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2014年7月24日 (木)

上海旅行―②―フライト遅延と南方航空の対応つづき

 ホテルの中はエアコンがなく、廊下は窓が開けてあった。案内された部屋は、前日まで泊まったバロンホテルより部屋が広かった。

 ただ、エアコンをつけても風が出るだけで冷えなかったので汗が出た。なぜか5時過ぎに夕食だという知らせですぐにレストランに行ったが、そこもエアコンが利いてなかった。

 汗を出しながらまずい夕食を食べた。肉料理は骨ばかりで食べられないので、キュウリやナスの煮たのとか麻婆豆腐のようなものを食べた。同じテーブルの人たちも早々に引き揚げて行った。
 
 部屋に戻るとエアコンは利いていなかった。それでフロントに言うと係りが見に来て、「大丈夫」と言って出て行った。しばらく様子を見ていたが、エアコンからは風が出てくるだけであった。

 ドアをノックするので出て行くと、日本人の女性がいて係りの女性が言うことが分からないので通訳してほしいということであった。同室の中国語が分かる人が街に行ってしまったのだという。
 
 私も中国語は拙いが聞いてみると、「夕食は済んだか」確認に来たのであった。「済んだ」と伝えた。このホテルのフロントや係りは相手が誰であろうと大きな声で早口でまくしたてるので、ただでさえ聞きづらい中国語がなお聞きづらかった。
 
 その女性に「お宅の部屋のエアコンはどうですか?」と尋ねたら、利きすぎて困って設定を下げたと言った。それを聞いてすぐにフロントへ行って、強い調子で部屋を替えるように要求した。Cimg8580
 また、係りが来て、やっとエアコンが駄目なことを認め、部屋を替えてくれた。今度の部屋はすぐにエアコンが利いた。それでやっと安堵をした。一時はどうやって夜を過ごそうかと思ったくらいであった。

 安心したのでフロントへ缶ビールを買いに行った。1個5元は街中と同じであったが、ほとんど冷えてなかった。仕方がないので我慢をして飲んだ。
 
 昔は、中国ではビールを冷やす習慣がなかった。ビールでも西瓜でも暑い夏に道端で売っていた。だから今でも温かいビールでも平気なのだろうと思った。
 フロントには何度か飛行機がいつ飛ぶのか尋ねたが、「知らない」の1点張りであった。
 
 この間のいきさつを時々「微信」という中国のLINEのようなものに上げていたので、中国人の友人から反応があったが、オーストラリア在住の上海出身者からは次のような非常に強い口調の英語のメッセージが届いた。
 
 Never ever catch South China airlines ever again please. I used them once and was delayed for more than 24 hours. Never again. One of worse airlines.
 My parents never use South China airlines either.
Never never never ever use the airlines again.


 

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コメント

 行く前にネットでチェックすべきでした。後の祭りです。

ネットで中国南方航空評判を検索してみたところ、ネガティブな評価がいっぱい出てきました。その中で次のような利用者の感想がありました。一部引用しますと「遅延やサービスの質が低いのは我慢できますし、値段相応かなと割り切れますが、それ以上にこれでは安全とても不安を感じます。こんなにハズレな便に乗ってしまったこと、安全に帰ってきたからこそ笑い話のネタにしていますが、もう2度と利用することはないでしょう。」安かろう悪かろう
はツアー料金に限らず、中国のビジネスの悪しき慣行のような気がします。

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