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2014年10月14日 (火)

第37回大須大道町人祭―②―

 ふれあい広場で15時まで見た後、別会場に移動した。通りへ出ると大変な人出でぶつかりそうなくらいであった。日曜日ということもあるが大道町人祭りというイベントがあるから大勢の人が出てきたのだろう。

 

  トイレに行きたかったので、万松寺の前の地下のパチンコ店に入るところに降りて行った。この辺ではパチンコ屋のトイレが近いのだ。パチンコ店には客がたくさん入って騒音がすごかった。相変わらずパチンコに来る人がいるのだなあと思った。ここのトイレは3人しかできないが、分かり難いせいかいつも空いている。

 

  その後、裏門前町と赤門通りの交差点に造られた「赤門UFO」という会場に行った。そこで15時からのシルヴブレというカップルが演じるパントマイムを見た。真っ白な服を着てエレガントな雰囲気をかもして演技をした。ピクニックとか記念撮影とかのテーマでやったが、あまり意味が分からなかった。

 

  次の16時からの天平のジャグリングには期待をしていた。以前にも何度か見たことがあるが楽しみであった。彼の演技は実に素晴らしかった。世界大会で一位を取ったことがあるというだけに速さと華麗さがある演技であった。ボールやピンやバーを巧みに操り見事であった。

 

  終わったところでHさんの姿を見かけたので声を掛けた。彼は天平と知り合いだと言い、紹介すると言って私を連れて行った。その後ツーショットを撮ってもらった。

 

 Hさんが、「カゲキカブキ勧進帳」を見ると言った。私も興味があったのでついて行った。会場は、大光院というお寺の境内であった。このお寺は初めてであった。境内には満員の客が集まっていた。何とか場所を見つけて座ることができた。

 

  この歌舞伎は、ハラプロジェクトが復活させたのだそうで、17時から始まり、最初に代表に原さんの挨拶があった。きっとびっくりすると思うと話した。

 

 始まるとなんと義経は女性で、後に続く山伏たちは背中に自転車を背負ったり、ラジカセをもっていたり、何とも奇妙ないでたちで六法を踏みながら登場した。

 

  セリフは歌舞伎なのだがBGMは今のロックか何かで、安宅の関の役人はヘルメットに雨合羽を着ている者もいた。とにかく奇天烈な格好で演じた。名前の通り、過激歌舞伎であった。

 

  このグループは、11月17日~30日まで「七つ寺共同スタジオ」で「四谷怪談」をやるそうだ。

 

  その後18時から、最終公演の「ファイヤーダンス火付盗賊」を見ることにした。Hさんは帰って行った。火を使ったダンスということで興味津々であった。

 

  会場の照明が消され、火をつけた棒をもった代表火を呑む演技から始まった。ガソリンを燃やしているのだと思うのだが、棒やリングなどに火をつけて、それを巧みに操り踊った。近くに来たときは焔の熱を感じたが、やっている人は熱くないだろうか、やけどをしないだろうか心配した。

 

  時々ものすごく焔を吹き上させ、どきもを抜いた。特に凄いと思ったのは、焔の傘の下で水晶玉を自由自在に扱う演技であった。マジックで布を使って浮遊させるのは何種類もあるが、水晶玉だけで腕を這わしたり浮遊させたり、移動させたり、実に素晴らしかった。焔の灯りのもとでやるので神秘さが出ていた。

 

 もう1つは、肌もあらわな若い女性の焔の輪の演技で、手や足で回すだけでなく、フラフープのように体のいろんな部分を使って回すものであった。凄い妙技であった。肌がやけどしないかと思った。

  最後まで残ってファイアダンスを見てよかったと思った。この日見た中で一番素晴らしいと思った。

  投げ銭を入れてそのまま帰途につき、仁王門通りの近くまで来て、ふと椅子を忘れたことに気が付いた。急いで戻って探した。係りの人が見つけてくれほっとした。

 

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コメント

ヨーロッパやアメリカでは、ストリートパーフォーマーが日本より自由に街頭で活躍しています。日本もそういう場をもっと作るといいと思います。

 大道芸は、デジタル文化が世の中を席巻している中で、人間の力だけでいろんな楽しさや驚きを与えてくれる不思議で感動的な世界である。
 出演している大道芸人は、主催者から交通費をもらうだけで、投げ銭だけで食べているそうである。こんな大道芸が廃ることなくいつまでも続くことを願う。

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