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2014年11月

2014年11月30日 (日)

衝撃!「沈みゆく大国 アメリカ」を読んで―④―

 P.193からは「国家戦略特区を知っていますか?」という見出しで、戦略特区の危険性を強く訴えている。

  1年前の2013年12月に「国家戦略特区法」が成立したが、「特別秘密保護法」の陰に隠れて、成立したこともその内容も多くの国民に知らされていないという。恥ずかしながら私もその一人である。

  この法律により、1980年以降すざまじい勢いで金融資本による国家解体が進んでいるアメリカと同じ道を日本も辿ることになるという。

 「国家戦略特区法」は、「特定の地区で、通常できないダイナミックな規制緩和を行い、企業が商売をしやすい環境を作ることで、国内外の投資家を呼び込む」とい

う内容だと書いている。

 新潟→大規模農業  福岡→雇用の自由化  

 東京・大阪→医療の自由化、混合診療解禁

  これにより「企業天国」が誕生するという。

  マンハッタン在住の金融アナリスト、ザック・場生まんは高く評価して、

「これは海外投資家にとって重要な政策ですね。特に、40兆円という世界第2位の規模を持つ日本の生命保険市場は、グローバル企業と海外投資家にとって非常にみりょくてきですから」と話したという。

 ザックはさらに次のように述べたという。

「そこで、民間良保険のビジネスチャンスが生まれるのです。(自由診療の拡大によって)国民健康保険の公費負担部分が小さくなればなるほど、それ以外の医療や薬をカバーするために、日本人は民間保険を買うようになるでしょう。やがて貧困層と低所得高齢者、障碍者だけが公的保険にはいり、それ以外の国民が国民健康保険と民間保険の両方に加入するという、アメリカと同じ図になりますね」

  「ザックの言葉は決して誇張ではない。日本人は何の疑問ももたないままに、新しく日本に入ってくる外資系の医療保険に入るだろう。そうして公・民保険の2重加入が一般化すれば、オバマケアと同じビジネスモデルが完成する。」とP.196で予言している。

  アメリカの資本家たちは、あの手この手で日本の医療分野への進出を始めているのだ。それに応えようというのが安倍政権がやっていることなのだ。

 さらにTPPによってアメリカの経済的支配を確固としたものにしようとしている。

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2014年11月29日 (土)

衝撃!「沈みゆく大国 アメリカ」を読んで―③―

 2014年1月のダボス会議で安倍首相は「非営利ホールディングカンパニー(持ち株会社)型法人制度」について言及し、投資家たちに日本に新たに生まれる新市場をアッピールした。「非営利」という言葉に騙されてはいけないと指摘する。(P.190)

  実際は株式会社が出資できるようになっているというのだ。ホールディングスの傘下に、救急病院や慢性期病院、老人ホーム、介護・福祉施設などをまとめて置き、経営のプロが運営することで「効率化」と「医療費削減」を同時に進める。それにより、今の日本での「社会福祉法人の財政難」と「介護人材不足」も解決できるという。(P.190)

 まことによいことづくめのようだが、一旦株式会社経営になると非営利性が失われ、アメリカ型チェーン病院の参入につながるというのだ。「経営不振のなった際に外資に買収されたら、取り返しがつかなくなる」という日本医師会の中川俊男副会長の言葉を紹介している。

  もし、営利事業化したら、効率優先、利益優先のビジネスとしての経営が行われることは目に見えており、アメリカのように、都市中心にホールディングスが置かれ、小児科やERなど採算んの取れない部門はカットされ、利益率の高い「心療内科」や循環器科」「整形外科」などで稼ぐであろう。そして、安全性よりコスト削減が重視され、支払い能力のない患者は診てもらえないことになる。(先日見たように日本でも支払能力のない人が急増している)

 安倍政権は、病院の株式会社参入を要求し続けているアメリカの要請に応えて、反対する医師会を抑えて、「医療を営利の成長産業にし、外国投資家を呼び込む」という方針のもと、「ヘルスケアリート」と「非営利ホールディングカンパニー法人制度」の日本上陸を決めたのだという。(P.192)

  日本では着々とアメリカの侵略を許す地ならしが進んでいるのだ。マスコミはこの点についてあまり取り上げていないが、何故であろう?恐ろしいことだ。

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2014年11月28日 (金)

衝撃!「沈みゆく大国 アメリカ」を読んで―②―

 堤未果さんの「沈みゆく大国 アメリカ」は、オバマケアが国民の医療をよくするどころか、逆に悪くしてしまっている実情を明らかにした。医師は多忙と低賃金でなり手がなくなってきたし、利益が上げられないので病院の統合が進み、中間層や貧困層の医療が危機に面している。その一方で製薬会社は医療保険会社は大儲けをしているのだという。

  問題はアメリカの医療をウオール街の金融資本が支配し、金儲けの絶好の餌食にしているということである。

 日本の医療は憲法25条の「生存権」に基ずく社会保障の一環として行われ、その根底には「公平・平等」という理念が横たわっている。一方アメリカでは医療は「「ビジネスという位置づけだ。命は市場に並ぶ「商品」とされているのだ。(P.182)

  衝撃のその2は、アメリカの金融資本が日本をターゲットにしているということだ。

「ウオール街と経済界の支配されるアメリカ政府から日本への、医療市場開放の圧力、混合診療解禁や株式会社病院、保険組織の民営化、診療報酬改革、公的保険周辺の営利民間保険参入や投資信託など、すごいスピードで規制緩和を進める法改正の多さには驚愕した」(P.183)と書いている。

  ここで指摘されていることは、安倍政権によって進められてきていることである。TPPもアメリカの経済支配を確固としたものにするためにやろうとしていることなのだ。医師会が日本の医療がアメリカ型にされる「TPP」に反対しているのは、アメリカ化の後に来る悲惨さを予見するからなのだ。それはアメリカを見れば直ぐに分かることである。

  投資信託というのは、「ヘルスケアリート」と言われるもので、東京証券取引所で承認され、11月5日に上場されたという。私は全く知らなかった。医療・介護への営利参入を掲げる安倍政権の「成長戦略」の一つだというのだ。今後自治体病院などにも対象を広げられて行く方針だ。「営利」を目的に組まれ、運営され、そこにアメリカの金融資本が入り込むのだ。

  堤さんは、「リートは福祉ではなく、あくまでも投資商品だということだ。人員配置や料金設定、サービスの質などは、すべて利益拡大という目的に沿って決定されていく。利益が出ない場合は、人件費カットや利用料金値上げ、最悪の場合は売却されて、施設がなくなってしまう」(P.189)と指摘している。

  儲かることなら何でもやるという金融資本とそれを後押しする政府。私たちはここにも注目して衆議院議員選挙への態度を決めなければならない。 

 

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2014年11月27日 (木)

衝撃!「沈みゆく大国 アメリカ」を読んで―①―

 堤未果さんが書いた「沈みゆく大国 アメリカ」(集英新書)を読み終えた。11月19日発行の日付がある出たばかりの本である。

 オバマ大統領が執念を燃やして何とか実現した、国民皆保険を目指すアメリカの医療保険改革(通称オバマケア)が、期待に反して恐るべき悲劇をアメリカにもたらしたというのだ。その一部始終を詳細に述べてある。

  私はオバマケアが実施されたとき、アメリカもやっと国民皆保険制度になってよかったと思った。「皆保険」・・・こんな良い制度をなぜアメリカは持っていなかったのか不思議であった。 ところがこの本によると、とんでもないことであったというのだ。

  アメリカの皆保険と日本などの皆保険は違うのだということを初めて知った。この本を読みながら、どうにも分かりにくかったのは、アメリカの医療保険制度について全く知らなかったからであった。

  アメリカの医療保険は、すべて民間保険会社が運用していて、営利を第一にしているということが分かった。さらに驚いたのは、オバマケアを設計したのが全米最大の保険会社ウェルポイント社の重役であったリズ・フォウラー氏だというのだ。

  彼女がやったのは、医療・製薬業界の最大の障害である「単一支払医療制度」案を取り除くことだ。これがあると製薬会社が利益を上げる邪魔になるからだ。彼女のおかげでウェルポイント社など大手保険会社の株価はうなぎ上りに上がったという。彼女は功績により、大手製薬会社のジョンソン&ジョンソンの重役に迎えられ、巨額の報酬を手にしたそうだ。

  製薬会社は、自社の薬に好きなだけ高い値段をつけられるのだ。C型肝炎の新薬ソバルティにギリアド・サイエンシズ社がつけた値段は、一錠1000$1クール84000$だった。(2014年8月)

  保険会社は大手保険会社の寡占状態となり、50州のうち45州は1~2の保険会社に握られている。そのため価格競争が起こらず、高い価格になっているのだ。患者が保険会社から受け取る前に病院窓口で自分で払わなければならない前金を免責額といい、それが吊り上げられるというのだ。

  また、利益を出さない疾病については診療を拒否されることがあるという。保険会社は営利目的だからだ。

 「オバマケアは、まるで雨が降ったとき濡れないように、国民全員に傘を買って渡したような法律です。雨が降って傘を開いてみると、傘は布ではなくて紙でできていて、どんどん穴が開き、みんなずぶぬれになってしまう。しかも、傘の代金は国民から集めた税金で払われていたという」

「この法律は、(オバマ保険という、高額な欠陥商品を強制的に買わせているのです」という医師のケイティ・ロビンスの言葉を紹介している。

  どんなに欠陥がひどいかをこの本では詳しく検証している。アメリカではオバマケアのことを分かっていない人が6割もいるのだそうだ。何も知らない、知らせない、知ろうとしないことが問題である。

 実はウオール街の金融資本(1%の富裕層)が利益をむさぼり蝕んできた、石油、農業、食、教育、金融などの領域の最後のものが「医療」の分野であったというのだ。

 グローバル化の中で彼らは次なるターゲットを日本として着々と手を打ってきているというのである。「衝撃!」というのは、まさにそこにあるのだ。

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2014年11月26日 (水)

琉球雀瓜と烏瓜がきれいに色づいた

 5月ごろ、VITAで一緒になる後藤さんから琉球雀瓜の種を10個ほど頂いた。後藤さんは毎年琉球雀瓜をマンションのベランダで栽培しているということであった。インターネットで調べたら、大変きれいな写真と栽培法が出ていたので、種をお願いしてあったのだ。

  琉球雀瓜は種を鉢に蒔いてもなかなか芽が出なかった。後藤さんは1か月ぐらい水につけておいて鉢に蒔くと言っていたが、私は数日間水につけただけであった。VITAのマスターも庭に種を蒔いた。

 分かったことは、芽が出るまでには1か月以上かかるということであった。その間辛抱強く楽しみに待つしかないのであった。

 弦が出ると、我が家では、庭のネズミモチの木に登るようにした。VITAでは棒も立てずその辺を這わしていた。

 白い小さな蕾ができ、やがて小さな緑色の実がついた。弦の上の方にたくさんつくようであった。やがて秋になり、実も1cm大の緑に縞模様の入ったものに成長した。でも、ネットで見たような赤や黄色の実はつかなかった。

  10月の半ば過ぎに、私に断らずに妻が実をとってしまった。弦や葉が黄色くなり枯れてきたからだと言った。私は11月の終わりごろまでそのままにしておいて種をとりたかったのに残念であった。

  妻は実を小さなかごに入れて食卓の上に置いた。それから1週間ほどすると実が1個赤くなってきた。とてもきれいであった。色が変わり始めると数日で赤くなる。

 その後1つ増え、1つ増えして今ではずいぶん赤くなり、食卓を彩って楽しませてくれている。まるで宝石箱のようだ。

 一方、烏瓜であるが、これは隣家に根があって、わが庭に侵入して来たものである。烏瓜は多年草で弦がものすごく伸びる。隣家から我が家まで延べ数十mもの弦が生垣などにからんで這いまわる。

 ところが例年実が3個はなるのに、今年はたった2個実をつけただけで、あとは弦と葉っぱである。琉球雀瓜と違い烏瓜は実がほとんどならないようだ。

 ただ、実の色は鮮やかで晩秋から初冬を楽しませてくれる。だから侵入も歓迎である。

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                          after

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                        金柑と烏瓜
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                        朝日に映える


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2014年11月25日 (火)

超貧困層が増えているデータの一つ

 11月23日の朝日新聞朝刊一面に、「治療代払えぬ人急増 無料定額診療 延べ700万人」という記事が載った。最初この見出しを見たとき、アメリカのことかと思った。なぜかというと堤未果さんが書いた「沈みゆく大国 アメリカ」(集英新書)を読んでいるからだ。

   その本には、アメリカではオバマケアと呼ばれる皆保険制度で、アメリカはどうなったかが書いてあるのだ。それについては別に取り上げたいと思っている。

  記事を読んでみると、アメリカで起きていることと同じようなことが日本でも起きているのだとわかった。日本の皆保険制度は世界ではよい方だと思っていたのだが、その制度でも対処できない貧しい人が増えているのだ。

  初めて知ったのだが、「無料定額診療」という仕組みがあって、病気になり2割~3割の窓口負担の治療代が払えない人には、その分の負担を無料にしたり、安くしたりする病院があるという。

  患者数は年間で延べ700万人を超え、ここ数年で延べ100万人増えたそうだ。高齢化や非正規労働者の増加で格差が広がり、普通に生活していても、大病で医療費が払えなくなる人が増えている」と大阪の無料定額診療の西淀病院総務部長が言っている。

  アメリカにも超貧困層の駆け込み医療機関があるそうだが、日本でもこの5年ほどで無料定額診療をする医療機関が339施設から558施設に増えたという。

  こうした医療機関の運営の財源は、医療機関の負担である。税金の軽減の分を使ったり、住民からの出資金や寄付を募ってまかなう医療機関が多いという。

  こうした医療機関へ駆け込む人は、保険の自己負担が払えない人や無保険の人や生活保護の受給者である。

  生活保護受給者も増加しており、非正規労働者が約2100万人にもなり、安倍首相が自画自賛するアベノミクスは中間層以下には全く恩恵がなく、超貧困層はまともに影響を受けているのだ。

  今回の衆議院選挙は「アベノミクス解散」とネーミングしている。大企業は円安、株高で利益を大幅に増やし、内部留保を積み上げてアベノミクス様様である。一方、中小企業や大部分の国民は円安物価上昇で喘ぎ、実質賃金は減っているのだ。

   アベノミクスでよくなるという「神話」は信じてはいけないのだ。

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2014年11月24日 (月)

亀裂の増大という指摘

 朝日新聞1面に「座標軸」という欄があり、11月21日の記事は、論説主幹大野博人氏が書いた「社会の亀裂をつなぐ政治家を」と題したものであった。大変いい見方をしていると思った。

  「日本の社会のあちこちに亀裂が走っている」と書き出し、いくつかの亀裂の例を挙げている。最初に挙げているのは、先ごろの沖縄県知事選挙に関してで、沖縄が戦後70年間抱えてきた基地問題が本土と沖縄の深い亀裂を生んでいるという指摘である。

 安倍政権は、基地の辺野古への移設を「粛々と進めて行く」と言い、沖縄県民の願いを無視しているのだ。

 その他に、正規と非正規、年配者と若者、富める者と貧しい者、都市と地方・・・・などの多くの亀裂があると指摘する。

  非正規は昨年7月の統計では2043万人になり、その後も増え続けている。堤未果さんの最新著書の「沈みゆく大国 アメリカ」(集英社新書)によると、アメリカでは80年代以降、歴代政権は非正規化を進めてきた(P.76)と書き「今や労働市場は非正規化の次なる段階へと進み、、アメリカはパートタイム国家へとシフトし始めている」と述べている。

 これを読んだとき、日本の非正規化が進んでいるのは、アメリカという手本があり、政治が意図的にやってきたことなのだと知った。日本では小泉政権の時に非正規化が進み、安倍政権になってさらに進行している。それは自民党と与党を組む公明党がやったことなのだ。

  アベノミクスでは大企業だけが巨大な利益をあげ、リーマンショック以前の戻った。一方中小企業は逆に円安で輸入コストが上がり苦しんでいる。大企業と中小企業の間の亀裂もあるのだ。

 このコラムでは、「政治は亀裂を深め分裂にしてはいけない」と言い、「政権をとった者は、『多数派』だけでな『すべての』国民の代表としてふるまうことを求められる」と述べている。「意見の違う人には言葉を尽くして説得に努め、時には譲歩や妥協もしなければならない」という。安倍首相にはその点が欠けると指摘する。

 特別秘密保護法も集団的自衛権行使容認も原発再稼働もみな自分の考えをごり押ししてやったことである。そのには真面目な説明もなく自分の意見を述べただけであった。

  安倍政権が継続すれば、信任された、白紙委任だとばかり、強引に自分の路線を推し進め、社会の亀裂は分裂へと進むに違いないと思われる。この2年間の安倍政治をしっかりと検討して、国民の方を向いた政治家を選ばなければならない。

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2014年11月23日 (日)

ETAを取得しようとして

 オーストラリアの友人から、遊びに来ないかと誘われて行くことになった。航空券はネットで安くて便利なところを探して予約をした。

  次に必要なものは、オーストラリアに入国するためのETAである。これは一種の査証である。ETAと言ったり、ETASと言ったりするようだが、オーストラリア大使館ではETAとしてある。

 航空券を買った旅行社が、その旅行社の代行で取得するか、自分でオーストラリア大使館で取得するか、どちらかだと言ってメールをくれた。代行だと2200円かかるので、自分で大使館に申請をすることにした。

 ところが、オーストラリア大使館で申請しても、20豪ドルかかると分かった。現在101円か102円なので大して違わないが、自分でやってみることにした。

 送られてきたアドレスをクリックすると英語で書いてあった。英語を読むのは嫌いだが、しぶしぶ読んで必要事項を記入していった。

 記入のたびに、OKの場合はチェックの印がつくのはよいと思った。記入が不備な場合は、英語で指摘される。

 電話番号のところで、固定電話の記入の時、Country cordとあったので、81だと思ったが、念のためにネットで調べた。

 その後、携帯電話番号の記入のところがあったが記入をしなかったら、なぜか受け付けてもらえなかった。それで改めて記入をしたのだが、Country cordでハタと迷った。携帯電話は81ではないかもしれないと思ったのだ。

 それでauに電話をして尋ねたら、国番号はなくても掛けられる。090の最初の0を外して掛ければよいと言った。

 そこで「そうだ!ネットで調べよう」と思いついて、ネットで調べたが、携帯電話番号の記入の仕方は分からなかった。その代り安いETA取得代行業者があることが分かった。いろいろ調べてみると、安くても問題ないからと代行業者利用を勧めていた。

 480円ぐらいからあるようだった。探していたら、500円(税別)というのが見つかったのでそれを使うことにした。支払方法選択まで行った。クレジットと銀行振り込みがあった。

  そこまでやったのだが、オーストラリアに行くのはまだ先のことなので、12月になったら改めてETAを申請することにした。

 結局いろいろとやってみて思ったのは、何かをやる場合、まず、ネットで調べるとよいということであった。たいていの解決法はネットで調べられるようだ。

 

 

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2014年11月22日 (土)

衆議院選挙の700億円があれば―朝日新聞の記事から

 安倍首相は、首相の専権事項である衆議院の解散権を行使して、大義のない解散を決行した。NHKお早う日本では、過去の解散のニックネームを紹介していたが、私は今回の解散は「自己中解散」とか「身勝手解散」もしくは「国民愚弄解散」と呼びたい。

  このまま続けると、来年の国会では、政治と金問題や集団的自衛権行使関連法整備など難問がいくつもあり、だんだんと安倍支持が落ちていくと予想される。野党が準備や対応のできない今解散して、また安定過半数をとれば、今度は強引にやりたい放題にやれると思ったのだ。

  それが大方の見方で、今回の解散には大義がないとする世論が、朝日新聞と毎日新聞で65%もあった。

  衆議院議員選挙のために、前回の選挙では691億75229万円が、投票用紙やっ候補者の選挙ポスター等に使われた。今回も700億円程度はかかる見込みだと言われる。

  朝日新聞の21日の記事に「衆院選費用700億円 同額あれば」という見出しで、この金額で何ができるかを試算してあった。これはよい記事だと思った。

 前にも取り上げたように、財務省は小学校1年生の「35人学級」を「40人学級」に戻すという案を示した。そうすることにより、教員を4000人減らせるので、国の負担を86億円節約できるというのだ。経済性だけを重視して教育の充実などどうでもよいという考えの現れである。

 700億円あれば、「35人学級」を8年間維持できるという。わずか86億円をケッチっているのに、700億円を平気で無駄遣いする、それが安倍首相の金銭感覚なのだ。

  中国の漁船が小笠原海域や伊豆諸島海域に出現して、領海侵犯をして宝石珊瑚の密漁を堂々とやっている。政府は罰金を大幅に増額したが、実施は12月7日からで実効性が薄い。第一取り締まる海上保安庁の巡視船の数が足りないのでどうしようもない。中国はそこを見越して悠々と密漁をしている。

 巡視船1隻57億円で来年度までに10隻建造し、2隻を修理して600億円だという。一日も早く密漁船を蹴散らしてほしいものだ。

  朝日新聞に出ている例では、介護とか医療とか社会福祉関係の費用での試算がないのが残念である。私の試算では、700億円あれば、介護士の安い報酬を1人2.5万円上げたとして約24万人分の報酬アップが可能である。

 700億円も使って身勝手な解散をする必然性はどこにもないのである。今度の選挙では無党派層の人はみな投票に行くことが大事である。そして自民党・公明党以外の真剣に政治をする党に投票することである。

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2014年11月21日 (金)

iphoneの履歴で電話がかかってしまうトラブル

 昨年9月にIphone発売と同時にiphone5cを買って、若い人並みにスマホを楽しんできた。でも、何時の頃からかはっきりしないのだが、電話のトラブルが起きるようになった。

  私は、電話を掛けるときに履歴を使って掛けることが多いのだが、履歴から掛けた電話を切った直後に、その履歴の上か下に名前がある人に電話が掛かることが発生するのだ。こちらは電話を切る赤いボタンをタップして切るのだが、履歴の上か下の人から「今電話をくれた?」とか「用は何ですか?」などと言ってくるのである。つまり、こちらは何の操作もしていないのに電話がつながってしまうのだ。

   最初の頃は間違えて掛けたのかもしれないと思っていたが、そのうちにおかしいと気づき、注意をしていると、履歴リストが関係していると分かった。

  夏ごろからiphoneやauのサポートに相談をしたが、原因がわからなかった。10月にiphoneのiso8.1にヴァージョンアップしたが、さらにひどくなった感があった。

   あるとき、友人とCafeでコーヒーを飲んでいて、突然友人が「あんたから電話が掛かってきた」と言って、携帯電話を見せてくれた。確かに私からの発信になっていた。

   それですぐにauショップに行って訳を話したが、これは「auの問題ではありません。iphoneに相談してください。」と言った。それでiphoneのサポートに電話をしたら、いろいろ試してみて、「一度初期化してみるといいと思います。」と言った。初期化をするには、データのバックアップが必要だという。それで帰宅してからサポートをしてもらうことにした。

   バックアップはパソコンをつけて、iphoneとパソコンを接続し、ityuneにバックアップするのだが、大変時間がかかった。後で分かったのだがiphoneをUSBに挿すと充電も始まるので、その進行の様子が示されるのだが、それをバックアップの進行と間違えてしまったのだ。

   実際は20分程度でバックアップが終わるのだが、バッテリーの充電時間が1時間以上だったのでその間待っていたのだ。サポートの説明不足であった。

   バックアップをして、初期化し、サポートの遠隔操作の指示でデータを復元してもとに戻った。その後はトラブルが起きていないようだが、気を付けてみている。

 

 

 

 

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2014年11月20日 (木)

税金700億円無駄遣いの身勝手解散

 安倍首相は予定通り衆議院解散を決定した。争点は、「増税先送り判断の是非」と「アベノミクスへの評価」だそうだ。

  首相は「税制こそ議会制民主主義と言ってよい。その税制について大きな変更を行うのだから、国民に信を問うべきであると考えた」という。

  税制こそ議会制民主主義というのは分かりにくい表現である。集団的自衛権容認の閣議決定をし、憲法を勝手に変えて平気な首相だから、こんなことを言えるのであろう。憲法解釈の変更を閣議で決定することの方が、はるかに議会制民主主義の根幹に関わることである。

  増税をするがよいかというならまだしも、国民の大半は増税に反対をしているのだ。だから延期の是非など信を問う理由にはならない。詭弁である。消費税増税延期は、国会で十分に審議して決めることであり、圧倒的多数の議席を持っているのだから、増税延期法案は直ぐにでも決められるのだ。解散をする理由はない。

  次にアベノミクスであるが、第一の矢「金融緩和」の矢は何度も放たれ、円安と株高に導いた。しかし、喜んでいるのは大企業と富裕層だけである。その他の一般国民には何の実感もなく、地方創生といいながら地方は疲弊したままである。

  第3の矢には、カジノ解禁まで入っているが、賭場を経済振興の一つにしようというのはまったく人を馬鹿にしている。先日のNHKクローズアップ現代では、ギャンブル依存症が増えており、アメリカでは精神病として捉えていると言っていた。それなのにギャンブルを奨励するのはどう見てもおかしい。

  安倍首相はAPECなどで、アベノミクスはうまくいっていると各国首脳に説明したが、オリンピック誘致の際、福島原発の放射能は全く問題ないと言ったのと同じ嘘である。アベノミクスはすでに失敗していると指摘する「有識者」(安倍首相式に)も多くいるのだ。

  解散を決めたのは、今なら自民党と公明党は必ず勝てると踏んだからである。安倍首相は、「自民党と公明党の連立与党で過半数を維持できなければ、アベノミクスが否定されたということになるわけで、私は退陣する」と言ったそうだ。えらく謙虚にみえるが、本当は楽勝と想定しているのであろう。

 そして勝った暁には、国民から信任され、白紙委任された(橋下大阪市長と同じ言い分)として、それこそやりたい放題をして日本をとんでもない方向にもっていくであろう。

  衆議院が解散されると決まったからには、安倍政権がこれまでやってきたことやこれからやろうとしていることをしっかりと点検をして、投票行動をすることが大事である。これから安倍政権がやろうとしている、集団的自衛権行使関連法整備や原発再稼働、教育改革、介護や医療の国民負担増大などアベノミクスや消費税増税延期法案以外にも重要な案件が待っているのだ。

 

 

 

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2014年11月19日 (水)

第26回 橘座公演―春風亭小柳枝独演会

 第26回 橘座座公演が愛知産業大学工業高校であった。今回は「橘町町名拝領350年記念ということで、岐阜聖徳学園大学名誉教授の安田徳子氏の「橘座の成立と変遷」という講演があった、その後に落語の公演があった。

  安田名誉教授は、安田文吉教授の奥さんであった。この日の朝のテレビで安田文吉教授が出ていた。

  橘座は現在の愛知産業大学工業高校のある場所にあったのだ。「寛文4年、(1664年)11月、2代目尾張藩主光友の命により、名古屋の南端、美濃路沿いにあった千本松原が切り開かれ、橘町と命名された。ここの住人に古鉄古道具の専売が認められた。この新開地住人への藩主の優遇処置として、願いによってその裏に芝居地が下し置かれ、常芝居が認可。さらに、芝居が不繁盛の時、芝居を休業した時、無利息の借金も認めた。」と古文書にあるという。

  その後、7代藩主宗春時代の芝居王国到来の最初は、享保16年8月15日の京下りの大芝居一座であった。宗春も観賞した。元文4年(1739年)正月、宗春が失脚、芝居は全面禁止となった。

  享和以降、文政元年を頂点に名古屋芝居は繁盛を極め、その後も天保の改革の規制も短期間で、東西の芝居が規制にあえいでいた時期も活発な活動をしていたが、橘町芝居は幕末の政変で影響を受けたか、沈滞した。

  明治3年7月に橘町での芝居興業を許可し、芝居小屋を2か所に建てた。また寺社境内での芝居は禁止となった。

  江戸時代、若宮神社やお寺など芝居をするところは最盛期には60ぐらいあったそうだ。しかし、幕府の規制や禁止によりすたれたときもあった。

  講演の後、落語の公演が行われた。前座は春風亭昇太の弟子の春風亭昇吾の開口一番で、ナンセンス落語で笑いを取った。

  春風亭小柳枝の落語は、2番あり、最初はチラシには「2番煎じ」となっていたが、以前に誰から演じたことがあるというので、急きょ入れ替えられた。長屋に住む器量よしの娘が殿様に見初められ、側室となり、世継ぎを生んだので、兄が殿様に呼ばれる。しかし、町人の兄は侍言葉が分からず、頓珍漢なやり取りをするというもので、結局妹のおかげで出世したという噺であった。

 この噺の前振りで、面白いことを言った。「カタカナのトという字に一を加える。上に加えると『下』となる。下の者は一が邪魔して上の者が見えない。下に加えると『上』となり上の者は下が見えない。」というようなことを話した。うまく言い表しいると感心した。

  お中入りの後の噺は、有名な「文七元結」であった。腕のいい左官がばくちに溺れ、着るものもないくらいになる。娘のお久は家出をしてしまう。行った先が吉原の女郎屋で女将に呼び出される。女将から説教をされるが、1年の期限をつけて50両貸してくれる。

  帰る途中、橋の上で身投げをしようとする若者を見て止める。若者は掛け金をもらってきたがスリに取られてしまったと話す。事情を聞いて50両を若者にやる。

  若者は文七といい、店(鼈甲屋)に帰って金を差し出すと、主が金は返ってきたという。文七が囲碁に夢中になって金を忘れてあったというのだ。

  主は文七を連れて吉原の店に行き、左官の住所を聞いて左官の家に行く。そして礼を言い50両を渡そうとすると、左官は50両はやったものだから受け取れぬと変な意地をはる。そこで金が返った祝いだと言って50両を渡し、酒も渡す。その後で酒の肴もどうぞと言う。

  酒の肴は?娘のお久である。何と鼈甲屋の主が身請けをしてくれたというのだ。そして何年か経って、その若者は元結を商売にし、めでたくお久と結ばれるという人情噺である。

  江戸っ子の左官も、女郎屋の女将も、鼈甲屋の主もみな気風のいい、情の厚い人間として描かれているいい噺だ。小柳枝はそれぞれをうまく演じ分けて話していた。

  橘座で落語を聞くのは年に2回の大きな楽しみである。来年は誰の落語が聞けるのだろうか。今から楽しみにしている。

 

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2014年11月18日 (火)

沖縄県民の意思が示された

 16日に開票された沖縄県知事選挙は、辺野古移転反対を明確に主張した翁長前那覇市長が、前知事の仲井間氏を大差で破って当選した。

 

 得票率は50%を超えたというから県民の過半数の支持があったということである。茂木自民党選挙対策委員長は、「知事選は基地問題に関する県民投票ではない」と語ったが、それは苦しい言い訳である。

 

知事選挙の最大の争点が「辺野古への基地移転の是非」であったのだ。自民党は昨年12月に3400億円の沖縄振興予算を約束し、仲井間前知事をして「有史以来の予算、いい正月になる」と言わしめ、知事はすぐに埋め立てを承認した。

 

 また、選挙中も菅官房長官は沖縄で地元経済界と会合をした際、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」誘致を政府として支援すると表明した。しかし、翁長氏が当選すれば誘致活動に悪影響が出るとにおわせたという。

 

  自民党は政権を持っているので、アメとムチで沖縄県民の気を惹こうとしたが見事に失敗したといえる。

 

  こうしたいきさつから見ても、辺野古移転問題が選挙の最重要争点であったことは明確で、県民投票と同じようなものであったのだ。それを「県民投票ではない」とうそぶく自民党である。

 

 公明党は与党の一員でありながら、自主投票をして自民党を不利にした。公明党支持者の中にも辺野古基地移転反対が多いことを予想したのであろう。特定秘密保護法案と集団的自衛権行使賛成の党の矛盾を露呈した。

 

 今回の選挙では、自民党の翁長氏を共産党までも含む幅広い政党が支持して戦ったが、そのためにはっきりとした県民の意向が数字に示されてよかった。沖縄県民の思慮ある行動を讃えたい。

 

  衆議院議員選挙では、アベノミクスの失敗と共に集団的自衛権行使や沖縄の基地問題も争点として野党は力を結集して戦ってほしい。

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2014年11月17日 (月)

日本語教室で防災訓練授業

 私がボランティアで参加している愛知国際プラザの日本語クラスで、2週連続で防災の授業を実施した。

  日本は災害の多い国で、地震、暴風、津波、豪雨などいつ災害に見舞われるか分からない。外国から日本に来ている人たちにも、災害への知識を持ってもらおうという趣旨であった。

  第1週目は、私たちボランティアが分担をして、大地震をテーマにして講義をした。大地震のビデオを見せたり、地震が起きたときどうするとよいかを教えたり、避難場所の存在を知らせたり、災害伝言板や災害ダイヤルの練習をしたり、緊急時に備えて自分を知らせるフォームの記入の練習をしたりした。

 私はIphoneに「災害伝言板」を2つ入れてある。1つはWEB171でもう1つはauのである。その「防災速報」というアプリも入れてある。

  難しいと思ったのは、学習者のレベルがまちまちなのを一緒にやったので、初級者にはどこまで理解できたかということだ。 映像は見れば分かるし、実物を用意したり、絵を用意したりし、事前に打ち合わせもしたのだが。

  第2週は、日赤から来てもらって、避難所についてをテーマに実習をした。日赤からは「日赤奉仕団」というボランティアが来て実習の手伝いをしてくれた。

  避難所になるのは、大抵は学校の体育館だということで、大会議室にゴザが敷かれて、その上で話を聞いたり実習をした。

  実習は2つで、最初は風呂敷を使ったバッグの作り方であった。2枚の大きな風呂敷を用意して3人一組で作った。

  風呂敷の1枚を使って、まず、対角線の2つの角を中心まで二つに折る。それをまた2つにおる。それをまた2つに折ると幅が細く帯状になる。

 次に、もう1枚の風呂敷の対角線の2つの角を1回結び、それを先に作った帯の真ん中にしっかりと結ぶ。残った2つの角は、帯の両端と結んで出来上がりである。

  風呂敷は便利なものだが、いつも2枚をどこかに入れておくと、買い物でもバッグ代わりになるからいいと思った。

  次の実習は、避難所で支給される毛布を使って、羽織る物を作ることであった。毛布の1/3ぐらいを折り、折り目を上にして羽織る。腰から下を包んで、ロープなどで腰のあたりを結ぶ。

  上の方は胸のところで合わせて、洗濯バサミでとめる。両腕の先を洗濯バサミでとめる。それで簡単な和服のようなものが出来上がる。頭が寒いときは肩から引き揚げて頭に被る。

  洗濯バサミは大きいもの3個、ロープは腰に2重に巻けるくらいの長さがよいが、ネクタイでもよいし、縄跳びでもよい。

  私は子どもの頃、南海大地震の時第一夜は外で避難生活をし、次の夜からは学校の教室に避難したことがある。でも、大人になってからは、避難の経験はない。こういうことを知っておくのも大切だと思った。

 後で災害用の乾パンやビスケットの試食をした。

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2014年11月16日 (日)

消費税を上げても庶民が苦しむだけ

 モーニングサテライトや新聞に出て来るエコノミストたちは「消費税を10%にすべき」と言っている。その理由は、社会保障費が嵩むので対応できなくなるというものである。

  消費税を8%にしたとき、「消費税増税分は全て社会保障に使われる」という説明があり、国民はそれを信じて渋々受け入れた。ところが8%に増税すると、安倍政権はすぐに「東日本大震災復興関係の法人の税負担分を廃止」した。その上「法人税を20%減税する」という方針を発表した。

  消費税増税分はそっくりそちらの財源として回されてしまったことになる。国税に大きく占めるのは所得税、法人税、消費税である。しかし、これらの税金は一般財源であり、一旦国庫に納められると、あとはどう使おうと政府の勝手なのだ。

  私は、政府やマスコミの言うことを信じて、「消費税増税分は全額社会保障に使う」と言ったとき、消費税という項目の税金は、そっくり社会保障に使われると思い込んでいた。ところがそれは間違いで、税金として徴収した後は、社会保障、教育、経済、農漁業や防衛関係まで国庫から幅広く支出されるのだ。

 だから、法人税を減税すると、その分税収入が不足するので、消費税8%増税で得た財源を充てるのだ。我々国民は政府の宣伝やそれに乗ったマスコミ報道に騙されているのだ。

  消費税は金持ちや大企業が高い負担をするというのではなく、国民すべてが同じ負担をする税である。したがって、同じ8%だが、金持ちが100万円の物を買って税金を8万円払うのと、月収が10万円の人が1万円の物を買って税金を800円払うのとでは、税負担の感覚と生活への影響は全く違うのだ。つまり、8%で同じだから公平だとは言えないのである。

  所得税減税は、富裕層向けの最高税率の引き下げであったし、法人税引き下げは大企業を優遇するものである。それ以外の一般国民は経済格差が大きくなり、生活がますます苦しくなっているのである。一番影響を受けるのは、中間層や貧困層である。

  中間層の縮小と貧困層の増大は、消費が低迷するから、経済には悪影響を及ぼす。アベノミクスで株価が上がったから、大企業が儲かり、やがて中小企業や下の方におこぼれが滴り落ちて来ると真面目に語られているが、それは幻想である。というより騙しである。

  安倍政権は、消費税10%増税を先送りして、衆議院解散をしようとしている。消費税増税先送りは自らの見通しの甘さと政策的誤りを認めたのも同然である。

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2014年11月15日 (土)

悪戦苦闘して動画の向きを横から縦に変えた

 昭和生涯学習センター祭りでのコンサートで、昭和男爵コーラスが歌う様子を、YさんがIphone8で動画に撮ってくれた。それを送ってもらったのだが、3曲のうち、「銀色の道」だけは、正常の横向であったが、「落葉松」と「銭形平次」は、画面が横に寝た状態になっていた。

   写真の場合は、右クリックすると、向きを変えることができるのだが、動画はどこを探してもそういうところは無かった。ネットで調べたら、動画の向きを変換するソフトがあるようであった。

 Iphoneの場合は、Iphoneにインストールして向きを変えるソフトがあると分かったが、自分のIphoneではないので、送ってもらった動画の向きをパソコンで変えるしかない。

  まず、自分のPCに持っている 写真や動画のソフトを使って試みたが、何度やってもうまく行かなかった。

  ネットでいろいろ調べて、結局Freemake Video Converterというソフトに決めた。それは説明によるとやり方が簡単そうであったからだ。

   ダウンロードにはちょっと時間がかかった。最初、「障害が発生しインストールができませんでした」というメッセージが出たのでびっくりした。何か悪いことをするソフトかも知れないと怖くなった。

  恐る恐るもう一度ダウンロードをしたら、今度は「成功しました」と出たのでホッとした。このソフトは音楽や映像をダウンロードするソフトらしかった。

   私の目的は、向きを変えることなので、とにかく試してみることにした。操作はソフトを立ち上げて、向きを変えたいソフトを開くと動画が映される。当然横に寝たままでの状態である。下に緑色の向きを変えるボタンがあるので、それをクリックすると向きが変わる。そしてOKボタンを押して画面を消し、変換方法を選ぶのだ。

  変換方法はいっぱいあり、どれを選んだら良いのか分からないので、最初は「MPEG」を選んだ。変換に15分以上の時間がかかった。ところが再生してみると、動きがぎこちないのだ。それで次に「MP4」で変換したら、30分ぐらいかかったのに、やはり、動きがぎこちない。「WMV」でも駄目であった。

   それで「DVD」を選んで、ファイルの保存場所をDVDではなく、パソコンにして変換した。「落葉松」をやったら、ビデオフォルダに音符マークがついて保存された。再生してみると動きはスムーズであった。

   「銭形平次」も同じやり方でやったら、どういう訳か保存されない。いろいろ探しても見つからなかった。何度も試して、やっとビデオフォルダに「銭形平次」フォルダがあり、それを開くと、訳の分からないファイルが5つも出てきた。1つだけ「銭形平次」ファイルがあったので再生すると、動きはまあまあであった。

  変換した「落葉松」と「銭形平次」と元々正常の「銀色の道」を、「Giga file便」というソフトで、まず自分あてに送った。このソフトは5ギガまで無料で送れるのだ。3曲で2.5ギガほどだったので1回で送れた。

  ただ、このソフトは1度に1人にしか送れない。それで自分あてに送って、転送をするのだ。そうすることでたくさんの人に送ることができる。

 Iphoneで動画を撮ると横向になることがあるから、撮るときに考えて撮ることが大事だ。今回は動画の扱いについて約5時間も悪戦苦闘をしたが、大変勉強になった。

 

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2014年11月14日 (金)

国民を愚弄する衆議院解散

 このところマスコミで取沙汰されていた衆議院解散が決定的となった。外遊中の安倍首相が17日に帰り次第正式に解散を決めるようだ。

   新聞によると出かける前に、与党の幹部に年内解散を伝えていたという。株ならインサイダー取引である。自民党と公明党だけは裏で知っていたというのだからひどい話だ。

   衆議院の解散権は首相にあるのだから、解散をするのは安倍首相の考え1つにかかっている。首相が解散に踏み切るのは、今ならもともとバラバラの野党が準備不足で対応できないこと、世論の反対が強い消費税10%の先送りができること、株高の今なら支持が得られそうだということである。

  かつてのように民主党と自民党が拮抗していれば、とても解散はできないが、弱小野党ばかりでバラバラだから、解散をすればまた大勝できると踏んでいるのだ。

   自民党と公明党で与党の議席は300以上あり、衆参両院とも安定しているのだから、今ここで衆議院の解散をする大義名分がない。全くの党利党略で、かつて河村名古屋市長や橋下大阪市長がやったのと同じことである。年末の忙しいときに、党利党略だけの選挙をやり多額の税金を使うというのは許せない。

  選挙の結果再び過半数を獲得すれば、今度こそ「国民の信任を得た」とばかりに、集団的自衛権閣議決定関連法の制定や消費税増税とか道徳教育の教科化、法人税20%減税や社会福祉の切り下げなどがむしゃらにやりたい放題にやるであろう。

   円安と株高で、一見アベノミクスはうまく行っているような錯覚を受けるが、経済の先行きは闇の中で、大企業や富裕層がさらに恩恵を受け、中間層はさらに落ち込むことは目に見えている。

   衆議院選挙の投票に行く人は、相変わらず少ないものと予想される。このところ一連の地方選挙の投票率の低迷を見ればそう言わざるを得ない。本来なら投票によって国政に参加をし、よく考えて意思表示をしなければならないのだが、選挙に関心を持つ人が減っているのは非常に残念である。

  前回選挙では、小選挙区制のトリックによって、自民党は46%程度の得票で大量の議席を得たのえあった。今回も同じことが起きると予想される。

  自民党と公明党がこれまでやってきた悪政の数々をしっかり思い出して、投票行動を起こすことが大事である。

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2014年11月13日 (木)

知っていると便利なGoogle検索の隠れた27機能

 iphoneのスマートニユースで「知っていると便利なGoogle検索の隠れた27機能」というのを見つけた。11月10日にアップロードされたばかりである。

  「『検索エンジンといえばGoogle』と言えるほど世界中で使われているGoogle検索は、ブロック崩しができるなど隠れたキーワードや機能がコッソリ追加されていることでも知られています。そんなGoogle検索を知っていると便利な工夫や、ちょっとしたキーワードの追加で超絶便利にしてくれる35機能がDigital Trendsでまとめられており、その中から27の機能が日本語でも使えることが確認できました。」という説明で始まり、27の「Tips & Trics」が書いてある。

  私はゲームはやらないが、「ブロック崩し」を探して試してみた。日本語で「ブロック崩し」と検索しても見本がでて来るだけだ。「Atari Breakout」で検索すると出て来る。

●「Atari Breakeout」の説明:http://gigazine.net/news/20130514-atari-breakout/

●ゲーム画面は:

https://www.google.com/search?q=atari+breakout&source=lnms&tbm=isch#tbm=isch&q=atari+breakout&imgdii=_

 「製品を価格で探す」「間違っているかもしれない語句で探す」「フライトがどこを飛んでいるかを探す」「宅急便がどこまできたかを探す」「特定地域の天気や気温」「通貨の換算」など使えそうなものがある。

 詳しくは、下記のURLをクリック。

 http://gigazine.net/news/20141110-google-35-tips/

 

 

 

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2014年11月12日 (水)

コケにされた日中首脳会談

 安倍首相が実現させたいと願ってきた日中首脳会談は何とか実現できた。しかし、テレビで何度も放映された、習近平主席と安倍首相の出会いは実に表情の硬いものであった。習主席はそっぽを向いている感じであった。

   習主席と韓国の朴大統領やロシアのプーチン大統領との握手の映像はにこやかに笑っていた。中国では安倍首相との握手の場面は5秒放映されただけだそうで、通常会談の背景には両国の国旗が飾られるが、日本だけはなかった。無視されたも同然である。

   会談時間も僅か25分程度であった。安倍首相としては、習近平主席との会談実現が主たる目的であり、それができたことでよしと自己満足しているようだ。

   日中首脳会談の実現は、アメリカの強い要望でもあったといわれる。それは当然のことであろう。そのアメリカは中国との関係を最重要視してAPECに臨んだ。太平洋の両側を、両国の大きな影響下に置きたいという野望だという人がいる。私もそうだろうと思う。

  それにしてもAPECのホスト国として、普通なら儀礼的にも、微笑みで安倍首相を迎えるべきだと思うのだが、習近平主席のあの表情の強張りはどういうことであろうか。習主席が会談で言及したように、尖閣問題と靖国参拝問題で、中国国内には日本に対する強硬意見があるから、それへの配慮だとテレビの解説は言っていたが、習主席自身も本当は会いたくない相手であったのであろう。

  安倍首相は、日中首脳会談を実現するために、尖閣問題では中国側に譲ったという指摘をする評論家がいる。習主席が嫌々でも安倍首相に会ったのは、尖閣問題で領有権問題が存在することを認めさせたからなのだというのだ。

  新聞によると、尖閣問題での用語は日中で異なるという。日本は「見解」としているのに対し、中国は「主張」とし、英語版でも同じだ。中国が「主張」を使ったのは、「『主張』には『公表された立場』の意味が込めてある。中国の『立場』には当然、領有権の問題が含まれる」と中国の政府関係者は言ったそうだ。

  度重なる尖閣列島への領海侵犯や、漁船団による小笠原諸島近海、伊豆諸島近海での宝石珊瑚荒らしなど、中国の態度は目に余るものがある。宝石珊瑚は中国領海周辺では厳禁をしておきながら、他国の領海へは堂々と獲りに来させているのだ。

  安倍首相は、そういう問題にはっきりと日本の立場を主張したのであろうか?尖閣列島は歴史的にも日本の領土である。また日本の領海や排他的経済水域での乱獲は強盗行為である。厳重に抗議をすべきである。

  日本と中国が友好的な関係を回復することは重要な外交課題である。その一歩としての日中首脳会談となったのかどうかは今後に待つしかない。

 

 

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2014年11月11日 (火)

健康診査を受診

 後期高齢者の健康診査を受けた。受診票は春に送って来るが、私はいつも秋に受診することにしている。

 以前PSA値が高くて、精密検査をさせられたことがあった。針を8本も突き刺してやる検査にころごりしたので、以後は健康診査には自転車ではいかないことにした。自転車で行くとPSA値が高くなる場合があるからだ。

  血液採取と追加で大腸ガン検査のための検便をやった。そして1週間後結果を聞きに行った。

 血液検査は、コレステロールや中性脂肪など全て問題はなく、PSA値も極めてよかったのでホッとした。自転車に乗らず歩いて行ったのがよかったようだ。

  ただ、血圧がやや高めであった。血圧は毎朝自宅で測っているがこの1年くらいは高いことが多い。以前は基準が130~80であったが、医者に聞くと今は140~90に変わったという。新聞で147~95になるかもしれないと報じられたが、それは却下されたのだろう。

  念のために血管の硬さを調べることになり、両手足に加圧バンドをつけて調べた。結果はすぐに出たが、年齢相応ということであった。結局塩分摂り過ぎに気を付けるように言われて終わった。

  健康診査は無料で受けられるので有難い。だから毎年受診することにしている。胃がんや肺がんを調べるレントゲン撮影は受けないし、人間ドッグも退職後は一度もやったことがない。ガンの早期発見ということを言われるが、そんなもの必要ないという医者もいるし、私はそちらの考えを受け入れているのだ。

 前立腺がんのPSAや大腸がん検査は無料だし、手間がかからないから受けただけである。

 妻は一度も受診したことがないが、普通に暮らしているので、個人の自由だからそれはそれでいいと思っている。

 

 

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2014年11月10日 (月)

驚いた!日本国憲法9条の碑がある外国の市があるとは

 外国に、「日本国憲法9条の碑」がある市があることを知って驚いた。碑があるのは、スペインのカナリア諸島のグラン・カナリア島にあるテルデ市である。

 カナリア諸島というのは、アフリカのモッロッコの先にある大西洋の島島である。1982年にスペインの自治州となり、7つの島に200万人が住んでいるという。

 碑があるのは、「ヒロシマ・ナガサキ広場」である。遠い外国に憲法9条の碑が掲げられたのはなぜか。

 1982年にスペインがNATOに加盟したとき、スペイン全土で反対運動が盛り上がった。テルデ市は当時の市長や市議会が反対をして非核都市宣言をしたのだ。

 その後市長となったアウレリーノ・フランシスコ・サンチャゴ氏は、日本国憲法9条の「戦争放棄」を知って感動し、1996年に「ナガサキ・ヒロシマ広場」をつくり、スペイン語の「九条の碑」を掲げたのだという。そこには九条の全文が書かれているそうだ。

  この街の中学、高校生たちは、ヒロシマ・ナガサキや憲法九条について学び、核や戦争と平和について考えているのだという。

  「憲法九条の碑」は日本にもあるのだろうか。ネットで調べたら、沖縄には石垣市、西原町など6か所にあることを知った。

  「日本国憲法九条」は世界の誇るべきもので、今年は市民運動でノーベル平和賞候補となり、世界に改めてアッピールできた。

 これについては、クリニックで読んだ「週刊新潮」には、「共産党など一部のアカい連中がやっていること」と書いてあった。戦前から使い古されてきた「アカ」攻撃という手段が今も使われているのだ。

  戦前は戦争に反対をするものは、「国賊」とか「アカ」呼ばわりをされ、徹底的に弾圧された。そして「アカ」は怖いというイメージを国民に持たせたのであった。日本共産党はその先頭に立っていたのであった。

  戦前・戦後を通じて、一貫して戦争反対を貫いている政党は日本共産党だけである。その日本共産党がノーベル平和賞運動を支持したからといってアカ攻撃でおびえさせようというのだ。

  特別秘密保護法制定、集団的自衛権行使容認閣議決定で、憲法九条が絵に描いた餅にされようとしている。九条の戦争放棄と平和への強い決意はますます重要となった。九条を守り世界に戦争でない手段で平和を訴えて行くことこそが真の「積極的平和主義」である。

  長崎の高校生たちが核兵器をなくす1万名署名運動を10数年前に始めたとき、「ビリョクだけどムリョクじゃない」という合言葉を作ったそうだ。

 テルデ市の皆さんの世界の平和への願い、非核宣言に共感して、被爆国の人間として、先の戦争の反省の上に立って、ビリョク(微力)でも平和を訴え続けたい。

 

 参考 テルデ市を訪れた人のHP2つ

http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/2011/232/232-01.html

http://www7a.biglobe.ne.jp/~asahiheiwa/news/1409n160/Is%20Canarias.htm

 

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2014年11月 9日 (日)

働く人を喰い物にする「労働者派遣法改悪」

 終身雇用制が崩れて、「派遣労働」という仕組みが作り出され、非正社員は2000万人を超えている。安倍政権は、現行の労働者派遣法をさらに改悪して、「生涯ハケン」を可能にする法制度を作ろうと法案を国会に提出し、現在審議中である。

  この法案が成立すれば、

 ①派遣先が労働者の働く部署を3年ごとに異動させれば、労働者を派遣の状態で働かせることができるようになる。

 ②また、派遣先が3年ごとに労働者を入れ替えれば、その会社は永久に派遣を使うことができる。

 ③さらに、派遣会社に無期雇用される労働者については、派遣先がいつまでも使い続けることができる。

  労働者の地位は不安定のままで、しかも低賃金で働かせられるのだ。マルクスは150年も前に資本家は労働者を搾取するとしてその仕組みを説いたが、彼が言ったことはますます正しかったことが証明される1つの事例であり、それが政府主導で行われるということである。

 本来は企業が労働者を直接雇用するのが正しい雇用の在り方で、以前はそれが当然のこととして行われ、終身雇用のもとに地位が安定していた。それを仲介業者が雇用することで賃金をピンハネし、労働者を企業に貸し出すというまるで「物」扱いが派遣である。だから、「臨時的・一時的」という歯止めが掛けられていた。

 それが今回の改悪では、その歯止めをなくし、「生涯ハケン」さえ可能にするというものなのだ。

  公明党は「派遣就業は臨時的かつ一時的なものである」ことを「考慮」するという修正案を出したが、すぐに撤回をした。与党として決めて出した法案に勝手に修正案を出すのは矛盾していると指摘されたからだ。このことはこの法案が重大な欠陥をもつものであることを与党側が認めたことになる。

 なんとか野党は一致してこの悪法案を廃案に持ち込んでもらいたい。

 

 

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2014年11月 8日 (土)

文化の日、アミーヨレジデンス高辻秋祭りでマジック

 文化の日に、雁道のアミーヨ高辻レジデンスを会場にして、地域の秋祭りが開かれた。名古屋華マジカルグループに出演依頼があったのでKさんと出かけた。

  会場に着くと、入口に金魚すくいよ様なものとか古本のブースとか手作りの物品などのブースがあり、中に入るとおもちゃを作るコーナーとかネイルアートのデスクとか占いのデスクなどいろいろなデスクがあった。

 どこでマジックをやるのかと尋ねたら、壁際にテーブルが置いてあり、そこでやるのだという。辺りは子どもや大人が動いていて、デスクでは何かをやってもらっていてどうにもやかましい。こんなところでやれるだろうかと一気にやる気が失せた。

  出演を頼まれたときは、高齢者と子どもで50名から60名ということで、広い部屋に椅子を並べている会場をイメージし、そのように準備して行ったのだが、全く違っていた。

  後で分かったのだが、この秋祭りは、一人の若い主婦が企画して全てを一人でやっているのだそうだ。だから人手も足りないのであった。

 開始時刻の2時少し前にセッティングをして2時に始めた。テーブルの前に幼稚園から小学校2年生ぐらいの子どもが7人か8人座っていた。その近くに数人の親がいた。

  覚悟を決めて始めたら、意外にも子どもたちや親は集中してくれたし、うしろの方で立って見ている人も何人がいた。デスクに座っている人も手を止めてこちらを見ていた。

  「バスケットシルク」から始めたら、「おーっつ」という声が上がったのでやる気が増した。子どもに参加してもらってやった、「超能力洗濯バサミ」は意外なので驚いていた。また、「馬が選ぶカード」は面白い引っ掛けがあるので喜んでいた。

 「風船の貫通」も子ども向きで喜ばれた。「色ロープの入れ替わり」も驚いていた。「リングとロープ」はこの日のメインの一つとして選んだ。目の前でロープからリングが出たり入ったりするのがとても不思議らしかった。

 リングも目の前で演じたのだが大変不思議がってくれた。持って行ったマジックがクロスアップでやれるものばかりだったのがよかったようだ。

  Kさんは、ケーンを使ったマジックやコーラ瓶を使ったマジックやシルクを出すマジック、お金の手品、簾の手品などをやった。テープが出たり傘がでたり派手なマジックに大喜びであった。

  最後に、時間があったので、おまけとして「→の方向」をやったが興味を持って参加してくれた。マジックの観衆は少なかったが、最後まで観てくれたのでよかった。

Cimg9050

                        会場の様子

 

    Cimg9051
                       Kさんの演技
          

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2014年11月 7日 (金)

人為的な株高・円安

 10月31日に日銀の黒田総裁が金融緩和の追加をして、さらに年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が株式での運用を大幅に増やすことに決定したのを受けて、日経平均は700円以上急騰し、円は急落した。

  その後、11月4日にも日経平均は急騰し、一時17128円までつけた。また、円安は115円台になった。

  モーニングサテライトの藤戸コメンテーターは、外国人がこのところ売ってきていたところへタイミングよく追加の金融緩和を発表したのが効いたと説明していた。

  金融緩和はアベノミクスの第一の矢である。安倍政権はデフレ脱却が一番重要だと金融緩和によって円安に誘導し、株価も上がっていたのが、昨年5月24日にヘッジファンドに売り浴びせられて大暴落をした。それ以後は上がったり、下がったりしていた。この10月17日には14529円まで株価は下がっていたが、株価上昇が政権安定の要だから、第2の金融緩和に踏み切ったのであろう。その前にアメリカが量的緩和を打ち止めにしたので、円安は急激に進んだのだと思われる。

  エコノミストや証券関係のアナリストたちは株高を大歓迎している。これでデフレ脱却は間違いなしという人もいる。

  朝日新聞によると、大和証券ストラテジストの植村氏は、「追加緩和で円安が進んで、輸出関連の大企業を中心に業績がさらに良くなることが期待できる。。大企業の賃上げで個人消費が伸びれば、少し時間はかかるが、中小企業にも恩恵は及んでいくはずだ。」と言っている。トリクルダウン説である。

 トヨタ自動車はすぐさま通期予想を純利益2兆円と修正し、円高を大歓迎である。確かに輸出関連の大企業は利益増大でホクホクである。しかし、輸入関連の企業は円安で打撃を受けるし、燃料や食料などを輸入に依存しているので、一般庶民の生活は物価値上がりで苦しむことは目に見えている。トリクルダウンは期待できない。

 同じ朝日新聞で、みずほ銀行のエコノミスト唐鎌氏は、「金融緩和の副作用は明らかで、追加緩和は理解しがたい。増税と円安で働き手の賃金が上がる見通しがゼロになった。」と述べている。

  安倍政権は、労働者派遣法の改悪をしようとしており、その他にも残業手当廃止など、企業優先の政策によって、働く人から搾りとる仕組みを考えている。非正規雇用者は2000万人を越えたが、さらに増加するのは避けられない。

  ブラック企業が問題になっているが、政府がブラック企業化を支援しているとしか思えない。作られた円安と株高は何時まで続くのだろうか?少なくとも年末まではと見る専門家が多いようだが、専門家の言うことも当てにはならない。

  Yahooニュースの記事で、山田順氏(作家、ジャーナリスト)は、「地獄への道であり、アベノミクスの『金融詐欺』である」と厳しく指摘している。「これまでGPIFが引き受けていた国債を日銀に買わせて、その分浮いた金で株を買わせるということだ。

  政府が謝金を中央銀行に引き受けてもらう『財政ファイナンス』と、公的資金(国民の税金)で『株価操作』をやるというのは、どちらも明らかな『不正行為』である。市場を歪める。やってはいけないことだ」と断罪する。

 アベノミクスの金融緩和は単なる景気刺激でカンフル剤だ。だから金融緩和というカンフル剤を打ち続けなければならないと指摘している。その通りだろうと思う。その先にあるのは地獄であろうと山田氏はいう。くわばら、くわばら。

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2014年11月 6日 (木)

とてもよかった!名古屋オルガンの秋のフランチコンサート

 名古屋オルガンの秋のブランチコンサート、「パオプオルガンと2本( +2本)のトランペットの華麗なる世界Part2」が11月5日に開かれた。  

 以前にもトランペットとのコラボの演奏会を聴いたことがあり、今回は2度目であった。是非聴きたいと思い出かけた。10時の開場で中に入ったら、岐阜から来たN君が先に入っていたので驚いた。

 2階に行ったら、前の方の席は埋まっていたが、4列目中央が空いていたのでよかった。N君は芸術劇場コンサートホールは初めてだと言ったので意外であった。  

 今回はトランペットにウーヴェ・コミシュケさん(ワイマールのフランツ・リスト音楽大学教授)と武内安幸さん(愛知県立芸術大学教授)の他に、学生が二人加わった。オルガン演奏は吉田文さんであった。

 今回の演奏曲目は、小品ばかりであったが、聴きやすい曲で楽しく聴くことができた。恒例のトーマス・マイヤー=フィービッヒ作曲の「ファンファーレ」で始まった。  

 ペトロニオ・フランチェスキーニの「ソナタ ニ短調」は2本のトランペットとオルガンのコラボであった。

 ジョバンニ・ガブリエリの「第2カンツォーナ、ベネチア」は4本のトランペットでの演奏であった。

 ヨハン・セバスチャン・バッハの「幻想曲ハ長調 未完成」は12楽章だけ残されていたものにマイヤー=フィービッヒさんが補作をしたものだそうでオルガンのソロ演奏であった。補作というが事実上は補作者の作曲ではないかと思った。

 ディミトリ・ショスタコーヴィッチの「ジャズ組曲より『ワルツ』」はトランペットによる軽快な演奏であった。

 ルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの子守歌」は武内さんのソロが入り、竹田の子守歌のメロディがちょっと入っていて面白い曲であった。

 リクエスト曲は、モーツアルトのアヴェヴェルム・コルプスのオルガンソロであった。

 ピエトロ・マスカーニの「カヴァレリア・ルスディカーナより 間奏曲」は4本のトランペットとオルガンのコラボで、オーケストラのような響きが出ていた。

 プログラムに曲目のない、ミステリー演奏は、「Wish Upon A Star」とディズニーパレードの「エレクトリカル・パレード」でオルガン演奏であった。

 最後の曲は、ルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの休日」で、4本のトランペットとオルガンで演奏されたが、私はこの演奏が一番気に入った。

 アンコール曲は「カシードラル」でいい曲であった。4本のトランペットとオルガンであった。

 金管楽器のトランペットの音とパイプオルガンがよく合っていていたので驚いた。1時間余りの楽しい時間を過ごすことができた。とても良い企画で、もっと多くの人に聴きに来て欲しいと思った。

N君の感想は、 「今日のオルガンコンサートは、音が素晴らしかったです。あのような大き なパイプオルガンの演奏を聴くのは初めてでとても良かったと思っています。トランペットもマイクなしで、あのような豊な音色が出るのは驚きでした。」

 次のブランチコンサートは2015年2月13日(金)でヴァレンタインコンサートと銘打って「愛のメロディー」をテーマにするそうである。

 

 名古屋オルガンの秋コンサートは

  ○11月8日(土) 17時  オルガンとトランペットアンサンブルとティンパニー

 ○11月23日(日)15時30分 子どもと大人の楽しいパイプオルガン

   会場は五反城教会(地下鉄東山線岩塚駅下車②出口) 入場無料(お志)

 

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2014年11月 5日 (水)

Cafe Vita秋のバス旅行で伊勢神宮へ―②―

 昼食の後、おかげ横丁を歩いて宇治橋へ向かった。途中に「さんま寿司」を売っている店があったので、「さんま寿司」とかば焼き風にしたサンマを載せた寿司をかった。

  とある店先の露店で木製玩具を買うのを楽しみにして来たというKさんは、孫のためにと木製の自動車とトラックを買った。応対の上手な店主と会話を楽しみながら買っていた。

   その後宇治橋に向かった。宇治橋は大変な混雑をしていたので驚いた。お伊勢参りの人が全国から来るのだと思った。

   五十鈴川の清流の写真を撮り、玉砂利の表参道を歩いて正殿に向かった。途中Cafe Vitaのマスターに声を掛けられた。参拝を終えて帰るところであった。

   正殿にお参りをし、家内安全と世界平和を祈った。正殿は金ぴかの屋根の飾りの一部が見えただけであった。撮影はできないので残念であった。白木の社が思ったより汚れていたので、遷宮は何時だったかと警備員に尋ねたら、昨年10月であったと言った。1年余りの間に随分汚れるものだと思った。きれいな社殿を見るにはすぐに来なければならなかったと思った。

   ただ、「せんぐう館」できれいな模型を見たので新築状態は想像ができたのが良かった。伊勢神宮には「おみくじ」がないということだが、社務所ではお札は売っていた。「おみくじ」がないのは、伊勢神宮に参ることが大吉だからと添乗員が説明していた。

   宇治橋を渡ると、再びおかげ横丁に行った。時間が1時間15分ぐらいあった。また、「木製の車」を売っている所に行き、Kさんは店主に「百倍さん」のお守りをあげたら喜んでいた。そしてそれを使って指の付け根などを刺激するといいと教えてくれた。また耳鳴りを治すには、指にボールペンなどを挟むをよいと言った。何でも石原元都知事が医者の勧めでそれを半年続けたら耳鳴りが治ったのだという。そんな会話を楽しんだ。

   オーストラリアから来たカップルに店主が英語で話しかけたので、私も話しかけ「百倍さん」を「Good luck charm」だと言って二人に上げて、使い方を説明したら喜んでいた。

  それからサンマ寿司を売っている店に行った。その店のおばさんにも「百倍さん」をあげたら喜んでいた。「さば棒寿司」というのがあり、鯖寿司に昆布を巻いてあった。評判がいいというので思い切ってそれを買った。値段は高かったが昆布と身の厚いさばが調和して確かに美味しかった。 

   時間はまだまだあったので、店を覗きながら歩いた。おかげ横丁は小雨でも大変賑わていた。「おかげ横丁」を造ったのは大変な成功であった。それにしても「お伊勢さん」の威力を改めて思わずにはいられなかった。

  河村名古屋市長は名古屋城の近くに、「おかげ横丁」のようなものを造りたいと言っているが、それは無理だろうと思う。名古屋城には伊勢神宮のような全国的に人を惹きつける魅力がないからだ。

  3時40分に車出発して、天気が良ければ朝熊山に行くはずだったのをやめて、滝原神宮に行った。この神宮は神域がうっそうとしていて杉の大木が林立していた。添乗員の話では、ここは「磁場がない」という。

  正殿まで500mぐらい「気」を感じながら歩いて行った。隣に造営中の社殿があった。伊勢神宮を解体した木で造るのだと言っていた。

  Kさんは、車中で持っていた「百倍さん」を皆さんに差し上げた。また、「タラの木おばさんのブログ」に「タラの木の不思議 末期がんからの生還」と「子育て論」が載せてあることを紹介した。

  後ろの方にいた若い人たちは、「何?選挙に出るの?」と言っていた。河村名古屋市長の奥さんと勘違いした人たちもいたそうだ。

 帰りの高速道路は、ときどき大変な渋滞があり、桑名からは湾岸道路経由で都市高速に入った。東名阪道路が夕方にはこんなにも渋滞するとは知らなかった。結局着いたのは、7時半近くであった。近いようで遠い伊勢路であった。

 お伊勢参りのご利益は、「伊勢神宮に参ること」なのだそうで、無事お参りできたことを喜ぶことなのだ。

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                     五十鈴川

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                  木製自動車露天主と

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                 滝原神宮参道(実際は暗い道)




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                       滝原神宮

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                  参道の杉の巨木
           

       

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2014年11月 4日 (火)

Cafe Vita秋のバス旅行で伊勢神宮へ―①―

 Cafe Vita主催のバス旅行、秋は昨年10月に式年遷宮を終えた伊勢神宮であった。遷宮の後まだ行ったことがなかったので参加した。

  10月30日(金)午前8時20分集合であったが、バスが動き出したのは8時40分ごろであった。この日は生憎の雨模様で、天気予報では午後雨足が強くなりそうだということであった。

  伊勢神宮外宮に着いたのはほぼ予定通りの10時50分ぐらいであった。まず「せんぐう館」を見た。式年遷宮関係の資料や工具、写真、実物などの展示をしてあった。

  一番の見ものは、「外宮正殿原寸大模型」で、実際の神宮と同じ物の一部のレプリカであった。解説員がいてマイクで説明をしてくれたが、残念ながら聴きにくいところがあった。印象に残ったのは、屋根の萱であった。葦だけでなく、ススキも使うというので驚いた。ススキの実物を展示してあったので納得した。

  説明によると、伊勢神宮は遷宮の度に、その時の最高の技術を使って建てられるのだということでこれにも驚いた。伊勢神宮は20年ごとに昔の通りに造り直されると思っていたからだ。伊勢神宮は、昨年建てられたものが最も進歩したものになるのだ。

 その他神嘗祭のビデオも興味深かった。子どもの頃は、新嘗祭、神嘗祭というのがあって、いつも意識させられていたが、知っていたのは新嘗祭が新米を天皇が食するということで、神嘗祭は神様にお供えをするということだけであった。神嘗祭に向けてほぼ1年を掛けて入念に米作りをするということはビデオで初めて知った。

 「せんぐう館」を見た後、「おかげ横丁」に行った。昼食を「まるせい横丁」という和食店で食べた。「ふぐのからあげ」が売り物ということであった。

 何でもこの店は舟を持っていて、朝獲りの魚を供してくれるということで、スズキ、鯛、など5種類の魚があったが、確かに刺身は新鮮でプリプリしていて美味しかった。ふぐのから揚げは骨があって食べにくかった。

 同席の人が「ウツボ」と「サメの干物」を食べたいと言って注文したので、お相伴にあずかった。ウツボは紐のように切ったものをから揚げしてあった。サメはみりん干しという感じであった。どちらも初めて食べたので珍味であった。

  食事の後は、ガイド付きの行動と自由行動があったが、私はKさんと自由行動を選んだ。

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                    せんぐう館入口から

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                     まるせい

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                 ふぐから揚げ、さしみ定食Img_1312
                    おかげ横丁

 





 

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2014年11月 3日 (月)

意外な発見―刀根柿を甘くして食べる

 秋になりリンゴや梨や柿やミカンなどが出回り、毎日食卓にのせている。次郎柿が出始めたし、富有柿ももうすぐでて来る頃だ。私は柿も大好きで楽しみにしている。

  柿で1番早く出るのは刀根柿である。刀根柿は渋柿の渋を焼酎で抜いたものである。渋柿は壺形のものが多いが、刀根柿は見た目は甘柿のようである。

  渋抜きをした柿なので甘柿とは違った甘みである。それで私はこれまで刀根柿はあまり食べなかった。ところが今年和歌山産の刀根柿が安いときがあり、思い切って1箱買った。残り少なくなった頃柿は柔らかくなり甘みがぐんと増していた。

  それで刀根柿もいけるじゃないかと見直した。先日柔らかくなった奈良県産の刀根柿を安く売っていた。店員が甘いよというので買ってきた。

  食べようとしたが、柔らかすぎて皮がむけないので、妻がヘタのところを切り取り、スプーンで食べたらとっても甘かった。食べているうちに皿の上に柿の汁が一杯溜まった。柿のジュースである。飲んだら甘いのは当然だが立派な柿のジュースであった。

 妻に「柿のジュースって聞いたことがないね」と言ったら、同感であった。梨のジュースはあるかと尋ねたら売っていると言った。「どうして柿のジュースはないのだろう」と言ったら、妻は「汁があまり取れないからじゃない?」と言った。そう言われれば確かに柿は水分が少ない。十分熟すまで待ってジュースをとるのも大変だろう。

  ところで刀根柿のことだが、買って来たらしばらく置いておいて柔らかくなったら食べると甘みが強くなることを知った。刀根柿のシーズンはぼつぼつ終わるが来年からは刀根柿をもっと食べようと思う。

 柿は他の果物と違って実が柔らかくなって崩れかけても食べられ、甘みがます。そこが柿のよいところである。ただ、完熟の柿は甘柿より渋柿の方が甘い。私のもう1つの楽しみは、「富士柿」(ところによっては江戸柿)を買って1か月ぐらい放置して柔らかくなったのを食べることだ。先日富士柿を見つけたので買ってきた。

「富士柿 画像」の画像検索結果

 

 

 

 

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2014年11月 2日 (日)

けん玉、折り紙、お手玉が脳にいい―ためしてガッテン

 29日のNHK「ためしてガッテン」で、「けん玉」や「折り紙」や「お手玉」が受験や認知症によいと取り上げていた。頭に血流を測る装置をつけて、けん玉や折り紙やお手玉をやり、脳の働きを調べた効果を証明したものだ。

  それによると、けん玉は集中力を作ることができるという。けん玉をやっているとき、脳の後頭部にある部分だけが働くのだが、そこは集中力をつかさどっているのだそうだ。けん玉をやっているときは脳の司令塔といわれる前頭前野周辺の活動がが抑えられ、必要な部分だけが働くのだという。

  けん玉をして「集中モード」を覚えさせると、他の活動の時にも「集中モード」に切り替えやすくなるということだ。

  受験塾でけん玉を取り入れているところがあり、集中力が高まる効果が出ているという。また、柔道のゴールドメダリストの古賀塾でも、稽古前にけん玉を取り入れて集中力を増しているという。

  お手玉は、けん玉と違って前頭前野の活動を活性化させるという。そのやり方は、利き手でない方で投げて、利き手で受けるやり方でお手玉をすると効果があるというのだ。

  あるクリニックでは、うつや不安障害の治療に、このお手玉の効果を取り入れていると紹介していた。イギリスでの研究では、ジャグリングを6週間すると、脳の神経細胞が6%増えたことが分かったという。

 さらに前頭前野の活性化には、折り紙がけん玉よりすごい効果があることが分かった。折り紙をするとき手先を使い、完成形をイメージしながら折るなど、脳のさまざまな部分を使って行うため、脳の活性化によいというのだ。

 これらの3つの遊びは、昔は誰でもやっていたものである。私が子どもの頃は、毎日家の近所で、女の子はお手玉をしていた。私たちは「おじゃみ」と言っていたが、主として女の子の遊びで、けん玉は男の子の遊びであった。折り紙は男女どちらもやっていた。

 その他に、男の子は「ラムネ玉」(ビー玉のこと)や「しゃっけん」(しょうやのこと)などを盛んにやった。

  ラムネ玉は相手の玉に当てるともらえるというもので、私は上手だったから大きな袋に一杯溜めこんでいた。相手に当てるには集中力がいるから、けん玉に近い効果があると思われる。

  「しゃっけん」は小さな厚紙に画が描いてあるもので、相手のものをひっくり返すと自分のものにできるのであった。これも力技ではなく、物理的力の応用であった。

  昔の子どもたちは、こうした伝統的な遊びをいつもやっていたのだが、ためしてガッテン式に考えると、脳の活性化や集中力のアップにとてもよい遊びであったことを今になって知るのである。

 昔は子どもたちは外で遊んだし、伝承遊びが中心で頭や手をフルに活用し、しかも、多くの友達と群れて遊んでいたのだ。今の子どもは外で遊ばなくなり(遊べなくなりという面もあるが)、デジタルゲームで遊ぶのが主流だから、体力が落ちるだけでなく、脳力も落ちるのではないかと心配する。

 私が教員の頃は、クラスに「けん玉」や「しょうや」や「おはじき」や「ビー玉」や「独楽」など伝承遊びの道具を置いて自由に遊ばせていた。脳の効果のことは知らなかったが、直感的に大事なことと思ってやったことであった。勉強だけでなく、遊びを通してよい効果を与えていただろうと嬉しくなった。

「けん玉 画像」の画像検索結果

「お手玉  画像」の画像検索結果

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2014年11月 1日 (土)

保育園の子どもの声がうるさいという現象

 保育園の待機児童解消を目指して、各地で保育園の建設が進められているが、反対運動が起きているとか、既設の保育園でも子どもの声がうるさいという苦情が、全国的に起きているということが新聞等で報道されていた。

  29日のNHKクローズアップ現代では、この問題を取り上げていた。関心があったので見た。子どもの声がうるさいと感じる現象が、全国的に起きているというのを不思議に思ったからだ。

  子どもの声がうるさいと感じるのは高齢者が多いようだ。私も高齢者の1人だ。家のすぐ近くに小学校があり、家の前を通学の子どもたちが通る。以前は子どもの数が多かったので朝の通学時は大変賑やかであったが、今はいつ通ったのかさえ気づかないくらいだ。

  学校から子どもの声が今も聞こえているが特別気にはならない。小学校と比べて保育園の子どもはもっと声が高くてうるさいのかもしれないが、それにしても全国的に広がっていて訴訟が起きているケースも多いというのが理解できない。

  静かな住宅地を守りたいという住民の気持ちは分からないでもないが、高齢化社会の今、子どもの声がないのは淋しいと思わないのだろうか。

  我が家の近所は、一時期高齢者ばかりとなって、子どもの姿は見られなくなっていたが、数年前からまた幼い子どもの姿が見られるようになって来た。ときどき道で遊んでいる様子も見られる。

  クローズアップ現代では、大学の研究者が面白いデータを示していた。東京都の世田谷区でずっと調査をつづけているとのことだ。それによると、1960年代は公園や学校や広場なので遊ぶ子どもたちが多くいたが、1980年代になると、子どもの遊び場は道路になったという。そして2000年代になると、道路で遊ぶのは危険だということもあって家の中に引っ込んでしまったというのだ。

 おそらくポケットゲーム機やスマホなどの普及も関係しているのかも知れないと思った。子どもは本来は元気よく外で遊ぶのが自然の姿である。私が子どもの頃は、山や川や海を駆け回っていたし、近くの広場で群れて遊んでいた。

 子どもが外で遊ばなくなって、近所の人との接点がなくなり、子どもの声をうるさいと感じる大人が増えたのだろうと言っていたが、それはその通りだと思う。少子化ということもあり、子どもが家の中で過ごすことが多いこともあり、子どもの姿を見ることが少なくなったのだ。

 保育園建設に反対する理由は、役所が住民との十分な話し合いをせずに造ってしまうこちや、子どもの声の他に送り迎えの自転車が危険だということがあった。

 役所、地域、保育園がよく話し合って理解を求めて行くことは大事だと思う。子どもは未来の宝だからみんなで大事に育てていきたいものである。

 

 

 

 

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