とてもよかった!名古屋オルガンの秋のフランチコンサート
名古屋オルガンの秋のブランチコンサート、「パオプオルガンと2本( +2本)のトランペットの華麗なる世界Part2」が11月5日に開かれた。
以前にもトランペットとのコラボの演奏会を聴いたことがあり、今回は2度目であった。是非聴きたいと思い出かけた。10時の開場で中に入ったら、岐阜から来たN君が先に入っていたので驚いた。
2階に行ったら、前の方の席は埋まっていたが、4列目中央が空いていたのでよかった。N君は芸術劇場コンサートホールは初めてだと言ったので意外であった。
今回はトランペットにウーヴェ・コミシュケさん(ワイマールのフランツ・リスト音楽大学教授)と武内安幸さん(愛知県立芸術大学教授)の他に、学生が二人加わった。オルガン演奏は吉田文さんであった。
今回の演奏曲目は、小品ばかりであったが、聴きやすい曲で楽しく聴くことができた。恒例のトーマス・マイヤー=フィービッヒ作曲の「ファンファーレ」で始まった。
ペトロニオ・フランチェスキーニの「ソナタ ニ短調」は2本のトランペットとオルガンのコラボであった。
ジョバンニ・ガブリエリの「第2カンツォーナ、ベネチア」は4本のトランペットでの演奏であった。
ヨハン・セバスチャン・バッハの「幻想曲ハ長調 未完成」は12楽章だけ残されていたものにマイヤー=フィービッヒさんが補作をしたものだそうでオルガンのソロ演奏であった。補作というが事実上は補作者の作曲ではないかと思った。
ディミトリ・ショスタコーヴィッチの「ジャズ組曲より『ワルツ』」はトランペットによる軽快な演奏であった。
ルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの子守歌」は武内さんのソロが入り、竹田の子守歌のメロディがちょっと入っていて面白い曲であった。
リクエスト曲は、モーツアルトのアヴェヴェルム・コルプスのオルガンソロであった。
ピエトロ・マスカーニの「カヴァレリア・ルスディカーナより 間奏曲」は4本のトランペットとオルガンのコラボで、オーケストラのような響きが出ていた。
プログラムに曲目のない、ミステリー演奏は、「Wish Upon A Star」とディズニーパレードの「エレクトリカル・パレード」でオルガン演奏であった。
最後の曲は、ルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの休日」で、4本のトランペットとオルガンで演奏されたが、私はこの演奏が一番気に入った。
アンコール曲は「カシードラル」でいい曲であった。4本のトランペットとオルガンであった。
金管楽器のトランペットの音とパイプオルガンがよく合っていていたので驚いた。1時間余りの楽しい時間を過ごすことができた。とても良い企画で、もっと多くの人に聴きに来て欲しいと思った。
N君の感想は、 「今日のオルガンコンサートは、音が素晴らしかったです。あのような大き なパイプオルガンの演奏を聴くのは初めてでとても良かったと思っています。トランペットもマイクなしで、あのような豊な音色が出るのは驚きでした。」
次のブランチコンサートは2015年2月13日(金)でヴァレンタインコンサートと銘打って「愛のメロディー」をテーマにするそうである。
名古屋オルガンの秋コンサートは
○11月8日(土) 17時 オルガンとトランペットアンサンブルとティンパニー
○11月23日(日)15時30分 子どもと大人の楽しいパイプオルガン
会場は五反城教会(地下鉄東山線岩塚駅下車②出口) 入場無料(お志)
« Cafe Vita秋のバス旅行で伊勢神宮へ―②― | トップページ | 人為的な株高・円安 »
「音楽」カテゴリの記事
- センターまつりでミニコンサート(2024.09.11)
- アヴェス・ユヴェネス コンサート(2024.04.23)
- ムジカ スコーレ コンサート(2023.10.30)
- 突然浮かんだ文部省唱歌(2023.10.15)
- 突如浮かんだ童謡「うさぎとかめ」(2023.04.13)
コメント