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2014年8月12日 (火)

さすが同志社大学グリークラブOB

8月10日、日曜日の午後2時から東海CLOVERクラブと同志社グリークラブOBシンガーズのジョイントコーラスの公開ゲネプロがあった。この二つのグループは同志社大学グリークラブのOBである。この日は総勢54名がステージに上った。

 ピアニストの冨田先生のご主人が東海クローバークラブに属しておられるということで案内を頂いたのだ。

 ゲネプロの会場は東文化小劇場であった。当日は台風11号が日本列島を縦断するのでこの地方も影響を受けると心配した。それで10時頃東文化小劇場に電話をして確かめたらゲネプロはやると言った。

 東文化小劇場には14時25分ごろに着いたが開場は予定通りの30分であった。台風なので入場者は少なかったがそれでも開演頃には100人余りになった。

 プログラムは、第一ステージがMesse Trois Voix(三声のミサ)で、Kirie,
Gloria,Sanctus,Agnus Dei, O Salutarisが歌われた。作曲はAndre Caplet. 指揮は山下祐司さんであった。

 最初指揮者は招聘だと思っていたが団員が指揮に当たっているようであった。それだけでも凄いと思った。

 このプログラムは、教会音楽だから荘厳な響きがあり、低音部から高音部までよくハーモニーができていた。カシードラルで聴いているようであった。

 第二ステージは、バスクの歌で、「解説と練習風景」と題してあるようにまだ完成したものではなさそうであった。

 スペインのバスク地方の歌をバスク語で歌うそうで大変難しいと言っていた。
 Kitolis(キトリス)、Bi Ausko Abesti(二つのバスクの歌)Maitia Nun Zira(愛しき人は何処に)、Erriko Festa(街の宴)、Ikusten Duzu(我が家)、Saratarra(サラから)

 指揮はやはり団員の山崎知行さん。それぞれの歌は短い歌で、4番の街の宴は、「おばさんたちが街角でトランプをしている」というたったそれだけの言葉の歌だそうだ。

 ソロが入った歌も3曲あったが、ソリストは本格的な発声で歌い素晴らしかった。私が一番好きなのは2番の「二つのバスクの歌」であった。これは難しいということで順を替えて最後に歌われた。 
 
 これらの歌は偶然に見つけた男声合唱曲だそうだが、バスク地方の歌というなかなか聞く機会のない歌を聴けてよかった。

 休憩の後、第3ステージは日本の歌であった。宮沢賢治が最愛の妹の死をうたった詩「永訣の朝」に鈴木憲夫が作曲したもので、この歌はピアノ伴奏がついていた。指揮はやはり団員の武内和朋さんであった。

 それまでの2曲とは趣を異にする日本的なメロディであったが、デュエットも含めて素晴らし演奏であった。

 同志社グリークラブメンバーはみなきちんとしたボイストレーニングを受けているようで、音域が広くまた響きが素晴らしかった。

 本番は9月14日に大阪の「いずみホール」で行うそうだ。有料で3000円と2000円である。

 この日は本番まで1か月以上もあるゲネプロであったが、無料公開され楽しい1時間半であった。アンコールは「詩編」(作曲者不明だが同志社グリークラブが伝統的に歌っている)であった。

 外に出たら台風はほぼ収まっていた。

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コメント

 西洋音の凄いところはハーモニーにあると思うのですが、それがおそらく教会音楽を通じて発展してきたと思います。カシードラルでの響きは荘厳なものがあります。そこまでは無理にしても想像して聴いてました。

投稿: らら | 2014年8月12日 (火) 08時59分

ヨーロッパ各国を旅行すると必ず大聖堂(カテドラル)が観光コースに組み込まれます。時々聖堂内で聖歌隊が歌っている時に出くわすことがあり、その荘厳な響きに感動することがあります。歌の意味は分からなくてもハーモニーが素晴らしいのです。しかも歌っているのがシニアの人々が中心です。西洋音楽の原点を聴く思いに浸れます。ところが外へ出ると、この辺りはスリが多いので気をつけてくださいというガイドの注意があり、急に現実に引き戻されたりします。それはともかく今回のゲネプロコンサートはそんな響きをイメージしましたが、、。

投稿: toshi | 2014年8月12日 (火) 08時08分

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