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2014年12月23日 (火)

名古屋大学レクチャー2014公開講演会を聴く―④―

 名古屋大学レクチャー2014のもう一人の講演者である水田洋先生は別刷りの詳細なレジメを用意された。そのことにまず感銘を受けた。

 講演のタイトルは、「近代人の自立――基本的人権のために」であった。講演は3部に分かれていた。

Ⅰ.思想史への成長  1919―1935―1945(誕生から終戦まで)

Ⅱ.近代思想の主流

Ⅲ.社会思想史の課題と対象

 まず,前置きとして、日本の社会科学は、「治安維持法とともにあった」と話されたが、これは銘記しておかなければならないと思う。なぜなら今また特別秘密保護法が施行され、雲息が怪しくなってきたからである。

 「治安維持法によって国体と私有財産制度の破壊を企てるものは、死刑とされた。」と述べ、国体というのは「天皇制であると補記している。今の人には国体というと「国民体育大会」しか思い浮かばないと思われる。

 このこの法律によって、共産党やそれに同調する人々はアカとされて、徹底的に弾圧された。軍国体制強化につれて、弾圧は自由主義者などにも及ぶことになり、創価学会創始者も犠牲となった。公明党はそのことを忘れたかのように特別秘密保護法制定や集団的自衛権容認をしたのは非常に残念である。

 「戦後民主主義によって天皇制も私有財産制も、修正さればがら維持された」というのは衆知のことである。

水田博士が最初の著書「近代人の形成」(東京大学出版会、1954年)を書かれたのは35歳であった。「ちょうど60年前のことで、日本における近代人も近代思想も形成過程にあった。」と書いておられる。

 そして、「それから60年たって、それは近代人として、自立し確立されたか。」という視点で「それを確かめるための学習」としての講演であると言っておられる。

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教育・生涯学習」カテゴリの記事

コメント

水田洋氏が60年前に「日本における近代人も近代思想も形成過程にあった。」と書かれていたことは、とても興味深いです。
  戦後67年も経った今の日本を見てみると、まだこの言葉が生きていると思います。
  近代人として自立した人間になるには、もっと学習し知性を磨かねばと思います。

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