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2014年9月 9日 (火)

花子とアンに見る戦争

 人気ドラマ、「花子とアン」が太平洋戦争時代に入った。この前にも書いたようにどのように戦争が描かれるのかに注目してい見ているが、これまでのドラマとは違った視点で描かれていることが目を引く。それは情報統制が入っていることだ。

 先週の土曜日の放送では、とうとう日本がアメリカに宣戦布告をしたことが描かれた。12月8日の朝の臨時ニュースで日米宣戦布告について放送されたのだが、NHKのものものしい動きが描かれて興味深かった。

 臨時ニュースの放送に当たって、宮様が監視に来て、兵隊が列を組んで放送局の中に入って来た。その光景を見て一旦緩急あればあのようになるのだということをまざまざと知った。

 花子が担当していた子どもニュースの番組は臨時に外され、政府の情報局長自らがやってきて国民を煽り立てる檄を飛ばすのだ。戦争になると情報は完全に政府の管理統制下におかれその意を体した情報しか提供できなくなったのだ。

 花子はその様子を見て、これからは戦争の情報しか扱われなくなると悟り、その日限りで子どもニュース担当を降りる決心をするのだ。花子の態度は大変立派であったと感服した。

 NHKのニュース放送は、勝った勝ったの一色に塗りつぶされるのだ。私はその放送を耳をそばだてて聴いたものである。当時は少国民として日本軍の輝かしい勝利に胸を躍らせていたのであった。とくに印象に残っているのはシンガポール陥落であった。

 後にシンガポールに行ったとき、彼の地の戦争博物館を見て、日本軍の侵攻がどれだけ相手を苦しめたかを知り心を痛めた。

 日本では国民を鼓舞するために勇ましい戦果しか放送されなかったのだ。少国民と言われた子どもたちは素直に信じたのであった。

 

 ドラマではもう1つ水商売の女性が出征軍人を励ますことに強い抵抗があり大もめになる場面があった。これも私は子どもであったので知らなかった。挙国一致でといいながら差別の根が深かったことが分かった。

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