の児童を従えて、机の間を動き回ったことを覚えている。

  当時はとにかく戦争一色で、神国日本は連戦連勝で、勝った勝ったというニュースばかりであった。子供だから、教育されたとおりに、この戦争は正しいと信じ込んでいた。今から思うと何とも嘆かわしいことであった。

 戦後は新しい憲法の下で、平和が大切であり、あのような戦争は2度と繰り返してはいけないと考えて生きてきた。安保闘争には行動は起こさなかったが日米安全保障条約には反対であった。共産主義ドミノ理論によるアメリカのベトナム戦争はには反対したが、後に正しかったことが証明された。

 湾岸戦争やイラク戦争にも反対をしデモにも参加したが、これも正しかったことが証明された。

 ところが集団的自衛権行使容認の閣議決定で、様相はガラリと変わった。選挙後の法整備で自衛隊が海外に行って戦うことが可能になったのである。

 7日のサンデーモーニングで、毎日新聞の岸井氏が「今度の選挙は日本の歴史の転換に関わる大事な選挙だ」と指摘したが、その通りである。

 安倍首相は、どんな状況なら自衛隊の武力行使が許されるのか、という要のことを明らかにしないままで、法整備を来年に先延ばしした。衆議院選挙では具体的なものは何も示していない。本来ならばアベノミクスだけでなく、集団的自衛権行使の中身をきちんと示して国民に信を問うべき問題なのだ。

  武力行使については、安倍首相はペルシャ湾での戦時下の機雷除去ができるとしたが、公明党はペルシャ湾での掃海は認められないと言っている。山口代表は武力行使に歯止めが掛けられたと言うのだ。これは解釈次第でどのようにもなることを示しているのだ。

 衆議院議員選挙の最中に日米開戦の日が来たが、中日新聞がそれに言及したのを褒めておきたい。選挙の後の来年の国会で、国民の信任を得たとして、安倍首相の思う通りの法整備がなされ、日本は戦争への道を開くであろうことをはっきりと言っておきたい。安倍首相のいう「この道しかない道」は、「戦争への道である」と。

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2014年12月 8日 (月)

争点隠しに気を付けよう

 衆議院議員選挙も中盤に入ったが、熱気が伝わってこない。この分だとマスメディアの世論調査にあったように、投票に行く人が少なくて、自民党が300議席を超すことになるかもしれない。

 安倍首相は、「アベノミクスでよくなる。この道しかない。」をスローガンに、それ1本槍である。株価が上がったとか100万人の雇用が増えたと強調している。この点については以前に取り上げたが、雇用についてはその中身が隠されている。

 株価が上がって恩恵を受けているのは、富裕層と輸出関連の大企業だけである。円安が120円台に進み、輸入に頼る庶民の生活はますます苦しくなるばかりである。

 ところで世論調査によると、経済をよくしてほしいというのが一番である。そのせいか安倍首相も経済だけを争点にしている。

  自民党と公明党が強引にやってきた、特別秘密保護法とか集団的自衛権行使容認の閣議決定など、日本の将来に非常に重要な、若い人たちに直結している問題は、どこかに隠されてしまっている。

 特別秘密保護法は12月10日から施行される。言論の自由や知る権利が大幅に制限されることになるであろう。

 集団的自衛権行使により、自衛隊が米国の軍隊と共に海外に派遣され戦うことになる。集団的自衛権行使容認の閣議決定というやり方そのものが憲法違反だと思うのだが、それが堂々とまかり通っている。

 公明党の山口委員長は、後藤田元自民党の大物の地元、徳島県で「自衛隊がイラク戦争のようなところに行くことはありません」と演説したそうだが、大嘘つきである。本当のことは隠されているのだ。

 私たちの若い世代や子孫のためにも、2度と戦争に行って、」他国の人たちを殺すことや、自分たちが死んだり怪我をすることを許してはならない。

 集団的自衛権行使容認が、どんなに危険なものであるかを今一度考えることが大事である。今度の衆議院選挙で、アベノミクス争点に自民党・公明党が大勝すると、「白紙委任」されたと、やりたい放題にやることは目に見えている。本当は原発問題も含めて、個々の問題について争わなければならないのに、かつての小泉政権の郵政選挙と同じ手法で、アベノミクスだけで争われているのは非常に危険である。

 集団的自衛権、原発再稼働是非も争点として大いに関心を持つべきである。そして自ら判断をして投票行動を起こすべきである。

 どうせ自民党・公明党が勝つのだから選挙に行ったって仕方がない。面倒くさい、時間の無駄だと考えてはならない。憲法に保障された唯一の政治参画の機会である。棄権には日本では罰則はないが、投票行動は義務だと思うのだ。

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2014年12月 7日 (日)

iphoneを交換して設定に苦労

 以前に書いた、iphoneの履歴から勝手に送信されるトラブルは、結局初期化をしても直らず、機器の交換をしてくれることになった。保険を掛けていたのでよかったと思った。

  サポートセンターで栄のアップルストアの予約をしてくれた。予約受付のメールが英語で書いてあったのでびっくりした。アップルはアメリカの会社だから英語なのか・・・?と妙に感心したり、それにしても英語が読めない人はどうするのだろうと思った。

  アップルストアに行ったらまずその点を尋ねた。予約の時に英語のフォームでやったから、英語の受付になったのだということで安心をした。

  ちなみにアップルストアの修理やサポートの部署は、GENIUS BARというらしい。受付メールには「your upcomming genious bar appointment」と書いてあった。何のことだろうと思っていたが、ストアの表示を見て納得した。

  GENIUSは英語で天才だが、アップルストアには勝れた才能が集まっているということだろうか。とにかく若いスタッフがいっぱいいた。ほとんどは男性であった。

  iphoneの交換をして、連絡帳は前のスマホから移してもらえたが、データはパソコンのituneに保存してあるのを戻さなければならない。以前に1回やったことがあるので多分大丈夫だろうと思った。

  ただ、前のデータの中に、不具合の原因となるものが入っているかもしれないという心配があった。それで、これまで使っていた必要なアプリを入れられるかと尋ねたら、データを復元して、その中から要らないものを削除することはできると言った。

  家に帰り、パソコンのituneを開いたら、「新しいiphoneとして使いますか」というのと「データを復元しますか」という項目があって、データの復元の方にチェックが入っていた。これから見ると新しいiphoneとして使えると思ったが、念のためにサポートに電話をして確認をした。

  データの復元は、必要な時にいつでもできるということであった。それで新しいiphoneとして、当面必要なアプリをダウンロードすることにした。やっていて分かったのだが、以前にそのアプリをダウンロードしたことがあるものかどうかが分かるようになっていた。でも、どこにあるのか探すのが大変であった。

  「ウオーカー」は探しても分からないので、Googleで検索したら簡単に見つけられた。APPの中を探すよりGoogleで探すのもよいと思った。

  なかなか大変だったのは「LINE」である。LINEは電話番号を入れて、送られてきた認証番号を2回入れるのだ。そのことを忘れていたので戸惑った。これまで入れてあった相手がみなあるのかと思ったら、娘など一部がなかったので「招待」をしてもらってもとに戻った。

  もう一つ大変だったのは、iphoneでcommufaのアカウントを設定することであった。前にやったときのことを忘れてしまい、サーバーを選択することに気付かずにやったので、きちんと記入したはずなのに、サーバーが見つかりませんというメッセージが出た。何度やっても同じであった。commufaの場合は、POPを選ぶのだ。

  結局commufaに電話をして何とかなったのだが、commufaでは、iphoneで使えるようにするのはサポート外だと言いながら、付き合ってくれたので嬉しかった。

  データの復元でやれば30分ぐらいで済んだと思うのだが、最初からやり直したので、5時間ぐらいかかったと思う。

 

 

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ヤフーショッピングに出店を手伝って―何とも難しく、不親切―②

 個人出店のページから作って行くのだが、そのページを見つけるのが大変であった。「ヤフーショッピング 個人出店」で検索をしても、出てくるのは、「法人・個人事業者」のページであった。

 

 すったもんだをしてやっと見つけて作り始めた。まず、店の名前や説明、支払い方法などを決めなければならい。一番困ったのが、送料をどうするかであった。クロネコヤマトを探して車で走り回ったがなかなか見つからなかった。公園で犬を散歩させていた女性を見つけて尋ねたら、とても親切な人で「自転車で案内するからついて来て」と言った。犬を家において、自転車で案内してくれた。最後まで案内して「気を付けてお帰りください」と言って戻って行った。私は何かお礼に上げるものがないかと探したがあいにく何も持っていなかった。

 

 クロネコヤマトで送料を聞いたら、重さと箱の大きさと地域で決まることが分かった。面倒なので送料は無料にした。注文から発送までの時間の設定もあった。交換返品の設定もあった。

 

 それらが終わると、ようやく「商品登録」であった。この商品登録だが、デザインのページに見本の商品の写真が出ているので、そこでクリックすればやれるのかと思ったらそうではなかった。

 

 非常に不安であったが、商品登録ページに進むと、「あなたはプレミアム会員が未登録です」というメッセージが出ていた。とっくに登録してあるのにおかしいと思いながらクリックしてみたら、入力画面があり、そこに登録済みの情報を入れたらOKとなった。

 

 その他に、ヤフーウオレット未登録ですというメッセージがあった。それもすでにやってあったのに、自動では反映されないようで、情報を入れた。ただ、心配が残った。それは、「銀行」か「ゆうちょ銀行」かという選択があり、郵貯を選んだら、引き落とし方法を変更しましたというメッセージが出たことだ。クレジットカードにしてあったのが、口座引き落としにかわったということなのか、訳が分からなかった。

 

 いよいよ商品の登録であるが、カメラで写真を撮って、パソコンに保存し、そこから呼び出して貼り付けるのだ。

 

 商品の説明などを書いて、値段を決めて入れるのだが、カテゴリの選択があった。そのカテゴリ選択が分かりにくく、それらしいところを選んで記入した。

 

 出来上がったら、プレビューで見ることができるのだが、それは本当の画面ではない。出来具合いを見るだけであった。

 

 家に帰ってから、ショッピングの画面に行き、探したら出てきたが、同じところにあるべき、3つの商品のうち、2つが表示されただけで、一つは表示されなかった。きっとカテゴリの選択で間違えたのかもしれないと思う。

 

 初めてのヤフー―ショピング出店であったが、実に複雑で難しかった。とても「5分でお店がもてます」ではなかった。羊頭を掲げて狗肉を売る類のものだと分かった。

 

 それでも、何万と出店しているので驚いた。いったい店をどうやって見つけてくれるのだろうかと新たな疑問が湧いた。店を出している限り、ヤフーには毎月決まった金額が入るのだ。うまい仕組みを考えたものだ。

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2014年12月 6日 (土)

煙感知器の電池が切れると?

 先日のことである。朝食を食べようとしたら、妻が「変な音がするよ」と言った。「どんな音?」と聞くと、「キュッというような音」と言った。

  「あ、聞こえた」と言ったが、私には分からなかった。3回ぐらいそういうことがあって、私も聞き耳を立てた。すると、かすかにチュッというような金属音が聞こえた。音は決まった間隔で鳴っているみたいであった。どこから聞こえるのか方角が分からなかった。妻は北の方と言い、私は東の方だと思った。

  そのうちに少し大きくなった。外かもしれないと思って、そちらに注意を向けたが、分からなかった。気持ちが悪かったが、どうしようもない。「気にしない方がいいよ」と言った。

  食事が終わりしばらくすると、音がさらに大きくなって、どうやら玄関の間にある天井灯から聞こえる感じであった。場所が移動したということは虫かもしれないと思った。虫だと思えば虫の声にも聞こえる。

  天井灯のカバーを外してみたが虫はいなかった。しかし、間隔を置いて鳴っていた。

  時間が経つと音はもっと大きくなった。今度は2階に上る階段の天井辺りから聞こえた。きっと虫が天井裏を移動しているのだと思った。妻も同じ考えであった。

  食べ物がないからそのうちに死んで鳴かなくなるだろうと思った。ただ、音が大きくなったのでうるさく感じた。

  息子が半ドンで帰ってきて、うるさいと怒っていたが、音のする方向を調べていて、2階の天井の煙感知器が音が出ると光っていると言った。それで納得した。きっと電池切れなのだと思ったからだ。

  電池を買ってきて取り替えたが、今度はうまく働くか心配になったので、マニュアルを探した。マニュアルが残してあったので確認できた。18秒間隔で音が鳴り、光るときは「故障」で、38秒間隔で音が鳴り、光るときは電池切れだと書いてあった。

 また、いつも38秒位の間隔で光ると書いてあった。取り付けてから5年余りになるが、そんなことは全く知らなかった。調べたら赤い小さな光が40秒ごとに点滅していたのでよかった。

 奇怪な音騒動は1件落着であった。

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2014年12月 5日 (金)

「字手紙」と手書きをすると脳が活性化する―NHKゆうどき

 12月2日のNHKゆうどきを見ていたら面白い話題を取り上げていた。「字手紙」というものであった。

  絵手紙というのはいろいろな人がやっていて、私の知り合いの中にもたくさんいる。味わいのある絵手紙をいただくことがあり、それを壁に留めて眺めている。

  「字手紙」というのは、絵を入れずに文字通り字だけで書くのである。豊橋在住の書家がもっと簡単に字を書くことを楽しんでもらおうと考えたのだそうで、全国に800名ぐらいのお弟子さんがいるというから大したものである。

  今、年賀状を書く時期なので、気楽に筆を使って字手紙の年賀状を書きましょうということで取り上げたようだ。

  用意するものは、羊毛の筆と小筆、薄墨(青墨という)ち普通の墨、硯、下敷き、ハガキである。

  書き方は、

 ①ハガキの1/3ぐらいのスペースに、羊毛の筆と薄墨で好きな字を1字書く。右上に書くのがバランス的によいようだ。字は外にはみ出して書いてよい。その方が面白い字が書けるという。

②余白に小筆と黒墨で簡単なメッセ―ジを書く。篆刻の判があればそれを押す。

 以上のようなもので、リラックスして楽しんで書くことが大事だという。

  私は、勤めているとき、習字の時間に、「墨遊び」というのをやったことがある。要するに臨書をする習字ではなく、筆と墨で好きな字を好きなようにフォルムして書くというものだ。自由に書くので面白い作品ができた。

 NHKの番組では、その後、書くことが脳をどのように活性化させるかについて大学の脳学者の実験を紹介していた。

  頭に脳の様子を調べる器械をつけて、脳のどの部分が働くかを調べる。それによると、パソコンを使って字を書いた場合は、脳はあまり活発ではなかった。

  次に、ペンで字を書いた場合は、前頭葉辺りが活発に働いた。

 最後に、毛筆を使って字を書いたら、脳の大部分が活発に働いた。

 この実験から、ペンで字を書くのもよいが、毛筆を使って字を書くことは脳を活性化するのに最も良いことが分かった。理由は、毛筆を使うときはより細心に書くからだという。

  介護施設で習字をしているところが紹介されたが、習字によって生活態度や行動が改善されると言っていた。

 私には手紙を交換している友人がいるが、彼は必ずペンで書いてくる。一方私はパソコンでタイプする。この番組を見て、彼に軍配が上がったことが歴然とした。とはいうものの、今のところペンに変えようとは思わないが。

 

 

 

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2014年12月 4日 (木)

自民党のメディアへの公平報道のお願いについて

 自民党が11月20日に、NHKや東京にあるテレビキー局に、選挙関係番組出演者の発言や時間は公平を期すことや街頭インタビュー、資料映像などでも一方的な意見に偏らないなどとするお願いを送った。

 これについて政権党がこのようなことをするのは、圧力をかけてテレビ局を委縮させる恐れがあると捉えられている。

  政党代表討論の発言時間の公平についてだが、これまで見る限り、国会での議席数を勘案して時間を決めているように思われる。

  しかし、一旦解散をしてしまえば、どの党も議席ゼロである。だから立候補者数で発言時間や順位を決めるのが公平なやり方だと思うのだ。

  これまでのところ、解散までに占めていた議席数でやられているので、例えば共産党は立候補者数が自民党についで多くても、発言順位は後の方で時間は少なくされている。それは新聞の紙面でも同じである。

 私は、NHKニュースに、毎回安倍首相の映像が出るのを苦々しく思ってみている。おそらくNHKの経営委員や会長などに、安倍首相のお友達が起用されているからだと思うのだ。首相だから、毎回映像が出るのは当たり前だ、と言いたいのであろうが、民主党政権のときはそうではなかった。

 街頭インタビューでも、これまで政権側の意見がよく拾われていたと思う。原発反対問題ではデモや集会が行われても、放映されず無視されることが多かった。イラク戦争のときも反対意見側は無視されていることが多かった。

 安倍首相はTBSの街頭インタビューについて「街の声ですから、選んでおられると思いますよ」と発言し、「公平に扱え」文書は、その後でだされたのだから、首相は否定するが、当然安倍首相の指示があったと言わざるを得ない。

  安倍首相は、国会での質疑を見ても、人の意見を聞かず、はぐらかすことが多く、また、批判されることを極端に嫌うと言われる。しかも、批判にはカッとなることが多いという。

  一国の首相だから、たとえ違う立場の意見にでも、真摯に対応すべきであり、批判されることは当然あるのだから冷静であるべきだ。

  今回のことでは、早速その効果があらわれたのか「朝まで生テレビ」の番組に議員以外の出演が取りやめになった。情けないことである。

  テレビ各局も新聞社も政権党におもねることなく、国民の立場と日本の未来のために公平な立場で報道をしてもらいたい。

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2014年12月 3日 (水)

怖い!スマホデーター簡単抜き取り

 11月30日に東海テレビで放映された「ニュースな晩餐会」という番組を見た。新聞のテレビ欄で「スマホのハッキング」について放送すると予告してあったからだ。

 私はIphoneを使っているが、そのデータが簡単に抜き取られるというのでは見ないわけにはいかない。録画をしておいて見た。

  石川さんというIT技術者がスタジオで実演をした。スマホはWi-Fiを利用するので、無線で他のパソコンなどとつながる。だから石川さんのノートパソコンからWi-Fiで他の人のスマホに侵入し、その中のデータをすべて盗み取ってしまうのだ。

  スタジオでは一人の出演者のスマホのデータを盗んだのだが、僅か1分28秒であった。スマホの方で、検索エンジンでニュースを見ている間に盗ったのだが、スマホの画面には何の異常も現れなかった。

  また、スタジオの上の階のCafeにいる人のスマホにアクセスし、その人の顔を盗撮したり、会話を録音したりした。スマホにはカメラがありマイクもついているので簡単にできるのだという。

  ふつうシャッター音が出るが、それも出ないように設定して写すので、スマホの方では全く気が付かないのだ。顔を写すときは画面に顔が向いているときにシャッターを切るのだという。

  今のスマホは、お財布機能や電車に乗る切符機能がついているので、大事なデータが盗まれるのだという。振り込め詐欺犯はデータを盗んでやっているのだそうだ。

  出演者の一人が言っていたが、公安警察などはスマホは使わないのだそうだ。ガラケーを使っているのだという。

  スマホは便利な道具だが、危険もいっぱいの道具であるとよく認識して使う必要がある。ふと思ったのだが、探偵会社などはハッキングを有効に活用しているだろうし、企業スパイなども活用しているに違いない。

  スマホのデータを盗まれないようにするには、

 ①暗証番号は長くする。スマホを起動するときのパスコードも8ケタぐらいにするとよい。

 ②個人情報などは入れない。

 ③インストールされているアプリを点検して、自分が入れた覚えのないアプリは削除する。

 ④「鍵」のないWiーFiは使わない。喫茶店とかで無料提供のWi-Fiがあるが気を付ける。

 ⑤狙われるのは、若者が多く集まる渋谷のような繁華街だそうだ。

  ガチャガチャと出演者が大騒ぎをする、こうした番組は滅多に見ないのだが、今回は役に立った。

 

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2014年12月 2日 (火)

金融資産1億円以上が100万所帯、ゼロが3割超

 安倍首相は、アベノミクスで円安、株高になり、雇用は100万人増えたと強調している。その通りであるが、100万人増えた雇用の中身が問題である。パートや契約社員などの非正規社員は123万人増え、逆に正社員は22万人減ったのである。増えた100万人のうち、7割が65歳以上だ。働く高齢者が2年前の356万人から424万人に増えたためだ。

 円安・株高によって恩恵を受けたのは、大企業と富裕層である。年収1000万円超の人は、2012年の172万人から2013年には186万人に増加した。凄いのは、1億円以上の金融資産(預貯金、株、投資信託など)を持つ富裕層世帯が100万7千世帯に増えたことだ。富裕層の割合は2%だという。

 一方で、金融資産ゼロの世帯が3割超である。それが一人世帯になると、38.9%にもなる。

 また、年収200万円以下の人が1090万人から1120万人へと増えている。物価上昇分を差し引いた実質賃金が伸びず、給料が少ない非正社員が増えているからだ。

 安倍首相は、アベノミクスの成果をうたっているが、最初言われていたトリクルダウンも起こらず、生活関連の物価が円安で上昇し、一般の国民の生活は以前より苦しくなったのが実感である。

 アメリカは1%の超富裕層と99%の中間層・貧困層に分かれ、その差がますます開いていると言われるが、このままでは日本もアメリカの来た道を辿るものと思われる。

 何度も言うように、消費税を8%にしたのは、全額を社会保障に使うという言い分であった。ところがそれは一部だけであったと言われる。その一方で法人税を大幅に減額するといい、東日本震災復興加算税を法人だけ廃止したりしている。事実上、消費税値上げ分を法人優遇に使っているのだ。

 富裕層や大儲けで内部留保を増大し貯めこんでいる大企業の税金を増やすのが本当だと思うのだ。消費税は貧困層ほど打撃が大きいのだ。

 残念なのは、一般国民には、大企業のように「政治献金」をして、便宜を図らって貰うことができないことだ。今度の選挙では自民党への企業献金が以前にもまして増えるであろう。これで公平と言えるであろうか。自民党が圧倒的に有利なのは明白である。企業献金のお返しが法人税減税である。

 

 

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2014年12月 1日 (月)

「札幌市地下鉄、今冬は暖房オフ」の記事にエール

 iphoneでネットニュースを見ていたら、「札幌地下鉄、今冬は暖房オフ  『原発に頼らない社会の実現のため」という記事を見つけた。

  「ホント?冬の寒さが厳しい札幌で?」と思い、読んでみたら本当であった。札幌市の上田市長が28日、市営地下鉄車内の暖房を今冬は原則停止すると発表したのだ。期間は12月1日~3月31日である。朝8時~午後11時までは暖房をしないのだという。

 理由の一つに挙げられているのが、脱原発社会の実現を目指すというものである。札幌市ででは、昨年冬も2010年に比べて7.8%の節電をするとの目標を掲げた。低酸素社会と脱原発依存社会の実現を目指すということであった。今冬は8.5%の目標にするのだという。

 上田市長は「市民一人ひとりの取り組みで、新たな発電所を作ることに匹敵する大きな電力を生み出す。北海道全体の節電の実績は29万キロワットで、発電所を1基作ることに相当する量だ。電力不足への対応だけでなく、原発に頼らない持続可能な社会の実現を目指すという目標のためである。」と述べた。

 何と素晴らしい発想ではないか。安倍政権は、原子力発電所を再稼働するだけでなく、新原子力発電の開発を目指すと言っている。それに真正面から対抗して原発に頼らなくてもやれる社会を目指すというのだ。

 全国に地下鉄がどれだけあるか知らないが、厳冬の札幌がやれるのなら、他の都市はどこでもやれるはずだ。河村名古屋市長には名古屋の地下鉄も冬季暖房停止を即刻やってもらいたい。

 現在、日本で動いている原発は1つもない。事実上原発ゼロ状態が1年2か月通続いているのだ。企業も国民もみんなで節電し省エネに努めてきた成果なのである。北海道で原発1基分と上田市長が指摘したが、全国では13基分に相当するのだという。

 クリスマス近づいて各地できらびやかなイルミネーションが見られ、夜の都会は煌々としているが、それでも原発なしでやれているのだ。

 地下鉄の暖房停止などまだまだ節電できることを示した札幌市長に敬意を表したい。」

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