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2014年10月 2日 (木)

 安倍首相のインフレ政策で物価値上げが続く

 今年ももう10月。昨日朝のNH「お早う日本」で10月になってまた値上げと伝えていた。スターバックスのラテが、牛乳の値上がりで上げざるを得なくなったとか、キーコーヒーの値上げとか餃子の王将の餃子の値上げとかである。紙類も値上げだそうで生活に響くと思われる。

   値上げは7月以後、ハム、缶詰その他の値上げが毎月あったと言っていたが、いつもスーパーの食品売り場を覗いていると生鮮食料品の値上がりは大変なものである。

   最近は小さなトマトが1個200円近くするし、以前は150円ぐらいで売られていた大根が400円以上という値上げである。小松菜も200円近くするし、レタスは200円では買えない。小松菜は安いときには70円ぐらいで買えたものだ。レタスだって100円ぐらいであった。

   パン類もいつの間にか高くなってしまったが、輸入の小麦粉が高くなったのであろうか。日本は食料品を輸入に頼っているから109円を超えた円高がまともに影響するのであろう。

   私は車にはほとんど乗らないのでガソリンはいくらかは知らないが、ひところ168円という看板を見たことがあった。今は170円を超したのであろう。

  私が大好きな秋の味覚のサンマも100円以上する。昨年は70円ぐらいで買った覚えだから30%も高くなっているのだ。

  安倍首相は、アベノミクスでデフレを脱却して、物価上昇を年率2%にすると言った。消費税が8%になったこともあり、実質の物価上昇は2%どころではないというのが生活者の実感である。安倍首相はニンマリしているに違いないが、低所得の庶民は生活に直結する生鮮食料の値上げでアップアップである。

   昨日の新聞に、「やってみました1日1食」という本の広告が大きく出ていたが、まさに時宜を得たというべきか。先日のNHKテレビでは、女性の極貧家庭の実態が放映されたが、1日1食でしかもパン1つとい程度のひどいものであった。貧しい層ほど物価の上昇をまともに食らうのだ。

   年金生活の私も、買うときには値札を見て、携帯電話の計算機で計算をして買っている。でも、何とか買えるだけ幸せだと思っている。

   以前東京に行ったとき、日本橋千疋屋という超高級果物店を見に連れて行ってもらったが、いったい誰が買うのかと尋ねたら、自民党の麻生さんや民主党の鳩山さんだと言った。

   そういう政治家には1日1食でラーメンかパンで過ごすひもじさは絶対に想像できまい。安倍政権は物価上昇で経済がうまくいくと意気込んでいるがその陰で生活難民がどんどん増えているのは放置したままである。これで消費税が10%になったら・・・・と思うとぞっとする。

  英国や米国の経済紙が消費税8%は失敗であったと指摘したことがあったが、的を得た指摘であった。

 

 

 

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コメント

文芸春秋には、日経新聞はアベノミクス礼賛をしているがいい加減なものだと批判してありました。

昨日は為替レートが瞬間であるが6年ぶりに110円を
記録した。しかしながら株式市場はこのところの円安にも積極的には反応せず、今週に入り月曜を除き日経平均は下っている。どうやら円安ー株高の図式も怪しくなってきたようだ。むしろ円安の弊害の方がはっきりでてきたことへのマーケットの警戒感なのか?円安で輸出が伸びるというのもそうではなかった。これだけアベノミクスの綻びが出てきたにもかかわらず、国会の論戦を聞いていても野党の追及は甘いように思えてならない。

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