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2014年9月 7日 (日)

飲酒の基準

 私は酒類が好きで、1週間に1日の休肝日以外は、毎晩の夕食時にアルコールの仲間を飲んでいる。以前にも書いたことがあるが、1年を2シーズンに分けて、初夏から初秋はビールのカテゴリー、秋から春は日本酒類をたしなむ。しかも、いわゆる「家飲み」である。

 ビールと書かないのは、年金生活では節約して、主に第3のビールを飲むからである。第3のビールの味がよくなり、各社が競争して新製品を出すのが嬉しい。

 図書館で「腸をダメにする習慣、鍛える習慣」という本を見つけ借りてきた。著者は藤田紘一郎、カニブックス新書である。著者は腸内細菌の重要さを研究し啓蒙している著名な学者であるが、同時にストレスも研究の対象にしているという。

 藤田先生によると、ストレスを解消するために、お酒が飲める人は飲めばよいと書いている。飲酒を我慢することはストレスを引き起こすので良くないと言っている。大事なことは好きな人と楽しく、ほどほどに飲むことだという。

 では、ほどほどとはどのくらいかというと、ビールなら大瓶で2本、日本酒なら2合が目安だそうだ。

 成人健康診査などのアンケートやアドバイス、またいろいろな人の書いた本などによると、みな日本酒なら1合、缶ビールなら1個という目安を勧めている。だからいつもちょっと多いかなと思いつつも「まあいいや」と缶ビールなら2個、酒なら2合飲んでいる。

 この本のP.33には、「お酒が飲める人の遺伝子が、飲酒によってどう障害されるかを示した実験結果によると、ビール大瓶半本飲むと、遺伝子の障碍の度合いが、飲んでいないときの半分まで下がります。2本までならば、飲んでいないときと同じです。つまり、お酒が好きな人にとっては、ビール半本、日本酒半合まではかえって体によく、ビール大瓶2本、日本酒2合までなら体に影響を与えないことが分かったのです」と書いてある。 

 むかしから「酒は百薬の長」というが、酒が好きで飲める人はリラックスできるからストレス発散にもなり、飲み過ぎなければよい薬になるということである。大変有難いご託宣である。

 ただ、お酒を飲めない人が無理に飲むと食道ガンになる確率が10倍以上になるという。

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コメント

 酒が飲める体質に生まれて人生は広がりがありよかったと思っています。飲み過ぎには気を付けています。

私もお酒の好きなことでは人後に及びません。勿論私も家飲みが主ですが1カ月に1回程度は友人と飲み会を持っています。その時には生中を3杯ぐらいは飲むことが多いです。お酒と健康の問題はブログに書かれた通りだとすると喜ばしいことだと思います。
お酒の効用はお互いに胸襟を開いて本音で話し合う時にとてもいい潤滑油になることです。お酒は多少、頭の中の理性のネジを緩めますし、また食事だけなら30分もかからないですが、お酒が入るとゆっくりと間が持てます。個人的にはお酒を飲める体質に生まれて良かった思っています。ただ、若い時のように痛飲することは絶対に控えたいと思っていますが、、。

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