初めての「青春18切符」旅行で野沢温泉へ―①―
イギリスの大学で教鞭をとっているGさんが、日本へ来てKさん宅に泊り、2週間滞在するというので、Kさんが「青春18切符」で旅行しようと提案した。
私は「青春18切符」のあることは知っていたが、どういうものかは全く知らなかった。KさんはDさんとはいつも「青春18切符」で旅行をし、北は北海道から南は九州まで旅行をしたのだそうだ。
この切符で乗れるのはJRの普通列車だけである。だから乗り換えを何度もしなければならず大変なのだが、よくもまあ北海道までも行ったものだと感心した。
Dさんは青春18切符の旅行が好きだというので、今回もその旅行を計画したのだ。私も誘われたのでどんなものか体験しようと参加することにした。
KさんがJTBの新聞折り込みで格安の宿を見つけたのでそこに決めた。野沢温泉で2泊4食がついて1人1万円であった。 「青春18切符」は5回分で1万1850円だから往復で4740円ということになる。合計で15000円ほどで野沢まで行けるということだ。
JRの列車の運行時刻については私がインターネットで調べた。「青春18切符」での乗り継ぎを調べてくれるサイトもあることが分かった。それを利用して旅行のプランをたてた。
名古屋駅中央線7:40発→中津川着9:01。中津川駅前散策。10:10中津川発→松本着12:24。松本城などを見学。松本発篠ノ井線16:34→長野着17:50。長野発飯山線18:00→戸狩り野沢温泉着18時58分。
出発は9月5日で、乗車駅をJR大曽根に変更した。丁度通勤通学の時間帯であったのか列車は大変な混雑であった。中央線で名古屋から離れるのにこんなに混雑するとは思ってもみなかった。
高蔵寺で運よく席が空いたので座ることができた。通勤列車なのにまるで昔の一等車のような良いシートであった。
中津川に着くと1時間ほどの待ち時間があったので外に出たが、想像していたのと違いどこにも行くところがなかった。それで花が好きなDさんは花屋を覗いた。その後駅前の観光センターに入って売っている物産を見た。
中津川は栗きんとんが有名だが、製造している菓子屋が8軒ぐらいあるのは知らなかった。一番有名な川上屋の栗きんとんを買ってGさんとKさんにあげ、休憩所で食べた。丁度できたばかりのものでおいしかった。
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